JPS6379476A - テレビ受像機の水平偏向遮断回路 - Google Patents

テレビ受像機の水平偏向遮断回路

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JPS6379476A
JPS6379476A JP62221823A JP22182387A JPS6379476A JP S6379476 A JPS6379476 A JP S6379476A JP 62221823 A JP62221823 A JP 62221823A JP 22182387 A JP22182387 A JP 22182387A JP S6379476 A JPS6379476 A JP S6379476A
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N3/00Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages
    • H04N3/10Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages by means not exclusively optical-mechanical
    • H04N3/16Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages by means not exclusively optical-mechanical by deflecting electron beam in cathode-ray tube, e.g. scanning corrections
    • H04N3/20Prevention of damage to cathode-ray tubes in the event of failure of scanning

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の関連する技術分野〕 この発明はテレビ受像機の水平偏向遮断回路に関する。
〔従来技術〕
一般のテレビジョン表示方式では、映像管の最終陽極に
直流アルタ電圧を印加して陰極で発生された電子ビーム
を螢光表示面上に加速し、この電子ビームが螢光表示面
の螢光体粒子に衝突するとその粒子が可視光線を放射す
るようになっているこの可視光線の放射量はアルタ電圧
の値に依存し。
他の条件が一定のときアルタ電圧の上昇と共に増大する
。従って映像管の螢光表示面上に表示される画像の輝度
を高めるためアルタ電圧を比較的高くすることが望まし
く、シャドーマスク型映像管を持つテレビ受像機ではこ
のアルタ電圧が30KVまたはそれ以上のこともある。
カラー映像管の電子ビームはシャドーマスクや螢光表示
面に衝突する前に比較的高速度に加速されるため、螢光
体粒子による可視光線放射に若干量のX線放射が付随す
るが、この放射されたX線は殆んど映像管のガラス外囲
器、フェースプレートおよび磁気遮蔽体のような隣接金
属構体によって吸収される。正規のアルタ電圧およびビ
ーム電流の動作条件では、吸収されないX線の量が極め
て低いレベルに維持され、視聴者や付近の人には全く害
を及ぼすに至らない。
アルタ電圧を発生する高電圧発生器は、テレビ受像機の
水平偏向回路の一部として構成されている。水平発振器
は1駆動トランジスタに水平周波数の信号を供給してそ
れ′を水平周波数で′断続切換する。この水平駆動トラ
ンジスタの出力電極は駆動変成器によシ水平出力トラン
ジスタのベースに結合されているもので、駆動トランジ
スタが導通すると駆動変成器の2次巻線に負電圧が発生
して水平出力トランジスタを逆バイアスし、この駆動ト
ランジスタの導通中駆動変成器の磁界にエネルギが蓄積
される。駆動トランジスタが非導通になると、駆動変成
器の2次巻線に正電圧が発生して水平出力トランジスタ
を順バイアスし、駆動変成器の蓄積エネルギが水平出力
トランジスタの順方向ベース電流発生に使用される。
