JPS6379182A - 領域指定方法および領域処理装置 - Google Patents

領域指定方法および領域処理装置

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JPS6379182A
JPS6379182A JP61223671A JP22367186A JPS6379182A JP S6379182 A JPS6379182 A JP S6379182A JP 61223671 A JP61223671 A JP 61223671A JP 22367186 A JP22367186 A JP 22367186A JP S6379182 A JPS6379182 A JP S6379182A
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JP61223671A
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English (en)
Inventor
Koichi Miyazaki
康一 宮崎
Masami Kurata
倉田 正實
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、ラスク走査で作成する画面上で領域を指定す
るための領域指定方法とこの方法によって指定された領
域内外について画信号の処理を行うだめの領域処理装置
に関する。
「従来の技術」 複写機を例にとると、ディジタル信号処理技術の応用で
その機能はますます高度化している。そして、本来的な
複写機能すなわち原稿の画像を忠実に再現する機能にと
どまらず、画像の一部に対してオペレータの希望する処
理を施すことも可能となってきている。例えばカラー複
写機の場合には、一部の領域に指定色で色付けを行い、
特定の画情報を強調することが行われている。また通常
の白黒画像の複写機でも、指定された領域に対してマス
キングやトリミングを行ったり、画像の明度を反転させ
たり、あるいは網がけを行うことができるものが要望さ
れており、それらの一部はすでに製品化されている。ま
たCRTによる画像処理の分野でも、指定した領域の内
外で画像処理を異ならせるような機能を備えることが必
要な条件の一つとなってきている。
「発明が解決しようとする問題点」 ところで従来の画像処理技術では、表示画面上に設定す
る領域の形状は矩形等の非常に簡単なものが大半であっ
た。これは複雑な形状の領域を指定した場合には、事実
上それぞれの画素がどの領域に含まれるかどうかを画素
単位で記憶する大容量のメモリが必要となり、画信号処
理装置を非常に高価なものとしてしまうという問題があ
ったからである。
ところが矩形領域の設定等のように簡単な領域指定しか
できない装置では、新聞の切り抜き作業さえも満足に行
えない場合があり、装置の利用対象が制限されることが
多かった。
そこで本発明の目的は、(i>複雑な領域指定も大容量
メモリを必要とせずに行うことができる領域指定方法と
、(ii )この領域指定方法を用いて設定された領域
内外について画信号の処理を行う領域処理装置を提供す
ることにある。
「問題点を解決するた緬の手段」 まず(i)本発明の領域指定方法では、走査線で構成さ
れる表示画面上で主走査方向の線分と副走査方向の線分
をそれぞれ同数用意し、これらを交互に折れ線状につな
いで閉領域を構成し、その閉領域の内外で異なった信号
処理を行う装置において、閉領域の主走査方向における
各変化点を主走査方向に沿って等間隔に並べ、また、こ
の閉領域の副走査方向における各変化点を副走査方向に
沿って等間隔に並べ、これによって形成された格子状の
座標系で表わされる閉領域を用いて領域の指定を行う。
また(11)本発明の領域処理装置には、走査線で構成
される表示画面上で主走査方向の線分と副走査方向の線
分をそれぞれ同数折れ線状につないで閉領域を構成する
