JPS6374127A - フオ−カスサ−ボ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はコンパクトディスクプレーヤ、光学式ビデオデ
ィスクプレーヤ等のフォーカスサーボ装置に関する。

〔発明の概要〕

本発明においてはフォーカスエラー信号にそのオフセッ
トを補償するために加算信号が加算される。

〔従来の技術〕

第５図は従来のコンパクトディスクプレーヤ等における
フォーカスサーボ装置のブロック図である。同図におい
て１は１対（ａ、ｂ）の光電素子であり、その出力は各
々ローパスフィルタ２．３を介して差動増幅器４に入力
されている。差動増幅器４の出力はアッテネータ５に入
力され、アッテネータ５の出力がイコライザ６、増幅回
路７を介してアクチュエータ８に供給されている。９は
オフセットを調整するための可変抵抗である。

図示せぬディスクに照射され、そこで反射された光は光
電素子１に入力され、電気信号に変換される。光電素子
１の出力はローパスフィルタ２．３によりその低域成分
が分離される。ローパスフィルタ２．３の出力の差が差
動増幅器４により演算され、フォーカスエラー信号が生
成される。フォーカスエラー信号はアッテネータ５によ
り所定のレベルに制御（手動調Ｉりされる。この信号は
イコライザ６によりイコライズされた後増幅回路７によ
り増幅されアクチュエータ８に供給される。

アクチュエータ８は例えば図示せぬピックアップ（対物
レンズ）を光軸方向に駆動し、ディスクへの光をその記
録面に合焦させる。

光電素子１の感度、設置位置のずれ、ビームの強度分布
等に起因してオフセットがある場合、可変抵抗９の位置
を調整する。可変抵抗９の両端には所定の固定電圧（±
Ｖ）が供給されているので。

可変抵抗９を調整すると差動増幅器４の一方の入力のバ
イアス電圧が変化し、オフセットを補償することができ
る。

〔発明が解決しようとする問題点〕

このように従来の装置は可変抵抗を手動調整してオフセ
ットを補償しているので、調整に時間がかかり、調整作
業が面倒であった。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明はフォーカスサーボ装置において、１対の光電素
子と、光電素子の出力の差を演算してフォーカスエラー
信号を出力する差動増幅器と、フォーカスエラー信号を
増幅して出力する増幅回路と、増幅回路の出力に対応し
て合焦位置を制御するアクチュエータと、加算信号を発
生する発生回路と、フォーカスエラー信号に加算信号を
加算する第１の加算回路と、フォーカスエラー信号より
加算信号の成分を分離する第１の分離回路と、１対の光
電素子の出力を加算する第２の加算回路と、第２の加算
回路の出力から加算信号の成分を分離する第２の分離回
路と、第１の分離回路の出力と第２の分離回路の出力と
からオフセットに対応した信号を生成する生成回路と、
生成回路の出力に対応して１対の光電素子の一方の出力
を制御する制御回路とを備えることを特徴とする。

〔作用〕

フォーカスエラー信号に所定周波数の信号よりなる加算
信号が加算される。差動増幅器の入力を加算した信号と
、差動増幅器の出力とから、この加算信号の成分が分離
される０分離された信号からオフセットを補償する信号
が生成される。

〔実施例〕

第１図は本発明のフォーカスサーボ装置のブロック図で
あり、第５図における場合と対応する部分には同一の符
号を付しである。第１図において１１は所定周波数の加
算信号を発生する発生回路、１２はこの加算信号をフォ
ーカスエラー信号に加算する加算回路である。１３はロ
ーパスフィルタ２と３の出力を加算する加算回路、１５
は加算回路１５の出力から加算信号成分を分離する分離
回路としてのバンドパスフィルタである。バンドパスフ
ィルタ１５の出力はそのまま、あるいはインバータ２０
により反転された後、アナログスイッチ１９を介してロ
ーパスフィルタ１７に入力されている。ローパスフィル
タ１７の出力は制御回路としての加算回路１４によりロ
ーパスフィルタ３の出力（差動増幅器４の一方の入力）
に加算される。

１６は分離回路としてのバンドパスフィルタであり、差
動増幅器４の出力から加算信号成分を分離する。バンド
パスフィルタ１６の出力は波形整形回路としてのコンパ
レータ１８に入力され、波形整形された後、アナログス
イッチ１９の制御信号として出力される。その他の構成
は第５図における場合と同様である。

しかして光電素子１の出力から差動増幅器４によりフォ
ーカスエラー信号が生成され、この信号がアッテネータ
５．加算回路１２、イコライザ６、増幅回路７を介して
アクチュエータ８に供給されるのは前述した場合と同様
である。

本発明においては、差動増幅器４より出力され。

アッテネータ５により所定レベルに制御されたフォーカ
スエラー信号に、発生回路１１が出力する加算信号が加
算回路１２により加算される。その結果対物レンズが加
算信号に対応して上下動する。