水平出力トランジスタが遮断されると、水平偏向巻線お
よび帰線コンデンサが共振帰線回路を形成し、フライバ
ック変成器の1次巻線に印加する帰線パルス電圧を発生
する。このフライバック変成器の1次巻線に印加された
帰線パルス電圧はそのフライバック変成器により逓昇さ
れ、整流回路で整流されて映像管用の直流アルタ電圧を
発生する。
X線放射量過大の不良条件でテレビ受像機が動作しない
ようにするには、アルタ電圧が過大レベルに達すると高
電圧発生器を除勢するような高電圧保護回路を設ければ
よい。アルタ電圧表示信号を除勢ラッチ回路の入力に印
加するが、従来法の回路では主ラツチ電流が流出するそ
の出力端子が水平駆動トランジスタのベースに結合され
る。
アルタ電圧が所定レベルを超えると、除勢ラッチ回路が
付勢されてラッチ電流がラッチ出力端子から水平駆動ト
ランジスタのベースに流れる。ラッチ回路は付勢されて
いる限り充分なベース電流を供給して水平駆動トランジ
スタの導通状態を維持する。・ 水平駆動トランジスタはラッチ回路の付勢後金サイクル
ごとに水平出力トランジスタを断続切換するに要するス
イッチング動作を行わない。水平1駆動トランジスタが
連続導通すると水平出力トランジスタの順バイアス電圧
が駆動変成器の2次巻線に発生す°ることかできず、水
平出力トランジスタは連続的に非導通状態に維持され、
帰線パルス電圧の発生を防止する。従って高電圧発生器
は除勢され、アルタ電圧の発生が止まる。
上述の従来法の高電圧保護回路は、水平発振器の出力端
子にスイッチング信号が発生しているときでも水平駆動
トランジスタの順方向ベース電流の連続供給を保証する
ために比較的大きなラッチ電流を供給する必要があると
いう相当な欠点がある。すなわち電流のいくらかが駆動
トランジスタのベースから水平発振器の出力端子に周期
的に放流されるときでも水平駆動トランジスタの連続導
通維持のためにそのベースに充分な電流が流れるように
除勢ラッチ回路は充分な電流を供給する必要がある。
水平発振器の出力端子と水平駆動トランジスタのベース
との間に電流制限用直列抵抗を挿入して駆動トランジス
タのベースから過大ラッチ電流が放流されるのを防ぐこ
ともできるが1.駆動トランジスタの正常な遮断速度を
上げるためにその発振器の出力端子と駆動トランジスタ
のベースの間fc加速用のコンデンサを挿入することが
あるため。
上記のようにさらに直列抵抗を追加すると駆動トランジ
スタに不適正な駆動が加わって正常な回路機能が損われ
ることがある。
〔発明の開示〕
この発明によるテレビ受像機の水平偏向遮断回路は、水
平偏向巻線と;この水平偏向巻線に結合され、水平出力
トランジスタを含む掃引スイッチと;水平周波数の2レ
ベル信号を発生する水平発振器と;上記2レベル信号の
正向きおよび負向き遷移の一方だけに応じてその2レベ
ル信号の各サイクルごとに持続時間がその持続時間内に
おける上記一方の遷移の再発に関係のない駆動パルス電
圧を発生する単安定マルチバイブレータと;上記駆動パ
ルス電圧を上記水平出力トランジスタのベースに印加し
てその水平出力トランジスタを上記駆動パルス電圧の持
続時間中順バイアスし、正常な偏向回路動作中上記駆動
パルス電圧がない状態では上記水平出力トランジスタに
逆バイアス電圧が発生するようにして上記水平出力トラ
ンジスタのスイッチング動作によって水平走査電流が生
成するようにする手段と;上記水平発振器に結合され、
異常な偏向回路動作によシ付勢されて上記2レベル信号
を除去し、上記駆動パルス電圧の期間終了前に付勢され
てもその駆動パルス電圧を早期に終了させることなく上
記水平出力トランジスタを非導通状態に維持する遮断手
段と;を含む。
〔発明の実施例〕
この発明の推奨実施例によるテレビ受像機用水平偏向遮
断回路は、水平偏向巻線と、この水平偏向巻線に結合さ
れた掃引スイッチと、水平出力トランジスタとを含んで
いる。
水平発振器は水平周波数の2レベル信号を発生し、この
2レベル信号の正負両方向の遷移の一方に応じて単安定