ようにそれぞれの線分を指定する線分指定手段と、前記
した閉領域の主走査方向における各変化点を主走査方向
に沿って等Vl隔に並べ、また、この閉領域の副走査方
向における各変化点を副走査方向に沿って等間隔に並べ
、これによって閉領域を格子状の座標系で表わされる閉
領域に変換する閉領域変換手段と、この閉領域変換手段
によって変換される前後の閉領域における線分の各接続
点の座標データを対応させて記憶する座標データ記憶手
段と、格子状の座標系で表わされる閉領域それぞれを主
走査方向に走査したときの領域の変化点の有無をデータ
として記憶する領域識別データ記憶手段と、領域識別デ
ータ記憶手段によって領域の内外を識別し座標データ記
憶手段によって表示画面上におけるそれらの領域の位置
を判別する領域判別手段と、この領域判別手段によって
判別された領域それぞれについて所望の画像処理を行う
画像処理手段を具備させる。
すなわち、本発明の領域指定方法および領域処理装置で
は、通常の座標で指定されたデータを格子座標のデータ
に変換することにより座標データの記憶量を少な(し、
またこの変換後の座標を用いて領域内外の処理を異なら
せる。
なお、領域の指定を行うには、格子状の座標系で表わさ
れる閉領域をそれぞれ主走査方向に走査したときの領域
の変化点の有無をデータとして記憶することが有効であ
る。領域の指定は1つだけでなく複数行うことができる
。複数の領域が指定されたときには、これら領域の処理
を同一にすることもできるし、処理内容を個別に変化さ
せることもできる。線分指定手段は、入力されたデータ
が主走査方向の線分あるいは副走査方向の線分を指定す
るデータとして狂いがあるとき、これらのデータを前に
指定された線分との関係で修正するデータ修正機能を具
備すると便利である。
「実施例」 以下実施例につき本発明の詳細な説明する。
1つの領域の指定方法 第1図〜第3図は本発明の領域指定方法のプロセスを説
明するためのものである。本発明の領域指定方法では、
ラスク走査によって形成される画面に(i)主走査方向
の線分と(ii )副走査方向の線分の2種類の線分を
用いて閉領域を設定する。
このとき、最も簡単な形状の領域は矩形領域となり、こ
の場合には主走査方向、副走査方向共に2本ずつの線分
が用いられることになる。もちろん、本発明ではより多
くの線分を用いてより複雑な領域を指定することができ
る。
第2図は指定された領域の一例を表わしたちのである。
プリンタと連結された画情報処理装置では、このような
領域は記録用紙上での指定領域ともいうことができる。
この第2図では、それぞれ主走査方向お、よび副走査方
向の線分を5つずつ用いている。これらの線分の接続さ
れた箇所に順に番号を付し、点P。−Ps  とする。
これらの点Po’=P9 は、それぞれ画素単位の位置
決めで自由に設定されたものである。各点P。−P、の
座標を次式のように表わす。
P= (X、Y)         ・・・・・・(1
)ここで、Xは原点から主走査方向の長さであり、Yは
副走査方向の長さである。
一般に、m+1個の点P、−P□を順に結んで作成され
た閉領域1(第2図ではm−9)は次の第2式に示すよ
うな点系列として表現することができる。
(po  、 PI  、・・・・・・Pヨ )   
 ・・・・・・(2)ここでmは3以上の整数であり、
主走査方向と副走査方向の線分の数の和が偶数となるの
でm自体は奇数となる。
前記した(2)式は、X座標とY座標についてそれぞれ
次の(3)式と(4)式のように表わされる。
(x、、x、、−−−−−−x、)     −・−・
<3)(yo  、Y3.・・・・・・Y、)    
 ・・・・・・(4)(3)式で表わされるX座標の各
数値を点Pの昇順に座標値Uとして1.2.3、・・・
・・・と番号付けする。(4)式で表わされるY座標の
数値については、点Pの昇順に座JyA vとして1.
