JPS6382382A - Icテスト用直流源の校正装置 - Google Patents

Icテスト用直流源の校正装置

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JPS6382382A
JPS6382382A JP61227528A JP22752886A JPS6382382A JP S6382382 A JPS6382382 A JP S6382382A JP 61227528 A JP61227528 A JP 61227528A JP 22752886 A JP22752886 A JP 22752886A JP S6382382 A JPS6382382 A JP S6382382A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野〕 この発明はICの直流特性を試験する場合に用いる直流
源の電圧及び電流値を校正するICテスト用直流源の校
正装置に関する。
「発明の背景」 ICの良否を判定するICテスト装置ではICが正常に
動作するか否かを試験する機能試験の他に、各端子の直
流特性が所期の特性を持っているか否かを見る直流試験
を行なうことができる機能を持っている。
直流試験には電圧印加電流測定モードと、電流印加電圧
測定モードとがある。電圧印加電流測定モードでは直流
電圧源が用意され、この直流電圧源からICの端子に電
圧を印加すると共にその電圧を変化させ、電圧値に応じ
た電流が流れるか否かを試験する。
電流印加電圧測定モードでは電流源を用意し、この電流
源からICの端子に所定の電流を印加し、その電流を変
化させながら各電流値に対応した電圧が端子に発生する
か否かを試験する。
「従来技術」 第3図に電圧印加電流測定モードに用いる電圧源の構造
を示す。図中1は被試験IC12は電圧源を示す。電圧
源2は演算増幅器3と、この演算増幅器2Aに電圧E1
を与えるDA変換器4と、演算増幅器3の出力と被試験
ICIの一つの端子TAの間に直列に接続した電流測定
用抵抗器5と、端子TAの電圧を検出して演算増幅器3
の反転入力端子に帰還し、端子TAの電圧E0が入力電
圧E、とE、=E、の関係を維持するように演算増幅器
3を動作させる電圧検出回路6と、電流検出抵抗器5の
電圧降下をとり出す差動増幅器7と、差動増幅器7で取
出した電圧信号をAD変換するAD変換器8とによって
構成される。尚4A、8AはDA変換器4及びAD変換
器8の変換利得、オフセット電圧等制御する制御部を示
す。
このような電圧源2が被試験ICIの端子数と同じ数だ
け設けられる。
試験はスイッチS、をオンにし、演算増幅器3の出力を
被試験ICの端子TAに供給すると共に電圧検出回路6
を被試験ICIの端子TAに接続し、この状態でDA変
換器4から電圧E8を与える。ここで入力抵抗器9Aと
帰還抵抗器9Bの抵抗値を等しい抵抗値に設定したとす
ると被試験ICIの端子T、に入力電圧已□に等しい値
の電圧E。が印加される。
この電圧E0は電圧検出回路6の帰還作用により一定の
電圧に維持される。
電圧E0の印加によって被試験ICIの端子T、に電流
が流れ、電流測定用抵抗器5に電圧降下が生じる。この
電圧降下を差動増幅器7で取出し、その電圧をAD変換
器8に与えてAD変換してそのAD変換出力を例えば外
部に設けた演算手段(特に図示しない)に与えることに
よって抵抗器5を流れる電流値を算出し、電圧対電流特
性を測定する。
第4図は電流印加電圧測定モードに用いる電流a2′の
構造を示す。電流源2′は差動増幅器7の出力を演算増
幅器3の反転入力端子に与える構造を採る。
この構造により電流検出用抵抗器5に発生する電圧降下
E、が常にEi =E、となるように維持され、これに
より出力電流I0が入力電圧E、に従って変化し、入力
電圧E、が一定値を維持するとき出力電流■。も一定と
なるように演算増幅器3が動作し、被試験rcの端子T
Aに安定化された出力電流I0を印加する。
端子TAに発生する電圧を電圧検出回路6で検出し、そ
の検出電圧をAD変喚器8に与え、AD変換して端子T
Aに発生する電圧をディジタル値として演算手段(特に
図示しない)に与え電流対電圧特性を測定する。
このように電圧源2又は電流源2′から被試験ICIの
端子TAに電圧又は電流を印加し、電圧対電流特性又は
電流対電圧特性を測定し、その特性が所期の特性になっ
