JPS6375255A - 建築用鋼繊維強化コンクリ−ト製型枠 - Google Patents

建築用鋼繊維強化コンクリ−ト製型枠

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Publication number
JPS6375255A
JPS6375255A JP21284387A JP21284387A JPS6375255A JP S6375255 A JPS6375255 A JP S6375255A JP 21284387 A JP21284387 A JP 21284387A JP 21284387 A JP21284387 A JP 21284387A JP S6375255 A JPS6375255 A JP S6375255A
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JP
Japan
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formwork
concrete
steel fiber
reinforced concrete
building
Prior art date
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Pending
Application number
JP21284387A
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English (en)
Inventor
越智 恒男
幸 豪
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Nippon Steel Metal Products Co Ltd
Original Assignee
Nippon Steel Metal Products Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は建築構造物の建造に使用されるコンクリート
型枠に係り、更に詳しく言えば鋼繊維強化コンクリート
で製作したコンクリート打設用の型枠に係る。
(従来技術) コンクリート建築の施工においては通例木製または鋼板
製の型枠、所謂パネルまたはメタルフオームを建込み、
その空所に生コンクリートを打設して適宜養生ののち、
型枠を取外し、更に必要に応じてコンクリート露出面の
欠陥の補修やひび割れ対策、各種強度補強を行っている
(解決すべき問題点) このため工期の延長を来たし、型枠の損料等の費用が嵩
むほかに、型枠を取外したコンクリート面の補修工事費
用の増大をきたすことになる等の問題点がある。
(問題点を解決する手段) この発明は上記のような従来のコンクリート工事の問題
点を解決するコンクリート打設用型枠を提供することを
目的とし、 コンクリート建築物の建造に使用されるコンクリート打
設用の型枠において、 予め所定の形状にfl 1llN維強化コンクリートを
プレキャストして製作した柱用型枠、大梁用型枠及び小
梁用或いは床構造用型枠とよりなり、打設されたコンク
リートと一体になってコンクリート建染物を構成するこ
とを特徴とする建築用鋼繊維強化コンクリート製型枠に
係る。
(作用) 鋼繊維所謂ステイールファイバ(STEELFIBER
)を生コンクリートに容積比で0.5〜3%分散させて
打設した所謂鋼繊維強化コンクリートはコンクリート本
来の圧縮に強い性質のほかに引張り強さや曲げに対する
強さ或いは靭性が高いので、近年各方面の注目を浴びる
ようになって来た。
その配合と強度の一例について述べれば、第1表の配合
の鋼繊維強化コンクリートを型に流しこみ、l Q k
g/cn(x 5分加圧、■00℃x3時間加熱して養
生した15X15x30cmの標準試験片について試験
した結果は圧縮強さ610 kg/cnl、引張り強さ
60kg/cnl、曲げ強さ96kg/cnl、二面剪
断強さ170 kg/c己で、普通コンクリートに比較
していずれも約2倍程度に強化されている。
この発明はこのような鋼繊維強化コンクリートの性質を
利用したコンクリート打設用プレキャスト型枠に係り、
この型枠はコンクリート打設後は打設されたコンクリー
トと一体になってコンクリート建築物を構成するもので
ある。
鋼繊維としては薄板剪断法、伸線切断法、厚板切削法或
いは溶鋼抽出法等公知の方法で製作されたものでよく、
例えば薄板剪断法によるものは厚さ0.25〜0.5龍
、幅0.3〜0.8鶴、長さ10〜4011のものが一
般的であり、これを容積率で約0.5〜3%混入して用
いる。0.5%以下では鋼繊維を混入した効果が僅かで
あり、一方3%以上混入すると所謂「だま」を生じて一
様に混じらなくなる。
次に本発明に係る型枠がどの位の高さまで安全に使用で
きるかの計算結果の一例を示す。第4図に断面形状を示
す型枠を例にして計算するに、鋼繊維強化コンクリート
の引張り強さは実験によれば60kg/cnlとおくこ
とができるから、設計上の安全係数を10とすれば5 
kg / cnlの応力が作用する高さの一回のコンク
リート打設に使用するこあできることになる。
したがってこの大きさの応力が作用する高さhを単位長
さについて求めれば、 式σmax、=w −1!2/ 8 Zただし Z−断
面係数 W−等分布単位荷重 !=単位長さ=50cm において d = 5 cm  、 e = 4 cm  、  
f = 1.5 cmかつ側圧Pの一般式=2.74・
h=wとおけばσmax、=0.274− h −1!
” /8 Z  からh=8.13mが得られ、およそ
8mの高さまで安全に使用出来ることになる。一般に建
築物は各階ごとに鉄筋を組んで型枠で包み、コンクリー
トを打設して行くのであるから、桟用のコンクリート型
枠として用いた場合でも8mの高さまで打設コンクリー
トによる側圧に耐えることができれば通例は充分である
。このように高さの高い型枠まで使用出来ることば銅繊
維強化コンクリート打の型枠の大きな特徴である。
鋼繊維強化コンクリート類の型枠と打設コンクリートと
の付着力は型枠と打設コンクリートの接触面にチッピン
グとレイタンス除去処理を施しておけば、鋼繊維とのブ
リッジング効果と相まって非常に強固になり、引張り強
度が30kg/cff1以上になって、付着面ではなく
打設したコンクリートの部分で破断する。更に、型枠に
ジベルを併用することで付着力を一層強固にすることが
できる。
本発明に係る型枠表面には銅繊維の端部が現れて錆びる
ので、これが好ましくない場合には鋼繊維材料にステン
レス鋼を使用するとか、鋼繊維に防錆処理を施しておく
とか或いは型枠表面に防錆処理を施しておくとよい。
(実施例) 次に添付図面に示す実施例について説明する。
第1図に例示するように建築物の規模形状に応じて、柱
用型枠1、大梁用型枠2及び小素用型枠または床構造用
型枠3を予めプレキャストして準備しておく。
柱は鉄筋または鉄骨を組み、それを包みこむように外側
に社用型枠を組立てる。従って社用型枠1は分割型とす
れば好都合であって、図示しないタイロッドで対向する
型枠をつなぎ合わせるようにして組立てるとか、外側か
らクランプして固定するなど公知の方法で固定する。
大梁用型枠2はフランジ2a付きの溝形として座屈に強
い形状とすると共に、フランジは床用型枠3を受ける台
とすると好都合であり、溝の中には鉄筋を組み、または
鉄骨を包みこむように組立てる。社用型枠1に対する取
りつけは例えば打設コンクリートが流れ出ないように社
用型枠に大梁用型枠の端部を載せかけ、第2〜3図に示
すように組合わせることもできる。また大梁用型枠は通
例の金属製または木製の型枠の組立てと同様に地上から
支柱を立てて支持して組立てるなど公知の方法で行うこ
とができる。
(効果) 以上説明したように本発明に係る鋼繊維強化コンクリー
ト製型枠は強度が充分に大きいからコンクリート類とし
ては比較的薄肉にでき、而も設計仕様に従って予め種々
の形状寸法にプレキャストして成形しておき、工事現場
において組立て、コンクリートを打設することができる
。従ってビルディング建設の場合の如くに同一形状、大
きさのものを多数使用するような場合に好都合である。
また型枠は鋼繊維強化コンクリート類であって、その型
枠内に打設する打設コンクリートとは良く接着し、接着
面の強度は例えば普通コンクリートを打設した場合打設
コンクリートそのものの強度と同等かまたはそれよりも
大であり、コンクリート打設後型枠を取外す必要はなく
、打設コンクリートと一体になって建築物を構成する。
従って通例行われる型枠の取外し、コンクリート面の補
修、仕上げ等が不要になるほか、型枠の補修の必要がな
くなって型枠の使用料を低減するなどの効果があり、ま
た普通コンクリートでは長年の間に亀裂が入りやすいが
、本発明に係る型枠は鋼繊維で強化しであるので亀裂が
入り難いなど実用上の効果がきわめて大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の型枠の組合わせ2例示する斜視図、第
2図は社用型枠と大梁用型枠との取付は部の一例を示す
要部中央縦断面図、第3図は同じく第2図m−m矢視断
面図、第4図は本発明の型枠の強度計算用の平面図であ
る。 1・・・社用型枠、2・・・大梁用型枠、3・・・床構
造用型枠