2.3、・・・・・・と番号付けを行う。このようにし
て次のような座標変換テーブルが作成される。
Fx(u)   −X               
         ・・・ ・・・  (5)Fy(V
)=Y         ・・・・・・(6)(1)式
で示したP= (X、Y)で表ねされる座標値をQ−(
u、v)で表わされる座標に変換すると、(2)式で表
わした点系列(po 、 p、。
・・・・・・P、 )は点系列(QG  、 Q、  
、・・・・・・Q、 )に変換される。第3図はこのQ
系列の座標を表わしたものである。以後、座標(u、v
)を格子座標と呼ぶことにする。なぜなら、第2図で表
わされたそれぞれの点P0〜P、の実際の位置関係は、
第3図において各点の順序を表わした整然とした格子状
のものに置き換えられたからである。
格子座標におけるU方向(主走査方向)の1単位を主走
査ブロックとし、原点から1ブロツクごとに第00主走
査ブロツクU。、第1の主走査ブロックui 、・・・
・・・第nの主走査ブロックU、、、・・・・・・と呼
ぶことにする。また格子座標におけるV方向(副走査方
向)の1単位を副走査ブロックとし、原点から1ブロツ
クごとに第Oの副走査ブロックvO%第1の副走査ブロ
ックv1、・・・・・・第nの副走査ブロックvI、、
・・・・・・と呼ぶことにする。
このようにして作成された第2図の座標系で、各副走査
ブロックごとに各々の主走査ブロックが領域2の中か外
かの判別を行えば、ラスク走査時における領域の内外判
別が可能となる。
さて、2つの隣接した点Q、、、Qo+1  は次のい
ずれかの式で表わされた関係を満足する。
u、 = ull+、 、 v、 f−v、、、   
−−−−−−(7)uo ≠u、、i % V、l= 
Vllol   ””” (8)ここで(?)式の場合
は2点QhNQ、、+、が副走査方向に連結しているこ
とを意味し、(8)式の場合にはこれらの点Q rl 
、Ql’1+−1が主走査方向に連結していることを意
味する。
そこで、副走査方向の連結関係を示すマツプメモリ(以
下副走査連結マツプMという。)を格子座標に対応させ
て用意すれば、領域の内外の判別ができることになる。
このためには、点系列(Qo  、 Q+  、 ””
”Q−)の隣接した2点Q9、Q n 41 の副走査
連結関係を判定し、(7)式の関係にあるときはすべて
の符号Nについて次式のようにする。
M(uI、、N)=マーク   ・・・・・・(9)た
だし、5=lJ+n  (v、、、   、、−1)と
するとき、■ 前記符号Nは次式で表わされる。
N= SSS+1、・・・・・・、s+ l vII −V、
、l  l −i・・・・・・(10) この操作を点系列全体にわたって行うと、第1図に示す
ように最終的に各副走査ブロック内の領域切り換わりを
表わした主走査位置のマツプができる。この第1図から
了解されるように任意の副走査ブロックにおいて、格子
座標の主走査位置Uで領域2の切り換わりが生じる場合
には、そのブロックでのM(u、v)は1nとなり、こ
の他の場所では“0”となる。
よって、記録のだ狛のラスク走査を行うとき、副走査ア
ドレスYがFy  (v)であれば、すなわち副走査ブ
ロックVの開始アドレスと一致していれば、副走査アド
レスFY(V)〜副走査アドレスFT  (V)−1の
区間で、主走査方向領域切り換わりの主走査アドレスは
次式で表わされる符号Iに対応した関数FX であるこ
とがわかる。
M(I、V)=マーク 以上説明したように、 (1)点系列(P= (X、Y))から(X)を昇順に
番号付けし、Fx(u)=Xの関係を求め、(Y)も昇
順に番号付けしてFy(V)−Yの関係を求め、 (ii)Fx、Fyを用いて点系列(P= (X、Y)
)を他の点系列(Q= (u、V))に変換し、(ii
i ) Qの連続する2点Q、、、Q、。1間で副走査
方向の連結関係があるときM(ul、、N)にマークを
付けることで副走査方向連結マツプを作成する。そして
、 (iv )副走査アドレスYがFy(v)≦Y < F
Y(V+1)である区間では、マークの付けられている
主走査位置が領域の切り換え位置であることが判別され
ることになる。
複数の領域の指定方法 以上、1つの閉領域の指定について説明したが、本発明
は複数の領域に対しても適用することができる。
K個の領域(Pl)、(P2)、・・・・・・H” )
が同一記録面上で指定されたものとする。この場合、ま
ず前記した(1)の手11Jtをすべての(X)すなわ
ち((X’)、(X2 )、・・・・・・(X’)〕に
対して施す。すべての(Y)すなわち((Y’)、(Y
2)、・・・・・・(YM)に対しても同様である。
