JPS6380143A - バイオクリ−ンル−ムの排気装置 - Google Patents

バイオクリ−ンル−ムの排気装置

Info

Publication number
JPS6380143A
JPS6380143A JP22231586A JP22231586A JPS6380143A JP S6380143 A JPS6380143 A JP S6380143A JP 22231586 A JP22231586 A JP 22231586A JP 22231586 A JP22231586 A JP 22231586A JP S6380143 A JPS6380143 A JP S6380143A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compressor
turbine
combustion chamber
air
temperature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP22231586A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2590461B2 (ja
Inventor
Hidefumi Saito
英文 斎藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
Priority to JP22231586A priority Critical patent/JP2590461B2/ja
Publication of JPS6380143A publication Critical patent/JPS6380143A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2590461B2 publication Critical patent/JP2590461B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Ventilation (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はバイオハザードのクリーンルームに付設される
排気装置に関するものである。
[従来の技術] バイオハザードのクリーンルームは、室内を常時大気圧
よりも若干低い負圧域に保って、その内部から微生物が
外部に漏れ出さないようにしなければならない。このた
め、クリーンルームからの排気は、室内空気をコンプレ
ッサで昇圧して外部に放出させるようにするとともに、
その排気系路の途中には排気空気中に含まれる微生物を
除去するフィルタを設けたり、あるいは微生物を焼殺す
る高温殺菌設備を設置するようにしている。
[発明が解決しようとする問題点] しかし、これら従来の排気装置によると、クリーンルー
ムから大全の空気を安全に処理して排気する上で、エネ
ルギ効率が悪いなどの問題点がある。すなわち、前記フ
ィルタに通して処理する場合には、フィルタをろ過させ
るため排気空気を相当な圧力にまで昇圧することが必要
となり、これに伴い前記コンプレッサには圧縮比の大き
なものを使用しなければならない。すると、装置的に構
造複雑なものとなり、コンプレッサの消費動力が増大す
る。また、前記高温殺菌設備を付帯する場合には、コン
プレッサとは別に加熱源が必要で、しかも殺菌のみに利
用するエネルギ消費量が大きくなってしまう。
本発明は、このような従来技術の問題点に着目してなさ
れたもので、構造が簡単でエネルギ効率が高い特性を備
え、特に大量の空気を排気するのに適するバイオクリー
ンルーム用排気装置を新たに提供せんとしたものである
[問題点を解決するための手段] 上記の目的を実現し得るものとして、本発明が提唱する
排気装置は、次のような手段によるものである。すなわ
ち、本発明の排気装置は、クリーンルームからの排気空
気を断熱圧縮するコンプレッサと、このコンプレッサで
昇温昇圧した排気空気中で燃料を燃焼させる燃焼室と、
この燃焼室で加熱昇温した排気空気を断熱膨脹させるタ
ービンとを備え、このタービンに得られるタービン動力
を前記コンプレッサに動力伝達するように構成してなる
ものである。なお、さらに好ましくは、前記コンプレッ
サと前記燃焼室との間の排気系路に再生熱交換器を介設
し、コンプレッサで断熱圧縮された排気空気を、燃焼室
を経由した高温の排気空気と熱交換させてから該燃焼室
に送り込むようにする。
[作用] このように構成してなる排気装置であると、クリーンル
ームからの排気空気は、まずコンプレッサで断熱圧縮さ
れて昇温昇圧し、しかる後燃焼室での燃焼による高温加
熱を受けることで、その中に存在している微生物が完全
に焼殺される。そして、この燃焼室を経由して殺菌処理
された高温の排気空気は、最終的にタービンで断熱膨脹
してから外部に放出される。そのさい、高温の排気空気
がする膨張仕事により、タービンにはその熱エネルギが
タービン動力に変換されて与えられ、さらにこのタービ
ン動力が昇圧用のコンプレッサに動力伝達されてその駆
動力として利用できるから有効なエネルギ回収が実現さ
れる。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を第1図を参照して説明する。
図において、1はラジアルコンプレッサ3で昇圧排気し
