JPS6380653A - 電話機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電話機に関し、特に発信者の識別を行う多機能
の電話機に関する。

〔従来の技術〕

従来の、この種の電話機は、電話回線を介して着信があ
った場合、着信信号検出回路で着信を検出し、それによ
って着信音出力回路から着信音が出力され又表示器には
着信の表示がされる。その後、送受話器を持上げてフッ
クスイッチを操作することにより通話状態になる。

第２図は従来の電話機の主要な部分の一例を示すブロッ
ク図である。この従来の電話機２０は、フックスイッチ
２と、着信検出回路３と、着信音出力回路４と、通話回
路５と、ダイヤル回路６とを備えている。

第２図において、電話回線３１を介して従来の電話機２
０に着信があると、着信信号検出回路３で着信を検出し
、それによって着信音出力回路４が駆動されて着信音が
出力される。

図示されていない送受話器を持上げてフックスイッチ２
が動作すると、着信検出回路３は電話回線３１から切離
され、着信音出力回路４は着信音の出力を停止し、通話
回路５は電話回線３１に接続され通話状態になる。

発信する場合は、図示されていない送受話器を持上げて
フ・・・クスイ・ソチ２が動作すると、電話回線３１に
は着信信号検出回路３が、切離されて通話回路５とダイ
ヤル回路６とが接続され、ダイヤル回路６からダイヤル
を発信できる状態となる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上述した従来の電話機は、着信信号検出回路の出力によ
って着信音出力回路を駆動する構成となっているので、
常時着信音が出力され、着信音を停止するためには、フ
ックスイッチを操作して応答する必要があった。

このため従来の電話機は、応答できない状態にある場合
や、いたずら電話や迷惑電話等の応答する必要のない電
話の場合にも応答を拒否することができず、応答するま
で着信音が鳴続く欠点があった。

また、着信音出力回路にスイッチを設けて、着信音を出
力しない様にすることができる様にしたものがあるが、
この場合には着信内容の識別が不可能であるため、常時
使用することはできない欠点があった。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明の電話機は、電話回線からの着信信号を検出する
着信信号検出回路と、前記着信信号に対応する応答側の
第１又は第２の複数のモードの中から一つを選択するモ
ード選択スイッチ回路と、このモード選択スイッチ回路
の前記第１のモード選択によって複数のガイダンス音声
から一つの前記ガイダンス音声を出力するガイダンス出
力回路と、前記第２のモード選択によって予め記録され
ている複数の記録音声から一つの前記記録音声を出力す
る記録音声出力回路と、前記電話回線を介して発信者か
ら多周波信号で発信される電話番号等のデータを受信す
る多周波信号受信器と、発信予定者の電話番号データ及
びその対応コード等を予め登録記憶している記憶回路と
、複数の着信音を出力する着信音出力回路と、発信者か
らの電話番号又はその対応コード又は名称等を表示する
表示回路と、前記着信信号検出回路、前記モード選択ス
イッチ回路、前記ガイダンス出力回路、前記記録音声出
力回路、前記多周波信号受信器、前記記憶回路、前記着
信音出力回路、前記表示回路を制御し、前記着信信号を
前記着信信号検出回路で検出の場合前記記憶回路による
発信者の登録の有無を確認し、それによって前記着信音
出力回路からの着信音の出力を制御し、前記第１又は第
２モード選択によって前記ガイダンス音声出力回路から
の前記ガイダンス音声の出力又は前記記録音声出力回路
からの前記記録音声の出力の制御等を行う制御回路とを
備えている。

