JPS6384439A - ピツクル液注入インジエクタ - Google Patents

ピツクル液注入インジエクタ

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JPS6384439A
JPS6384439A JP22724686A JP22724686A JPS6384439A JP S6384439 A JPS6384439 A JP S6384439A JP 22724686 A JP22724686 A JP 22724686A JP 22724686 A JP22724686 A JP 22724686A JP S6384439 A JPS6384439 A JP S6384439A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、ハムなどの食肉加工品の原料肉塊にピック
ル液を注入するためのピックル液注入インジェクタに関
するものである。
従来技術の構成とその問題点 たとえば、ハムの加工工程において、その原料肉塊を塩
漬タンク内で塩漬する前、予めピックル液を原料肉塊に
注入する必要がある。これによって原料肉塊の塩漬期間
を短縮すること、および原料肉塊の発色効果および保存
性を高めることができる。さらに、多くの場合、ピック
ル液の注入と並行し、原料肉塊の繊維を切断することが
要求される。原料肉塊の繊維を切断すると、原料肉塊を
適度に軟質化すること、およびピックル液を原料肉塊に
浸透させることができる。
ところで、これまでに、ピックル液を原料肉塊に注入す
るとともに、原料肉塊の繊維を切断することができるピ
ックル液注入インジェクタが開発されている。このイン
ジェクタは多数のピックル液注入ニードルおよび多数の
肉塊繊維切断ニードルを有し、注入ニードルおよび切断
ニードルは原料肉塊送りコンベヤの上方に配置される。
そして、原料肉塊送りコンベヤによって原料肉塊が送ら
れ、原料肉塊は一定距離づつ間欠的に送られ、注入ニー
ドルの位置および切断ニードルの位置に送られる。さら
に、原料肉塊が送られる毎に、その都度注入ニードルが
下降および上昇し、原料肉塊に突き刺さり、ピックル液
が原料肉塊に注入され、分散される。これと同時に、原
料肉塊が送られる毎に、その都度切断ニードルが下降お
よび上昇し、原料肉塊に突き刺さり、原料肉塊の繊維が
切断される。
この種のピックル液注入インジェクタにとって、最も重
要であるのは、原料肉塊に対するピックル液の分散率で
ある。食肉加工品の種類および原料肉塊の肉質に応じて
とックル液の分散率を高めることが要求される。これを
達成するには、原料肉塊を一定距離づつ間欠的に送ると
き、その送り距離、すなわち原料肉塊の送り量を減少さ
せればよい。原料肉塊が送られる毎に、その都度注入ニ
ードルおよび切断ニードルが原料肉塊に突き刺さり、ピ
ックル液が原料肉塊に注入され、原料肉塊の繊維が切断
されるのは前述したとおりである。したがって、原料肉
塊の送り量を減少させると、原料肉塊に対する注入ニー
ドルの突き刺し密度を高めることができ、ピックル液の
分散率を高めることができる。
しかしながら、その反面、原料肉塊の送り量を減少させ
ると、原料肉塊に対する注入ニードルの突き刺し密度だ
けではなく、切断ニードルの突き刺し密度も高められる
。このため、従来は原料肉塊の繊維が切断されすぎるき
らいがあり、原料肉塊が極端に軟質化され、その品質が
損なわれるという問題があった。さらに、ピックル液の
注入後、切断ニードルによってピックル液が絞り出され
る量も増加し、原料肉塊内のピックル液を保持すること
ができない。したがって、原料肉塊に対するピックル液
の分散率として所望の分散率を得ることができないとい
う問題もある。
発明の目的 したがって、この発明は、ピックル液を原料肉塊に注入
するとともに、原料肉塊の繊維を切断するようにしたピ
ックル液注入インジェクタにおいて、原料肉塊の送り量
を減少させても、原料肉塊が極端に軟質化されず、その
品質が損なわれないようにすること、および原料肉塊に
対するピックル液の分散率を高め、所望の分散率を得る
ことを目的としてなされたものである。
発明の構成 この発明は、原料肉塊が送られる毎に、その都度切断ニ