このようにして、K個の領域(P’  )、(P2)、
・・・・・・(PK)に共通の関数FX およびFyを
求める。
次に前記した(11)の手順をそれぞれの点系列((P
’)、(P”)、・・・・・・(P“ )〕で行い、共
通のマツプを用意する。そして前記した( iv )の
手順をそれぞれの点系列((Q’)、(Q2)・・・・
・・(QI′))で行い、共通のマツプ情報および関数
FxおよびF、から前記した(v)の手順で主走査領域
の切り換え位置を得ればよい。
第4図は指定された領域が2つの場合の格子座標の例で
あり、第1の領域5と第2の領域6が格子座標上に特定
されていることがわかる。第5図はこの例における副走
査連結マツプメモリの内容を表わしたものである。第2
の領域6の切り換え位置には信号“2”が記憶され、第
1の領域5の切り換え位置には信号“1”が記憶されて
いる。
第6図は第3の副走査ブロックにおけるそれぞれの走査
領域と第1および第2の領域の関係を表わしたものであ
る。
装置構成と実際の指定方法 第7図はこのような領域指定を行い、これに基づいて画
像を処理し記録面を作成することのできる画情報処理装
置の要部を表わしたものである。
この画情報処理装置は、画像の読み取りを行うスキャナ
11をf脂えている。スキャナ11は例えば、CCD等
の読取素子を配置しており、コントローラ12の制御に
よって画像の読み取りを行う。この結果得られた画信号
13は画信号処理部14に供給される。一方、オペレー
タはディジタイザ15を用いて図示しない原稿上で閉領
域を構成する各点を指定する。コント占−ラ12はこれ
らの点情報を基にして、主走査方向成分および副走査方
向成分で囲まれたに個の閉領域(Pl)、(P’)、・
・・・・・(P′)を認Ma!する。そして、すでに説
明した方法で副走査ブロックごとの主走査領域切り換え
のアドレスを計算する。
この計算が終了したら、コントローラ12はスキャナ1
1から画信号処理部14を経てプリンタ16に記録デー
タが流れるのと同期して、図示しない副走査アドレスカ
ウンタで副走査アドレスをカウントする。そして、関数
FX、FYおよびMを参照して該当する副走査ブロック
ごとに主走査領域切り換え信号を発生させ、画信号処理
部で領域の内外に応じた信号処理を行う。このようにし
て、指定された領域ごとに所望の信号処理が行われた画
信号17がプリンタ16に供給され、記録動作が行われ
ることになる。
ところで、定規等の位置設定用の道具を用いずにディジ
タイザ15で直接領域の指定を行うと、本来同一の主走
査位置あるいは同一の副走査位置に存在するべき点が微
妙にずれて指定されることになる。第8図はこのような
入力結果を多少誇張して表わしたものであり、第2図に
対応するものである。
本発明では、閉領域を構成する線分の方向は主走査方向
あるいは副走査方向に一致することを前提としている。
そこで、オペレータによっである程度不正確に入力され
た点情報P。、Pl、・・・・・・であっても、これら
を結んで作成された図形が直角多角形となるような修正
が行われる。
今、オペレータによって入力された生の点情報をp (
x、y)とし、直角多角形化された点情報をP (X、
Y)とする。
まず最初の点P。、po については、これらを基準の
ために同一点として設定する。すなわち、次式のように
なる。
Pa =(Xo  、 Yo  ) = (Xo  、 yo  ) = I)o・・・・・
・(11)次に2番目の点P l−(XI  、 Yl
  )については、もし次式が成立するとき、すなわち
X座標の変動量がX座標のそれより大きいときには点座
標p+ −(XI  、 Yl  )を(x+ 、 Y
o )とし、横フラグをオンにする。
lx+   xol≧ly+   VoL”・”(12
)ここで横フラグをオンにしたとは、図で横方向の座標
値すなわちX方向の座標値を採用したことを意味するも
のである。反対に次式で表わされる場合には、点座標P
I  =(X、  、Yl  )を(xo  、y+ 
 )とし、頃フラグをオフとする。
lx+  xo l<1y+  Vo l・・・・・・
(13)ここで横フラグをオフにしたとは、図で横方向
の座標値を採用しないこと、すなわちy方向の座標値を
採用したことを意味するものである。
TI=2〜m−1に対しては、もし、横フラグがオフの
場合にはこれを反転してオンとし、点座標P0 を次の
ように設定する。
P、 = (X、、、 Y、、) ” (xn  、 Y、、  ) ’・・・・−(14
)これに対して、同じT1=2〜m−1において、横フ
ラグがオンの場合にはこれを反転してオフとし、魚座J
 P 、、を次のように設定する。
