JPS63730B2 - - Google Patents

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JPS63730B2
JPS63730B2 JP5748479A JP5748479A JPS63730B2 JP S63730 B2 JPS63730 B2 JP S63730B2 JP 5748479 A JP5748479 A JP 5748479A JP 5748479 A JP5748479 A JP 5748479A JP S63730 B2 JPS63730 B2 JP S63730B2
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voltage
heated
heating
illuminance
optical sensor
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JP5748479A
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Hajime Tachikawa
Masahiro Ishihara
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Hitachi Netsu Kigu KK
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Hitachi Netsu Kigu KK
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B6/00Heating by electric, magnetic or electromagnetic fields
    • H05B6/64Heating using microwaves
    • H05B6/647Aspects related to microwave heating combined with other heating techniques
    • H05B6/6482Aspects related to microwave heating combined with other heating techniques combined with radiant heating, e.g. infrared heating
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B6/00Heating by electric, magnetic or electromagnetic fields
    • H05B6/64Heating using microwaves
    • H05B6/6408Supports or covers specially adapted for use in microwave heating apparatus
    • H05B6/6411Supports or covers specially adapted for use in microwave heating apparatus the supports being rotated

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
  • Control Of Resistance Heating (AREA)
  • Electric Ovens (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、被加熱物のこげ目を検知し自動的に
適正加熱するための制御機構を有する加熱装置に
関するものである。
加熱室内に収納されている被加熱物に電気ヒー
タまたはガスバーナ等による熱気あいは赤外線を
供給して被加熱物を加熱する電気オーブン、ガス
オーブン(またはグリル)、オーブンレンジ等の
加熱装置において、被加熱物のこげ目の程度の制
御は、従来タイマーを用いて使用者が加熱時間を
設定する方法で行なつている。しかし、被加熱物
の量および含水率組成物質の種類さらには形状な
どによつて所望のこげ目を得る加熱時間がそれぞ
れ異なるために、加熱時間の設定には相当の熟練
を必要とし、しばばしば不適当な設定によつて被
加熱物の加熱に過不足を生じていた。このため、
タイマーを設けていても実際には使用者がたえず
被加熱物のこげ目の程度を監視していなければな
らず、使い勝手が悪いという欠点を有していた。
上述のタイマーを使つた制御の欠点を克服し、こ
の種こげ目付け加熱を自動制御する技術の従来例
に、米国特許第3867039号の発明がある。この米
国特許発明は被加熱物表面の色彩(color)ある
いは色調(tint)の変化を検知して例えばロース
ト(roasting)やベイク(baking)を制御すると
いうものである。すなわち、制御用データとして