て室圧を常時負圧に設定するようにしたクリーンルーム
で、その天井部に空気取入口1aを有する一方、室壁の
一側にバッフル1cを介して室内空気を排気する排気口
1bを設けている。
そして、この排気口1bにはダクトで構成した排気系路
2を接続し、クリーンルームから排出される微生物を含
んだ排気空気を安全に処理してがら外部(大気中)に放
出するようにしている。
しかして、クリーンルームからの排気空気を導通する排
気系路2には、その上流側から順に前記ラジアルコンプ
レッサ3、再生熱交換器4、燃焼室5およびラジアルタ
ービン7を配設している。
コンプレッサ3は、クリーンルーム1からの排気空気を
断熱圧縮して昇温昇圧する。また再生熱交換器4は、コ
ンプレッサ3で昇温昇圧された排気空気を、次の燃焼室
5を経由して高温に加熱された排気空気と熱交換させ、
燃焼室5に送り込まれる排気空気を更に昇温する。そし
て燃焼室5は、この再生熱交換器4を通って予熱された
排気空気が流通される内部に、図外の供給源から燃料ガ
ス等の適宜燃料を供給するようにしたバーナ6を装備し
ており、その内部でバーナ6を燃焼させ、ここでクリー
ンルーム1からの排気空気を高温に加熱する。さらにラ
ジアルタービン7は、この燃焼室5で高温に加熱された
排気空気を前記再生熱交換器4に通してから導入して、
高温の排気空気を断熱膨脹させてから排気系路2の末端
より大気中に放出する。そして、このラジアルタービン
7と前記ラジアルコンプレッサ3とはコモンシャフト8
で同軸上に連結されており、タービン7に得られるター
ビン動力をコンプレッサ動力として伝達するようにして
いる。
なお、この装置の排気系路2における排気空気の流れを
矢印をもって図に示す。
次いで、かかる構成からなる排気装置の作動について説
明する。クリーンルーム1の排気口1bから導出される
排気空気は、まずコンプレッサ3で断熱圧縮されて昇温
昇圧する。そして、再生熱  ゛交換器4を通って入熱
されて更に高い温度にまで予熱された後、燃焼室5を通
過する際、バーナ6の火炎(燃焼)に曝される。このと
き、排気空気は非常な高温度に加熱されるため、その中
に存在している微生物はここで完全に焼き殺されてしま
う。こうして、燃焼室5で高温殺菌処理した排気空気は
、再生熱交換器4で殺菌前の排気空気の予熱に利用した
後、タービン7で断熱膨脹させてエンタルピを放出し冷
却させてから外部に放出される。このとき、排気空気の
もつ熱量はその膨張仕事として与えられるタービン動力
に変換されて回収され、更にこのタービン動力がコモン
シャフト8を介してコンプレッサ3に伝達されてコンプ
レッサ3の動力に利用される。したがって、この排気装
置によると、比較的簡単な構成により、クリーンルーム
1から大量の空気を安全に殺菌処理しながら排気するこ
とができるエネルギ効率の高いシステムが実現される。
因みに、この熱サイクルのT−3線図を示せば第2図の
通りである。ここにおいて、a−b間はコンプレッサ3
による断熱圧縮行程を示し、5〜0間は再生熱交換器4
における昇温行程を、0〜6間は燃焼室5での昇温行程
を示す。また、6〜0間は再生熱交換器4における冷却
行程を、0〜1間はタービン7による断熱膨脹行程を示
している。そして又、図中の■はコンプレッサ3による
昇圧時の圧力を、■は大気圧を、■はクリーンルーム1
の内圧を示す。
なお、上記の熱サイクルは基本的にはガスタービン等に
おけるプレイトンサイクルと共通するものである。しか
し、プレイトンサイクルとの大きな違いは、その再生熱
交換器4をタービン7の上流側に配設していることであ
る。すなわち、再生熱交換器を利用する場合、プレイト
ンサイクルではそのようにすると回収動力が低減される
ため、タービンの下流側に配設するのが通例であるが、
本発明によるとクリーンルームからの空気に含まれる菌
を確実に焼殺することが第一義の目的となるから、かか
るシステム構成によるのが合目的的となり、また多少温
度を下げてからタービンを回すようにした方がタービン
材料の選択にも好都合となる。
本発明は、好適には実施例のような構成を具備してなる
ものであるが、基本的には再生熱交換器の使用を必須と
するものではなく、装置の小型簡易化を望む場合は省略
してもよい。また、コンプレッサはラジアルコンプレッ
サを用いる場合に限らず、アキシャル翼のものを使用し
てもよいし、タービンとコンプレッサとの動力伝達機構
も中軸結合する場合に限らず、例えばギヤ等を介して間
接的に連結する機構によってもよい。
なお、排気系路から大気中に放出される排気空気はター
ビンでエンタルピを放出してエネルギの無駄は少ないも
のとされるが、さらに必要に応じてはタービンで膨張し
た排気空気中の残熱を菌の培養等の熱源に再利用するこ
ともできる。
[発明の効果] 以上のように、本発明によると比較的簡単な構造により
、バイオクリーンルームからの微生物を含む排気空気を
安全に処理しながら大量に排気するのに最適となるエネ
ルギ効率の高い排気装置を実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す排気装置のシステム概
略図であり、第2図は同実施例装置による熱サイクルの
T−S線図である。 1・・・クリーンルーム 1b・・・排気口 2・・・排気系路 3・・・ラジアルコンプレッサ 4・・・再生熱交換器 5・・・燃焼室 6・・・バーナ 7・・・ラジアルタービン 8・・・コモンシャフト

