JPS638500Y2 - - Google Patents

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JPS638500Y2
JPS638500Y2 JP18618782U JP18618782U JPS638500Y2 JP S638500 Y2 JPS638500 Y2 JP S638500Y2 JP 18618782 U JP18618782 U JP 18618782U JP 18618782 U JP18618782 U JP 18618782U JP S638500 Y2 JPS638500 Y2 JP S638500Y2
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JP
Japan
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seat
vehicle
lever
lock
longitudinal direction
Prior art date
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Expired
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JP18618782U
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JPS5989732U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は乗員着座用シートを車両前後方向に調
節するためのシートアジヤスタに係り、特にフロ
ントシートのシートバツクを車両後方へ回転させ
てリヤシートのシートクツシヨンと共に大きな着
座面積を得るためのフルフラツト動作が容易なシ
ートアジヤスタに関する。
〔従来技術〕
フルフラツト動作が可能なシートは、第1図に
示されるごとくフロントシート10を車両前方へ
最大量移動させ(矢印FR方向)、この状態でシー
トバツク12を車両後方へ回転させてロツクする
ことにより、第2図に示されるごとくリヤシート
14と共に大きな着座面積を得ることができるよ
うになつている。
このようなフルフラツト動作をなすためには、
フロントシート10を車両前方へ最大量移動させ
る必要がある。一方フロントシートとしては2ド
アー車において用いられているウオークイン機構
が搭載されている形式のものがある。このウオー
クイン機構は乗員が特別に設けられたレバーを操
作することにより、フロントシートのシートバツ
ク12が前方へ倒れると共に、フロントシート1
0の車両前後方向ロツクが解除し、ヘルパースプ
リングの力で車両前方へ最大量移動し、リヤシー
ト14への乗車動作が容易となるように配慮され
ている。
このウオークイン機構による作動でフロントシ
ート10が車両前方へ最大量移動するので、この
移動状態からシートバツク12を車両後方へ回転
させて第2図に示されるごとくフルフラツト作動
を行えばフルフラツト動作が著しく簡単となる。
ところが従来のウオークイン機構では、フロン
トシート10をウオークイン動作させた後にフロ
ントシートのシートバツクのみを車両後方へ回転
させようとしても、この操作力によつてフロント
シートが車両後方へ移動する不具合があり、この
移動した場所でロツクすることにより、再びフロ
ントシートを車両前方へ移動させなくてはなら
ず、簡便な操作が不可能であつた。
〔考案の目的〕
本考案は上記事実を考慮し、ウオークイン作動
を利用して、フロントシートを車両前方へ最大量
移動させ、この状態でシートバツクのみを車両後
方へ回転させてフルフラツト動作を可能とするシ
ートアジヤスタを得ることが目的である。
〔考案の概要〕
本考案に係るシートアジヤスタでは、ウオーク
イン作動によるシート車両前方最大量移動時に停
止機構を用いてオープンレバーをロツクレバーと
相対移動させてロツクレバーをロツクプレートと
係合させることによりシートの車両前後方向移動
を固定し、シートバツクを車両後方へ回転させて
もフロントシートの移動を阻止し、これによつて
フルフラツト作動を容易にするようになつてい
る。
〔考案の実施例〕
第3図には本実施例に係るシートアジヤスタが
示されており、車体へ固着されるロアレール16
にはアツパレール18が係合し、これらのレール
が車両前後方向に長手方向とされることにより、
アツパレール18がロアレール16に沿つて車両
前後方向へ移動可能となつている。アツパレール
18には図示しないフロントシートが搭載されて
いる。
アツパレール18からはブラケツト20が突出
しており、このブラケツト20には車両前後方向
に長手方向とされる回転軸22が軸支されて軸回
りに回転可能となつている。この回転軸22には
コ字状ロツクレバー24の両端部が固着されて回
転軸22と共に回転軸22の軸回りに回転するよ
うになつている。
このロツクレバー28はロアレール16へ固着
されたロツクプレート26と対応している。この
ロツクプレート26は車両前後方向に沿つて複数
個の凹凸28を有しており、ロツクレバー24が
アツパレール18との間に介在されるねじりコイ
ルばね30の付勢力で凹凸28へ係合するとアツ
パレール18の車両前後方向移動が阻止されるよ
うになつている。
回転軸22の図示しない先端部には図示しない
操作レバーが固着されており、乗員はこのレバー
を操作することによりロツクレバー24をロツク
プレート26から離間させてアツパレール18に
搭載されたシートを車両前後方向へ移動させ、再
びレバーを開放すればねじりコイルばね30の付
勢力でロツクレバー24がロツクプレート26へ
係合して車両前後方向への調節された位置を固定
するようになつている。
回転軸22にはブラケツト20に接近してオー
プンレバー32が軸支されている。このオープン
レバー32にはワイヤケーブル34の一端が固着
されており、このワイヤケーブル34の他端はシ
ートバツクへ連結されており、図示しないリクラ
イニングレバーの操作によつてシートバツクが所
定角度以上前方へ倒れると張力を受けるようにな
つている。ワイヤケーブル34の中間部を覆うケ
ーブルカバー36はアツパレール18から突出さ
れるブラケツト38へその一端が固着されてお
り、図示しない他端はフロントシート固着されて
いる。
このオープンレバー32はロツクレバー24か
ら突出したアーム40と対応しており、回転軸2
2との間に掛渡されるねじりコイルばね42の付
勢力でアーム40から離間する方向に付勢されて
いる。
またこのオープンレバー32は回転軸22に沿
つて車両前後方向へ移動可能であり、ねじりコイ
ルばね42が回転軸22の軸方向にも付勢力を与
えてオープンレバー32をアーム40の対応位置