マルチバイブレータがその2レベル信号の各サイクル中
にパルス持続時間がそのパルス電圧期間内の上記一方の
遷移の再発に関係のない駆動パルスを発生する。
この駆動パルス電圧を水平出力トランジスタのベースに
印加する手段がそのパルス電圧の持続時間中そのトラン
ジスタを順バイアスする。この水平出力トランジスタの
逆バイアス電圧は1駆動パルス電圧のない正常な偏向回
路動作中に発生されるため、水平出力トランジスタのス
イッチング作用により水平走査電流が生成される。
水平発振器に結合された遮断手段が異常偏向回路動作に
より付勢されるが、これが駆動パルス電圧期間の終了前
に付勢されると、その駆動パルス電圧を急速に終らせる
ことなく、2レベル信号を除去して水平出力トランジス
タを非導通状態に維持する。
この発明の1特徴により、水平発振段の出力端子と出力
トランジスタのベース、駆動回路の間に単発パルス発生
器が設けられ、その水平発振段の出力信号によってこの
単発パルス発生器が作動して各水平偏向サイクル中の適
当時点で水平出力トランジスタを導通させる。この単発
パルス発生器の出力はまた水平出力トランジスタのベー
スに印加されてこれを導通させると共にその単発パルス
期間中これを導通に維持する。この単発パルス発生器の
パルス出力はそのパルスの終るまでそのパルス発生器の
入力信号の変化に影響されないため。
単発パルス発生器の動作中に遮断回路を付勢しても水平
出力トランジスタの導通状態が急速に終了することはあ
り得ない。
第1図に示すテレビ受像機の水平偏向回路10において
、端子21に発生する未調整直流入力電圧Vinは通常
のスイッチング調整器22に印加されて端子23に水平
走査用調整B土供給電圧を発生する。
端子23はフライバック変成器24の1次巻線24aを
介して水平出力段11に結合されている。
水平出力段11は水平偏向巻線25と8字整形コンデン
サ26の直列回路、水平出力トランジスタ28とダンパ
ーダイオード29から成る掃引スイッチ27オよび掃引
コンデンサ30を含んでいる。掃引スイッチ27のスイ
ッチング作用に応じて水平偏向巻線25に水平走査電流
が発生する。水平出力トランジスタ28の導電度は導線
86に発生し水平、駆動段12を介してそのトランジス
タのベースに印加される水平周波数〜のスイッチング信
号によって制御される。
水平駆動段12は反転トランジスタ32.水平、駆動ト
ランジスタ33および駆動変成器31を含み、その反転
トランジスタ32のコレクタと水平、駆動トランジスタ
33のベースに対する供給電圧は抵抗36を介して得ら
れ、水平1嘔動トランジスタ33のコレクタの供給電圧
は抵抗34と変成器31の1次巻線の直列接続を介して
得られる。抵抗34と駆動変成器31の接続点には波形
整形コンデンサ35が結合されてQ)る。
水平周波数のスイッチング信号69の前縁すなわち立上
りに始まる正の順バイアス電圧が駆動変成器31の2次
巻線に発生し、水平出力トランジスタ2Bのベースに印
加される。水平出力トランジスタ28は水平掃引期間の
中点の若干前にタンクく−ダイオード29が遮断した後
順方向コレクタ電流を流し始める。
水平周波数のスイッチング信号69の後縁すなわち立下
りに始まる負の逆バイアス電圧が水平出力トランジスタ
28のベースに印加され、その水平出力トランジスタ2
8は非導通転換遅延後遮断されて水平帰線期間が始まる
。帰線コンデンサ30と偏向巻線25は共振帰線回路を
形成して、第1図に水平出力トランジスタ28のコレク
タの波形70で示すような水平帰線パルス電圧を偏向巻
線に生ずる。
高電圧発生器84は水平出力段11.フライノ(ツク変
成器24の1次巻線24aと高電圧巻線24bおよび高
電圧回路37から成り、1次巻線24aに印加される帰
線パルス電圧を利用して端子Uにテレビ受像機の映像管
(図示せず)用の直流アルタ電圧を発生する。
水平偏向回路10は水平発振器の出力端子85に水平周
波数の発振信号81を発生する水平同期された水平発振
段13を含んでいる。その水平発振信号81は走査同期
