JPS6383658A - 排気ガスセンサの製造方法 - Google Patents

排気ガスセンサの製造方法

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JPS6383658A
JPS6383658A JP23029386A JP23029386A JPS6383658A JP S6383658 A JPS6383658 A JP S6383658A JP 23029386 A JP23029386 A JP 23029386A JP 23029386 A JP23029386 A JP 23029386A JP S6383658 A JPS6383658 A JP S6383658A
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JP
Japan
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cement
sensor
alkali
silica
exhaust gas
Prior art date
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Pending
Application number
JP23029386A
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English (en)
Inventor
Kazuo Okinaga
一夫 翁長
Kazuya Komatsu
一也 小松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Figaro Engineering Inc
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Figaro Engineering Inc
Mazda Motor Corp
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Publication date
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  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Fluid Adsorption Or Reactions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の利用分野] この発明は排気ガスセンサの製造方法に関し、特にセン
サ本体の固着に用いるセメントの改良に関する。
[従来技術] 特公昭60−45,821号は、水ガラスやリン酸アル
ミ等のセメントにより、センサ本体を耐熱絶縁性の基体
に固着することを提案している。またこの公報は、セメ
ントによりセンサの応答特性が低下することも指摘して
いる。
[発明の課題] この発明は以下のことを課題とする。
(1)  セメントによるセンサ特性への影響を最小限
に抑えること、 (2)センサ本体の固着強度を高め、センサの機械的耐
久性を増すこと。
[発明の措成] この発明はセンサ本体の固着用セメントとして、シリカ
−アルカリ系のセメントを用いる。アルカリはカリウム
、ルビジウム、セシウムのいずれかに限られ、シリカと
アルカリとのモル比は、SiO2とM2O(Mはアルカ
リ金属元素)に換算して、50:1〜6二1とする。ま
たセメントの粘度は、70,00 (1−160,00
0c、 p、 (センチボイズ)とする。
[実施例] セメント ケイ酸カリウムやケイ酸セシウム、ケイ酸ル
ビジウムをシリカゾルと混合し、et縮して粘度を調整
した。これらのむのに代えて、ケイ酸ナトリウムやケイ
酸リチウムを用いると、P■−■が11付近からゾルが
凝固し、ペーストが得られなかった。用いるアルカリは
カリウム、セシウム、ルビジウムに限られる。ナトリウ
ムやリヂウムとカリウムやセシウムとの違いは、イオン
半径の差によるものと思われる。なおセメントのPHは
、実施例のもので11−13であった。
またセメントの熱収縮を抑制するには、アルミナやジル
コニア等の骨材を混合するのが良い。実施例では骨材と
シリカとの混合モル比をI:8〜l:20の範囲で検討
したが、これに限るものではない。骨材の添加は、セメ
ントの収縮を抑制し、センサの強度を高める。
このセメントの重合機構はシリカとアルカリとの反応で
あり、ソリ力は純粋なものに限らず、シリカを主成分と
する乙のであれば良い。例えば発明前は、510270
wt%、A1.0330wt%のシリカ−アルミナのゾ
ルを用いたが、セメントの特性は純粋のシリカゾルと同
様であった。またセメントの分散媒は水としたが、水性
のもの等、セメントを凝固させないものであれば良い。
さらにシリカやアルカリの出発原料は、任意である。
粘度は7万〜16万c、 p、とじ、これ以下ではセメ
ントのセンサ内部への浸透が昔しく特性を悪化させる。
またこれ以上の粘度、例えば20万C8p、では、ペー
スト状にならず使用できない。
ソリ力とアルカリとの組成は、5102とM 、 。
とに換算したモル比で、50:I〜6:lとする。
なおここにMはアルカリ金属を現し、ソリカーアルミナ
等のゾルを用いる場合の5iOzの換算は、ケイ素とア
ルミニウム等の原子の合計のモル数で行う。これ以下の
アルカリ含量では、接着強度が得られない。例えばアル
カリフリーのシリカゾルをセメントとして用いると、接
着強度は極端に低い。またこれ以上のアルカリ含量では
、センサの応答特性が低下する。例えば3号等の水ガラ
スはセンサの応答特性を低下させるが、3S+Ot−に
、0のセメントも同様に応答特性を低下させる。
応答特性に影響するものは、ナトリウムとカリウムとの
差ではなく、シリカとカリウム等のモル比である。この
ことは以下のように説明できる。アルカリとシリカとの
モル比により、遊離のアルカリイオンや遊離のケイ酸イ
オンの里が変化する。
またシリカ粒子の成長の程度も変化する。これらに伴っ
てセメントの物性は全く異なるものとなる。
排気ガスセンサの製造 第1図に、実施例の排気ガスセンサを示す。図において
、(2)はアルミナ等の耐熱絶縁性基板で、その先端に
はキャビチー(4)を設けである。金属酸化物半導体に
一対の電極(8)を接続し、プレス成型等によりセンサ