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. クリーンルームからの排気空気を断熱圧縮するコンプレ
    ッサと、このコンプレッサで昇温昇圧した排気空気中で
    燃料を燃焼させる燃焼室と、この燃焼室で加熱昇温した
    排気空気を断熱膨脹させるタービンとを備え、このター
    ビンに得られるタービン動力を前記コンプレッサに動力
    伝達するように構成してなることを特徴とするバイオク
    リーンルームの排気装置。
JP22231586A 1986-09-20 1986-09-20 バイオクリ−ンル−ムの排気装置 Expired - Fee Related JP2590461B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22231586A JP2590461B2 (ja) 1986-09-20 1986-09-20 バイオクリ−ンル−ムの排気装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22231586A JP2590461B2 (ja) 1986-09-20 1986-09-20 バイオクリ−ンル−ムの排気装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6380143A true JPS6380143A (ja) 1988-04-11
JP2590461B2 JP2590461B2 (ja) 1997-03-12

Family

ID=16780431

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22231586A Expired - Fee Related JP2590461B2 (ja) 1986-09-20 1986-09-20 バイオクリ−ンル−ムの排気装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2590461B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102407088B1 (ko) * 2020-08-28 2022-06-13 한국에너지기술연구원 압축기를 이용한 청정 음압병실 시스템

Also Published As

Publication number Publication date
JP2590461B2 (ja) 1997-03-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR970701823A (ko) 가스 및 증기 터빈 장치의 작동 방법, 및 그에 따라 작동하는 장치(method of operating a gas and steam turbine installation and installation operating according to said method)
CN108278615A (zh) 一种垃圾焚烧发电厂零排放的处理系统及方法
CN108386850A (zh) 一种新型含氮有机废气蓄热式焚烧处理装置
KR20010020447A (ko) 수소 연소기로 개장하는 석탄 연료식 발전 시스템
CN211781149U (zh) 一种炉内废气焚烧装置
CN208687738U (zh) 一种焚烧发电系统
JPS6380143A (ja) バイオクリ−ンル−ムの排気装置
CN103994449A (zh) 一种复合型废气处理装置
CN210979883U (zh) 两室高效蓄热燃烧装置
JPS57102525A (en) Gas turbine
CN211847828U (zh) 电石干法生产乙炔工艺中含乙炔电石渣尾气处理系统
JP4833774B2 (ja) 工業用熱処理炉向けの常圧燃焼タービンシステム
JP2003056363A (ja) 廃棄物焼却設備とガスタービン発電装置との複合設備
CN206803189U (zh) 一种新型的多种异味有毒废气同步焚烧装置
JP2004019484A (ja) タービンシステム
JP3621389B2 (ja) 脱臭装置の排熱回収方法及び脱臭装置の排熱回収を伴うコージェネレーションシステム
CN220750142U (zh) 一种热氧化处理高浓度有机废气设备
JP2001090510A (ja) 外部加熱式マイクロガスタービン発電システム
CN208456681U (zh) 一种用于天然气分布式能源站余热锅炉烟气再循环系统
CN210624543U (zh) 一种汽车涂装烘干有机废气焚烧处理装置
CN213810663U (zh) 具有余热回收功能的rto系统
JP2002174414A (ja) マイクロガスタービンと廃棄物焼却炉とのコジェネレーションシステム
AU4326293A (en) Method and device for the operation of a combined-process power station
JPH10213317A (ja) ごみ焼却炉運転方法
JP2007278147A (ja) 脱臭装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees