JPS638324Y2 - - Google Patents

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JPS638324Y2
JPS638324Y2 JP1983125641U JP12564183U JPS638324Y2 JP S638324 Y2 JPS638324 Y2 JP S638324Y2 JP 1983125641 U JP1983125641 U JP 1983125641U JP 12564183 U JP12564183 U JP 12564183U JP S638324 Y2 JPS638324 Y2 JP S638324Y2
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JP
Japan
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heater
sub
repair
hair dryer
attached
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Application number
JP1983125641U
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English (en)
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JPS6033905U (ja
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  • Cleaning And Drying Hair (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は、過熱防止機構を備えたヘアドライヤ
に関するものである。
[背景技術] 従来、この種のヘアドライヤの過熱防止機構と
しては、筒状ハウジングの前端部すなわち温風噴
出口付近にバイメタルや温度ヒユーズなどの感熱
素子を配置し、温風の異常温度上昇を検出してい
た。しかし、この方法では、ヒータが赤熱してか
ら感熱素子が作動するまでにかなりの時間遅れが
あり、そのためにハウジングが過熱されたりヒー
タ付近に付着していたごみなどが発煙したりし
て、使用者に不安感を与えるという欠点があつ
た。特に、異常発熱はモータが異常停止したり何
等かの原因で通風路が遮断されたときに発生し易
い。このような場合には過熱した空気が感熱素子
のところまで運ばれるまでに時間がかかるという
問題があつた。
そこで、ヒータに直列に細径のヒータ線よりな
るサブヒータを接続し、このサブヒータを上記ヒ
ータの後端部、つまりフアン側に配設し、ヒータ
が過熱すると遅滞なくヒータ電流を遮断すること
ができるようにしたものがある。ところで、この
ようなヘアドライヤにおいては、サブヒータをヒ
ータ基板に接続するためにハトメが用いられる
が、このサブヒータが溶断したときの補修に際し
ては、一旦ハトメを外して、さらに新しいハトメ
でサブヒータをヒータ基板に取り付けなければな
らず、従つてサブヒータの補修作業が面倒である
という問題があつた。
[考案の目的] 本考案は上述の点に鑑みて為されたものであ
り、その目的とするところは、サブヒータの溶断
時の補修作業が容易なヘアドライヤを提供するこ
とにある。
[考案の開示] (実施例) 第1図乃至第4図に本考案の一実施例を示す。
本実施例は、ヒータが過熱すると遅滞なくヒータ
電流を遮断することができるようにしたヘアドラ
イヤであり、第1図に示すように、筒状ハウジン
グ1内の前部にヒータ(メインヒータ)2を収納
し、後部にフアン3及びフアンモータ4を収納し
てある。上記ヒータ2には直列に異常発熱時に溶
断する細径のヒータ線よりなるサブヒータ7が接
続してあり、このサブヒータ7はヒータ2が装着
されたヒータ基板5の後端部に取り付けてある。
ヒータ基板5の前端部には感熱スイツチ6が設け
てある。
第3図はこのヘアドライヤの回路図であり、モ
ータスイツチ8がオンされると全波整流器9及び
平滑コンデンサ10を通してフアンモータ4に電
源が供給され、さらにヒータスイツチ11がオン
されるとサブヒータ7を通してヒータ2に電流が
流れる。図中、12は雑音防止用コイル、13は
分圧抵抗、14はヒユーズである。
ヒータ2には送風状態において300〜400℃にな
るような線径のものを使用しておけば、送風遮断
状態においても700〜800℃程度までしか温度上昇
しない。サブヒータ7には送風状態において500
〜700℃になるような線径の細いヒータ線を使用
し、フアン3に最も近い位置に取り付けることに
より、送風時の線温度がほぼ500℃付近に保たれ
