JPS6383006A - 除虫型脱臭剤 - Google Patents

除虫型脱臭剤

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JPS6383006A
JPS6383006A JP61227681A JP22768186A JPS6383006A JP S6383006 A JPS6383006 A JP S6383006A JP 61227681 A JP61227681 A JP 61227681A JP 22768186 A JP22768186 A JP 22768186A JP S6383006 A JPS6383006 A JP S6383006A
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JP
Japan
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oil
substance
limonene oil
limonene
propolis
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Pending
Application number
JP61227681A
Other languages
English (en)
Inventor
Masamichi Mizuno
水野 正道
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Soken Co Ltd
Original Assignee
Soken Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明はプロポリスを用いた除虫型の脱臭剤に関するも
のである。
〈従来の技術〉 周知される様に、プロポリスは、蜜蜂が樹木の特定部分
、例えばつぼみや樹皮等から採集した物質を蜜蝋や唾液
分泌物と混合して生成される天然物質で、蜜蜂の生活を
維持する必要物質である。
このプロポリスは強い除虫効果と脱臭効果及び殺菌殺虫
効果並びに防虫効果を有しており、古代エジプトにおい
て経験的に使用されていたとされる。
〈発明が解決しようとする問題点〉 上述したプロポリスは天然物質で人体に全く無害である
が、天然産の侭で使用すると、早期に固化して樹脂化す
る欠点があり、又プロポリス自体の生産¥、が少ないた
めこれを材料とした脱臭剤を天子■つ安価に生産する基
が困難であると云う問題もあった。
く問題点を解決するための手段〉 本発明脱臭剤は、蜜蜂の作った巣壁の附着物。
即ち蜜蝋とプロポリス及その他の異物を含む物質からア
ルコールを抽出溶媒として抽出した物質にリモネン油を
混合したものであり、リモネン油は芳香性溶媒としてプ
ロポリス抽出物質を溶解させると共に増量剤として使用
されている。
第2発明ではプロポリス抽出物質の気化放散速度を遅く
するためゲル化剤を加えた脱臭剤が提供されており、又
第3発明では、プロポリス抽出物質の気化放牧速度を促
進するため低沸点アルコール、例えばエチルアルコール
を加えた脱臭剤が提供されている。
く実 施 例〉 本発明脱臭剤は、蜜蜂の作った巣壁の附着物からのアル
コールによる抽出物質、即ちプロポリス抽出物質にリモ
ネン油を大量に加えて製造される。
この脱臭剤には、硬化油やインドール及びエチルアルコ
ール等が所望により添加されるが、その量はいづれも2
〜10重量%である。
L記プロポリス抽出物質は、木実施例では50%エチル
アルコール1000ccに蜜蜂の巣壁から採取した附着
物400gを混合し、10日間浸漬しつつ1日3回振蕩
して抽出したもので、抽出後に絽過分離して作られたも
のを使用しており、以下の特性、組成、成分を有してい
る。
特性 1、°多くの細菌群に対する抗生作用。
2、強力な麻酔作用(副作用は全くない)3、人体組織
への刺徴及び再生による治癒作用。
4、脱臭作用。
5、除虫作用(嫌虫作用)殺虫作用 組  成 1、樹脂及び芳香油    50〜55重量%2、蝋 
         25〜35重量%3、揮発油及び精
油       10重1式%4 、花  粉    
              5重量%5、ミネラル 
           5!Tf量%成  分 1、有機酸・・・安息香醜、没食子酸。
2、石炭酸・・・カフェイン酸、ケイ皮酸、フエラル酸
、インフェルラ酸、 P、クマリン酸。
3、芳香族アルデビドバニリン、インバニリン。
4、コマリン・・・エスケレチン、スコボレチン。
5、フラボノイド 6、ミネラル・・・アルミニウム、バリウム、ホウ素ク
ローム、コバルト、銅、鉄、鉛 マンガン、モリブデン、ニッケル ツレニウム、シリコン、銀、 ストロンチウム、チタニウム、錫 7、ビタミン・・・プロビタミンA、B8、その他・・