利用される色彩または色調があらかじめ定められ
た絶対値になつたときに加熱を制御するというも
のである。
ところがこの米国特許発明のように、被加熱物
表面の色彩、色調が単に一定の絶対値になつたと
きに加熱を制御するものにあつては、例えば、白
いパン、黒いパン、それに薄くこげているパンの
それぞれを焼く場合を考えると、白いパンが適正
に焼き上げられるように設定されているときに
は、黒いパンは全く焼かれないか、もしくは殆ど
焼かれないことになる可能性があり、また、すで
に薄くこげているパンの場合には、一層の焼き込
みを期待しても期待どおりに焼き上げられない可
能性がある。つまり、単に一定の絶対値による制
御では、多種多様な食品に対して、所望のこげ目
を付けることができないという問題を有してい
る。
本発明の目的は前述した従来技術の欠点を解消
し、被加熱物のこげ目の程度を適正に自動制御す
る加熱装置を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明は加熱室の
被加熱物に可視光を照射するランプと被加熱物表
面からの反射光を受光する光センサ(フオトダイ
オード)設け、照度の変化によつてこげ目の状態
を検出し、適正なこげ目が生じた時点で電気ヒー
タ、ガスバーナ等による加熱を停止させるように
し、特に電源変動等に起因するランプの照射光変
動による制御バラツキを改善するために照射光を
検知する光センサを設け、補償するようにした。
以下本発明を図面を用いて具体的に説明する。
第1図は本発明の一実施例であつて、熱風循環
式オーブンレンジの断面図を示すものである。こ
の第1図において、1は加熱室、2は耐熱高周波
低損失材料からなるターンテーブル、3は被加熱
物、4はドア、5および5′は電気ヒータ、6は
高周波発振管、7は導波管、8はターンテーブル
2用のモータ、9はフアン、10はランプ、11
は集光部、12は鏡、13は受光範囲調節用レン
ズ14は光センサ(可視光用フイルタ付フオトダ
イオード、)15は制御装置、16は電源装置、
17,17′は送風口、18は吸入口、19はパ
ンチ孔、20は耐熱ガラス、21はランプ10の
光を検知する光センサ(フオトダイオード)であ
る。なお集光部11、鏡12、レンズ13は耐熱
材料からなるものである。今、ドア4を開いてタ
ーンテーブル2上に被加熱物3を置き、ドア4を
閉じて電源装置16を駆動すると、ランプ10が
点灯して被加熱物3を照明し、被加熱物3の反射
光が集光部11、鏡12、レンズ13を経て光セ
ンサ14に送られ、光センサ14は制御装置15
に照度の信号を送る。また、光センサ21はラン
プ10の光を検知し、その照度の信号を制御装置
15に送る。制御装置15は光センサ21からの
信号によつてランプ10の光の変動を補償しなが
ら、光センサ14からの照度信号(被加熱物3か
らの反射照度信号)を記憶して、電源装置16を
制御する。一方、電気ヒータ5および5′、フア
ン9が動作を開始して、熱風が送風口17,1
7′から加熱室1内に送り込まれる。なお、熱風
は吸入口18を通つて循環する。被加熱物3はこ
の熱風によつて加熱される。また同時に、ターン
テーブル2用のモータ8が動作して、被加熱物3
の加熱ムラをより少なくする。
やがて被加熱物3の表面がこげだすと光センサ
14の検知する照度はこげの程度に対応して低下
する。この照度があらかじめ設定した値に達する
と、制御装置15は電源装置16に信号を送る。
電源装置16はこの信号を受けて電気ヒータ5お
よび5′およびフアン9の動作を停止させるとゝ
もに、モータ8、ランプ10の動作を停止させ
る。これにより被加熱物3の加熱は終了する。な
お、この第1図中光を点線で、熱風を一点鎖線で
示した。
次に、第2図に示した制御装置15の回路構成
の一実施例を説明する。第2図において、14は
被加熱物3の表面からの照度(こげ目)を検知す
る光センサであつて、可視光用フイルタを設けた
フオトダイオードである。また、21はランプ1
0の照度を検知する光センサであつて、フオトダ
イオードである。22はトランス、23,24は
ダイオード、25は平滑用のコンデンサ、26は
ツエナーダイオード、27は抵抗、28は電流増
幅形の演算増幅器、29は演算増幅器28の負の
入力端子、30は演算増幅器28の正の入力端
子、31は抵抗、32は電流増幅形の演算増幅
器、33は演算増幅器32の負の入力端子、34
は演算増幅器32の正の入力端子、35,36は
抵抗、37は差動増幅形の演算増幅器、38は演
算増幅器37の負の入力端子、39は演算増幅器
37の正の入力端子、40〜42は抵抗、43は
コンデンサ、44は抵抗、45はボリユーム、4
6はボリユーム45の中間端子、47,48は抵
抗、49はダイオード、50はコンデンサ、51
はダイオード52は比較器、53は比較器52の
正の入力端子54は比較器52の負の入力端子、
55は抵抗、56はダイオード、57はNPN型
のトランジスタ、58はリレー、59はダイオー
