JPS6374862A

JPS6374862A - 記録装置

Info

Publication number: JPS6374862A
Application number: JP21952786A
Authority: JP
Inventors: Hiromitsu Fukuda; 裕光福田; Fumio Takeda; 文夫武田; Isao Nakajima; 功中島
Original assignee: Hitachi Ltd
Current assignee: Hitachi Ltd
Priority date: 1986-09-19
Filing date: 1986-09-19
Publication date: 1988-04-05
Anticipated expiration: 2010-09-13
Also published as: JPH0784295B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は記録装置の記録媒体供給部に係り、特に巻癖矯
正度合いを大きく変えることができ、巻癖の度合いの変
化に応じて巻癖矯正度合いを調整するのに好適な巻癖矯
正機構に関する。

〔従来の技術〕

従来の機構は、実開昭６１−１４５６７に記載のように
、記録媒体に摩擦接触する矯正部材を搬送路途中に設け
、矯正度合いを二段階に調整できる機構になっていた。

しかし、巻径の違いや、材質の違いによる巻癖度合いの
異なる記録媒体への対応や、記録媒体供給時の搬送路、
Ｐ＠擦接触の問題について配慮されていなかった。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記従来技術は、巻径の違いや、材質の違いによる巻癖
度合いの異なるものへ対応する大きな矯正効果、範囲が
なく、また、巻癖度合いに応じた任意の矯正度合いを得
るための手段について配慮されておらず、不完全な巻癖
矯正、信頼性の低い搬送の開運があった。さらに、摩擦
接触の点について配慮がされておらず、記録媒体表面を
傷つける問題があった。

本発明の目的は、大きな矯正範囲を得て矯正効果を増し
、巻癖矯正度合いを任意に変えることにある。また、摩
擦接触部の除去、記録媒体の初期搬送路を簡易化するこ
とにある。

〔問題点を解決するための手段〕

上記目的は、回動可能な回転支持された第三のローラー
を設け、矯正ローラーへの巻付角度を大きな範囲に得る
ことにより達成される。また、記録媒体の巻径に検出し
、検出量に応じて第三のローラーを駆動する機構と、そ
れを動作させる制御装置をもつことにより達成される。

〔作用〕

回転支持された第三のローラーは、記録媒体を矯正ロー
ラに巻付ける作用をするので、矯正効果を大きくできる
。また、記録媒体の巻径を検出し、その検出量に応じて
第三のローラーを任意の位置まで回動させ、巻付角度を
任意に変えるので、巻癖度合いに応じた矯正を行うこと
ができる。さらに第三のローラーは、搬送ローラー側ま
で回動可能なので、記録媒体の初期搬送路が簡単になる
。

第三のローラーは回転支持されていることにより、記録
媒体の搬送に伴う従動回転を行い、摩擦接触部はなくな
る。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図〜第５図により説明す
る。まず第１図により基本構成を説明する。この巻癖矯
正機構は、それぞれ軸受１０により回転支持された矯正
ローラー３と、搬送ローラー４との組合せからなる一対
のローラーと、矯正ローラー３の軸を中心として回動す
るスイングアーム２．このスイングアーム２に取り付け
た、回転支持された第三のローラー１とからなる。また
、記録媒体９の搬送路には、支点８を中心として回転可
能な搬送ガイド７と、搬送ガイド７を押圧するバネ１６
、記録媒体９の上面をガイドする押えガイド６がある。

第三のローラー１は、スイングアーム２を介して回動し
、記録媒体９を矯正ローラー３へ巻付ける。バネ１６は
、第１図の状態のとき、記録媒体９の張力による搬送ガ
イド７面を押す力とつりあいの状態にある。

次に第２図、第３図により巻癖矯正度合いの制御方法に
ついて説明する。第三のローラー１を回転支持するスイ
ングアーム２は、ウオームホイール１２に固定されてお
り、ウオーム１１の回転により回動する。ウオーム１１
の軸に連結された駆動モーター１３Ａは、ロール状の記
録媒体の巻径をセンサー１４により検出し、その検出量
に応じて制御装置１５によって駆動される。なお、駆動
モーター１３Ｂは搬送ローラー４を駆動する。搬送ロー
ラー４は、搬送ローラー軸５に弾性体（例えばゴム）を
被覆した構造である。

第４図は、記録媒体９の供給開始時における、第三のロ
ーラー１の退避位置を示したものである。

ウオーム１１の回転動作により図のように、記録媒体搬
送路よりも搬送ローラー４側に退避することができる。

このとき、搬送ガイド７は搬送路位置にあり、記録媒体
９を下面よりガイドする。

第５図により、搬送ガイド７の動作を説明する。

第三のローラー１が回動する際に、搬送ガ、イド７の端
部は、その妨げとなる位置に存在するが、第三のローラ
ー１より押され、バネ１６を押し縮められ、他端部の支
点８を中心として回転しながら、退避する。そして、記
録媒体の搬送路面で停止する。

本実施例によれば、サーマル記録のロール状記録媒体の
搬送に効果がある。また、電子写真や静電記録などにお
ける定着部でのカールが生じるものに対しても効果があ
る。

〔発明の効果〕

本発明によれば、巻９＃矯正効果および、その範囲が大
きく得られるので、記録媒体のロール径の小径化、材質
の異なる記録媒体への対応がｉ（能になり、それぞれに
ついて、確実な巻−１矯正が可能になる。すなわち、ロ
ール状の記録媒体の、；’Ｊ　（、ｉ　’］性搬送に効
果がある。また、第三のローラーが記録媒体搬送路より
も、搬送ローラー側に退避可能なことにより、記録媒体
供給開始時の搬送路が単純になる。さらに、第三のロー
ラーを回転支持とすることにより、摩擦接触部を除去し
、記録媒体表面の錫の発生を防ぐ。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の基本構成の断面図、第２図
は第三のローラー駆動機構の斜視図、第３図は本発明の
一実施例の全体構造を示す斜視図、第４図は第三のロー
ラーの退避時の斜視図、第５図は巻１）ｔ’Ｘ１正作用
時の斜視図である。ｌ・・・第三のローラー、２・・・スイングアーム、３
・・・矯正ローラー、４・・・搬送ローラー、５・・・
搬送ローラー軸、６・・・押えガイド、７・・・搬送ガ
イド、８・・・支点、９・・・記録媒体、１０・・・軸
受、１１・・・ウオーム、１２・・・ウオームホイール
、１３Ａ・・・駆動モーター、１３Ｂ・・・駆動モータ
ー、１４・・・センサー、′ｆ−Ｊｚ　図

Claims

【特許請求の範囲】１、それぞれ回転支持された剛性の高い矯正ローラーと
、弾性を有する搬送ローラーとの組合せからなり、互い
に加圧された両ローラー間に記録媒体を通し、巻癖を矯
正し、搬送を行う巻癖矯正機構において、更に回転支持
された第三のローラーを記録媒体を矯正ローラに巻付け
可能な位置に設けたことを特徴とする、記録媒体の巻癖
矯正機構。２、矯正ローラーと搬送ローラーとの軸間距離を半径と
して、前記両ローラーの各軸心を中心としてできる円の
領域内の任意の位置を中心として回動するアーム部材に
第三のローラを回転支持によつて設けた特許請求の範囲
第１項記載の記録媒体の巻癖矯正機構。３、ロール状記録媒体の巻径を検出する手段と、その検
出量に応じて第三のローラを回動させるための駆動機構
および、それを動作させる制御装置をもつ特許請求の範
囲第１項記載の記録媒体の巻癖矯正機構。