された水平駆動信号発生器14に印加されて導線86に
水平周波数の矩形波すなわち2レベルのスイッチング信
号69を発生する。
水平発振段13は交流出力信号87を発生する電圧制御
発振器(VCO)59を含んでいる。この発振器の出力
信号87の周波数は入力端子82.83の間に結合され
たLC共振タタンク路網74の共振周波数によって決ま
る。入力端子82はまたVCO59の回路網の付勢に用
いられる直流供給電圧Vccの電源にも結合されている
。LC共振タタンク路網74は誘導子77、コンデンサ
75および抵抗76の並列回路から成り、そのQが抵抗
76の抵抗値によって制御されてVCO59を制御し得
る周波数範囲の設定を助ける。抵抗76はまたタンク回
路網74の両端間のピーク・ピーク電圧を実質的に決定
して動作の同波数安定度を与える。
VCO59は共振タンク回路網74を付勢して持続再生
発振を起し、第1図の入力端子83に波形72で示すよ
うな交番極性の電圧を入力端子82.83間の誘導子7
7に発生する。電圧72のピーク・ピーク電圧振幅ΔV
は直流供給電圧よシ小さいが、■CO59がこの入力電
圧波形を増幅整形して交流出力信号87を発生する。タ
ンク回路網74の共振周波数従って交流出力信号87の
周波数は第1図に16fHで例示する水平偏向量波数の
倍数に選べばよい。
16fHの出力信号87は÷16除算機で示した通常の
計数器60のクロック入力端子に印加される。計数器6
0の出力端子は水平発振段の出力端子85であって、そ
の出力信号は駆動信号発生器14に印加される水平周波
数の発振信号81である。
この水平発振信号81は位相固定ループ回路54によっ
て同期分離回路(図示せず)により端子88に発生され
る水平同期信号58に同期される。位相固定ループ回路
54は通常設計のものでよく1例えば西独公開特許明細
書第2940461号に対応する1978年10月5日
付米国特許願第948775号明細書記載のものと同様
のものでよい。
位相検波器56は水平発振信号81の周波数と位相を水
平同期信号58のそれと比較し、出力を濾波器57に印
加して同期信号58に対する水平発振信号81の周波数
および位相差を表わす実質的に直流の出力電圧DCIを
発生させる。この制御電圧DC1はVCO59に印加さ
れ、水平発振信号81が入来水平同期パルス58に同期
するようにVCO%の周波数と位相を調節する。
端子85に発生した同期化水平発振信号81は水平駆動
信号発生器14のランプ発生器63のリセット信号とし
て印加され、同様に水平同期信号に同期した水平周波数
のランプ電圧すなわち鋸歯波電圧67を発生する。この
水平鋸歯波電圧67は比較器64の正の入力端子に印加
され、その比較器64の負の入力端子には実質的に直流
の制御電圧DC2が印加される。比較器64の出力電圧
68の前縁すなわち立上りは鋸歯波電圧67の正向き部
分が制御電圧DC2を超えたときに生じ、この電圧68
の前縁の発生時点は制御電圧DC2が変ると変る。従っ
て比較器64の出力は衝撃係数が制御電圧DC2の値で
決まる水平周波数の2レベル電圧68である。
この比較器64の出力電圧68は単発マルチすなわち単
安定マルチバイブレータ65に印加される。単発マルチ
65は2レベル電圧68の立上りまたは立下りの何れか
一方だけに応動する。例えば単発マルチ65は電圧68
の立上シによりトリガされて、導線86に水平周波数の
2レベルスイッチング信号69の高レベル部69aに対
応する駆動パルス電圧を発生し、その後一定期間TON
にわたりその間の立上りの再発に無関係に高レベル状態
を続ける。
そのTON期間経過後単発マルチ65は低レベル状態に
戻り、比較器の出力電圧68の前縁によシトリガされる
までその状態を続ける。従って水平周波数のスイッチン
グ電圧69は一定期間TOHの高レベル部69aと比較
器の出力電圧68の前縁に一致する前縁を持つ電圧を含
み、残余の低レベル部69bの持続時間はT’oFF=
 (1/ f、□)−T。Nである。単発マルチ65は
通常の設計のものか米国特許第4282549号明細書