ているか否かを判定し直流試験を行なっている。
ところで電圧源及び電流源はアナログ回路で構成される
ためオフセット電圧等のドリフト、増幅度の変動等によ
って電圧及び電流の測定値が真の値からズIノでしまう
おそれがある。
このため従来よりそのズレを修正するための校正回路1
1が設けられている。
この校正回路11は標準抵抗器11Aと電圧測定器11
Bとによって構成することができる。
電圧印加電流測定モードにおいては先ず電圧源2が出力
する電圧値を校正する。このためには先ずスイッチS1
をオフにし電圧源2を被試験ICIから切離す。これと
共にスイッチS2とS、をオンにし電圧源2を校正回路
11に接続する。
校正回路11はスイッチS2と83を通じて与えられる
電圧源2の出力電圧を電圧測定器11Aによって測定し
電圧値を得る。この電圧値が所定の電圧値(DA変換器
4に指令した目標としている出力電圧の意)となるよう
にDA変換器4の変換利得等を調整する。
次に測定器11Bによって標準抵抗器11Aの抵抗値を
測定し、抵抗値の値付けをした後に標準抵抗器11Aに
出力電圧を再び印加し、標準抵抗器11Aに電流を流す
。その状態で電圧測定器11Bで標準抵抗器11Aに発
生する電圧を測定し、この測定値を制御部8Aに与え差
動増幅器7から出力される電流測定値と比較する。差動
増幅器7から出力される電流測定値が標準抵抗器11A
の測定値と等しくなるようにAD変換器8の変換利得及
びオフセフ)を自動的に調整し校正を終了する。
第4図に示す電流印加電圧測定モードでは標準抵抗器1
1Aの抵抗値を電圧測定器11Bの抵抗測定機能を利用
して測定し、抵抗値の値付けをした後に、標準抵抗器1
1Aに電流源2′から電流を流し、標準抵抗器11Aに
発生する電圧を電圧測定器11Bで測定する。
この測定値を制御部8Aに与え、制御部8Aで真の電流
値■を算出する。この算出はl=V/Rで演算される、
つまり■は測定値、Rは標準抵抗器11Aの抵抗値であ
る。
電流の真値■を算出すると、AD変換器8でへ〇変換し
た標準抵抗器11Aの電圧測定値とを比較し、その測定
値が共に算出した真の電流値となるようにAD変換器8
の変換利得及びオフセット電圧を調整し、AD変換器8
のAD変換値が真の電流値と一致した状態で校正が完了
する。
「発明が解決しようとする問題点」 従来の校正回路は標準抵抗器lIAを用いているため高
価になる欠点がある。特に大電流から小電流までの電圧
−電流特性を測定しようとするものであるから標準抵抗
器としては電流容量が大きいものを使わなければならな
い。電流容量が大きい標準抵抗器は高価なためそれだけ
更にコストが高くなる。
また標準抵抗器11Aに電圧及び電流を与えるためのリ
レー接点S、、52も接点容量が大きい大形のものを用
いなければならないからこの点でもコスト高となる。ま
たリレー接点S2を各端子T A ”” T−に対応し
て設けられる電圧源2及び電流源2′に設けなくてはな
らないから各電圧源2及び電流1!X2′の形状が大き
くなってしまう欠点がある。
この発明の目的は標準抵抗器を用いることなく電圧及び
電流の校正を行なうことができるICテスト用直流源の
校正装置を提供するにある。
「問題点を解決するための手段」 この発明では A、電流測定用抵抗器を通じて負荷に定電圧又は定電流
を供給する増幅器と、 B、電流測定用抵抗器に発生する電位差を取出し、その
電位差をAD変換するAD変換器と、C1校正時に電流
測定用抵抗器の一端を共通電位点に接続する第1スイツ
チと、 D8校正時に増幅器と電流測定用抵抗器との接続点を増
幅器の帰還抵抗器に接続する第2スイツチと、 E、第1スイツチ及び第2スイツチがオフの状態で電流
測定用抵抗器の抵抗値を測定し、第1スイツチ及び第2
スイツチがオンの状態で抵抗器に発生する電圧を測定す
る抵抗測定及び電圧測定が可能な標準測定器と、 によってICテスト用直流源の校正装置を構成したもの
である。
「作 用」 この発明の構成によれば通常のテスト状態においてIC
に供給される電圧を測定するための電流測定用抵抗器を
校正時には標準抵抗器の代りにこの電流測定用抵抗器を
電圧電流測定用抵抗器として流用するように構成したも
のである。
つまり校正時は先ず従来と同じようにして電圧の校正を
行なった後に電流測定用抵抗器の抵抗値を標準測定器に
よって測定する。抵抗値の測定終了後に電流測定用抵抗
