JPS63836A - 情報記録媒体の製造方法 - Google Patents

情報記録媒体の製造方法

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JPS63836A
JPS63836A JP14270286A JP14270286A JPS63836A JP S63836 A JPS63836 A JP S63836A JP 14270286 A JP14270286 A JP 14270286A JP 14270286 A JP14270286 A JP 14270286A JP S63836 A JPS63836 A JP S63836A
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JP
Japan
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target
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recording medium
sputtering
film
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JP14270286A
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English (en)
Inventor
Yoshikatsu Takeoka
竹岡 美勝
Norio Ozawa
小沢 則雄
Noburo Yasuda
安田 修朗
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、レーザビームを用いて情報の記kA l’)
生を行う情報記録媒体の製造方法に関する。
(従来の技術) レーザビームによる情報記録は、記録密度が著しく高い
特徴があり、広く実用化され始めている。
かかる情報記録に用いる情報記録媒体は、例えばアクリ
ルなどの透明樹脂基板上にTOなどのカルコゲン系薄膜
、あるいは色素系薄+P5を形成したものが各踵提案さ
れている。これらの記録媒体に共通する弱点は、保存中
に空気中の水分・酸素、あるいは、紫外線の影響により
劣化し、情報の記録再生に支障をきたすことである。
特開昭57−165292は、かかる従来技術の問題点
を除去するための提案であり、 Teとカーボンとを記
録膜の必須の構成成分とすることを骨子としている。T
eとカーボンとを必須に含む記録膜の一つの製造方法は
、Teターゲットを例えばCH。
のような炭化水素ガスのプラズマブスパリングする方法
である。本方法による記録膜の構造は、Teが直径約4
nmの微粒子となって、炭化水素マトリクス中に均一に
分散する構造であることが各種の分析から明らかになっ
ている0本方法による記@膜の利点は長寿命かつ高感度
なことである。
長寿命は、 Te粒子が炭化水素マトリクスによって保
護され、空気中の水分・酸素によって劣化しないことに
起因する高感度は、 Te粒子の光吸収が大きく融点が
450℃と低いことに起因する。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、TeターゲットをCH,のような炭化水
素ガスのプラズマブスバタリングする記録膜製造方法の
難点は、 ターゲットの表面にCH。
のプラズマ重合物が堆積して、 Teのスパッタ率が低
下するため、 記録膜中のTeとカーボンとの含有率が
経時的に変化してしまい、その結果記録膜の特性が変化
することである。そこで、このような問題点を解決する
ため、プレスパタリングという前工程が設けられる。こ
れは、記録膜の形成に先立ち、TeターゲットをArの
ような希ガスでスバタリングする工程であって、目的は
ターゲット表面を清浄化するため、表面のプラズマ重合
物などを除去することである6ところが、この方法はプ
ラズマ重合物の除去に対して効率の良くない方法であっ
て、ターゲット表面の清浄化に長時間を要すという難点
がある。これはプラズマ重合物の希ガスによるスパッタ
率が小さいことに起因する。そこで本発明は、かかる従
来技術の欠点を除去し、効率の良いプレスパタリング方
法を提供することを目的とする。
〔発明の構成〕
本発明情報記8媒体の製造方法は、基板上に形成される
記録膜が半金属ないし金属ターゲットを少くとも炭化水
素を含むガスのスパタリングにより形成されろ情報記録
媒体に適用する製造方法であって、記録膜の形成工程に
先立ち、ターゲットは以下の2工程からなるプレスパタ
リングにより清浄化されていることを特徴とする。