し実施例〕 次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する
。

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図である。

この第１図において、本実施例の電話機１は、着信応答
時、または発信時に電話回線３１を捕捉するためのフッ
クスイッチ２と、電話回線３１よりの着信信号を検出し
、検出出力信号を発生する着信信号検出回路３と、駆動
信号を入力することにより着信音を出力する着信音出力
回路４と、通話を行なうための通話回路５と、ダイヤル
信号を発生するためのダイヤル回路６と、フックスイッ
チ２とは別に制御回路７により駆動される回線閉結用リ
レー８と、着信時相手先に繰作内容を案内するためのガ
イダンス音声を出力するガイダンス出力回路１０と予め
記録されている音声を出力する記録音声出力回路１１（
たとえば、マイクロカセ・ソトテーブ駆動回路）を制御
回路７の出力により切換える音声出力切換リレー９と、
制御回路７の出力により相手先番号や相手先名称を表示
するための表示回路（たとえば液晶表示回路）１２と、
本装置の着信信号検出時における着信モードを選択する
ためのモード選択スイッチ回路１３と、電話回線３１が
らの多周波信号（以下ＰＢと記す）を受信するための多
周波信号受信回路（以下ＰＢ信号受信回路と記す）１４
と、ダイヤル番号と対応する相手先名称とを登録してお
く記憶回路１５と、登録用装置との登録装置用インタフ
ェース回路１６と、本装置の動作をすべて制御する制御
回路７とを備え、この制御回路７は着信検出回路３．モ
ード選択スイッチ回路１３．ＰＢ信号受信回路１４．記
憶回路１５からの出力により四線閉結用リレー８．音声
出力切換リレー９．ガイダンス出力回路１０．記録音声
出力回路１１９着信音出力回路４９表示回路１２の状態
を決定するように構成されている。

次に、この実施例の動作について説明する。

まず第１に、操作者が深夜等特定の相手からの着信以外
は応答を拒否したい場合、の動作について述べる。

最初に、外部の番号及び相手先名称の登録装置を本実施
例の登録装置用インタフェース回路１６に接続し、登録
装置により記憶回路１５に特定者の番号及び相手先名称
を記憶させる。

モード選択スイッチ回路１３を「選択着信モード」に設
定する。

電話回線３１より着信があると、着信信号検出回路３が
検出出力信号を制御回路７に出力し、制御回路７は回線
閉結用リレー８を駆動して着信信号検出回路３を電話回
線３１より切り離し、ＰＢ信号受信回路１４とガイダン
ス出力回路１０を電話回線３１に接続する。

ガイダンス出力回路１０は制御回路７によって制御され
、［ダイヤル番号を入力して下さい、」等の音声を発信
者に電話回線３１を介して送出する。

発信者より発信者のダイヤル番号がＰＢ倍信号変換され
て電話回線３１を介して送出されて来ると、ｐＢ信号受
信回ｉｉ！８１４がそのＰＢ倍信号受信し、制御回路７
は記憶回路１５に蓄積されている番号とそのＰＢ倍信号
対応するダイヤル番号との比較を行ない、一致した場合
には対応する発信者の名称を表示器１２に出力するとと
もに、着信音出力回路４を駆動し、着信音を出力し、着
信を可視及び可聴表示する。

発信者よりダイヤル番号が送出されない場合や、ダイヤ
ル番号が記憶回路１５の内容と不一致の場合には、着信
音出力回路４は駆動されず、制御回路７は、ガイダンス
出力回路１ｏを制御し、「就寝しておりますので、明日
おかけなおし下さい。」等のガイダンスを出力させた後
、回線閉結用リレー８を元に戻すことにより電話回線３
１の開放を行なう。

第２に特定者の着信とそれ以外の着信を識別したい場合
、の動作について述べる。

モード選択スイッチ回路１３により「着信識別モード２
に設定する 電話回線３１に着信があると、上記第１の場合と同様に
着信の比較判定が行われ記憶内容と一致した場合には着
信音出力回路４より特定者用着信音が出力され、表示器
１２には発信者の名称が表示される。

不一致または、ＰＢ倍信号受信しない場合には、着信音
出力回路４から一般着信音が出力され、不一致信号が受
信されている場合には表示器１２に発信者からの発信番
号を表示する。