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 コンクリート建築物の建造に使用するコンクリート打設
    用の型枠において、 予め所定の形状に鋼繊維強化コンクリートをプレキャス
    トして製作した柱用型枠、大梁用型枠及び小梁用或いは
    床構造用型枠とよりなり、打設されたコンクリートと一
    体になってコンクリート建築物を構成することを特徴と
    する建築用鋼繊維強化コンクリート製型枠
JP21284387A 1987-08-28 1987-08-28 建築用鋼繊維強化コンクリ−ト製型枠 Pending JPS6375255A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21284387A JPS6375255A (ja) 1987-08-28 1987-08-28 建築用鋼繊維強化コンクリ−ト製型枠

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JP21284387A JPS6375255A (ja) 1987-08-28 1987-08-28 建築用鋼繊維強化コンクリ−ト製型枠

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6375255A true JPS6375255A (ja) 1988-04-05

Family

ID=16629256

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21284387A Pending JPS6375255A (ja) 1987-08-28 1987-08-28 建築用鋼繊維強化コンクリ−ト製型枠

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0216218A (ja) * 1988-07-01 1990-01-19 Kajima Corp 機械基礎の施工方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0216218A (ja) * 1988-07-01 1990-01-19 Kajima Corp 機械基礎の施工方法
JPH0555658B2 (ja) * 1988-07-01 1993-08-17 Kajima Construction Corp

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