ドである。
こゝでトランス22の一次側に交流電圧100V
を印加すると、二次側に発生した交流電圧をダイ
オード23,24が整流し、コンデンサ25はこ
の電圧を平滑してツエナーダイオード26、抵抗
27の両端に直流電圧を印加する。ツエナーダイ
オード26はその両端に安定化電圧Vzを発生す
る。一方演算増幅器28の入力端子29,30間
に接続したフオトダイオード14は被加熱物3の
表面からこげ目の状態に応じて反射してくる光の
照度に比例して光電流を流す。この場合照度が高
いほど光電流は多く流れる。この光電流と負帰還
のために設けた抵抗31の積の電圧が演算増幅器
28の出力電圧として発生する。この出力電圧は
被加熱物3のこげ具合を検知した電気信号であつ
て、被加熱物3の表面からの照度が低下するとフ
オトダイオード14の光電流が減少するために低
下する。以後、この出力電圧をこげ目検知電圧
VAと呼ぶことにする。このこげ目検知電圧VA
抵抗36を介して演算増幅器37の正の入力端子
39に印加する。
他方、演算増幅器32の入力端子33,34間
に接続したフオトダイオード21はランプ10か
ら照射された照度に比例して光電流を流す。この
場合も上述と同様に照度が高いほど光電流は多く
流れ、またこの光電流と負帰還のために設けた抵
抗35の積の電圧が演算増幅器32の出力電圧と
して発生する。以後、この電圧をランプ光検知電
圧VBと呼ぶ。このランプ光検知電圧VBを抵抗4
1を介して演算増幅器37の負の入力端子38に
印加する。なお、ランプ光検知電圧VBとこげ目
検知電圧VAとの間にVB<VAという関係が成り立
つように設定されている。演算増幅器37は
(VA−VB)を抵抗40,41で決められる倍率で
増幅し、電圧VIを出力する。従つて、この電圧
VIはランプ10の照度変動を補償したこげ目検
知電圧に相当する。つまりランプ10の照度が変
動したときには被加熱物3の反射光照度も上記ラ
ンプ10の照度の変動の方向と同一の方向に変動
するからである。以後、この電圧VIをこげ目検
知電圧VIと呼ぶことにする。こげ目検知電圧VI
は抵抗42と安定化電圧VZに一端を接続したコ
ンデンサ43からなるローパスフイルタを介して
比較器52の正の入力端子53に印加する。この
入力端子53に印加する電圧VI′を電圧VA,VI
同様こげ目検知電圧と呼ぶことにする。また、こ
げ目検知電圧VIを抵抗44,47とボリユーム
45の直列回路にも印加し、ボリユーム45の中
間端子46によつて分圧する。この分圧した電圧
VRは電流制限用の抵抗48を介してダイオード
49およびコンデンサ50からなるコンデンサメ
モリ回路に入力される。コンデンサ50はほゞ電
圧VRの最大値を記憶し、比較器52の負の入力
端子54に基準電圧VCを印加する。なお、比較
器52の両入力端子53,54間に接続したダイ
オード51は、ダイオード49のもれ電流の補償
とコンデンサ50放電用として設けたものであ
る。比較器52は入力電圧VI′およびVCを比較
し、VI′>VCのときに高レベルの出力電圧を、ま
たVI′<VCのときに低レベルの出力電圧をトラン
ジスタ57のベースに供給する。なお、比較器5
2の正の入力端子53から出力側へ抵抗55とダ
イオード56の直列回路を接続して正帰還をか
け、一旦比較器52の出力電圧が低レベルになつ
た場合には、そのまま低レベルを保持させる。ト
ランジスタ57のコレクタは安定化電圧VZに接
続し、エミツタはリレー58の一次コイルに接続
して、エミツタホロワを構成する。従つて、比較
器52の出力電圧とほぼ同じ電圧がリレー58の
一次コイルに印加される。比較器52の出力電圧
が高レベルのときにトランジスタ57のエミツタ
の電圧は高レベルとなり、リレー58の一次コイ
ルに電流が流れてリレー58の二次接点はオンと
なる。同様にして、比較器52の出力電圧が低レ
ベルのときはリレー58の二次接点がオフとな
る。この二次接点を電源装置16に接続すること
により、電源装置16を制御する。なお、電源装
置16はリレー58の二次接点がオンのときに動
作するように構成する。リレー58の一次コイル
と並列に接続したダイオード59はトランジスタ
57のエミツタ電圧が高レベルから低レベルにな
つた場合のリレー58の一次コイルの電流引き込
みを対策するために設けたものである。
以上の回路において、被加熱物3を受皿2上に
置いてドア4を閉め、パネル上のスタートボタン
(図示せず)を押してオンにし、トランジスタ2
2の一次側に交流電圧100Vを印加する。このと
きコンデンサ25の両端に直流電圧が発生し、ツ
エナーダイオード26の両端に安定化電圧VZ
発生する。また、この時点ではコンデンサ43,
50が交流的に短絡であり、また、抵抗44,4
7、ボリユー45によつて基準電圧VCがこげ目
検知電圧VI′よりも低く設定されているため、比
較器52は高レベルの電圧を出力しており、した
がつてトランジスタ57のエミツタは高レベルの
状態にあるので、リレー58の一次コイルに電流