着信音及び表示の判定から着信を拒否したい場合には、
モード選択スイ・ソチ回路１３により「不在応答モード
」を選択すると、制御回路７はガイダンス出力回路１０
を起動し、「ただいま、外出しております。おかげなお
し下さい。」等のガイダンスを電話回線３１に出力した
後、回線閉結用リレー８を駆動させて電話回線３１を開
放する。

応答する場合には、フックスイッチ２を操作することに
より通話回路５が電話回線３１に接続され通話可能とな
る。

さらに第３に、不在等により特定者にメツセージを伝え
たい場合め動作について述べる。

モード選択スイッチ回路１３を「不在着信モード」に設
定する。

電話回線３１からの着信が検出されると、上記第１の場
合と同様に着信の比較判定が行われ、記憶内容と一致し
た場合には、制御回路７によって音声出力切換リレー９
が起動され、電話回線・３１へ記録音声出力回路１１が
接続され、予め記録されている音声メツセージが記録音
声出力回路１１から電話回線３１へ送出される。送出終
了後、制御回路７によって回線閉結用リレー８が駆動さ
れて電話回線３１が開放される。

それ以外の場合には、ガイダンス出力回路１０により不
在ガイダンスの音声メツセージが送出された後、電話回
線３１が開放される。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、着信検出後、ＰＢ信号受
信回路により発信者の登録番号を受信し、記憶回路に登
録されている番号との比較を行い、比較結果とモード選
択スイッチ回路の予め選択していた出力信号により、制
御回路が着信音出力回路１表示器、ガイダンス出力回路
、記録音声出力回路からの出力の一つを選択決定するよ
うに構成されていることにより、着信に対して、その時
々の応答側の状況に応じて必要な対応が可能となり、い
たずら電話や迷惑電話等の防止ができる効果がある。

また、特定者の着信を識別できるので、不在時の伝言通
知等ができる効果もある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図、第２図は
従来の電話機の主要な部分の一例を示すブロック図であ
る。 １・・・電話機、２・・・フックスイッチ、３・・・着
信信号検出回路、４・・・着信音出力回路、５・・・通
話回路、６・・・ダイヤル回路、７・・・制御回路、８
・・・回線閉結用りし−、９・・・音声出力切換リレー
、１０・・・ガイダンス出力回路、１１・・・記録音声
出力回路、１２・・表示回路、１３・・・モード選択ス
イッチ回路、１４・・・多周波信号受信回路（ＰＢ信号
受信回路）、１５・・・記憶回路、１６・・・登録装置
用インクフェエース回路、２０・・・従来の電話機、３
１・・・電話回線。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 電話回線からの着信信号を検出する着信信号検出回路と
   、前記着信信号に対応する応答側の第１又は第２の複数
   のモードの中から一つを選択するモード選択スイッチ回
   路と、このモード選択スイッチ回路の前記第１のモード
   選択によって複数のガイダンス音声から一つの前記ガイ
   ダンス音声を出力するガイダンス出力回路と、前記第２
   のモード選択によって予め記録されている複数の記録音
   声から一つの前記記録音声を出力する記録音声出力回路
   と、前記電話回線を介して発信者から多周波信号で発信
   される電話番号等のデータを受信する多周波信号受信器
   と、発信予定者の電話番号データ及びその対応コード等
   を予め登録記憶している記憶回路と、複数の着信音を出
   力する着信音出力回路と、発信者からの電話番号又はそ
   の対応コード又は名称等を表示する表示回路と、前記着
   信信号検出回路、前記モード選択スイッチ回路、前記ガ
   イダンス出力回路、前記記録音声出力回路、前記多周波
   信号受信器、前記記憶回路、前記着信音出力回路、前記
   表示回路を制御し、前記着信信号を前記着信信号検出回
   路で検出の場合前記記憶回路による発信者の登録の有無
   を確認し、それによって前記着信音出力回路からの着信
   音の出力を制御し、前記第１又は第２モード選択によっ
   て前記ガイダンス音声出力回路からの前記ガイダンス音
   声の出力又は前記記録音声出力回路からの前記記録音声
   の出力の制御等を行う制御回路とを備えることを特徴と
   する電話機。