JPS637663Y2 - - Google Patents

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JPS637663Y2
JPS637663Y2 JP13871982U JP13871982U JPS637663Y2 JP S637663 Y2 JPS637663 Y2 JP S637663Y2 JP 13871982 U JP13871982 U JP 13871982U JP 13871982 U JP13871982 U JP 13871982U JP S637663 Y2 JPS637663 Y2 JP S637663Y2
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JP
Japan
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frame
roof panel
foundation
fixed
concrete floor
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JP13871982U
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JPS5942253U (ja
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  • Residential Or Office Buildings (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、自転車駐車用簡易車庫に関するも
のである。
近時、駅前自転車放置問題に対し、自転車駐車
場の建設が強く望まれているが、それには種々の
障害がある。
駅前自転車駐車場の建設が進まない大きな要因
の一つに用地難が挙げられている。駅周辺には適
地は相当であるが、高地価であり、買取ることは
非常にむつかしい。そこで、借地に建設すること
も考えられるが、土地所有者は半恒久的な駐車場
の建設には消極的で、これが大きな障害となつて
いる。そこで建設や移転が容易に行える簡易車庫
が開発されれば、土地問題の解決策として大きく
一歩を踏み出すことができる。さらに、これは民
営自転車駐車場の建設を助長することもできると
考えられる。
この考案は、上記の問題にかんがみてなされた
ものであつて、土地所有者が用地の有効活用の意
欲をそそる、設置、撤去、および移設が簡単にで
きる自転車駐車用簡易車庫を提供しようとするも
のである。
以下、この考案を、その実施例を示した図面に
基いて詳細に説明する。
第1図ないし第13図において、簡易車庫の主
要部は、地面に敷設される基礎Aと、そのうえに
起立固定されるフレームBと、そのフレームに支
持固定される屋根パネルCとで構成されている。
前記基礎Aはフラツト盤状に成形されたコンク
リート床1と、その上面部分に突出されたアンカ
ーボルト2とで形成されている。
前記フレームBは鉄骨製で、前記コンクリート
床1の上面に水平に置かれる角形脚部材3と、こ
の脚部材の端部に突き合わされて垂直に起立する
角形柱部材4と、この柱部材4の上端から斜め上
向きに張り出す角形梁部材5と、前記脚部材3お
よび柱部材4を相互に連結するための断面コ字形
の曲り継手部材6と、前記柱部材4および梁部材
5を相互に連結する断面コ字形の曲り継手部材7
と、所要の間隔をとつて起立するフレームBの柱
部材4間を相互に連結する桁部材8とで構成さ
れ、梁部材5の上面には屋根を支持固定するため
の有孔接ぎ板9が溶接で固着されている。
前記屋根パネルCは鉄板製で、それぞれ内側面
が開放しているチヤンネル形の前枠10、後枠1
1、左右の側枠12,13からなる長方形枠の内
部に波形折板14が組み込まれ、その端部は前記
枠の内側開放部から枠内に突出し、ボルトナツト
の締付具15によつて枠の一部に固着され、降雨
時の雨水が波形折板14から傾斜下端側の後枠1
1の内部に受入れられ、その前面側にあけてある
排水孔16から外部に排出される構造とされ、前
記左右の側枠12,13には、屋根パネルを前記
梁部材5に連結させるための有孔接ぎ板17が溶
接で固定されている。18は前記排水孔16の外
側に固定された水切り片である。
つぎに、前記基礎A、フレームBおよび屋根パ
ネルCを主要部とする自転車駐車用車庫の建造に
ついて説明する。
まず、地面に基礎Aとなるコンクリート床1を
敷設する。その場合、現場の状況に応じコンクリ
ートの現場打込みを行ない、基礎を補強する。
つぎに、コンクリート床1のうえにフレームB
を立設する。フレームBを構成している脚部材
3、柱部材4、梁部材5、継手部材6,7は、予
め工場で溶接して一体に組立てる。コンクリート
床1のうえに立設したフレームBはその脚部材3
をアンカーボルト2に連結させる。図示の例で
は、脚部材3の先端につくられた化粧箱座19
と、脚部材3の後部に溶接された座板20とのそ
れぞれにおいて、そこに通したアンカーボルト2
で連結されている。
前記のようにしてフレームBを所要の間隔をと
つて立設して固定したあと、フレームBの柱部材
4,4に当板21を溶接で固定し当板21,21
間に桁部材8をボルトナツトの締付具22で連結
する。当板21は工場で予め固定しておく。
つぎに、間隔をとつて立設したフレームB,B
のうえに前記屋根パネルCをその排水孔16が傾
斜下端側になるように乗せ、その有孔接ぎ板17
と、フレームの梁部材5に固定してある有孔接ぎ
板9とを合わせ、両者をボルトナツトの締付具2
3で連結し、それによつて屋根パネルCを固定す
る。
さらに、前記屋根パネルCの排水孔16の下側
に、竪樋24に支持された横樋25を配置し、竪
樋24をフレームBに支持具26で支持させる。
また、必要に応じ、自転車を整列駐車させるた
めのサイクルラツク(図示してない)を設置す
る。
上記の如く構成された自転車駐車用簡易車庫に
よれば、つぎの諸点において、すぐれた実用的効
果が得られる。
(1) 車庫の主要部である基礎A、フレームB、屋
根パネルCは、規格化のもとで大量生産ができ
るので、コストの大幅な軽減ができる。
(2) 現場での組立て作業時間の短縮、簡易化が図
れる。
(3) とくに、基礎をプレハブ化してあるので、面
倒な現場でのコンクリート打込みを最少限にと
どめることができる。
(4) 組立て作業に際し、足場やクレーンなどを必
要としない。とくに屋根パネルは、フレームの
上にボルトナツトで簡単に固定できる。すなわ
ち、その固定作業はすべてパネルの下側からで
