JPH0416059A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH0416059A
JPH0416059A JP2118754A JP11875490A JPH0416059A JP H0416059 A JPH0416059 A JP H0416059A JP 2118754 A JP2118754 A JP 2118754A JP 11875490 A JP11875490 A JP 11875490A JP H0416059 A JPH0416059 A JP H0416059A
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JP2118754A
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Taku Sugiura
杉浦 卓
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は、画像処理装置に関し、特にカラーペン等のマ
ーカーによりカラー原稿上の任意の部分を領域指定した
原稿に対して、その指定領域内に指定されたモードの画
像処理を行って出力する画像処理装置に関する。
[従来の技術] 従来、ラインマーカー等で原稿上の任意の場所を囲む事
により領域指定を行った原稿に対して、その領域内のみ
を指定された色を付ける等の画像処理を行う複写装置等
の画像処理装置が提供されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記のような従来例では、領域指定範囲
を誤判定しないようにマーカーの色はあらかじめ一色に
指定されているのが一般的である。また、フルカラー複
写装置では原稿上の色とラインマーカーの色とが判別で
きない場合があるので、白黒原稿読取り機能の単色複写
装置において特定のマーカーで領域指定を行いその指定
領域内に指定の任意の色を付ける使い方が一般的であっ
た。
そこで、本発明の主たる目的は、上述の点に鑑み、領域
指定に用いるマーカーの色として複数の色を選択使用で
き、カラー原稿上の領域指定が容易にかつ確実に可能と
なり、不適当な領域指定が原因のミスコピー等を防止す
ることを区った画像処理装置を提供することにある。
さらに、本発明の他の目的は、カラー画像に対して適切
なマーカー色の自動選択が可能な画像処理装置を提供す
ることにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため、本発明は、カラーマーカーで
領域指定された原稿を撮像手段を介して読取って、該カ
ラーマーカーで指定された領域内の画像データに対して
所定のまたは指定されたモードで画像処理を施す画像処
理装置において、前記カラーマーカーの色を判定基準色
として格納する記憶手段と、前記撮像手段を介して読み
取られた領域指定する前の原稿の中に該記憶手段に格納
された前記判定基準色とほぼ同色の色があるか否かを判
定する色判定手段と、該判定手段の判定結果を表示する
表示手段とを具備したことを特徴とする。
また、本発明の一形態は、前記記憶手段は前記判定基準
色として複数色をあらかじめ格納可能であり、前記色判
定手段は前記判定が否定判定の場合は肯定判定となるま
で該記憶手段に格納されている複数色の1つを順次取り
出して前記判定基準色として用いて色判定処理を行い、
前言日表示手段は前言己記憶手段に格納された複数色の
全てに対して前記色判定手段が全て否定判定した場合に
警告表示を行うことを特徴とする。
さらに、本発明の他の形態は、原稿上で前記カラーマー
カーで領域指定可能な範囲を指定可能な座樟データ入力
手段と、該座標データ入力手段で指定された範囲内で前
言己色判定手段の判定処理を行わせる制御手段とを具備
したことを特徴とする。
さらにまた、本発明の他の形態は、前記撮像手段を介し
て読み取られたカラーマーカーで領域を指定された原稿
データから、該カラーマーカーで指定の領域データのみ
を抽出するデータ抽出手段と、該データ抽8手段で抽出
された領域データを8カする出力手段とを具備したこと
を特徴とする。
[作 用] 本発明では、マーカーの色を読み取って領域指定するマ
ーカーの色をあらかじめ登録すると共に、原稿を一度走
査して登録したマーカー色と同じ色が原稿上に存在する
か否かを判定し、存在しない場合にのみ領域指定可能と
す°るようにしたので、カラー原稿上に存在しない色の
マーカーを使って領域指定することが容易となり、その
ため不適当なマーカー色で領域指定することにより発生
するミスコピー等の不具合を解消することが可能となる
また、本発明では、マーカー色を複数色登録可能とし、
原稿上に存在しない色のマーカー色を自動選択可能とす
るようにしたので、領域指定作業が簡単となる。
[実施例〕 以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
11!1上 第1図は本発明、を適用した画像複写装置の直像処理装
置の要部構成例(第1実施例)を示す。本図において、
11はラッチ回路、12は色判定回路、13は特異点除
去回路、14は画像処理回路、15は全体の演算制御を
行うCPU (中央演算処理装置)、16は操作部、お
よび17は色判定レジスタである。
操作者(使用者)は領域指定を行うカラーのラインマー
カーあるいはペンを白紙に塗り、画像複写装置で読み取
らせる。読み取られた画像データは画像処理部の入力端
子■から入力され、ラッチ回路11に保持される。CP
U15はラッチ回路11に保持されたマーカーの色情報
を読み取り、この色に対応した色判定基準を色判定回路
12に設定する。
次に、操作者は領域指定すべき、カラー原稿をマーカー
で指定する前に原稿台上へ乗せて、画像複写装置に走査
させる。この時、先に色判定回路12に設定した色判定
基準に対応して色判定回路12で色判定を行い、設定し
たマーカーの色と同じ色、あるいはそれに近い色が原稿
台上の原稿に存在するか否かを判定する。
次に、特異点除去回路13により、「存在する」という
判定結果が例えば10画素連続するか否かを判定し、連
続しなければ特異点であるとして対象から除去する。こ
の除去は誤判定あるいは原稿上のごみやよごれの影響を
無視すbためであり、例えば画素密度が16pe4 (
16dot/mm)であれば、16dat以上達続して
判定されなければ領域指定の線ではないと判断する。す
なわち、この場合は、線は最低1mm以上の幅を持つと
いう前提にたっている。特異点除去回路13は特異点を
除去した後、領域指定の線であると判定された結果が原
稿上に存在するか否かを判定し、1ケ所でも存在してい
れば色判定レジスタ17をセットする。
次に、CPLl17は色!IJ]定レジ入レジスタ内容
を読み取りデータがセットされていれば、原稿上に領域
指定の線と誤判定する色画像が存在するときであるので
、操作部16の表示画骨にその原稿に対して領域指定を
行う予定の先に読み取らせたマーカーの色は適切でない
旨の表示を行い、操作者に警告する。
色判定レジスタ17にデータがセットされていなければ
、その原稿を領域指定するマーカーの色は適切であると
いう事になるため、操作者は次に原稿上に実際に先に読
み取らせたと同じマーカーで領域指定を行う、また、領
域内で行う画像処理モードの内容を操作者は操作部16
のキーボードがら設定する。CPU15はこの設定に基
いて画像処理回路14にモード設定を行う。
次に、操作者は領域指定した原稿を原稿台上へ乗せ、複
写するための走査を画像複写装置に行わせる。この走査
時においても、色判定回路12で色判定され、特異点除
去回路13で特異点除去された残りの色情報は、マーカ
ーによる領域指定された線であると判断されて、この線
情報に応じて画像処理回路14を切りかえ、入力端子の
から入力された画像に指定モードに応じて異なるモード
の処理を行う。
第2図は第1図の画像処理部を含む全体の画像形成処理
回路の回路構成を示す0本図において521は原稿であ
り、後述の原稿圧板の下の原稿載置台上に置かれる。2
2光学レンズであり、原稿情報を結像する。23はカラ
ー撮像素子としてのライン状のCCD (電荷結合素子
)からなるイメージセンサであり、R(レッド)、G(
グリーン)、B(ブルー)の各種光学フィルタを有す°
る3ラインCCDから構成されている。このCODの1
ラインの受光部数は、原稿台の一方向、例えばX方向の
全体を読み取る数で構成されており、X方向が30cm
で16peβの読み取りであれば30X 160=48
00個以上の受光部により構成されている。
原稿21を走査する場合には、結像レンズ22i3よび
CCD23をX方向に走査し、原稿21をCCD23で
読み取る。CC023により原稿情報はアナログ電気信
号に変換され、変換されたR、G、Bの各種アナログ信
号はアナログ信号処理部24へ送られる。アナログ信号
処理部24で各色毎にサンプルアンドホールド処理、ダ
ークレベルの補正処理、ダイナミックレンジの制御等を
行った後に、A/D Cアナログ・ディジタル)変換さ
れ、入力画像処理部25へ送られる。
入力画像処理部25ではCCD23の各受光素子の受光
感度の補正を行うシェーディング補正がRlG、Bの各
色毎に行われ、画像処理部26へ送られる。画像処理部
26では対数変換、マスキング11cR(下色除去)等
の一般的なカラー画像処理と共に、第1区に示す本発明
の中心である色判定1色登録1色に応じての画像処理を
切りかえる動作を行う。
第3図は本発明を適用可能な画像複写装置の外観を示す
。本国において31は原稿読取部(カラースキャナ)で
あり、原稿を走査する光学系22゜受光素子であるライ
ン状のCCD23および各種画像処理部24〜26を含
む。32は原稿を押える原稿圧板である。操作部16は
原稿読み取りのスタート指示、複写枚数の選択、各種画
像処理モードの選択等の操作を行うキーボード類および
表示器を有する。
また27はプリンタであり、本実施例ではLBP(レー
ザービームプリンタ)を使用している。
次に、第4図〜第7図を参照して、第1図の領域指定処
理のための各回路の詳細な構成例を説明する。
第4図は第1図の色判定回路12の詳細な回路構成例を
示す。第4区中のR,G、Hの入力データはそれぞれ、
レッド、グリーン、ブルーに対応した各色画像データで
あり、■は判定結果が出力する圧力端子である。ラッチ
回路11から読み取られたマーカーの色が(R,、G、
、B、)であるとすると、CPL115はレジスタ41
にR1−αを、レジスタ42にR1+αを設定する。但
し、αは任意の数とする。
次に原稿を走査した時に入力する画像データをRe、G
c、Beであるとすると、比較器43.44を介したA
ND回路45の出力ReはR3−α≦し≦R1+αであ
る時にHigh (ハイレベル)となる。すなわち、最
初にマーカーで読み取った色であるR1を中心として幅
2αの範囲内に入っていれば、色判定がアクティブとな
る。
同様に、G(グリーン)、B(ブルー)に対しても同じ
処理が行われ、R,G、Bの各色共に最初の設定範囲内
に入っていれば、AND回路46の出力はHighとな
り、圧力端子■から出力される。
第5図は第1図の特異点除去回路13の詳細な回路構成
例を示す。入力端子■から第4図の出力端子■の色判定
結果が入力される。またVCKはビデオクロック(VI
DEOCLOCK)の略称であり、画像転送りロックで
ある。本例では6画素連続して判定されない場合に特異
点として除去するが、この基準の数は6画素に限るもの
ではない。入力端子■から入力された判定結果はD型フ
リップフ口ップ回路52〜56にラッチされて、AND
回路57で論理積演算される。すなわち、6画素連続し
て色範囲内と判定されれば、AND回路57の8力がH
igh (ハイレベル)となる。
この動作状態を第6図を参照して説明する。原稿2ヱ上
の斜線で囲まれた枠61がマーカーで領域指定されたも
のであり、その内側に長方形の斜線部62が原稿上のマ
ーカーと同じ色の部分とする。第6図の鎖線のライン6
3上で考えると、第6図のDlの波形は色判定結果の第
4図の出力端子■の出力データを示すものであり、第6
図のD2の波形が特異点除去回路13の処理による第5
図のAND回路57の出力データである。枠61内の長
方形の部分62はこの場合、6画素分の長さを持ってな
いので、特異点として除去されている。
第5図の58.59はAND回路57の後段のD型フリ
ップフロップ回路であり、51”0.511はD型フリ
ップフロップ回路58.59の出力側のAND回路であ
る。AND回路510の出力が第6図のD4の波形に、
AND回路511の出力が第6図のD3の波形に対応し
、AND回路510.510に接続するS−R型のフリ
ップフロップの回路512の8力は第6図のD5の波形
となる。
すなわち、第6図のD5の波形のハイレベルの区間がマ
ーカーで囲まれた枠61内を示す区間信号であり、この
区間のみを領域指定された画像処理に切りかえれば良い
事になる。
第7図は第1図の色判定レジスタ17の詳細な回路構成
を示す。第5図の出力端子■から圧力する第6図の波形
D2に示すような特異点除去された判定結果が第7区の
入力端子■に入力される。また、第7図の入力端子[F
]には、画像走査前にS−R型フリップフロップ回路7
1がリセットされるように走査スタートの同期信号が入
力される。画像走査スタート後、特異点除去された色判
定信号が1度でも発生すれば、S−R型フリップフロッ
プ回路71はセットされる。72は出力コントロール機
能付きのバッファ回路であり、走査終了後にCPU15
がS−R型フリップフロップ回路71の8力をバッファ
回路72を通じて読み取る事になる。74はNAND回
路であり、図中のC3はアドレス(ADRESS)をデ
コードしたチップセレクト信号、RDはリード信号の略
称である。
次に、第8図のフローチャートを参照して、本発明実施
例の操作手順と処理動作の一例を説明する。
まず、操作者(使用者)は領域指定を行う所望のマーカ
ーを白紙に塗り、その白紙を原稿台上の所定の位置(例
えば、左下の隅)に置((ステップSl)。次に、操作
者は操作部16から色登録モードを選択する(ステップ
S2) 、 CPU15はこのモード選択に応じてマー
カー色を走査し、その走査で(:PU15はマーカーの
色を読み取り、この色に対応した判定色基準値を第4図
のレジスタ41.42に設定する(ステップS3)。
次に、操作者は使用する原稿を原稿台上へのせる(ステ
ップS4)。操作者は操イゲ部16から原稿判定モード
を選択する(ステップS5)。CPL115はこの判定
モードに応じて原稿を走査し、画像情報を色判定回路1
2で色判定し、特異点除去回路13で特異点除去して、
登録色が存在すると判定されれば色判定レジスタ17に
判定結果をセットする(ステップS6)。
その走査終了後、CPU15は判定レジスタ17の内容
を判断しくステップS7)、その判断結果がアクティブ
(存在する)の場合には(ステップS8)、この原稿に
先に登録したマーカーで領域指定を行えば誤判定する可
能性があるので、操作部16の表示器に先に登録したマ
ーカーでは領域指定できない旨の警告メツセージを表示
する(ステップS9)。この表示内容に従い、操作者は
原稿に適した(原稿上に存在しない色と思われる)色の
マーカーを再度選んで(ステップ510)、再度ステッ
プS1からの処理手順を繰り返す。
また、ステップS8での判定結果が否定判定である場合
には当該原稿を当該マーカーで領域指定することが可能
である場合なので、操作者は原稿上に実際に当該マーカ
ーで領域指定を行い、この原稿を原稿台上へのせる(ス
テップ5ll)。次に、操作者は領域内で行う画処理モ
ードを操作部16から指定する(ステップ512)。C
PU15はこのモード指定に応じて複写処理をスタート
する(ステップ5I3)。その後、メインルーチンに戻
る。
11叉1] 通冨は使用するマーカーの色の種類については限りがあ
るので、あらかじめ例えば5種類の色をCPU15内の
メモリに登録しておき、原稿に応じて、このうち必要な
色を操作部16から選択指定するという構成をとれば、
複写ごとにマーカーの色を登録するという手間がいらな
くなる。この実施例(第2実施例)の処理の流れを第9
図のフローチャートを参照して説明する。
まず、色登録の操作を説明する。操作者は領域指定を行
うマーカーを白紙に塗り、その白紙を原稿台上の所定の
位置にのせる(ステップ521)。
次に、操作者は色の登録番号を操作部16から選択登録
する。通常、番号(NO)の小°さいものから順に選択
し、また先に登録した色を消す場合にはその番号(No
)を選択する。同時にまた、操作者は登録モードを選択
、登録する(ステップ522)。次に、他の色も登録す
るのであれば、操作者はステップS21に戻り、登録終
了であればステップS24に進む。
次に、ステップS24以降の色判定処理について説明す
る。まず、操作者はステップS24で使用原稿を原稿台
上へのせる。次に、操作者は操作部から判定モードを選
択する(ステップ525)。
CPt115はこの判定モード選択に応じて、判定走査
をスタートし、(ステップ326)、カウンタNをN=
f)にセットしくステップ527)、N=N+1の加算
処理の後(ステップ528)、N番の色に対応した判定
色をレジスタ41.42に設定する(ステップ529)
CPU15は使用原稿の走査と判定を行い、この走査終
了後、CP[]15は色判定レジスタ17の内容を読み
込んでアクティブ(領域指定可能)な色の判定を行い(
ステップ530)、選択した色が領域指定に適していな
ければ、他に登録した色がないかをCPU15が判断し
て(ステップ531)、まだ登録した色が残っていれば
ステップS28に戻って登録番号を1つ進めてステップ
S29へ戻る。
また、登録色がもう残っていない場合には適当な登録色
がありません等の表示を操作部16の表示器に行い、処
理を終了する。
また、上述のステップS30の判定結果が肯定判定であ
れば、操作部16の表示器に該登録色の番号を表示する
(ステップ533)、この表示に応じて操作者は原稿上
に該当色のマーカーで領域指定を行い、その原稿を原稿
台上にのせる(ステップ534)。これ以下の処理動作
は第1の実施例の第8図のステップS12. S13と
同様である。
IJ!立 カラー原稿の種類によっては、領域指定を行うのに適切
なマーカーを持っていない場合も考えられる。しかし、
この場合で、特にマーカーに近い色が原稿の1ケ所に集
中しており、領域指定を行いたい部分の近くにはその近
い色が存在していない場合には、従来から知られて〆る
ディジタイザ(座標データ入力装置)等の領域指定手段
と第1図の実施例装置を組み合せる事により、マーカー
領域指定が実現できる。
この場合の本発明実施例(第3実施例)を以下に説明す
る。第1Q図に本実施例の構成を示すが、基本的な構成
は第1図と同様である。ここで、91はディジタイザで
ある。本実施例ではディジタイザ91による指定領域と
マーカーによる指定領域の論理積を実質的に取る様に構
成している。
使い方としては、ディジタイザ91により大まかな領域
指定を行い、マーカーによりその領域指定した中のさら
に細かい領域指定を行う事になる。
この場合の操作および処理手順を第11図のフローチャ
ートを参照して説明する。また、第11図の手順開始前
に、第2実施例のステップ321〜523(第9図参照
)によりあらかじめ複数種類のマーカーが登録されてい
るものとする。まず、操作者は指定したい領域よりも太
き(、かつ指定領域内に使用予定のマーカーに近い色が
存在していないと思われる領域をディジタイザ91で指
定する(ステップ541)、次に、操作者は使用原稿を
原稿台上にのせ(ステップ542)、操作部16から判
定モードを選択して、判定走査のスタートを指示する(
ステッブ543)。
CPU15はこの指定に応じて、カウンタNをN=0に
セットしくステップ544)、N=N+1 (=1)の
インクリメント処理をする(ステップ545)。これに
より、最初は第1番目の色が選択され、この1番目の色
に対応した判定色基準をCPIJ15は判定色回路12
に設定する(ステップ846)。
次に、CPU15はディジタイザ91で指定された領域
内で第1番目の登録色に近い色が存在するか否かを判定
しくステップ547)、存在しなければ判定結果はアク
ティブとなり、アクティブな色No。
(登録番号)を操作部16の液晶操作器に表示する(ス
テップ550)。
また、1番目の色に近い色が存在すれば非アクティブと
なり、先の判定色が最終のマーカー登録色であるか否か
を判定しくステップ548)、最終のマーカー登録色で
あれば適切な登録マーカーが存在しない旨を操作部16
の液晶表示器に表示し、処理の終了となる(ステップ5
49)。また、登録色が他にも存在する場合には、ステ
ップS45のステップに戻り、N=N+1 (=2)に
よりステップS46.S47で上述と同様に2色目の登
録色に対して判定を行なう。以上の様な手順により適切
な色が選択されるまで、判定処理を繰り返し、最終的に
適切なマーカー色が選択されれば、この選択された色N
o、を操作部16の液晶操作器に表示しくステップ55
0)、存在しなければその旨を表示して終了となる(ス
テップ549)。
また、ステップS50でアクティブな色No、が表示さ
れると操作者は表示された該当色No、のマーカーで原
稿上に領域指定を行い(ステップ551)、実際の複写
のスタートを指示する(ステップ552)。この場合、
操作者はそのマーカー領域指定を原則として初めにディ
ジタイザで指定した領域の内側で行うものとする。なお
、ステップS52のスタート指示によりCPU15は実
際の複写処理をスタートするが、このときのマーカー領
域の判定はディジタイザ91で指定された領域内でのみ
行うこととなる。
里fflヨ マーカーで領域指定を行った場合に、マーカー以外の原
稿の色がマーカーの色に近い場合に誤判定する可能性が
あるが、この誤判定する事に対する対策を、上述した本
発明の第1〜第3実施例ではマーカー色可否の判定のた
めに原稿を事前に走査する事で実現したが、これらの対
策を実行してもマーカーの塗り方、特にマーカーを細い
線で弓いた場合などにより、マーカーがマーカーとして
判定されない場合がある。この場合に、例えばマーカー
で指定した領域内を色変換するモードであれば、色変換
後の出力結果を操作者が見て判断し、マーカーとして読
みとばされているであろう箇所に再度マーカーを塗る事
も可能である。しかし、マーカー指定領域内で行う処理
が目で見てわかりに(い場合、例えばマーカー指定領域
内の画像に輪郭強調の画像処理を行う場合などでは正確
にマーカー指定領域が装置に判断されているか否かが圧
力画像からでは操作者は判定しにくい。この様な場合に
、マーカーと判定したマーカー画像のみを複写圧力し、
その他の原稿画像はマスキングしてaカしないように処
理する事により、操作者は8力画像から領域指定箇所を
容易にかつ正確に判断する事ができる。具体的には、第
6図のD2の信号のみを第5図のAND回路57から取
り出して複写する事により実現できる。
この実施例(第4実施例)の具体例を第12図により示
す。まず、第1〜第3実施例と同様にして原稿を走査し
、適切なマーカーを選択した後、操作者はその選択され
たマーカーで原稿上に第12図(B)に示すような領域
指定を行う。
次に、操作者は操作部16から本実施例の目的であるマ
ーカーのみを出力するモードを選択指示すると、CPU
15はこのモード選択に応じて、第12図(B)に示す
ようにマーカ一部分のみを複写出力する。
操作者はこの8力画像を見て、マーカー線の切れている
場所(矢印)に対応する原稿上の場所に再度マーカーを
塗り、その原稿を原稿台上に置いて上述のモード指示を
繰り返すと、CPU15は再びマーカーのみを複写出力
する(第12図(C)参照)、この状態でマーカーが正
確に判別されているので、操作者は領域内で行う画像処
理モードを操作部16から選択入力し、複写スタートを
指示する。
なお、上述の本発明実施例では、カラー複写装置への適
用例を例示したが、本発明はこれに限定されず、例えば
、カラー画像読取装置、カラー画像表示装置、カラー画
像記憶装置、カラーファクシミリ装置等の各種の画像処
理に適用できることは勿論である。
また、カラーマーカーのカラー(色)には黒および白を
含むことも勿論である。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、カラー原稿に対
してもマーカーで領域指定を行える。また、本発明によ
ればマーカーの色を事前に登録可能な事から、原稿に適
したマーカーを使用者が自由に選択する事ができる。ま
た、本発明ではマーカーと原稿との組合せが誤判定しな
いか否かをあらかじめ判定するようにしたので、マーカ
ーでの領域指定が原因によるミスコピーをなくする事が
できる。また、本発明において、マーカーの色の種類を
あらかじめ登録し、この登録した色と原稿の色とを順次
比較することにより、カラー原稿に適した色を使用者が
選択しなくても、登録色の中から適切な色を自動的に選
択する事が可能であるので、作業が簡単になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の回路構成を示すブロック図
、 第2図は本発明実施例装置の全体の構成を示すブロック