器の一端を第1スイツチによって共通電位点に接続し、
この電流測定用抵抗器に増幅器の出力電圧を印加する。
これと共に第2スイツチをオンにし演算増幅器3の出力
電圧を帰還抵抗器を通じて演算増幅器の反転入力端子に
直接帰還する。
この状態で電流測定用抵抗器に発生する電圧を標準測定
器で測定し、その測定値とAD変換器8から出力される
電流測定器の電圧測定値とを比較し、AD変換器から出
力される電圧測定値が標準測定器の測定値と等しくなる
ようにAD変換器の変換利得及びオフセントを調整し電
圧源の電流測定器の校正を終了、する。
また電流源モードの場合は電流測定用抵抗の抵抗値を測
定し電流検出用抵抗器の値付けを行なう。
この後に電流測定用抵抗器の一端を第1スイツチによっ
て共通電位点に接続すると共にDA変換器に所定の電流
を出力すべき指令信号を与える。この指令信号によって
演算増幅器は電流検出用抵抗器に目標とする値の電流を
流すべく動作する。
この状態で電流測定用抵抗器に発生する電圧を標準測定
器で測定し、その電圧値から電流値Iを求める。この電
流値■がDA変換器に与えた指令値と一致するか否かを
判定し、指令値と電流値Iとが一致するようにDA変換
器の変換利得及びオフセントを調整する。
次に第2スイツチをオンにし演算増幅器の出力電圧をA
D変換器に与え、電圧測定器を動作状態にし、電圧測定
器の出力電圧をAD変換する。これと同時に標準測定器
も演算増幅器の出力電圧を測定し、その測定値とDA変
換器から出力される電圧測定器の電圧値とを比較し、そ
の値が等しくなるようにDA変換器の変換利得及びオフ
セットを調整し校正を終了する。
このようにこの発明によれば電流測定用抵抗器を標準抵
抗器として流用するものであるからコストを低減するこ
とができる。
また外部に設けた標準抵抗器に対して電圧及び電流を印
加するためのリレー接点を必要としない。
この発明で必要な接点容量が大きいリレー接点としては
電流測定用抵抗器の一端を共通電位点に接続する第1ス
イツチだけでよい、よって接点容量が大きいリレー接点
は1個で済むためこの点でコストダウンが期待できる。
「実施例」 第1図にこの考案の一実施例を示す。この例では電圧源
2にこの発明を適用した場合を示す。
つまり演算増幅器3の出力端子は電流測定用抵抗器5と
リレー接点S、を通じて被試験ICIの端子T、に接続
される。端子TAに印加された電圧はリレー接点S1を
通じて電圧検出回路6に与えられ、電圧検出回路6を通
じて演算増幅器3の反転入力端子に帰還される。
この結果抵抗器9Aと9Bの抵抗値が等しいものとすれ
ばDA変換器4から与えられる入力電圧E、と端子T、
に与えられる電圧E0はEi =E。
となる。入力電圧E、を変化させることにより、端子T
Aに与えられる電圧E0を変化させることができる。そ
の電圧の変化に応じてICIに流れる電流が変化する。
この電流の変化を電流検出用抵抗器5に発生する電圧の
変化として差動増幅器7で取出し、その電圧の変化をA
D変換器8でディジタル信号に変換する。
この発明においてはこのような構造の電圧源2において
校正時に電流検出用抵抗器5の一端を共通電位点12に
接続するための第1リレー接点13と、この第1リレー
接点13と連動してオンに操作され増幅器3の出力端子
を電圧検出回路6に接続するための第2リレー接点14
とを設けるものである。
尚リレー接点S2は電流検出用抵抗器5の両端に標準測
定器15を接続するためのリレー接点である。
このような構造にすることによりICIの直流特性を試
験するには第1リレー接点13及び第2リレー接点14
をオフにし、リレー接点SIをオンにし増幅器3の出力
電圧E0を被試験ICIの端子TAに与える。
校正時はリレー接点Slをオフにし、リレー接点S2を
オン操作して標準測定器15を電流測定用抵抗器5の両
端に接続する。標準測定器15を抵抗測定モードに設定
し、電流測定用抵抗器5の抵抗値を測定してその測定結
果を制御器8Aに与え抵抗値を記憶させる。
抵抗値の測定を終了すると第1リレー接点13と第2リ
レー接点14をオンに制御し、電流測定用抵抗器5の一
端を共通電位点12に接続すると共に電流検出用抵抗器
5に発生する電圧を電圧検出回路6を通じて演算増幅器
3の反転入力端子に帰還する。
従ってA点の電圧E1が入力電圧E、とEL=E、なる
関係に制御される。
この状態において標準測定器15ば電圧測定モードに設