へ配置している。しかしこのオープンレバー32
をねじりコイルばね42付勢力に抗して回転軸2
2の軸方向へ移動させれば、アーム40との対応
がはずれて回転軸22回りに回転してもアーム4
0を作動させないようになつている。
ロアレール16の一部からは停止機構としての
フツク44が突出してオープンレバー32と対応
しており、アツパレール18が車両前方へ最大量
移動するとこのオープンレバー32がフツク44
へ当接し、オープンレバー32が回転軸22に沿
つて移動し、アーム40との対応が解除されるよ
うになつている。
次に本実施例の作用を説明する。
第4図及び第7図はロツクレバー24がロツク
プレート26へ噛み合つてフロントシートの車両
前後方向移動がロツクされた状態が示されてい
る。
乗員は第3図の回転軸22を矢印A方向に回転
させればロツクレバー24はロツクプレート26
と離間するので、フロントシートの車両前後方向
移動が可能となり、乗員は必要な位置で回転軸2
2を復帰させればロツクレバー24は再びロツク
プレート26と噛み合つてシートが車両前後方向
へ調節された位置でロツクされる。
フルフラツト作動をなす場合には、図示しない
リクライニングレバーを操作することにより、シ
ートバツクが前方へ倒れてワイヤケーブル34へ
張力が作用し、この張力によつてオープンレバー
32が回転軸22回りに回転する。第5図に示さ
れるごとく、オープンレバー32の回転力を受け
るロツクレバー24はロツクプレート26と離間
するのでアツパレール18がフロントシートと共
に車両前後方向へ移動可能となる。
ここで図示しないヘルパースプリングの力によ
つてアツパレール18は車両前方(矢印FR方向)
最大量移動させるいわゆるウオークイン動作とな
る。
このウオークイン動作によつてアツパレール1
8が車両前方へ移動すると、オープンレバー32
はフツク44と当接し、オープンレバーが車両前
方への移動を妨げられるので、回転軸22の軸方
向に移動してアーム40と相対移動する。
従つてロツクレバー24はねじりコイルばね3
0の付勢力でロツクプレート26と噛み合い、フ
ロントシートの車両後方への移動が阻止される。
この結果乗員はフロントシートのシートバツク
を車両後方へ回転させてフルフラツト動作を行う
ことができ、この場合にもフロントシートのアツ
パレール18は車両後方へ移動することがないの
でフルフラツト動作が確実となる。すなわち図示
しないリクライニングレバーの操作でフロントシ
ートを車両前方へ最大量移動させ、この状態から
フロントシートのシートバツクを車両後方へ回転
させれば容易にフルフラツト動作を行うことがで
きる。
フロントシートを元の位置に復帰させる場合に
は、回転軸22を矢印A方向に回転させてロツク
レバー24をロツクプレート26から離間させ、
アツパレール18をフロントシートと共に車両後
方へ移動させればよい。この動作を確実にするた
めにオープンレバー32には面取り部32Aが形
成されている。
〔考案の効果〕
以上説明したごとく本考案に係るシートアジヤ
スタはウオーキング作動によるシートの車両前方
最大量移動時にオープンレバーをロツクレバーと
相対移動させてロツクレバーをロツクプレートと
係合させる停止機構を設けたので、ウオークイン
動作に続いてフルフラツト動作を容易に行うこと
ができる優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は一般的な自動車のシートを示す側面
図、第2図は第1図のシートのフルフラツト状態
を示す側面図、第3図は本考案に係るシートアジ
ヤスタの実施例を示す斜視図、第4図は第3図
−線断面図、第5図及び第6図は第4図の作動
状態を示す作動図、第7図は第4図−線断面
図、第8図は第5図−線断面図、第9図は第
6図−線断面図である。 10……フロントシート、12……シートバツ
ク、14……リヤシート、16……ロアレール、
18……アツパレール、24……コ字状ロツクレ
バー、26……ロツクプレート、28……凹凸、
32……オープンレバー、44……フツク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体へ取りつけられ車両前後方向に沿つて複数
    の凹凸が形成されたロツクプレートと、シートへ
    取りつけられ前記凹凸と係合しシートの車両前後
    方向への調節された位置を固定するロツクレバー
    と、前記シートへ取りつけられ乗員の操作力で前
    記ロツクレバーをロツクプレートと離間させウオ
    ークイン作動を可能とするオープンレバーと、ウ
    オークイン作動によるシートの車両前方最大量移
    動時に前記オープンレバーをロツクレバーと相対
    移動させてロツクレバーをロツクプレートと係合
    させる停止機構とを有することを特徴としたシー
    トアジヤスタ。
JP18618782U 1982-12-09 1982-12-09 シ−トアジヤスタ Granted JPS5989732U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18618782U JPS5989732U (ja) 1982-12-09 1982-12-09 シ−トアジヤスタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18618782U JPS5989732U (ja) 1982-12-09 1982-12-09 シ−トアジヤスタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5989732U JPS5989732U (ja) 1984-06-18
JPS638500Y2 true JPS638500Y2 (ja) 1988-03-14

Family

ID=30402217

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18618782U Granted JPS5989732U (ja) 1982-12-09 1982-12-09 シ−トアジヤスタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5989732U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH058190Y2 (ja) * 1986-05-27 1993-03-02

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5989732U (ja) 1984-06-18

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