・ラクトン、多糖類、アミノ酸。
上記リモネン油(ミカン油)は植物から揮発されるテル
ペン系物質から選択したもので、微生物や昆由を殺生又
は忌避させたり生体を活性化させる作用、即ちフィトン
チッド効果があるとして知られている物質である。
このリモネン油は非環式モノテルペンに属するシトラー
ルを主構成物質としたもので、殺菌力や殺虫力に優れて
いる。
沸点228℃と高く、レモン香気を有すると云う特性が
ある。
本発明脱臭剤では、リモネン油が溶媒となってプロポリ
ス抽出物質の固化を妨げると共に、増量剤となって脱臭
剤全体の量を大きくする。
而して、リモネン油は前述の如く、除虫効果かあると共
に、芳香性にすぐれているから、プロポリス抽出物質の
除虫、脱臭効果に重畳した相乗効果が得られる。
上述特定発明に係る脱臭剤は、通常上記プロポリス抽出
物質約10重量%にリモネン油約90重量%を加えた組
成に作られるが、プロポリス抽出物質の気化放散時間は
リモネン油の気化放散時間に大きく影響され、リモネン
油の油成分がノヘ発する] とリモネン油のゲル化に伴って固化する。
従ってプロポリス抽出物質とリモネン油との混合割合は
使用目的によって変えれば良く、特に限定する必要はな
いが、プロポリス抽出物質がl!Ii量%未満では脱臭
効果が低下してリモネン油の’III気的吸着によるカ
プセル化またはリモネン油の有する芳香性で悪臭を、マ
スキングする!バになるし、又プロポリス抽出物質が5
0重量%を越すと、プロポリス抽出物質の固化が早くな
ると共にリモネン油の増量効果が減するから、上記実施
例のプロポリス抽出物質を1〜50重量%に、又上記リ
モネン油を50〜99重量%に限定する事が望ましい。
上記特定発明に係る脱臭剤においては、プロポリス抽出
物質の気化放散時間がリモネン油の蒸発作用で決定され
るから、プロポリス抽出物質の気化時aFIを延長した
り、短縮したりする事が自由に出来ないと云う問題があ
る。
第2発明は上記プロポリス抽出物質の気化放散時間を延
長するためにゲル化剤を混入した脱臭剤を提供するもの
であり、又第3発明は上記プロポリス抽出物質の気化放
散時間を短縮するためにエチルアルコールを混入した脱
臭剤を提供するものである。
以下に第2発明に係る脱臭剤の!l成例を示す。
組成例 1 1、リモネン油     95,0重量%2、無水シリ
カ     0.2重量%3、プロポリス抽出物質 2
.8重量%4、硬化油(ヒマシ油)2.0重量% ゲル
化剤5、インドール     2滴 上記無水シリカは0.1〜0.5重量%で使用され、本
組成例では西ドイツのデグサ社製造に係る商品名アエロ
ジル(AERO3I L)を用いている。
この無水シリカはプロポリス抽出物質とリモネン油のゲ
ル化硬度調整と揮発速度を遅延さすために用いられる。
上記硬化油には、水素添加処理して飽和脂肪酸化したヒ
マシ油が使用されており、これはテルペン系油のゲル化
に適している。
この硬化油はリモネン油をゲル化させると同時にプロポ
リス抽出物質とリモネン油の揮発速度を制御させるもの
である。
次にこの組成例による脱臭剤の除虫効果を下記実験例に
よって説明する。
試験装置 第1図の如く、直接脱臭剤の揮発物質が作用しない様に
長いU状の通路5l−S5で区切られた室R1・・・R
6を透明な塩化ビニール樹脂の板で形成し、次いで脱臭
剤10gを開口容器3に入れて第1室R1の底面に収納
した。
上記第1室R1は第2図に示す如く、北面に開閉蓋4が
設けられており、又上記通路5t−S5は垂直方向に形
成されている。
試験方法 上記第1室R1に脱臭剤10gを収容すると共に、丑記
開閉苫4から@10匹を投入して4を密閉した。
尚試験時の室温20〜21℃、湿度57%、天候時であ
った。
試験効果 蝿の、8避実験結果は表1の通りであり、顕著な忌避効
果が実証された。
表  1 時間(9)1 2 3 4 5 10 20 40 6
0室番号 Not    10 3 1 1 1 1表中、10分
経過後の第1室の1匹と、40分経過後の第4室の1匹
は夫々仮死状態であり、残りの8匹は80分経過後に全
数仮死状態となった。
この実験例においてはプロポリス抽出物質とリモネン油
とは揮発速度が遅延するが、第3発明では、この揮発速
度は早められる。
以下に第3発明に係る脱臭剤の組成例を示す。
組成例 2 ■、リモネン油       83 、2 IT+、’
 t1%2、プロポリス抽出物質    2.8重量%
3.硬化油         2.0料量%4、インド
ール         2滴5、エチルアルコール  
  10重量%この組成例による脱臭剤は低沸点アルコ
ール、即ちエチルアルコールによって共沸点が下がるた
め、気化率が上る。
従って単位時間のプロポリス抽出物質とリモネン油との
気化放散量が多くなるから、脱臭、除虫効果が大になる