記載のものと同様のものでよい。
スイッチング信号69の駆動パルス電圧期間TONは各
水平偏向サイクル内で駆動変成器31の2次巻線に水平
出力トランジスタ28の順バイアス電圧が発生する駆動
期間を表わす。このTON期間中1小動段12の反転ト
ランジスタ32は導通し、1駆動トランジスタ33は非
導通である。駆動トランジスタ33が非駆動期間T O
FF中子め導通していたとき駆動変成器31の1次巻線
に蓄積されたエネルギは、この駆動期間中に1駆動変成
器の2次巻線から流出して水平出力トランジスタ28の
順方向ベース電流を生成する。
水平帰線期間を開始するため、1駆動トラ/ジスタ33
はスイッチング信号69の後縁すなわち立下りで導通し
、駆動変成器31の2次巻線に水平出力トランジスタ2
8に対する負バイアス電圧すなわち逆バイアス電圧を発
生する。水平出力トランジスタ28は波形69の後縁と
同時に遮断されず、そのトランジスタ28の蓄積時間遅
延を含む遮断遅延時間後遮断される。この蓄積用遅延時
間中に水平出力トランジスタの蓄積ベース電荷はそのベ
ース領域から払拭され、その遅延時間後水平出力トラン
ジスタ28は遮断されて、スイッチング波形69の前縁
の再発によシ駆動変成器31の2次巻線に出力トランジ
スタの順バイアス電圧が発生するまで遮断状態を続ける
水平出力トランジスタ28のコレクタ電流は高電圧発生
器84のビーム電流負荷が変ると変り、例えば負荷が増
すとコレクタ電流も増大する。水平出力トランジスタの
蓄積時間がそのコレクタ電流の値に関係するため、その
コレクタ電流が変ると遮断遅延時間が変る。従ってビー
ム電流負荷の変化によりスイッチング信号69の後縁に
対する水平帰線の開始時刻が変る。
テレビ受像機の合成ビデオ信号の画保情報に対して水平
走査の同期を保つため、比較器64の発生する出力電圧
68の前縁を位相制御ループ55によって変化させる。
位相制御ループ55は比較器64に印加される直流制御
電圧DC2を変えて、合成ビデオ信号に対する水平帰線
期間の位相関係を一定に保つようにする。この位相制御
ループ55は通常設計のものか、米国特許第42926
54号または1980年9月29日付米国特許第192
332号の各明細書記載のものと同様のものでよい。
位相制御ループ55において位相検波器61はフライバ
ック変成器24の巻線(図示せず)に発生する水平帰線
パルス電圧66の位相を同期化水平発振器出力信号81
と同期させる。この位相検波器61の出力は位相制御ル
ープ54の応答速度より約6倍も速いループ応答速度を
生成する濾波器62により濾波される。この濾波器62
の出力は実質的に直流の制御電圧DC2である。
この制御電圧DC2は帰線パルス電圧66と水平発振器
の出力信号81との位相差の変化と共に変シ、制御電圧
DC2が変ると波形81の前縁に対する波形68の前線
の位置が変る。波形68の前縁の位置が変ると単発マル
チ65のトリガ時点が変って同期された水平発振器の出
力波形81の位相に対する一定衝撃係数のスイッチング
波形69の位相を変え1合成ビデオ信号の画像内容に対
する水平走査の同期を維持する。
不良動作状態では高電圧発生器84の動作を不能化する
ように水平走査を不能化することが望ましい。高電圧発
生器84の不能化を要する不良動作状態の1例は調整B
+電圧を維持するスイッチング調整器22の故障である
。スイッチング調整器が故障すると、B+電圧が上昇し
て過大アルタ電圧を発生し得るようになる。
過大アルタ電圧が発生すると、高電圧保護回路73が高
電圧発生器84の動作を含めて水平偏向回路lOの動作
を不能化すなわち停止する。フライバック変成器の巻線
24cに発生した帰線パルス電圧71はダイオード39
で整流され、コンデンサ4oで濾波されて端子88にア
ルタ電圧を表わす直流電圧を生ずる。ダイオード39と
フライバック変成器巻線24Cの間には限流抵抗38が
挿入され、コンデンサ4゜と並列に抵抗41.42よ構
成る分圧器が結合されている。
比較トランジスタ44のエミッタ入力端子は抵抗41.