ードルを原料肉塊に突き刺す制御シーケンス、および原
料肉塊が送られ、それが数回繰り返される毎に、その都
度切断ニードルを原料肉塊に突き刺す制御シーケンスを
組み込んだ制御装置を設けたことを特徴とするものであ
る。
実施例の説明 以下、この発明の詳細な説明する。
第1図において、このインジェクタは多数のピックル液
注入ニードル(1)を有する。注入二一ドル(1)はピ
ックル液を原料肉塊に注入するためのもので、原料肉塊
送りコンベヤ(2)の上方に配置され、垂直方向にのび
、ピックル液注入ヘッド(3)に取り付けられている。
第2図および第3図に示すように、注入ニードル(1)
は円筒状中空パイプ(4)と尖端(5)からなり、尖端
(5)は中空パイプ(4)の開口端に溶接またはプレス
ばめされ、これを封閉している。そして、尖端(5)付
近において一1複数のピックル液噴出孔(6)が中空パ
イプ(4)の周壁に形成されている。尖端(5)は三角
錐状のものである。
注入ヘッド(3)はバルブステム(7)を有し、ピック
ル液供給チューブ(8)に接続されている。
バルブステム(7)は供給チューブ(8)のピックル液
を遮断するためのものである。そして、後述するように
、注入ニードル(1)および注入ヘッド(3)が下降お
よび上昇し、バルブステム(7)がストッパ(9)と接
触し、ストッパ(9)によってバルブステム(7)が操
作される。ストッパ(9)は支柱(10)に固定されて
いる。
さらに、このインジェクタは多数の肉塊繊維切断ニード
ル(11)を有する。切断ニードル(11)は原料肉塊
の繊維を切断するためのもので、原料肉塊送りコンベヤ
(2)の上方に配置され、注入ニードル(1)の下流側
に配置され、垂直方向にのび、肉塊繊維切断ヘッド(1
2)に取り付けられている。そして、第4図および第5
図に示すように、切断ニードル(11)の尖端に刃(1
3)が形成され、刃(13)は一定の幅(W)をもち、
原料肉塊の繊維を切断することができる。
原料肉塊送りコンベヤ(2)は可動板(14)と固定板
(15)からなり、可動板(14)は固定板(15)の
上方まで上昇し、水平方向に前進し、固定板(14)の
下方に下降し、水平方向に後退し、これを繰り返す。し
たがって、可動板(14)によって原料肉塊を持ち上げ
、これを水平方向に送り、一定距離づつ間欠的に送るこ
とができる。さらに、このインジェクタは一対の原料肉
塊押え板(16)、(17)を有する。押え板(16)
は注入ニードル挿入孔(18)を有し、注入ニードル(
1)の位置に配置され、支柱(10)に固定されている
。押え板(17)は切断ニードル挿入孔(19)を有し
、切断ニードル(11)の位置に配置され、支柱(20
)に固定されている。
第6図に示すように、このインジェクタは垂直方向に配
置された油圧シリンダ(21)、(22)を有する。油
圧シリンダ(21)は注入ニードル(1)および注入ヘ
ッド(3)を下降および上昇させるためのもので、注入
ヘッド(3)に伝動連結され、ソレノイド切換バルブ(
23)に接続されている。油圧シリンダ(22)は切断
ニードル(11)および切断ヘッド(12)を下降およ
び上昇させるためのもので、切断ヘッド(12)に伝動
連結され、ソレノイド切換バルブ(24)に接続されて
いる。切換バルブ(23)、(24)はポンプ(25)
およびタンク(26)に接続されている。
さらに、このインジェクタは水平方向に配置された油圧
シリンダ(27)を有する。油圧シリンダ(27)は原
料肉塊送りコンベヤ(2)の可動板(14)を上昇およ
び前進させ、下降および後退させるためのもので、一対
のソレノイド切換バルブ(28)、(29)に接続され
、一対の流量制御バルブ(30)、(31)に接続され
、流量制御バルブ(30)、(31)はポンプ(25)
およびタンク(26)に接続されている。流量制御バル
ブ(30)、(31)の流量については、一方の流量制
御バルブ(30)が他方の流量制御バルブ(31)より
も大きい流量をもつよう選定されており、流量制御バル
ブ(31)は流量制御バルブ(30)の1/2の流量を
もつ。
さらに、このインジェクタは注入ヘッド(3)および切
断ヘッド(12)の下降および上昇を検出するリミット
スイッチ、コンベヤ(2)の可動板(14)の前進およ