が流れ、二次接点はオンになる。よつて電源装置
16が動作するとゝもに、ランプ10が点灯して
被加熱物3を照明し、また、フアン9、電気ヒー
タ55′、ターンテーブル用モータ8が動作を開
始する。この時フオトダイオード21はランプ1
0の照度を受光して光電流を著しく増加させ、ラ
ンプ光検知電圧VBは上昇する。同時に、被加熱
物3の反射光をフオトダイオード14が受光して
著しく光電流を増加させ、こげ目検知電圧VA
上昇する。演算増幅器37は電圧VA、VBの差の
電圧を増幅しているために、こげ目検知電圧VI
も上昇する。また、コンデンサ50はダイオード
49を介して充電される。やがて被加熱物3がこ
げだすと、被加熱物3の表面からの照度は下がり
はじめ、フオトダイオード14の光電流は徐々に
減少していく。このため、こげ目検知電圧VI
徐々に下つていく。この結果、電圧VRも同様の
の経過をたどつて下つていくので、ダイオード4
9がカツトオフしコンデンサ50に基準電圧VC
が記憶される。さらにこげの状態が進行して、こ
げ目検知電圧VI′が基準電圧VCよりも値が小さく
なると、比較器52はトランジスタ57のベース
に供給していた高レベルの電圧を低レベルの電圧
に反転させる。なお、この低レベルの電圧は抵抗
55、ダイオード56による正帰還回路によつて
保持される。トランジスタ57のエミツタ電圧は
ベース電圧が低レベルとなるため、同じく低レベ
ルとなる。従つてリレー58の一次コイルに電流
が流れず、二次接点はオフになつて、電源装置1
6が動作を停止する。このため、ヒータ5,5′、
ランプ10、フアン9、モータ8も動作を停止し
て加熱は終了する。
次に、フオトダイオード21によるランプ10
の照度変動の補償効果について述べる。第3図は
第2図におけるこげ目検知電圧VIと基準電圧VC
をフオトダイオード21周辺回路がない場合(抵
抗41の演算増幅器32出力側を入力端子34に
接続しなおした場合)について示したものであり
第4図は第2図に示す場合について示したもので
ある。なお、横軸は時間である。まず第3図であ
るが、被加熱物3の加熱が時間t0(≒0)から開
始されるとともにランプ10が点灯し、こげ目検
知電圧VIはやゝ上昇する。これに伴つて基準電
圧VCも上昇する。やがて時間t1になると電圧VI
はピークに達し、被加熱物3がこげだすと次第に
低下していく。基準電圧Vcはこの時点で電圧VR
のピークを保持する。ただし厳密には、この後第
2図のダイオード51の漏れ電流分によつて少し
づつVcは上昇をづつけ、やがてピークに達する
と今度はダイオード49、コンデンサ50、(お
よじ比較器52)の漏れ電流分によつて少しづつ
下降していく。この時間t1以後において、電気ヒ
ータ5,5′が加熱室1内温度の調節のために時
間t2でオフにされると、交流電源電圧が変動し
て、ランプ10の照度が増加する。したがつて、
被加熱物3からの反射光照度も増えて、こげ目検
知電圧VIは上昇する。同様に、時間t3で電気ヒー
タ5,5′がオン、時間t4でオフ、時間t5でオン
とすると、図中のVIに示すようになる。従つて、
基準電圧Vcがこげ目検知電圧VIより大きくなる
時間はこの電圧ヒータ5,5′の変動によつてば
らつき、制御性能を悪くさせる。また同様に他の
機器の影響を受けて電源の変動があつても制御性
能を悪くさせる。第4図はフオトダイオード21
およびその周辺回路を設けたために、第3図に示
したような電圧VIの変動がないことを表わす。
本発明によれば、食品表面からの反射光照度が
加熱の進行に伴つてどれだけ変化したかという反
射光照度の相対的な変化の量があらかじめ設定し
た値になつたときに加熱動作を制御するので、従
来にないすぐれた性能が発揮される。参考例とし
て具体的な食品を挙げて適正なこげ具合とはどう
いうものであるかを簡単に説明しておくことにす
る。
第5図は加熱の初期段階における食品表面から
の反射光照度(反射光照度の最大値)を基準
(100%)とした場合に、各種食品のこげの適正範
囲(最適範囲5がどの程度すなわち何%になつて
いるかということを説明するものである。これら
の食品は、加熱前にすでに特有の色をもつている
のが普通であるから、反射光照度の絶対値を測定
して加熱を制御するのでは、いくらもこげ目を付
けられずに加熱が終わつてしまつたり、あるいは
また全く付けられない場合すら出てしまうことが
ある。
本発明では、反射光照度の変化分(相対的な変
化の量)を制御用のデータとして取り扱うので、
第5図の例えば65%という値にあらかじめ動作点
を設定しておけば、多種の食品に対して概ね適正
なこげ目を与えることが可能になるわけである。
しかも、本発明では光源の照度変動を検知する
第2の光センサにより補償しているので、確実な
加熱制御が行える。人の目に頼つた場合には、こ
の第2の光センサに相当するものがないため、光
源の照度変動があると被加熱物のこげ目が変化し
ているように見えてしまい、不適当な制御をしが
ちであるが、本発明によれば、適正な制御が保証