定され電流検出用抵抗器5に印加される電圧を測定する
。この電圧測定値は制御部8Aに送られて期待値(DA
変換器4に入力する出力電圧の目標値)と比較し、測定
値が期待値と一致するようにDA変換器4の変換利得及
びオフセットを調整し、出力電圧の校正を終了する。
次に標準測定器I5の測定値とAD変換器8の変換出力
とを比較し、AD変換器8の変換出力が標準測定器15
の測定値と一致するようAD変換器8の変換利得及びオ
フセット電圧の調整を行なう。この調整により電流測定
等の校正が終了する。
電流印加電圧測定モードの電流源2′を校正する場合は
第2図に示すように差動増幅器7の出力電圧を演算増幅
器3の反転入力端子に帰還し、電流測定用抵抗器5に流
れる電流が一定値となるように演算増幅器3を動作させ
る。
この電流印加モードにおいても先ず電流測定用抵抗器5
の抵抗値を標準測定器15によって測定し、抵抗値の値
付けを行なう。
次にリレー接点13.14をオンにし、DA変換器4に
目標となる電流を出力するための指令信号を与える。こ
の指令信号により電流検出用抵抗器5に電流を流し、そ
の両端に発生する電圧を標準測定器15で測定する。こ
の電圧の測定により、この電流検出用抵抗器5の抵抗値
が概に測定器であるから、そこに流れる電流を算出する
ことができる。この電流値とDA変換器4に与えた指令
値とを比較し、標準測定器15の測定電流値が指令値に
一致するようにDA変換器4の変換利得を調整し、演算
増幅器3の出力の校正を行なう。
次にAD変換器8の変換出力、つまり電圧測定系の出力
と標準測定器15の測定値とを比較し、その値が不一致
のときはAD変換器8の変換利得を調整し、AD変換B
8の変換出力を標準測定器15の測定値と一致させる。
DA変換器4の変換利得及びオフセフ)電圧の調整と、
AD変換器8の変換利得及びオフセット電圧の調整は全
て制御器4Aと8Aで自動的に行なわれる。
「発明の効果」 以上説明したようにこの発明によれば標$抵抗器を外部
に設けないからこの点でコストダウンが達せられる。特
に校正電流値を各種の値に採るとき、その各電流値に応
じた標準抵抗器を用意しなくて済むため標準抵抗器の削
減効果は大きい。
更に標準抵抗器を外部に持たないため、電圧源2及び電
流源2′を標準抵抗器に順次切替で接続するためのリレ
ー接点S3  (第3図参照)を必要としないからこの
点でもコストダウンが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を説明するための接続図、
第2図はこの発明の他の実施例を説明するための接続図
、第3図及び第4回は従来技術を説明するための接続図
である。 1:被試験1c、2:電圧源、2′:電流源、3:演算
増幅器、4:DA変換器、5:電流測定用抵抗器、7:
差動増幅器、8:AD変換器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)A、電流測定用抵抗器を通じて負荷に定電圧又は
    定電流を供給する増幅器と、 B、上記電流測定用抵抗器に発生する電位差を取出し、
    その電位差をAD変換するAD変換器と、 C、校正時に上記電流測定用抵抗器の一端を共通電位点
    に接続する第1リレー接点と、 D、校正時に増幅器と電流測定用抵抗器との接続点を増
    幅器の帰還抵抗器に接続する第2リレー接点と、 E、上記第1リレー接点及び第2リレー接点がオフの状
    態で上記電流測定用抵抗器の抵抗値を測定し、上記第1
    リレー接点及び第2リレー接点がオンの状態で抵抗器に
    発生する電圧を測定して上記電流測定用抵抗器に流れる
    電流を測定する抵抗測定及び電圧測定が可能な標準測定
    器と、 F、この標準測定器の測定結果と上記AD変換器のAD
    変換値とが合致するように上記増幅器の入力系又は出力
    系の利得及びオフセットを調整する手段と、 から成るICテスト用直流源の校正装置。
JP61227528A 1986-09-26 1986-09-26 Icテスト用直流源の校正装置 Expired - Lifetime JPH0690270B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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