i)2%〜40%の02 を含む希ガスによる第1プレ
スパタリング ii) 100%希ガスによる第2プレスパタリング 本発明を適用する半金属ないし金属ターゲットはVIB
元素のTe、VBの5b−Bi、IVBのSl・Ge−
3n、IIIBのIn−TA、IIBのZn、IBのC
u−Agないし、IrrAのAQ、希土類の丁、a−c
等、Ti−V−Cr−Mn−Fe−Co・Ni等の遷移
金属である。
炭化ノに素はCH4・C,H,等のメタン系炭化水素が
望ましいが、エチレン系あるいは芳香族も使用可能であ
る。炭化水素以外のガス、例えばAr・Nス・N8等の
希ガス、あるいは02・N2・H□。
NO等を炭化水素に単独または複数混合することができ
る。
(作用) 本発明によれば、記録膜の堆積工程の前工程として、 
適切量の02を含む希ガスによる第1ブレスバタリング
、100%希ガスによる第2プレスパタリングを行うた
め、記録膜の堆積プロセスの再現性が高く、その結果と
して特性の揃った情報記録媒体を製造することができる
。即ち、情報記録媒体を工業レベルで製造する場合の利
点は極めて大きい。
(実施例) 以下、本発明を実施例に基づき詳述する。
第1図は本発明情報記録媒体製造方法を実施するための
スバタリング装置の一例である6図中、1は真空容器、
2はガス導入口、3は真空ポンプ(図示していない)へ
接続された排気口、4は半金属ないし金属のターゲット
、5は」ル板ホルダー。
6は電力印加端子、7はシャッター、8はプラズマの発
光を集光するためのレンズであってターゲット4と基板
ホルダー5との間の空間の領域Aに集束するよう設置し
てあり他の対向する集束点には分光器(図示していない
)が設置されている。
情報記録媒体を製造する場合、第1工程としてシャッタ
ー7を閉じた状態で希ガスによるプレスパタリングでタ
ーゲト4の表面を清浄化し、第2工程としてシャッター
7を開けて所定のガスによるスパタリングで記録膜を基
板5上に堆積させる。
プレスパタリング・スバタリングいずれの工程において
も領域Aにはターゲットからたたば出されたターゲット
構成元素が存在する。ターゲット構成元素のうち幾つか
の元素はプラズマ中の電子により励起され発光状態にあ
る。そこでこの発光をレンズ8で集光し分光器で解析す
れば、どの様な元素が領域Aに存在するかを知ることが
できる。
即ち、スバタリングプロセスのモニタリングが可能にな
る。
実施例−1 直径φ5IのTeターゲットを儂えたRFマグネトロン
型スパタリング装置を用いて情報記録媒体の製造を行な
った。
真空容器をI X 10−” Torrに排気後Arガ
スを5X 10−’ Torrになるように導入し、4
00WのRF電力(13,56M H,’)  を印加
して予備スバタリングを行なった。シャッタは閉状jm
とした。予備スパタリングの時間は100分間で、 こ
の間分光器によって波長277nmに発光するTeのス
ペクトルを観41すし、100分弱の開発光強度が一定
の値を示すことを確認した。即ち、Teターゲット表面
の清浄化を完了させた。
次に、再びI X 10−’ Torrに排気後CI(
、ガスを5 X 1O−3Torrになるよう導入し、
 シャツタ開状態で300Wの電力で10分分間式タリ
ングを行ない記録膜の形成を行なった。基板はアクリル
F2(φ1:30 x 1.5 t )とした。このス
バタリング工程のIIJlTeの発光強度は、 スパタ
リング開始時を1とすると10分後には0.9に低下し
た。即ち、プラズマ重合膜がターゲット表面に堆積しス
バタリング率が低下した。
このスバタリング終了後、情報記録媒体を取出し、新規
基板を設置して以下に示す2工程からなるプレスパタリ
ングを行なった。真空容器を1×10−’ T orr
に排気後5%の02を含むArガスを5×1O−3To
rrになるよう導入し、400Wの電力を印加した。 
この第1のプレスパタリング工程中+ Teの発光強度
を3111定した。発光強度(相対値)と第1のプレス
パタリング時rifiとの関係を第2図に示す。約2分
の第1プレスパタリングにより、発光強度が一定の値に
達することが判った。ところが。
4分経過後より発光強度は低下しはじめたので5分間に
て第1プレスパタリングを終了し、100%Arガスに
よる第2プレスパタリングを引続き行なった。圧力は5
 X 10−’ Torr、印加電力は400wとした
。15分間の第2ブレスパタリング工程中におけるTe
発光強度と時間(第1プレスパタリング時間に合計して
算出した)との関係を同じく第2図に示した。なお第1
プレスパタリング末期における発光強度低下はターゲッ
トの酸化が原因と考えられる。第2プレスパタリング開
始後約10秒にて発光強度は第1プレスパタリング工程
中に一定値を示した強度に対し5%犬なる一定の値に達
した。従って、第2プレスパタリング開始直後にTeタ
ーゲト表面は清浄化されたこと、 しかし、第2プレス
パタリングを行なわず第1プレスパタリング工程のみで
は酸化が進行するため完全な清浄化は出来ないことが判
った。
この第1・第2のプレスパタリング終了後、重連したと
同一条件で記録膜を形成して媒体を製作した。先に製作
済の媒体と本媒体との記録再生特性を測定したところ、
書込み閾値・再生信号の変調度とも約1%以内に揃って
いることが判った。
比較例−1 本発明の効果をより具体的に知るため以下の比較実験を
行なった。
予備スパタリング・スバタリングは実施例−1と同一の
条件で行なった。製造した媒体を取出し新規基板を設置
後、100%Arガスによるプレスパタリングを80分
間行なった。ブレスバタリング条件は5 X 1.0−
’ T orr 、 400Wで、実験例−1の第2プ
レスパタリング条件と同一にした。 Te発光強度と時
間との関係を第2図にあわせて示した。第2図から発光
強度が実施例−1の第2プレスパタリング終了後の発光
強度と同一になるには50分間必要なことが判った。
このスパタリング終了後に実施例−1と同一条件で記8
膜を堆積し情報記録媒体を製造し、記録再生特性を測定
したところ、書込み閾値・再生信号変′!A度いずれも
実施例−1で製作した媒体と1%以内に揃った値が得ら
れた。
即ち5本比較例のプレスパタリングによっても特性の良
好な媒体を得ることは可能だが、本発明のプレスパタリ
ング方法に比べ著しく長時間を要すことが言える。
以上、本比較例は本発明の製造方法が工業的に大きな利
点のあることを示している。
実施例−2 実施例−1に用いたものと同一のスパタリング装H(T
 eターゲット具a)を用いて以下の実験を行なった。
記録膜の形成条件は100%CH4,8X 1O−3T
orr。
300W、放電時間10分の一定条件とした。第1プレ
スパタリング工程における印加電力、圧力は400W。
5XIP3Torr−定とし、 ガス組成(○、/Ar
)のみを変化させた。第1プレスパタリングの進行状況
は実施例−1と同様にTeの発光強度でモニタリングし
た。ガス組成は02 / A rの値として。
0/100.2/98.5/95.10/90.20/
80.30/70゜40/60.50150の8条件と
した。
第3図に第1ブレスバタリング工程における発光強度の
時間変化を模式的に示す6発光強度の変化は第3図に見
られるよう第1〜第3の3段階の変化を示すことが判っ
た。
第1ステツプはプレスパタリング開始直後のステップで
あって、このステップでは主としてプラズマ重合膜が除
去される。第3ステツプではターゲット表面の酸化が激
しく進行する。第2ステツプは重合膜がほぼ完全に除去
されているが、酸化はゆるやかに進行している中間的な
ステップである。第1プレスパタリングは第2ステツプ
で終了させるのが望ましい。
第1〜第3ステツプの時間を ′r工・T8・T、とし
、02/ArとT1・T2との関係を第4図に示す。
ただし、02/Arは02/(0,+Ar)で示しであ
る。第4図からTよの短縮、即ち速やかなプラズマ重合
膜の除去には、  02/ (02+ A r )の値
として0.05以上必要なことが判る。しかし、それ以
上に大きくなってもT工の減少はそれ程著しくないこと
も判る。むしろ、0.3を超えるとTよの減少、即ち、
重合膜除去後のターゲット表面酸化が激しく進行すると
云う望ましくない作用が認められろ。
0、/(02+Ar)が0.4 ・0.5の場合、 第
2ステツプは実際上はとんどw、Zぬられなかった。
次に、第1ブレスバタリング終了後、100%Arガス
による第2プレスパタリングを行なった。印加電力は4
00W、圧力は5 X 10−’ Torrとした。発
光強度の変化を模式的に第5図に示す。第5図において
、Te発光強度の値は、第2プレスパタリング開始時の
値で夫々規格化しである。第2プレスパタリング工程は
発光強度が増大する第4ステツプと一定の値を示す第5
ステツプとに分離できる。第4ステツプは第1プレスパ
タリング工程におい゛〔形成された(第2ステツプおよ
び第3ステツプ)ターゲット表面の酸化層が除去される
ステップであり、第5ステツプは酸化層のない清浄なタ
ーゲット表面が現れているステップである。
第4ステツプの時間をT4とする。 プレスパタリング
を第1・第2に分離せず、100%Arガスによってタ
ーゲット表面を清浄化するのに必要な時間をToとする
。Toは比較例−1で示したように、本実施例の記録膜
形成条件の場合50分である。第6図に第1プレスパタ
リング時間(TL + T2 + T3)とT4との合
計をToで規格化し、この規格値とo2/(○、+Ar
)との関係を第6図に示す。
(T、+T2+T、+T、)/T、の値が0.5以下、
即ち、第1プレスパタリング・第2プレスパタリングの
2工程にプレスパタリングを分離するのが有効と言える
条件は、O,/(0,+Ar)が0.02から0.4の
間であることが第6図から判る。
実施例−3 φ5′の Inターゲットを備えた実施例−1に用いた
ものと同一のRFマグトロン型スパタリング装置を用い
て情報記録媒体の製造を行なった。
ターゲットの清浄化を充分に行なった後、CH,10□
=70/30なる連成の混合ガスをスバタリングガス、
圧力5 X 1O−3Torr、印加電力600Wの条
件で放電を行い記録膜を基板上に堆積させた。
放電時間は8分で、膜厚は80nmであった。
情報記録媒体を取出し、新規基板を設置して。
以下の2工程のプレスパタリングを行なった。第1ブレ
スバタリングの条件は、ガス組成02/Ar=10/9
0.圧力はIOm Torr、印加電力600 Wであ
る。 この第1プレスパタリング工程中、Inの発光強
度(波長410nm)を測定した6発光強度と時間との
関係を第7図に示す。約1.3分の第1ブレスバタリン
グにより発光強度が一定の値に達することが判った。 
しかし、1.6分経過後より発光強度が低下しはじめた
ので2分間にて第1ブレスバタリングを終了した6直ち
に引続き100%Arガスによる第2プレスパタリング
を行なった。圧力5X 1O−3Torr、印加電力6
00Wとした。:3分間の第2ブレスバタリング工程中
における In発光強度と時間との関係を第7図に示し
た。第2プレスパタリング開始後約15秒にて発光強度
は第1ブレスパタリング工程中に一定値を示した強度に
対し7%大なる一定の値に達し、この値は第2プレスパ
タリング工程中変化しなかった。従って、第2プレスパ
タリング開始直後に Inターゲット表面が清浄化され
たことが判った。
第1・第2プレスパタリング終了後、前述したと同一の
条件で記録膜を堆積して媒体を製作した。
先に製作済の媒体と本媒体との記録再生特性を測定・比
較したところ、書込み閾値・再生43号の変調度とも約
1%以内に揃っていることを確認した。
比較例−2 実施例と記り膜形成造は全く同一条件で記録媒体を製作
した。媒体を取出し、新規基板の設置後、100%Ar
ガスによるプレスパタリングを15分間行なった。プレ
スパタリング条件は5 X 1O−3T orr。
印加電力600Wであって、実施例1−3の第2プレス
パタリング条件と同一とした。 In発光強度と時間と
の関係を第2図にあわせて示した。第7図から発光強度
が実施例−3の第2プレスパタリング終了後の発光強度
に一致するには10分間必要なことが判った。
この比較用プレスパタリング終了後に実施例−3と同一
条件で記録媒体を製作し、記8再生特性を測定したとこ
ろ、書込み閾値・再生信号の変調度いずれも実施例−3
で製作した媒体と1%以内に揃っていることが確認でき
た。
前述した実施例・比較例においては、 Teターゲット
に対し400W、  Inターゲットに対し600Wと
印加電力は同一ターゲットについて一定とした。
これは夫々のターゲットに対し印加可能な最大を力を適
用したためである。印加可能な最大!d力の値はターゲ
ツト材質・スバタリング装置の仕様で決定される。そこ
で、プレスパタリング時の印加重力を低減することは単
にプレスパタリング時間の延長を意味するから工業的な
利点は少ない。ただし、同一印加電力で比較した場合1
本発明の如く第1・第2と2段階のプレスパタリングを
行なえば、希ガスのみによるプレスパタリング所要時間
は短縮化される。即ち、本発明の利点は生かされること
になる。
なお、本発明は前述した実施例に限定されるものでなく
、要旨を変更・逸脱しない笥囲で種々の変形が可能であ
る。例えば、情報記録媒体の他、CH,・Arの混合ガ
スを用いる炭化物薄膜の製作におけるプレスパタリング
方法としても極めて有効である。
実施例−4 φ5′のTeターゲットを備えたDCマグネトロン型ス
バタリング装置を用いて情報記0媒体の製造を行なった
ターゲットの清浄化を充分に行なった後、CIi、/ 
Ar=50/ 50なる組成の混合ガスをスパタリング
ガス、圧力5 X 1.0−3Torr、印加電力20
0Wの条件で放電を行い、記録膜をJk抜板上堆積させ
た。放電時間は3分間で、膜厚は60r+mであった。
情報記録媒体を取出し、新規基板を設置して、以下の1
工程のプレスパタリングを行なった。スパタリングガス
は開始当初0./Ar=10/90.Ar上10X 1
O−3Torr、印加電力200Wとした。このガス組
成でプレスパタリングを行なっている過程の間、 Te
の発光強度を感視した0発光強度の時間的な変化は、第
2図に示した実施例−1と同様の挙動を示した。即ち、
プレスパタリング開始直後より発光強度は単調に増加し
、ついで−定の値を示した後、再び低下する傾向であっ
た。はぼ−定の値を示す迄の所要時間は約3分、−定の
値はほぼ1分間継続した0次に、引続き放電を持続させ
ながら、02の供給を停止した。02の供給停止後も放
電は安定に持続した。Teの発光強度の変化は第2図に
示したものと同様の傾向を示した。
即ち、 10秒後に約6%発光強度が増加し、その後は
一定の強度を持続した。
〔発明の効果〕
本発明によれば、レーザビームを用いて情報の記録再生
を行なう情報記録媒体を効率の良いプレスパタリングに
より製造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る情報記録媒体の製造方法に使用す
るスバタリング装置の一例を模式的に示す図、第2図は
本発明及び比較例の情報記録媒体製造方法を比較した図
、第3図及び第5図は本発明情報記録媒体製造方法の一
工程の詳細を説明するための模式図、第4図及び第6図
は本発明の製1・・・真空容器    2・・・ガス導
入口3・・・排気口     4・・・ターゲット5・
・・基板ホルダー  6・・・電力印加端子7・・・シ
ャッター   8・・・レンズ代理人 弁理士 則 近
 憲 佑 同  竹花喜久男 第1図 7’ L又ハフ ’l > 7” 111% M (分
)第2図 +    2     5    Io    20 
   50+00χjブレスパタしり“瞬14(相対釦 第3図 02/(02+Ar) 茅2フ゛レスパタ′1ンク゛Fγ間G1刈育1第5図 0  0、+   0.2  0.3  0.4  0
,5  0.602/(02+Ar) 第6図 ブレスベタ11ンク゛B乍閏 (介) 第7図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基板上に記録膜の形成されている情報記録媒体の
    製造方法において、該記録膜は金属若しくは半金属ター
    ゲットの少くとも炭化水素を含むガスのプラズマスパッ
    タリングにより形成したものであり、該記録膜の形成工
    程に先立ち、該金属若しくは半金属ターゲットは2%〜
    40%のO_2を含む希ガスによる第1プレスパタリン
    グ及び100%希ガスによる第2プレスパタリングの2
    工程からなるプレスパタリング工程により清浄化される
    ことを特徴とする情報記録媒体の製造方法。
  2. (2)ターゲットがIn若しくはTeであることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の情報記録媒体の製造
    方法。
  3. (3)基板上に記録膜の形成されている情報記録媒体の
    製造方法において、該記録膜は半金属若しくは金属ター
    ゲットの少くとも炭化水素を含むガスのプラズマスパッ
    タリングによって形成したものであり、該記録膜の堆積
    過程に先立ち、該半金属若しくは金属ターゲットは、当
    初2〜40%のO_2を含む希ガス、終了直前は100
    %希ガスによる1工程のプレスパタリング工程により清
    浄化されることを特徴とする情報記録媒体の製造方法。
  4. (4)ターゲットがIn若しくはTeであることを特徴
    とする特許請求の範囲第2項記載の情報記録媒体の製造
    方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4934578A (en) * 1988-04-19 1990-06-19 Adalbert Fritsch Apparatus for mounting and/or soldering or cementing electronic components on printed circuit boards
US4948026A (en) * 1988-04-19 1990-08-14 Adalbert Fritsch Apparatus for mounting and/or soldering or cementing electronic components, in particular SMD components, on printed circuit boards

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