される効果がある。
なお、本実施例では被加熱物からの反射照度
(こげ目)を検知する光センサーに可視光用フイ
ルタをつけたフオトダイオードを用いたが、cds
などの他の光センサを用いてもよく、また光源の
照度を検知する光センサにフオトダイオードを用
いたが、他の光センサを用いても本発明は有効で
ある。
また、本実施例の説明では加熱室の外部近傍に
光源と光センサを設ける場合について述べたが、
加熱室内に設けてもよく、特に光源の照度を検知
する光センサの加熱室内に設けて第1図の耐熱ガ
ラス20の汚れを考慮した検知を行なつても本発
明は効果を有する。
さらに、本実施例では光源と光センサをそれぞ
れ1つとして説明したが、複数としても本発明は
有効である。
また、本実施例ではこげ目を検知した信号があ
らかじめ定めた値に達した時に加熱を停止する場
合について述べたが、加熱の程度もしくは加熱の
形態あるいは加熱手段を変化させる場合について
も本発明は有効である。
なお、光源としてランプを挙げて説明したが、
他の光源を用いても本発明は有効である。
さらに、光源と光源照度を検知する光センサの
間に光学フイルタ、オプチカルフアイバ等の光学
系を設けても本発明は有効である。
また、第2図に示した実施例(回路構成)にお
いて、ツエナーダイオード26と並列に抵抗を接
続して、交流電源が切り離されたときの各コンデ
ンサの放電経路を設けても本発明の効果は変らな
い。
また、本実施例では電気ヒータを用いた構成に
ついて述べたが、ガスバーナ等による加熱形態で
あつても本発明は効果を有する。
さらに、光源照度を検知する光センサに若干、
加熱装置の外部光をあてるように構成しても本発
明は効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の加熱装置の一実施例であつて
断面を示す図、第2図は本発明の制御装置の回路
構成の一実施例を示す図、第3図は光源照度の変
動補償を行なう光センサがない場合のこげ目検知
信号電圧と基準電圧の特性を示す図、第4図は光
源照度変動の補償を行なう光センサを設けた場合
のこげ目検知信号電圧と基準電圧の特性を示す図
である。第5図は本発明の効果を説明するための
説明図である。図において、 1…加熱室、3…被加熱物、5,5′…電気ヒ
ータ、10…光源、14…光センサ(可止光用フ
イルタ付フオトダイオード)、15…制御装置、
16…電源装置、21…光センサ(フオトダイオ
ード)、58…リレー。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 加熱室内に収納された被加熱物を加熱する電
    気ヒータまたはガスヒータと、上記被加熱物に可
    視光を照射する光源と、上記被加熱物の表面から
    の反射照度を検知する第1の光センサと、上記光
    源の照射照度を検知する第2の光センサと、上記
    第1の光センサの検知信号を上記第2の光センサ
    の検知信号にもとづいて補償する補償手段と、こ
    の補償手段によつて補償された上記第1の光セン
    サの検知信号を加熱初期に記憶する記憶手段と、
    この記憶手段の出力信号と上記補償手段によつて
    補償された上記第1の光センサの検知信号とを比
    較する比較手段と、この比較手段の出力である比
    較データが所定値に達した時に上記電気ヒータま
    たはガスヒータを制御する制御手段とを備えたこ
    とを特徴とする加熱装置。
JP5748479A 1979-05-10 1979-05-10 Heater Granted JPS55149044A (en)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5748479A JPS55149044A (en) 1979-05-10 1979-05-10 Heater
US06/268,373 US4426572A (en) 1979-05-10 1981-05-29 Heating apparatus with char detecting and heating control unit

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5748479A JPS55149044A (en) 1979-05-10 1979-05-10 Heater

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55149044A JPS55149044A (en) 1980-11-20
JPS63730B2 true JPS63730B2 (ja) 1988-01-08

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ID=13056977

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