るようにしてある。このサブヒータ7のヒータ線
は第2図のようにコイル状に整形してある。つま
り、このサブヒータ7をコイル状にしないと、正
常送風時に1000℃付近になるようなきわめて細い
ヒータ線を使用しなければならず、僅かの風量の
変化で断線しやすくなる上に調節もできないから
である。このようにサブヒータ7をコイル状にす
れば、送風遮断状態においてサブヒータ7の温度
が断線温度1400〜1500℃まで上昇し、断線によつ
てヒータ2への給電を遮断することができ、コイ
ルの巻数によつて異常発熱から断線までの時間を
調節することができる。
第4図は本実施例のサブヒータ7の取付状態を
示したもので、生産時においては同図aに示すよ
うに、サブヒータ7を構成するヒータ線の両端
を、ヒータ基板5に固着されるダブルハトメ15
間に挟んで取り付け、このダブルハトメ15の孔
17を補修用のサブヒータ7の取付孔として用い
る。つまり、上記補修用のサブヒータ7として
は、第4図bに示すように、先端が細径の円柱状
に形成されたスリーブ端子16がサブヒータ7の
両端に固着されたものを用いる。生産時に取り付
けられたサブヒータ7が溶断した場合には、第4
図cに示すようにスリーブ端子16の先端をダブ
ルハトメ15の上記孔17内に挿入して補修用の
サブヒータ7を取り付ける。これにより、サブヒ
ータ7の溶断時のサブヒータ7の補修作業を容易
とすることができる。なお、サブヒータ7の取付
状態をさらに確実にするために、本実施例ではハ
ンダ付けによつてスリーブ端子16をハトメ15
に固着してある。
[考案の効果] 本考案は上述のように、ヒータと直列に接続さ
れ異常発熱時に溶断する細径のヒータ線よりなる
サブヒータを備えたヘアドライヤにおいて、サブ
ヒータをダブルハトメによつてヒータ基板に取り
付けると共に、上記ダブルハトメの孔を両端にス
リーブ端子が取着された補修用のサブヒータのス
リーブ端子の取付孔としてあるので、生産時に取
り付けられたサブヒータが溶断した場合、スリー
ブ端子をダブルハトメの孔内に挿入することによ
り、補修用のサブヒータを取り付けることがで
き、このためサブヒータが溶断したときの補修に
際して、一旦ハトメを外して、さらに新しいハト
メでサブヒータをヒータ基板に取り付けるという
必要がなく、溶断時のサブヒータの補修作業が容
易となる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例のヘアドライヤの断
面図、第2図は同上の要部斜視図、第3図は同上
の回路図、第4図aは同上のサブヒータの取付説
明図、同図bは補修時に用いられる補修用のサブ
ヒータの斜視図、同図cは同上の補修用のサブヒ
ータの取付説明図である。 2はヒータ、5はヒータ基板、7はサブヒー
タ、15はダブルハトメ、16はスリーブ端子、
17は孔である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ヒータと直列に接続され異常発熱時に溶断する
    細径のヒータ線よりなるサブヒータを備えたヘア
    ドライヤにおいて、サブヒータをダブルハトメに
    よつてヒータ基板に取り付けると共に、上記ダブ
    ルハトメの孔を両端にスリーブ端子が取着された
    補修用のサブヒータのスリーブ端子の取付孔とし
    て成るヘアドライヤ。
JP12564183U 1983-08-13 1983-08-13 ヘアドライヤ Granted JPS6033905U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12564183U JPS6033905U (ja) 1983-08-13 1983-08-13 ヘアドライヤ

Applications Claiming Priority (1)

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JP12564183U JPS6033905U (ja) 1983-08-13 1983-08-13 ヘアドライヤ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6033905U JPS6033905U (ja) 1985-03-08
JPS638324Y2 true JPS638324Y2 (ja) 1988-03-14

Family

ID=30285968

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JP12564183U Granted JPS6033905U (ja) 1983-08-13 1983-08-13 ヘアドライヤ

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