び後退を検出するリミットスイッチ、および各リミット
スイッチの検出信号にもとづいて各切換バルブ(23)
、(24)、(28)、(29)をシーケンス制御する
制御装置(32)を有する。したがって、後述するよう
に、原料肉塊が送られる毎に、その都度注入ニードル(
1)を原料肉塊に突き刺し、ピックル液を原料肉塊に注
入することができる。
さらに、制御値!(32)の制御シーケンスとして数種
類の制御シーケンスが組み込まれ、各制御シーケンスに
従って切断ニードル(11)および切断ヘッド(12)
が駆動される。そして、特定のシーケンスにおいて、原
料肉塊が送られる毎に、その都度切断ニードル(11)
が原料肉塊に突き刺さり、原料肉塊の繊維が切断される
。他の制御シーケンスでは、原料肉塊が送られ、それが
数回繰り返される毎に、その都度切断ニードル(11)
が原料肉塊に突き刺さり、原料肉塊の繊維が切断される
前記のように構成されたピックル液注入インジェクタに
おいて、油圧シリンダ(27)の切換バルブ(28)、
(29)が切り換えられると、ポンプ(25)の油圧が
油圧シリンダ(27〉に供給される。したがって、油圧
シリンダ(27)によって原料肉塊送りコンベヤ(2)
の可動板(14)が駆動され、可動板(14)が固定板
(15)の上方まで上昇し、水平方向に前進する。した
がって、可動板(14)によって原料肉塊を持ち上げ、
これを水平方向に送り、注入ニードル(1)の位置およ
び切断ニードル(11)の位置に送ることができる。そ
の後、リミットスイッチの検出信号にもとづいて油圧シ
リンダ(27)の切換バルブ(28)、(29)が切り
換えられ、油圧シリンダ(27)によって原料肉塊送り
コンベヤ(2)の可動板(14)が駆動され、可動板(
14)は固定板(15)の下方に下降し、水平方向に後
退する。
そして、原料肉塊送りコンベヤ(2)によって原料肉塊
が送られたとき、リミットスイッチの検出信号にもとづ
いて油圧シリンダ(21)の切換バルブ(23)が切り
換えられる。したがって、ポンプ(25)の油圧が油圧
シリンダ(21〉に供給され、油圧シリンダ(21)に
よって注入ニードル(1)および注入ヘッド(3)が駆
動され、注入ヘッド(3)が一定距離下降する。したが
って、バルブステム(7)がストッパ(9)から離れ、
ピックル液が供給チューブ(8)を通り、注入ヘッド(
3)に供給され、注入ニードル(1)に導入される。注
入ニードル(1)は注入ヘッド(3)と一体的に下降し
、押え板(16)の挿入孔(18)に挿入される。した
がって、注入ニードル(1)の尖端(5)が原料肉塊に
突き刺さり、ピックル液が注入ニードル(1)を通り、
ピックル液噴出孔(6)から噴出し、原料肉塊に注入さ
れる。その後、リミットスイッチの検出信号にもとづい
て油圧シリンダ(21)の切換バルブ(23)が切り換
えられ、注入ニードル(1)および注入ヘッド(3)は
もとの位置まで上昇する。したがって、注入ニードル(
1)が原料肉塊から抜き出され、バルブステム(7)が
ストッパ(9)と接触し、バルブステム(7)によって
供給チューブ(8)のピックル液が遮断される。
さらに、原料肉塊送りコンベヤ(2)によって原料肉塊
が送られたとき、制御装置(32)の制御信号によって
油圧シリンダ(22)の切換バルブ(24)が切り換え
られる。したがって、ポンプ(25)の油圧が油圧シリ
ンダ(22)に供給され、油圧シリンダ(22)によっ
て切断ニードル(11)および切断ヘッド(12)が駆
動され、切断ヘッド(12)が一定距離下降する。切断
ニードル(11)は切断ヘッド(12)と一体的に下降
し、押え板(17)の挿入孔(19)に挿入される。し
たがって、切断ニードル(11)の刃(13)が原料肉
塊に突き刺さり、原料肉塊の繊維が切断される。その後
、リミットスイッチの検出信号にもとづいて油圧シリン
ダ(22)の切換バルブ(24)が切り換えられ、切断
ニードル(11)および切断ヘッド(12)はもとの位
置まで上昇する。
また、このインジェクタの注入ニードル(1)および原
料肉塊送りコンベヤ(2)については、注入ニードル(
1)および注入ヘッド(3)がもとの位置まで上昇した
とき、リミットスイッチの検出信号にもとづいて油圧シ
リンダ(27)の切換バルブ(28)、(29)が切り