図、 第3図は本発明実施例装置の外観を示す斜視図、 第4図は第1図の色判定回路の詳細を示すブロック図、 第5図は第1図の特異点除去回路の詳細を示すブロック
図、 第6図は第4図、第5図の色判定回路及び特異点除去回
路の出力信号のタイミングを示すタイミングチャート、 第7図は第1図の色判定レジスタの詳細を示すブロック
図、 第8図は本発明の第1実施例の処理動作を示すフローチ
ャート、 第9図は本発明の第2実施例の処理動作を示すフローチ
ャート、 第10図は本発明の第3実施例の回路構成を示すブロッ
ク図、 第11図は本発明の第3実施例の処理動作を示すフロー
チャート、 第12図(A) 、 (BJ 、 (C)は本発明の第
4の実施例の動作内容を示す説明図である。 14・・・画像処理回路、 15・・・CPU、 16・・・操作部、 17・・・色判定レジスタ、 26・・・画像処理部、 27・・・プリンタ、 41.42・・・レジスタ、 91・・・ディジタイザ。 11・・・ラッチ回路、 12・・・色判定回路、 13・・・特異点除去回路、 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図 第12 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)カラーマーカーで領域指定された原稿を撮像手段を
    介して読取って、該カラーマーカーで指定された領域内
    の画像データに対して所定のまたは指定されたモードで
    画像処理を施す画像処理装置において、 前記カラーマーカーの色を判定基準色として格納する記
    憶手段と、 前記撮像手段を介して読み取られた領域指定する前の原
    稿の中に該記憶手段に格納された前記判定基準色とほぼ
    同色の色があるか否かを判定する色判定手段と、 該判定手段の判定結果を表示する表示手段とを具備した
    ことを特徴とする画像処理装置。2)前記記憶手段は前
    記判定基準色として複数色をあらかじめ格納可能であり
    、 前記色判定手段は前記判定が否定判定の場合は肯定判定
    となるまで該記憶手段に格納されている複数色の1つを
    順次取り出して前記判定基準色として用いて色判定処理
    を行い、 前記表示手段は前記記憶手段に格納された複数色の全て
    に対して前記色判定手段が全て否定判定した場合に警告
    表示を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像処理
    装置。 3)原稿上で前記カラーマーカーで領域指定可能な範囲
    を指定可能な座標データ入力手段と、該座標データ入力
    手段で指定された範囲内で前記色判定手段の判定処理を
    行わせる制御手段とを具備したことを特徴とする請求項
    1または2に記載の画像処理装置。 4)前記撮像手段を介して読み取られたカラーマーカー
    で領域を指定された原稿データから、該カラーマーカー
    で指定の領域データのみを抽出するデータ抽出手段と、 該データ抽出手段で抽出された領域データを出力する出
    力手段と を具備したことを特徴とする請求項1ないし3に記載の
    画像処理装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010212956A (ja) * 2009-03-10 2010-09-24 Canon Inc 画像処理装置及びその制御方法並びにプログラム
US9381591B2 (en) 2009-06-11 2016-07-05 Illinois Tool Works Inc. Systems and methods for diagnosing secondary weld errors

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010212956A (ja) * 2009-03-10 2010-09-24 Canon Inc 画像処理装置及びその制御方法並びにプログラム
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