42の接続点に結合され、ベース入力電極は抵抗47を
介してツェナーダイオード5oにより端子89に発生さ
れた基準電圧Vrofの電源に結合されている。ツェナ
ーダイオード50のバイアス電流は抵抗46を介して未
調整入力電圧端子21から得られる。
基準電圧端子89と比較トランジスタ44のエミッタ入
力端子の間には陰極をそのエミッタ側にしてダイオード
51が結合されている。。
比較トランジスタ44と相補導電型のトランジスタ45
が結合されてラッチ回路43を形成し、そのラッチ回路
の出力端子90であるトランジスタ45のコレクタは抵
抗48を介して接続端子8oに結合され、その端子80
に同じ機能の陰極が結合されるように極性を定めたダイ
オード78.79がスイッチング素子を構成している。
” 正規のテレビジョン表示動作中高電圧保護回路73ノタ
イオート51が導通し、比較トランジスタ44が遮断さ
れて不能化ラッチ回路43を除勢状態に維持する。水平
偏向回路10の動作中に不良状態が起ってアルタ電圧が
危険レベルまで上昇すると、端子88のアルタ電圧表示
電圧が充分に上昇してダイオード51を逆バイアスし、
比較トランジスタ44を順バイアスして導通させる。ト
ランジスタ44のエミッタ入力電極の過渡電圧がそのト
ランジスタを無用に導通させないようにダイオード51
に並列にコンデンサ49が結合されている。トランジス
タ44が導通ずるとトランジスタ45にベース電流が供
給されてこれを導通させる。このトランジスタ4414
5の再生的に維持された状態により、不能化ラッチ回路
43が付勢される。トランジスタ45のベースに付勢を
防止するようになっている。
トランジスタ45が導通して不能化ラッチ回路43が付
勢されると、その出力端子9oに接地電圧の不能化信号
が生ずる。端子90が接地電圧になるとダイ万一ド78
.79が順バイアスされてラッチ電流ITJを端子80
から抵抗48を介して流す。このラッチ電流ITJの約
袖が端子82からダイオード78に流れ。
残シーが直流電流として誘導子77およびダイオード7
9を通って流れる。これは誘導子77の直流抵抗が抵抗
76の値に比して充分小さいからである。
ダイオード78.79が同時に導通ずると、VCO59
の入力端子82.83間に実質的に同じ電圧Vccが発
生してタンク回路網74を交流短絡する。タンク回路網
74のリアクタンス部分77を短絡すると交流入力電圧
72がなくなり、このためVCO59が不能化されて■
CO交流出力信号87がなくなる。
vCOの出力信号87は÷16計数器60のクロック入
力として働らくため、この出力信号がなくなると水平発
振段13の出力端子85の信号がラッチ回路の正確な付
勢時点に依って連続的に高レベルまたは低レベル状態を
維持し、2つの状態間の連続切換えがなくなる。このよ
うに2レベル水平発振出力信号81がなくなると、水平
周波数のスイッチング信号69が発生し得す、このため
水平出力トランジスタ28のスイッチング作用も帰線パ
ルス電圧7゜の発生もなくなる。従って高電圧発生器8
4もまた不能化され、過大アルタ電圧の発生に対する保
護が与えられる。
この発明の特徴は端子90に接地電位の不能化信号が発
生するとLC発振回路のVCO59が確実に遮断される
ことである。タンク回路74がダイオード78.79で
短絡されるため、タンク回路網の擬似付勢が起シ得ず、
VCO59の出力には交流電圧が発生し得ない。その上
夕/り回路網74の不能化に必要なラッチ電流II、は
比較的小さくてよく、vC059の内部回路網がなおタ
ンク回路網74を付勢して発振させようとしても端子8
2%83を実質的に同じ電圧に維持する程度にダイオー
ド78.79を順バイアスに保つに要する大きさに過ぎ
ない。
第1図に示すこの発明の回路において最終的に高電圧発
振器84を遮断するに要する少量のラッチ電流は、例え
ば不良動作状態中、駆動トランジスタ33のベースにラ
ッチ電流を導〈従来法回路網に必要なラッチ電流と極め
て対照的である。このような従来法回路では不良動作状
態中に水平発振器から引出したスイッチング信号が水平
駆動トランジスタを導通および非導通に切換えるのを防
ぐために相当量のラッチ電流が必要である。
またこの従来法回路は水平発損段から直流B+供給電圧
を除去するために不能化ラッチ回路を用いるという同様