本体(6)を成型し、焼結後にキャビチ−(4)に設置
し、外部リード(10)を接続する。ついでアルミナの
薄層(12)をラミネートし、焼結して電極(8)を保
護する。(14)は図示しないヒータに接続した外部リ
ードである。なお金属酸化物半導体には、雰囲気により
抵抗値が変化するものであれば任意のものを用い得るが
、ここではBa5nOsを用いた。
前記のセメントをセンサ本体(6)の表面に一部塗布し
、本体を基板(2)に固着ずろ。これをセメント層(1
6)として現す。セメントの乾燥後、例えば800℃で
10分間処理し、硬化させる。
なおセンナの形状や構造、あるいはセメントの適用位置
は任意である。問題はセンナ本体(6)を基体に固着す
ることであり、セメントはセンサ本体ではなく、その周
囲の電極(8)を基板(2)に固着するように用いても
良い。この場合、本体(6)は電極(8)を介して基板
(2)に固着される。そしてセメントは電極を介し本体
(6)に浸透し、その特性に影響する。この明細書での
、センサ本体を基体に固着するとは、電極等を介して間
接的に固着するものをも含む概念である。
特性 最初に、耐振テストを行った。テスト条件は30G、2
30Hzの5時間で、これは自動車用電製部品に対する
標準的試験条件である。比較例として水ガラス(3Si
Oy  NatO)、リン酸アルミ(8AI203−A
lPO4)、アルカリフリーのシリカゾルを用いた。水
ガラスやリン酸アルミの粘度は9万c、 p  にそろ
えた。実施例として、以下のものを用いた。粘度はいず
れも9万c、 p、である。
(a)  5i02:に!O:AIt03(骨材)20
:1:lのモル比、 (b)  5i02:RbtO:Alt03(骨材)I
Oll・lのモル比、 (c)  5io2:csto:A+zo3(骨材)4
0:l:5のモル比、 (d)  5iOt:KtO(骨材なし)30:1のモ
ル比、結果を表1に示す。
表 l 振卯jテスト 水ガラス   5時間でセメントが部分的に剥離、15
時間でセンサ本体が脱落、 シリカゾル  接着強度が低く、1時間以内に脱落、リ
ン酸アルミ 5時間でセメントが部分的に剥離、実施例
    いずれもセメント、センサとも異常なし。
次に800°Cと室温との急熱、急冷を30回繰り返し
た。水ガラスではセメントに亀裂か発生し、熱衝撃への
耐久性が低いことが判明した。他のセメントでは。問題
は生じなかった。
セメントの影響は、センサの応答特性に現れる。
第2図(a)に(a)の実施例での特性を、(b)にリ
ン酸アルミでの特性を示す。図の実線はセメントの使用
後の特性を示し、破線や鎖線はセメント使用前の特性を
示す。雰囲気は還元側(R)が当量比0゜98で、酸化
側(L)が当量比1.02である。また“°”記号は、
セメント使用前の特性を示す。
セメントの影響は、還元側から酸化側への応答に著しく
、特に900℃で大きい。比較例の900℃の還元側か
ら酸化側への応答は極端に遅く、700℃でもかなり遅
い。酸化側から還元側への応答もセメントの影響を受け
、比較例ではかなり低下している。しかし実施例での影
響は小さく、特に900°Cの応答(d)は、セメント
の影響を受けていない。これらの傾向はセメントの材質
によらず、一般的に認められるものであった。
900°Cでの還元側から酸化側への応答は極端である
ので、700℃の応答に付いて、結果を表2に示す。
表 2 応答特性 組成(a)5万       0.2 組成(a)8万       0.1以下組成(a)9
万       Ol以下組成(a)   13万  
     0.1以下組成(b)9万       O
,1以下組成(c)9万       0.1以下組成
(d)9万       0.1以下水ガラス   9
万      0.5リン酸アルミ 9万      
 0.7* 組成(a)〜(d)は、実施例での組成(
a)〜(d)に対応し、700℃でλ−098から1.
02への応答に付いて、還元側と酸化側との中間の抵抗
値へ達するまでの時間の差を示す。
特定の組成のセメントが必要なこと、および粘度を調整
する必要があることは明らかである。
[発明の効果] この発明では、センサの応答特性への影響を抑制しなが
ら、確実にセンサ本体を基体に固着することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例の排気ガスセンサの平面図、第2図(a
)は実施例の排気ガスセンナの特性図、第2図(b)は
従来例の排気ガスセンサの特性図である。 図において、(6)センサ本体、 (16)セメント層。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ガスにより抵抗値が変化する金属酸化物半導体を
    用いたセンサ本体を、セメントにより耐熱絶縁性基体に
    固着する、排気ガスセンサの製造方法において、 シリカ系成分と、カリウム、ルビジウム、セシウムの少
    なくとも一員のアルカリ金属成分とを含有し、その組成
    比はSiO_2とM_2Oとに換算したモル比で50:
    1〜6:1であり、(MはK、Rb、Csの少なくとも
    一員の元素)、かつ粘度が70,000〜160,00
    0c.p.のセメントを用いることを特徴とする、排気
    ガスセンサの製造方法。
JP23029386A 1986-09-29 1986-09-29 排気ガスセンサの製造方法 Pending JPS6383658A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101117892B1 (ko) 2009-04-15 2012-03-07 삼성메디슨 주식회사 영상기기의 높이조절장치
US8631747B2 (en) 2009-04-15 2014-01-21 Samsung Medison Co., Ltd. Height adjustment device for imaging apparatus

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KR101117892B1 (ko) 2009-04-15 2012-03-07 삼성메디슨 주식회사 영상기기의 높이조절장치
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