換えられ、原料肉塊送りコンベヤ(2)によって原料肉
塊が送られる。次いで、油圧シリンダ(21)によって
注入ニードル(1)および注入ヘッド(3)が駆動され
、注入ニードル(1)が原料肉塊に突き刺さり、ピック
ル液が原料肉塊に注入される。その後、原料肉塊送りコ
ンベヤ(2)によって原料肉塊が送られ、これが順次交
互に繰り返される。また、注入ニードル(1)および注
入ヘッド(3)の上昇後、切換バルブ(28)、(29
)はタイマの設定時間だけ切り換えられる。したがって
、原料肉塊が一定距離づつ間欠的に送られる。
そして、原料肉塊が送られる毎に、その都度注入ニード
ル(1)が原料肉塊に突き刺さり、ビックル液が原料肉
塊に注入され、分散される。
また、このインジェクタにおいて、注入ニードル(1)
および注入ヘッド(3)がもとの位置まで上昇したとき
、油圧シリンダ(27)の切換バルブ(28)、(29
)のうち、一方の切換バルブ(28)が切り換えられる
と、ポンプ(25)の油圧が流量制御バルブ(30〉お
よび切換バルブ(28)を通り、油圧シリンダ(27)
に供給される。反対に、他方の切換バルブ(29)が切
り換えられると、ポンプ(25)の油圧が流量制御バル
ブ(31)および切換バルブ(29)を通り、油圧シリ
ンダ(27)に供給される。そして、切換バルブ(28
)、(29)がタイマの設定時間だけ切り換えられ、原
料肉塊が一定距離づつ間欠的に送られる。したがって、
その1回あたりの送り距離、すなわち原料肉塊の送り量
については、流量制御バルブ(30)、(31)の流量
とタイマの設定時間によって油圧シリンダ(27)の駆
動量が決定され、原料肉塊の送り量が決定される。した
がって、原料肉塊の送り量は流量制御バルブ(30)、
(31)の流量と比例する。流量制御バルブ(30)は
流量制御バルブ(31)よりも大きい流量をもち、流量
制御バルブ(31)は流量制御バルブ(30)の1/2
の流量であるのは前述したとおりである。
したがって、制御装置(32)の切換バルブ選択操作に
よって一方の切換バルブ(28)を選定し、リミットス
イッチの検出信号にもとづいてこの切換バルブ(28)
が切り換えられるようにすると、油圧シリンダ(27)
の駆動量を増加させ、原料肉塊の送り量を増加させるこ
とができる。そして、原料肉塊が送られる毎に、その都
度注入ニードル(1〉が原料肉塊に突き刺さり、ピック
ル液が原料肉塊に注入され、分散される。したがって、
原料肉塊に対する注入ニードル(1)の突き刺し密度が
低下し、ピックル液の分散率が低下する。これに対し、
制御装置(32)の切換バルブ選択操作によって他方の
切換バルブ(29)を選定し、リミットスイッチの検出
信号にもとづいてこの切換バルブ(29)が切り換えら
れるようにすると、油圧シリンダ(27)の駆動量を減
少させることができ、原料肉塊の送り量を減少させ、こ
れを1/2の送り量に減少させることかできる。この結
果、原料肉塊に対する注入ニードル(1)の突き刺し密
度を高め、これを2倍の密度に高めることができる。し
たがって、原料肉塊に対するピックル液の分散率を高め
ることができる。
また、このインジェクタの切断ニードル(11)につい
ては、原料肉塊の送り量に応じて制御装置(32)の制
御シーケンスが選定され、そのシーケンスに従って切断
ニードル(11)および切断ヘッド(12)が駆動され
る。たとえば、原料肉塊の送り量を増加させたとき、原
料肉塊が送られる毎に、制御装置(32)の制御信号に
よって油圧シリンダ(22)の切換バルブ(24)が切
り換えられる。したがって、その都度切断ニードル(1
1)が原料肉塊に突き刺さり、原料肉塊の繊維が切断さ
れる。そして、原料肉塊の送り量を減少させたとき、原
料肉塊が送られ、それが2回繰り返される毎に、制御装
置(32)の制御信号によって油圧シリンダ(22)の
切換バルブ(24)が切り換えられ、その都度切断ニー
ドル(11)が原料肉塊に突き刺さり、原料肉塊の繊維
が切断される。原料肉塊が送られ、それが3回繰り返さ
れる毎に、制御装置(32)の制御信号によって油圧シ
リンダ(22)の切換バルブ(24)を切り換え、その
都度切断ニードル(11)を原料肉塊に突き刺すことも
できる。