而してこの気化率の調整は低佛点アルコールの量を加減
する−・バで行えば良く、エチルアルコールは大略5〜
15重量%の範囲で選ばれる。
以トの処において、上記各実施例で使用されたプロポリ
ス抽出物質は、いづれも1(looccのエチルアルコ
ールに400gのプロポリスを混合して抽出したもので
あるが、これはエチルアルコールの量やプロポリスの量
を変えて抽出しても良く、従ってプロポリス抽出物質の
濃度己よって第2発明のゲル化剤の横や、第3発明のエ
チルアルコールの量を決定する事が要求される。
〈発明の効果〉 本発明脱臭剤はこの様なものであるから、下記効果を期
待する事が出来る。
リモネン油は才槌類の皮から安価に抽出する事が出来る
と共に天然物質であるから公害の心配もない。
従って、これを溶媒、兼、増量剤として使用する事によ
り安価なプロポリス脱臭剤を得る事が出来る。
リモネン油はそれ自体フィトンチッド効果と称される除
虫、脱臭、人体活性化効果を有しているから、この効果
をプロポリス自体の脱臭、殺虫効果、殺菌効果と重畳し
て得られる。
リモネン油は高沸点溶媒であるから、気化が遅く、従っ
てプロポリス抽出物質の固化を有効に防止しつつ気化放
散せしめる事が出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明脱臭剤の除虫効果を実験した実験装置の
略解正面図、第2図は仝上装置の要部の斜視図である。 特許用罪人    株式会社 綜  研同      
     新   澤  信   男代  理  人 
     松  1) 誠  次  部第1図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)蜜蜂の作つた巣壁からのアルコールによる抽出物
    質をリモネン油を溶媒として溶解すると共にこのリモネ
    ン油を増量剤として使用した事を特徴とする除虫型脱臭
    剤。
  2. (2)プロポリスからのアルコールによる抽出物質をリ
    モネン油を溶媒として溶解すると共にこのリモネン油を
    増量剤として使用し、更にこれにゲル化剤を加えて気化
    速度を遅くした事を特徴とする除虫型脱臭剤。
  3. (3)プロポリスからのアルコールによる抽出物質をリ
    モネン油を溶媒として溶解すると共にこのリモネン油を
    増量剤として使用し、更にこれに低沸点アルコールを加
    えて気化速度を早くした事を特徴とする除虫型脱臭剤。
JP61227681A 1986-09-26 1986-09-26 除虫型脱臭剤 Pending JPS6383006A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100471111B1 (ko) * 2001-10-08 2005-03-07 황보룡 마늘, 양파, 파, 산초, 매실, 고추엑기스와「후라보노이드」를 이용한 기피성 천연농약제조방법
US20090306386A1 (en) * 2005-11-10 2009-12-10 Durand Herve Andre Gerard Plant Extract Obtained by an Extraction Method by Means of Solvents of Plant Origin
JP2012188358A (ja) * 2011-03-08 2012-10-04 Duskin Co Ltd 防虫剤、液状防虫剤、防虫洗剤、防虫繊維製品及び防虫繊維製品の製造方法
KR101534222B1 (ko) * 2014-09-01 2015-07-07 계명대학교 산학협력단 식물정유를 유효성분으로 포함하는 개미 기피용 조성물

Cited By (4)

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KR100471111B1 (ko) * 2001-10-08 2005-03-07 황보룡 마늘, 양파, 파, 산초, 매실, 고추엑기스와「후라보노이드」를 이용한 기피성 천연농약제조방법
US20090306386A1 (en) * 2005-11-10 2009-12-10 Durand Herve Andre Gerard Plant Extract Obtained by an Extraction Method by Means of Solvents of Plant Origin
JP2012188358A (ja) * 2011-03-08 2012-10-04 Duskin Co Ltd 防虫剤、液状防虫剤、防虫洗剤、防虫繊維製品及び防虫繊維製品の製造方法
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