すなわちフォーカスサーボループ内の加算信号（バンド
パスフィルタ１６の出力）が第２図（ｂ）に示すように
変化する時、ディスクのトラック上におけるスポットの
直径が第２図（、）に示すように変化する。

一方バンドパスフィルタ１５の出力は、オフセットがな
い場合、非合焦状態のとき（スポット怪が大きいとき）
ディスクからの反射光量が増大するので第２図（ｃ）に
示すようになる。またバンドパスフィルタ１５の出力は
、正方向にオフセットがある場合第２図（ｄ）に示すよ
うにバンドパスフィルタ１６の出力（第２図（ｂ））と
同相になり、負方向にオフセットがある場合第２図（６
）に示すように逆相になる。

コンパレータ１８は、バンドパスフィルタ１６の出力（
第３図（ａ））が正のとき高レベル（Ｈ）、負のとき低
レベル（Ｌ）の信号を出力する（第３図（ｂ））、アナ
ログスイッチ１９はコンパレータ１８の出力がＨのとき
図中下側に、またＬのとき上側に、各々切り換えられる
。従って正方向にオフセットがある場合、バンドパスフ
ィルタ１５の出力（第３図（Ｃ））とその反転出力（第
３図（ｄ））の正の部分のみがアナログスイッチ１９よ
り出力される（第２図（ｅ））。この信号がローパスフ
ィルタ１７により平滑され（第２図（ｆ））、加算回路
１４に入力されてローパスフィルタ３の出力に加算され
る。

−力負方向のオフセットがある場合、バンドパスフィル
タ１６の出力（第４図（ａ））とコンパレータ１９の出
力（第４図（ｂ））に対応して、バンドパスフィルタ１
５の出力（第４図（Ｃ））とその反転出力（第４図（ｄ
））の負の部分のみがスイッチ１９より出力される（第
４図（ｅ））、従ってローパスフィルタ１７の出力（第
４図（ｆ））は所定レベルの負の信号となる。

オフセットがない場合、コンパレータ１８の出力がＨで
ある区間又はＬである区間におけるバンドパスフィルタ
１５の出力の平均は零になる。従ってこの場合はオフセ
ット補償信号のレベルは零となる。

このように加算回路１４によりオフセットに対応した補
償信号が加算されるので、オフセットは自動的に補償さ
れる。

〔効果〕

以上の如く本発明はフォーカスサーボ装置において、１
対の光電素子と、光電素子の出力の差を演算してフォー
カスエラー信号を出力する差動増幅器と、フォーカスエ
ラー信号を増幅して出力する増幅回路と、増幅回路の出
力に対応して合焦位置を制御するアクチュエータと、加
算信号を発生する発生回路と、フォーカスエラー信号に
加算信号を加算する第１の加算回路と、フォーカスエラ
ー信号より加算信号の成分を分離する第１の分離回路と
、１対の光電素子の出力を加算する第２の加算回路と、
第２の加算回路の出力から加算信号の成分を分雅する第
２の分離回路と、第１の分離回路の出力と第２の分離回
路の出力とからオフセットに対応した信号を生成する生
成回路と、生成回路の出力に対応して１対の光電素子の
一方の出力を制御する制御回路とを備えるようにしたの
で、オフセットを手動調整する必要がなくなる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のフォーカスサーボ装置のブロック図、
第２図乃至第４図はその波形図、第５図は従来のフォー
カスサーボ装置のブロック図である。 １・・・光電素子 ２．３・・・ローパスフィルタ ４・・・差動増幅器 ５・・・アッテネータ ６・・・イコライザ ７・・・増幅回路 ８・・・アクチュエータ ９・・・可変抵抗 １１・・・発生回路 １２．１３，１４・・・加算回路 １５．１６・・・バンドパスフィルタ １７・・・ローパスフィルタ １８・・・コンパレータ １９・・・アナログスイッチ ２０・・・インバータ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １対の光電素子と、該光電素子の出力の差を演算してフ
   ォーカスエラー信号を出力する差動増幅器と、該フォー
   カスエラー信号を増幅して出力する増幅回路と、該増幅
   回路の出力に対応して合焦位置を制御するアクチュエー
   タと、加算信号を発生する発生回路と、該フォーカスエ
   ラー信号に該加算信号を加算する第１の加算回路と、該
   フォーカスエラー信号より該加算信号の成分を分離する
   第１の分離回路と、１対の該光電素子の出力を加算する
   第２の加算回路と、該第２の加算回路の出力から該加算
   信号の成分を分離する第２の分離回路と、該第１の分離
   回路の出力と該第２の分離回路の出力とからオフセット
   に対応した信号を生成する生成回路と、該生成回路の出
   力に対応して１対の該光電素子の一方の出力を制御する
   制御回路とを備えることを特徴とするフォーカスサーボ
   装置。