要するに、原料肉塊の送り量を減少させ、ピックル液の
分散率を増加させるとき、原料肉塊が送られ、それが数
回繰り返される毎に、その都度切断ニードル(11)を
原料肉塊に突き刺し、原料肉塊の繊維を切断することが
できるものである。したがって、原料肉塊の送り量を減
少させても、原料肉塊に対する切断ニードル(11)の
突き刺し密度は高められない。したがって、原料肉塊の
繊維は切断されすぎない。したがって、原料肉塊が極端
に軟質化され、その品質が損なわれるという問題は生じ
ない。さらに、ピックル液の注入後、切断ニードル(1
1)によってピックル液が絞り出される量も増加せず、
原料肉塊内のピックル液を保持することができる。した
がって、原料肉塊に対するピックル液の分散率を高め、
所望の分散率を得ることができる。    ゛ また、このインジェクタにおいて、原料肉塊の送り量お
よびピックル液の注入量と関係なく、切断ニードル(1
1)の制御シーケンスを変換することもできる。たとえ
ば、原料肉塊の送り量を減少させず、ピックル液の分散
率を高めず、一定の分散率のままで、原料肉塊が送られ
、それが数回繰り返される毎に、その都度切断ニードル
(11)を原料肉塊に突き刺すこともできる。したがっ
て、食肉加工品の種類および原料肉塊の肉質に応じて切
断ニードル(11)の突き刺し密度を低下させることも
できる。
なお、前記実施例では油圧シリンダ(21)、(22)
、(27)を使用したものを説明したが、これに代えて
水圧シリンダまたはエアシリンダを使用することもでき
る。
発明の詳細 な説明したように、この発明は、原料肉塊送りコンベヤ
(2)によって原料肉塊が送られる毎に、その都度切断
ニードル(11)を原料肉塊に突き刺し、原料肉塊の繊
維を切断することができる。
そして、原料肉塊が送られ、それが数回繰り返される毎
に、その都度切断ニードル(11)を原料肉塊に突き刺
し、原料肉塊の繊維を切断することもできる。したがっ
て、原料肉塊に対するピックル液の分散率を高めるとき
、原料肉塊の送り量を減少させても、原料肉塊が極端に
軟質化されず、その品質が損なわれないようにすること
ができる。さらに、切断ニードル(11)によってピッ
クル液が絞り出される量も増加せず、原料肉塊内のピッ
クル液を保持することができる。したがって、原料肉塊
に対するピックル液の分散率を高め、所望の分散率を得
ることができ、所期の目的を達成することができるもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例を示す側面図、第2図は第1
図のとックル液注入ニードルの側面図、 第3図は第2図の注入ニードルの拡大断面図、第4図は
第1図の原料肉塊繊維切断ニードルの正面図、 第5図は第4図の切断ニードルの側面図、第6図は第1
図のインジェクタの駆動油圧回路図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 多数のピックル液注入ニードルおよび多数の肉塊繊維切
    断ニードルを原料肉塊送りコンベヤの上方に配置し、前
    記コンベヤによってハムなどの食肉加工品の原料肉塊を
    一定距離づつ間欠的に送り、前記注入ニードルの位置お
    よび前記切断ニードルの位置に送るとともに、前記原料
    肉塊が送られる毎に、その都度前記注入ニードルを前記
    原料肉塊に突き刺し、ピックル液を前記原料肉塊に注入
    し、さらに前記切断ニードルを前記原料肉塊に突き刺し
    、前記原料肉塊の繊維を切断するようにしたインジェク
    タにおいて、前記原料肉塊が送られる毎に、その都度前
    記切断ニードルを前記原料肉塊に突き刺す制御シーケン
    ス、および前記原料肉塊が送られ、それが数回繰り返さ
    れる毎に、その都度前記切断ニードルを前記原料肉塊に
    突き刺す制御シーケンスを組み込んだ制御装置を設けた
    ことを特徴とするピックル液注入インジェクタ。
JP22724686A 1986-09-25 1986-09-25 ピツクル液注入インジエクタ Granted JPS6384439A (ja)

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