の欠点を持っている。このような従来法の不能化回路で
は、不能化ラッチ回路の付勢によって水平発振器の動作
を止めるに充分な値まで供給電圧を降下させる必要があ
るため、比較的大きなラッチ電流を要する。
この発明の回路のVCO59は集積回路の一部として製
造し、端子82.83をその集積回路基板上に形成した
各成分に接続された端子ピンに接続するように設計する
こともできる。不能化回路73はこのVCOの入力タン
ク回路を直接不能化する。集積回路上の各成分から接続
導線を切離すような入力端子ビン82または83の欠陥
によってもVCO59は遮断される。このように保護回
路73をVCOの内部回路から機能的に分離するような
導線の欠陥は同時にVCOを遮断する。
この発明の他の特徴は水平出力トランジスタ28の駆動
期間T0n中に付勢されるとその駆動を早期に止めるこ
となくその期間が完了してから遮断する遮断回路の設計
である。駆動信号発生器14はスイッチング電圧69を
発生するための単発マルチ65を含んでいるから、その
遮断回路が付勢されると、その単発マルチは入力に印加
される遷移が立上りでも立下シでもそれが駆動パルス電
圧部分69aを発生している付勢期間中にリセットまた
は再トリガすることができない。
その上単発マルチ65の安定出力状態は水平出力トラン
ジスタ28の順方向、駆動を除去した状態のため、高電
圧保護回路73を付勢すると水平出力トランジスタ28
は遮断期間中非導通状態に保たれるかまたは最終的にそ
の状態に切換えられる。遮断回路を付勢しても水平出力
トランジスタが遮断中引続いて導通状態を維持する不都
合がない。
第2図は第1図の回路の一部で、そのLC電圧制御発振
器の1実施例を含むものを示す。第1図と第2図の各素
子で同じ引用数字を付したものは同様の機能を有する。
一般にVCO59は米国特許第4243953号明細書
記載の電圧制御発振器と同様である。
共振タンク回路網74の入力端子82.83の間にはそ
れぞれ緩衝トランジスタ107,108を有するトラン
ジスタ105,106の差動構成を含む差動増幅回路1
04が結合されている。この共振タンク回路網74を励
起して持続発振させ、交流電圧72を発生させるため、
差動トランジスタ105のコレクタを端子83に結合す
ることにより正帰還すなわち再生帰還が与えられている
。この帰還ループの利得はタンク回路網74のインピー
ダンスや電流源110の大きさ等の因子によシ決まる。
差動トランジスタ106のコレクタに当る差動増幅器1
04の出力端子はトランジスタ102 、103 ヲ含
む1対1′1を流ミラー119の制御電極に結合されて
いる。トランジスタ103のコレクタがVCO59の出
力端子に当り%16fHのタンク回路網の共振周波数で
反復するVCOの矩形波出力電流信号が第1図の÷16
計数器60に印加されて衝撃係数50%の水平周波数矩
形波信号81を発生する。
差動増幅器104の零入力点はオフセット電圧を最小と
すると接地電位に対する端子83の電圧が電圧V。0に
等しい正弦波のタンク電圧72の零細交差時点で生じ、
このタンク電圧72の零細より正の部分では差動増幅器
104のトランジスタ105〜108がその増幅器10
4を導通に保って矩形波電流信号187の高レベル部を
発生するようにバイアスされる。正弦波のタンク電圧7
2が負の間は差動増幅器106が遮断され、矩形波電流
信号187の低レベル部を発生する。このようにして矩
形波電流信号187が正弦波のタンク出力電圧72と同
相になる。
vCO出力電流信号187の周波数と位相を制御するた
め、第1図の位相固定ループ54の発生する、、  4
 −       −一 直流制御電圧DCIに応動す
る帰還逓倍回路112によってタンク回路74の共振周
波数を制御する。帰還逓倍器112は上記米国特許第4
243953号明細書または1968年12月発行のア
イ・イー・イー・イー・ジャーナル・オブ・ソリッド・
ステート・サーキット(IEEE  Journal 
of 5olid−8tate C1r−cuit)第
5C−3巻第4号第373〜380頁掲載のビロッティ
(Alberto B11otti )の論文[モノリ
シックアナログ逓倍器の応用(Appl 1catio
n ofa Monolithic Analog M