P、 = (X、  、 Y、  ) = (X、、−1、y−)・・・・・・(15)最後の
n=mについては、もし、横フラグがオフの場合には点
座標Pカを次のように設定する。
P、 = (X、 、 Y、 ) = (Xo  、 Y−−1> ”・・” (16)こ
れに対して、横フラグがオンの場合には点座標Pヨを次
のように設定する。
P、% =<X力 、Y、 ) =  (x、、  、Yo  )   −−・−(17
)このようにして、座標を順次修正した後、領域の処理
を行うことができる。
ところで複数の領域を指定する場合には、これらの領域
の内外を単純に判別すれば足りる場合と、どの領域の内
部であるかを個別に識別したい場合とがある。前者の場
合とは、例えば領域内のみを抽出して画像を記録するよ
うに各領域とも同一の画像処理を行う場合である。後者
の場合とは、例えば第1の領域についてマスキングを行
い、第2の領域については画像の反転を行う等のように
領域ごと画像の処理を異ならせるような場合である。
領域ごとに異なった処理を行う必要がある場合には、例
えば第5図に示した副走査連結マツプメモリを副走査ブ
ロックごとに主走査方向にスキャンしていく。そして、
このマツプに書かれている領域番号l(第5図では“1
″または“2″″)が2度出現する度数をカウントする
。このカウント値が第6図に示す主走査領域番号を得る
ことができ、第1の領域、第2の領域等の領域番号と対
応づけができる。第5図に示した例におけるこの対応結
果を次の第1表に示す。
第1表 このように、ラスク走査を行って、副走査ブロックごと
に領域切換アドレスと共に主走査領域ごとの領域番号の
識別も可能になる。
領域処理装置 次に以上の領域指定方法を用いた領域処理装置について
その実施例を説明する。その前に、装置の理解を容易に
するために、従来の提案された装置の概要とその欠点を
概説する。
第9図は、領域指定を行って画像の処理を異ならせる従
来の提案された領域処理装置を表わしたものである。図
示しない読取装置から得られた読取信号31は、この装
置のγ補正回路32に入力されてγ補正が行われ、続い
て色補正回路33、UCR回路34、ディザ処理回路3
5から成る画像処理部36を経て画信号37としてマル
チプレクサ38の一方の入力端子に供給される。この画
信号37は、カラーの良好な再現を行うためにイエロー
、マゼンタ、シアン、ブラックの各面信号成分を適宜補
正した、いわば標準処理画像作成用の画信号である。
一方、領域内画信号発生器39は、特定された領域内で
使用される画信号41を発生させる。この画信号41と
は、網かけ等の処理が行われた信号である。領域内画信
号発生器39の出力する画信号切換信号42がこれら2
種類の画信号37、41の選択を行い、出力画信号43
として図示しない記録部に供給されることになる。
ところで領域内画信号発生器39は、画信号41および
画信号切換信号42を出力するためにいくつかの信号を
入力するようになっている。このうち、画素情報信号4
4はγ補正回路32の出力を情報判定回路45で加工し
たもので、画素ごとにそれがどのような画情報(例えば
白色の画情報)で構成されているかを表わした信号であ
る。
領域信号46は領域の内外を判定するための領域内外判
定回路47の出力信号である。領域内外判定回路47は
、ライン同期信号48(第10図a)の入力によってク
リアされる。このとき、領域信号46(第10図C)は
初期的な信号状態すなわち領域の外を表わす信号状態と
なる。領域内外判定回路47のトグル入力端子Tには主
走査領域切換パルス49(第10[50b)が供給され
る。主走査領域切換パルス49が供給されるたびに第1
0図に示すように領域信号46の論理が反転し、これに
より領域内画信号発生器39は領域の中か外かを判別す
ることができる。
領域内画信号発生器39には、領域外の処理モードを表
わした領域外処理モード信号51と、領域内の処理モー
ドを表わした領域内処理モード信号52が供給されてい
る。従って例えば領域外処理モード信号51が領域外の
画信号37を除去することを指示し、領域内処理モード
信号52が領域内の画信号37をそのまま出力すること
を指示していたとすれば、領域信号46が領域内である
ことを表わしたときマルチプレクサ38は画信号37を
出力画信号43として選択する。また、領域信号46が
領域外であることを表わしたときには、領域内画信号発
生器から出力される白色(地色)の画信号41がマルチ
プレクサ38によって選択され、出力画信号43として
出力されることになる。
ところで提案されたこのような領域処理装置では、例え
ば第11図に示したように記録用紙54の一部領域55
のみ画情報を記録する(トリミングを行う)ような処理