きるので、極めて容易である。
(5) 基礎は扁平なコンクリート床であるため、車
庫全体に作用する水平方向の振動や圧力、風の
吹き上げ力に充分に耐えられるようになつてい
る。
(6) 基礎にアンカーボルトが予め埋設されている
ので、フレームの固定作業も簡単である。
(7) 屋根パネルは、その枠部分がチヤンネル材で
構成されているので、極めて堅固であり、しか
もそのチヤンネル枠を雨樋として利用できる。
(8) 撤去も容易であり、繰返し使用ができる。
(9) 建設用地の広さに応じ、車庫を片側駐車タイ
プ(第1A図参照)、両側駐車タイプ(第2A
図参照)に構成できる。
(10) 屋根パネルを普通の建築的手法で構成すると
梁のうえに3本の横木をのせ、そのうえに屋根
葺材を配置し、水平力は鉄筋をX形に組み付け
たブレーシングで吸収する構造となるが、前記
屋根パネルの構成によれば、それ自体が、横
木、水平ブレーシング、屋根葺材の役目をすべ
て屋根パネルという部品化されたものに置き換
えることができるばかりでなく、現場の組み立
て作業性の向上を図ることができる。
なお、前述したフレームの構成にあつては、脚
部材、柱部材、梁部材を、継手部材を介してボル
ト締めで連結してもよく、また、基盤への固定手
段においては、アンカーボルトによる締結に限ら
ず、基盤を形成しているコンクリート床内に脚部
材の下端を埋設状に固設する手段をとることもで
きる。
また、屋根パネルをフレームの梁部分に固定す
る手段にあつては、例えば梁部材の上面に沿わせ
て有孔接ぎ板を固着しておき、その孔を通して屋
根パネルを構成しているチヤンネル形の角形枠に
直接にボルトを螺着して固定する手段をとること
もできる。
以上に述べたように、この考案によれば、基礎
と、そのうえに起立固定されるフレームと、その
フレームに支持固定される屋根パネルとから成
り、前記基礎は扁平状のコンクリート床で形成さ
れ、前記フレームは、前記コンクリート床に水平
におかれて一体に連結される脚部材と、その一端
から垂直に起立する柱部材と、その柱部材の上端
から斜め上向きに張り出す梁部材とで構成され、
前記屋根パネルは、チヤンネル形の枠で長方形に
つくられた角形枠と、その内側に支持された波形
折板とから成り、屋根の傾斜下端側に位置するチ
ヤンネル形枠に雨水の排水孔が設けられ、前記フ
レームの梁部材と屋根パネルとがボルトナツトの
締付具で連結固定されているので、設置および撤
去が容易で、しかも現場で短時間に組み立てるこ
とができ、かつ繰返し使用が可能で、長期にわた
る耐久性を備えた自転車駐車用簡易車庫が安価に
得られる。
【図面の簡単な説明】
第1A図は片側駐車タイプの自転車簡易車庫の
斜視図、第1B図はその側面図、第2A図は両側
駐車タイプの自転車簡易車庫の斜視図、第2B図
はその側面図、第3図は下部継手部材の側面図、
第4図は正面図、第5図は上部継手部材の側面
図、第6図は正面図、第7図は屋根パネルの切断
平面図、第8図は側面図、第9図は背面図、第1
0図はA−A線の断面図、第11図はB−B線の
断面図、第12図はフレームの連結状態を示す正
面図、第13図はフレームと屋根パネルの連結部
の断面図である。 A……基礎、B……フレーム、C……屋根パネ
ル、1……コンクリート床、2……アンカーボル
ト、3……脚部材、4……柱部材、5……梁部
材、6,7……継手部材、8……桁部材、9……
有孔接ぎ板、10……前枠、11……後枠、1
2,13……側枠、14……波形折板、15……
締付具、16……排水孔、17……有孔接ぎ板、
18……水切り板、19……化粧箱座、20……
座板、21……当板、22……締付具、23……
締付具、24……竪樋、25……横樋、26……
支持具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基礎と、そのうえに起立固定されるフレーム
    と、そのフレームに支持固定される屋根パネルと
    から成り、前記基礎は扁平状のコンクリート床で
    形成され、前記フレームは、前記コンクリート床
    に水平におかれて一体に連結される脚部材と、そ
    の一端から垂直に起立する柱部材と、その柱部材
    の上端から上向きに張り出す梁部材とで構成さ
    れ、前記屋根パネルは、チヤンネル形の枠で長方
    形につくられた角形枠と、その内側に支持された
    波形折板とから成り、屋根の傾斜下端側に位置す
    るチヤンネル形枠に雨水の排水孔が設けられ、前
    記フレームの梁部材と屋根パネルとがボルトナツ
    トの締付具で連結固定されていることを特徴とす
    る自転車駐車用簡易車庫。
JP13871982U 1982-09-13 1982-09-13 自転車駐車用簡易車庫 Granted JPS5942253U (ja)

Priority Applications (1)

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JP13871982U JPS5942253U (ja) 1982-09-13 1982-09-13 自転車駐車用簡易車庫

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JP13871982U JPS5942253U (ja) 1982-09-13 1982-09-13 自転車駐車用簡易車庫

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Publication Number Publication Date
JPS5942253U JPS5942253U (ja) 1984-03-19
JPS637663Y2 true JPS637663Y2 (ja) 1988-03-04

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ID=30311157

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH065226Y2 (ja) * 1987-05-30 1994-02-09 三菱自動車工業株式会社 車両用サイドバイザ
JP2562496Y2 (ja) * 1991-10-19 1998-02-10 立山アルミニウム工業株式会社 カーポート

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JPS5942253U (ja) 1984-03-19

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