ultiplier ) Jに記載されたものと同様で
よい。
帰還逓倍器112は+VC8電源端子82からタンク回
路網74を介して導線120に流れる電流i。を発生す
る。この逓倍器電流i。はタンク電圧72と直角位相を
成し、従ってこの離相が遅相すなわち−90゜のときは
タンク誘導子77を流れる電流inと同相になり、進相
すなわち+900のときはタンクコンデンサ75を流れ
る電流i。と同相になる。逓倍器112は直流制御電圧
DCIに応じて直角電流i。の値を変え、その電流の位
相を進相か遅相かに設定してタンク回路網74の見掛け
のキャパシタンスおよびインダクタンスの値を変え、こ
れに応じてタンク電圧72の周波数を変える。・ 差動増幅器104の緩衝トランジスタ108は動作の直
線領域にバイアスされるため、そのエミッタ電圧はタン
ク出力電圧72と同相の正弦波電圧である。このトラン
ジスタ108のエミッタの同相電圧は信号線路119を
介して逓倍器112のノζラフニーズ増幅器116に印
加される。
パラフェーズ増幅器116は信号線路119の同相電圧
を互いに180  離相した2つの直角信号に変換する
。その中で+90°の進相直角信号は信号線路114に
、−90°の遅相直角信号は信号線路115に生ずる。
この2つの直角信号は2重平衡縦続差動増幅器113に
印加され、その出力線路118と117にそれぞれ+9
0°の進相電流i工と一90°の遅相電流12を生ずる
第2図の差動増幅器104の再生帰還ループの利得はト
ランジスタ105のコレクタ出力インピーダンスの関数
で、コレクタ出力インピーダンスが高いほど利得が大き
くなる。タンク回路網74のインピーダンスはこのコレ
クタ出力インピーダンスを含む。第1図の不能化ラッチ
回路73が付勢されるとダイオード78.79が同時に
導通してタンク回路網74の両端間に低インピーダンス
の分路を形成するため、不能化ラッチ回路73の付勢後
は再生帰還ループの利得が1より小さくなり、タンク発
振を止め、VCO59を不能化する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を実施した水平偏向回路の部分ブロッ
ク回路図、第2図は第1図の電圧制御発振器(VCO)
の1実施例を含む第1図の回路の一部を示す回路図であ
る。 12・・・駆動パルス電圧印加手段、25・・・水平偏
向巻線、27・・・掃引スイッチ、28・・・水平出力
トランジスタ、59.60・・・水平発振器、65・・
・単安定マルチバイブレータ、 78.79・・・スイ
ッチング素子。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)水平偏向巻線と、この水平偏向巻線に結合され、
    水平出力トランジスタを含む掃引スイッチと、水平周波
    数の2レベル信号を発生する水平発振器と、上記2レベ
    ル信号の正向きおよび負向き遷移の一方だけに応じてそ
    の2レベル信号の各サイクルごとに持続時間がその持続
    時間内における上記一方の遷移の再発に関係のない駆動
    パルス電圧を発生する単安定マルチバイブレータと、上
    記駆動パルス電圧を上記水平出力トランジスタのベース
    に印加してその水平出力トランジスタを上記駆動パルス
    電圧の持続時間中順バイアスし、正常な偏向回路動作中
    上記駆動パルス電圧がない状態では上記水平出力トラン
    ジスタに逆バイアス電圧が発生するようにして上記水平
    出力トランジスタのスイッチング動作によつて水平走査
    電流が生成するようにする手段と、上記水平発振器に結
    合され、異常な偏向回路動作により付勢されて上記2レ
    ベル信号を除去し、上記駆動パルス電圧の期間終了前に
    付勢されてもその駆動パルス電圧を早期に終了させるこ
    となく上記水平出力トランジスタを非導通状態に維持す
    る遮断手段とを含むテレビ受像機の水平偏向遮断回路。
JP62221823A 1980-12-15 1987-09-03 テレビ受像機の水平偏向遮断回路 Granted JPS6379476A (ja)

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