を簡単に行うことができる。
ところがこの装置では領域を複数指定して、それらの処
理を異なったものにしようとすると、その作業が大変複
雑となる。
一例を第12図に示す。同図では、第1の領域56と第
2の領域57が指定されている。第1の領域56は赤色
に着色され、第2の領域は地色に設定され(マスキング
)、これらの領域外の部分58のみ画情報の記録が行わ
れるものとする。
第13図はこのような処理を行わせるための領域指定作
業を順に表わしたものである。まず、同図Δに示すよう
に矩形領域61を指定し、その領域外の部分62に画情
報の記録が行われることを指示する。次に同図Bに示す
ように残りの画情報記録部分の右半分部分として他の矩
形領域63を指定し、その領域内について画情報の記録
の指示を行う。この後、同図Cに示すように「コ」の字
形の領域64を指定し、その領域内についても画情報の
記録を指示する。ただし、この同図Cに示す領域指定作
業は、指定された図形によっては更に複雑となり、領域
を更に3分割して指定作業を行わなければならない場合
もある。このような作業が終了したら、最後に同図りに
示すように矩形領域65を指定し、この領域内を赤色で
記録するように指示する。これにより、第12図で示し
たような記録作業が行われることになる。
このように従来提案された領域処理装置では、画像処理
のための領域指定作業が大変複雑となる場合がある。そ
ればかりか、領域の分割指定等を行う場合にそれらの位
置がずれて指示されるおそれがあり、所望の画像が得ら
れない場合もある。
そこで、本発明の領域処理装置では、複数の領域を同時
に指定することができ、しかもこれらの領域の処理モー
ドを異ならせることができるようにしたものである。
第14図は、本発明の一実施例における領域処理装置を
表わしている。第9と同一部分には同一の符号を付して
おり、これらの説明を適宜省略する。
さて、この領域処理装置では、第1〜第Nの領域を指定
できることに対応させてこれらの各領域の処理モードを
表わした領域内処理モード信号71−1〜71−Nをそ
れぞれ処理モード用マルチプレクサ72に入力させるよ
うにした。そして、領域番号を領域番号信号73で指定
し、領域内処理モード信号71−1〜71−Nのうち対
応するものを領域内処理モード信号74として領域内画
信号発生器39に供給することにしている。
この領域処理装置の動作を第15図と共に説明する。同
図aは、ライン同期信号48の発生タイミングを表わし
ている。本実施例の装置でライン同期、信号48は領域
内外判定回路47とカウンタ76の双方に供給され、こ
れらの内容をクリアする。この主走査開始時点ではどの
領域の内部も走査しておらず、第15図dに示すように
領域番号として領域“0”が判別されている。
同図すに示すように、第1番目の主走査領域切換パルス
49が領域内外判定回路47に供給されると、領域信号
46(第15図C)が反転し、領域“1”が判別される
(同図d)。これと共に、領域信号46によってカウン
タ76が1つだけカウントされ、第1の領域を示す領域
番号信号73として処理モード用マルチプレクサ72に
供給される。処理モード用マルチプレクサ72はこれを
基にして第1の領域内処理モード信号71−1を選択し
、これを領域番号信号73として出力する。
領域内外信号発生器39は、この第1の領域内処理モー
ド信号71−1に示された内容で画信号の処理を行い、
処理後の画信号41をマルチプレクサ38に供給する。
マルチプレクサ38は特別の画像処理が行われていない
画信号37と処理後の画信号41のうちの一方を画信号
切換信号42に応じて選択し、出力画信号77として出
力する。
領域の切り換わりが検知され、第2番目の主走査領域切
換パルス49が領域内外判定回路47に供給されると、
領域信号46(第15図C)が元の状態に戻り、第1の
領域の外になったことが判別される。このとき、領域外
処理モード信号51が選択され、画信号切換信号42に
よってマルチプレクサ38の選択する内容が切り換えら
れる。
次に第3番目の主走査領域切換パルス49が領域内外判
定回路47に供給されると、領域信号46が再び論理を
反転され、領域“2”が判別される。以下同様にして第
5番目の主走査領域切換パルス49が領域内外判定回路
47に供給されると、3番目の領域として領域“3”が
判別されることになる。以下同様であり、各領域ごとに
対応する領域内処理モード信号71が選択され、マルチ
プレクサ38でこれに基づいて処理された画信号41と
標準的な画信号37の選択が行われて、1ライン分の出
力画信号77が作成されることになる。
ところで先の第12図で破線で示した主走査位置で画像
処理が行われる場合を考えてみる。この主走査位置では
第1の領域56がまず判別され、次いで第2の領域57
が2回判別されることになる。すなわち領域“1″が第
1の領域に対応し、領域“2″と領域“3”が第2の領
域に対応することになる。従ってこの場合には、第1の
領域内処理モード信号71−1として第1の領域の処理
モード信号を与え、第2および第3の領域内処理モード
信号71−2.71−3として第2の領域の処理モード
信号を与えればよい。
さて、この実施例の領域処理装置が領域処理機能として
トリミング、マスキング、色変換、ネガ−ポジ変換の諸
機能を備えているものとする。この装置の機能を整理す
ると次の第2表のようになる。
第2表 この第2表を、みると分かるように、マスキング、色変
換およびネガ−ポジ変換は、領域外で標準処理となり、
領域内では情報が存在するか存在しない(白)かによっ
て信号処理が異なるようになっている。またトリミング
の場合には、領域の内外で処理が逆転しており、他の3
つの処理とは基本的に異なった処理内容となっている。
これから、第14図に示した領域処理装置における領域
内処理モード信号71と領域外処理モード信号51とは
次のように割り付けることができる。
(1)領域外処理モード信号51 0:標準処理 1:白 (2)領域内処理モード信号71 これは、処理モードと指定色を表わすことになる。処理
モードについて次の第3表のように2ビツトが割り当て
られると、領域内外の処理モードと領域処理装置の処理
機能とは第4表のようになる。また、指定色については
第5表のように3ビツトが割り当てられる。
(以下余白) 第3表 第4表 (以下余白〉 第5表 なお、第3表においてマスキングは、色変換にお(する
指定色を白と指定することによって同一の処理とするこ
とができる。
(3)画素情報 0:画素が白 1:画素に情報あり 以上の領域外処理モード、領域内処理モード、領域信号
および画素情報を基に、領域内画信号発生器39では第
2表に従った出力を行うことになる。なお、第14図に
おいて、画信号切換信号42はこの第2表において“標
準処理”を出力するとき画信号37を選択し、それ以外
の場合には領域内画信号発生器39の発生した出力とし
ての画信号41を選択する。このようにして、出力画信
号77が作成され、図示しない記録部に送出されること
になる。
「発明の効果」 以上説明したように、本発明によれば通常の座標系で一
度設定された閉領域を格子状の座標系における閉領域に
変換するようにしたので、複雑な領域指定も小容量のメ
モリで行うことができる。
しかも処理を異ならせる領域を複数指定することができ
、その指定操作が簡略となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例で1つの領域を指定した場合
の副走査連結マツプメモリの記憶内容を示す説明図、第
2図は第1図に対応させて領域の指定状態を示した平面
図、第3図は第2図に示した領域を格子座標で表わした
説明図、第4図は格子座標に2つの領域が指定された例
を示す説明図、第5図はこの場合の副走査連結マツプメ
モリの記憶内容を示す説明図、第6図は第4図に示した
第3の副走査ブロックにおける操作領域とそれぞれの領
域の関係を示す説明図、第7図は画情報処理装置の要部
を示すブロック図、第8図はディジタイザを用いた領域
指定例をやや誇張して表わした平面図、第9図は従来の
領域処理装置を示すブロック図、第10図はこの従来の
装置の動作を説明するためのタイミング図、第11図は
1つの領域指定が行われた状態を示す平面図、第12図
は異なった処理を行う2つの領域が指定された状態を示
す平面図、第13図A−Dは従来における第12図に示
した領域の指定手順を示す説明図、第14図は本発明の
一実施例における領域処理装置のブロック図、第15図
はこの実施例の装置の動作を説明するためのタイミング
図である。 1・・・・・・閉領域、2・・・・・・領域、5.56
・・・・・・第1の領域、 6.57・・・・・・第2の領域、 12・・・・・・コントローラ、 14・・・・・・画信号処理部、 15・・・・・・ディジタイザ、31・・・・・・読取
信号、37・・・・・・画信号、 39・・・・・・領域内画信号発生器、42・・・・・
・画信号切換信号、 45・・・・・・情報判定回路、46・・・・・・領域
信号、47・・・・・・領域内外判定回路、 48・・・・・・ライン同期信号、 49・・・・・・主走査領域切換パルス、51・・・・
・・領域外処理モード信号、71・・・・・・領域内処
理モード信号、72・・・・・・処理モード用マルチプ
レクサ、73・・・・・・領域番号信号、 76・・・・・・カウンタ、77・・・・・・出力画信
号。 出 願 人     富士ゼロックス株式会社代  理
  人        弁理士  山  内  梅  
雄第1図      第2図 Llo  LJ+  ut  us  L14  us
第5図    第6図 第7図 第8回    −粍チ1) (C)              \躬第11図  
    第12図 第15図 第13図 (A)        (8) (C)       (D) 第14図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、走査線で構成される表示画面上で主走査方向の線分
    と副走査方向の線分をそれぞれ同数用意し、これらを交
    互に折れ線状につないで閉領域を構成し、その閉領域の
    内外で異なった信号処理を行う装置であって、閉領域の
    主走査方向における各変化点を主走査方向に沿って等間
    隔に並べ、また、この閉領域の副走査方向における各変
    化点を副走査方向に沿って等間隔に並べ、これによって
    形成された格子状の座標系で表わされる閉領域を用いて
    領域の指定を行う領域指定方法。 2、格子状の座標系で表わされる閉領域をそれぞれ主走
    査方向に走査したときの領域の変化点の有無をデータと
    して用いて領域の指定を行うことを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の領域指定方法。 3、表示画面上に閉領域が複数設定され、これらに共通
    した格子状の座標系で領域の指定が行われることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の領域指定方法。 4、表示画面上に閉領域が複数設定されたとき、これら
    の1または複数を同一画面上の他の閉領域と区別するよ
    うに領域の指定が行われることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の領域指定方法。 5、走査線で構成される表示画面上で主走査方向の線分
    と副走査方向の線分をそれぞれ同数折れ線状につないで
    閉領域を構成するようにそれぞれの線分を指定する線分
    指定手段と、前記閉領域の主走査方向における各変化点
    を主走査方向に沿って等間隔に並べ、また、この閉領域
    の副走査方向における各変化点を副走査方向に沿って等
    間隔に並べ、これによって前記閉領域を格子状の座標系
    で表わされる閉領域に変換する閉領域変換手段と、この
    閉領域変換手段によって変換される前後の閉領域におけ
    る線分の各接続点の座標データを対応させて記憶する座
    標データ記憶手段と、格子状の座標系で表わされる閉領
    域それぞれを主走査方向に走査したときの領域の変化点
    の有無をデータとして記憶する領域識別データ記憶手段
    と、領域識別データ記憶手段によって領域の内外を識別
    し座標データ記憶手段によって表示画面上におけるそれ
    らの領域の位置を判別する領域判別手段と、この領域判
    別手段によって判別された領域それぞれについて所望の
    画像処理を行う画像処理手段とを具備することを特徴と
    する領域処理装置。 6、線分指定手段は、入力されたデータが主走査方向の
    線分あるいは副走査方向の線分を指定するデータとして
    狂いがあるとき、これらのデータを前に指定された線分
    との関係で修正するデータ修正機能を具備することを特
    徴とする特許請求の範囲第5項記載の領域処理装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63214068A (ja) * 1987-03-03 1988-09-06 Canon Inc 領域指定方法

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JPS5814270A (ja) * 1981-07-17 1983-01-27 Fuji Photo Film Co Ltd 画像走査記録方法
JPS5975358A (ja) * 1982-10-25 1984-04-28 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 部分消去の高速処理装置
JPS59146365A (ja) * 1983-02-09 1984-08-22 Fuji Electric Co Ltd マスク情報記憶方式

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