JPS6372686A - N,n′−テトラチオジモルホリンの改良された製造法 - Google Patents

N,n′−テトラチオジモルホリンの改良された製造法

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JPS6372686A
JPS6372686A JP62212635A JP21263587A JPS6372686A JP S6372686 A JPS6372686 A JP S6372686A JP 62212635 A JP62212635 A JP 62212635A JP 21263587 A JP21263587 A JP 21263587A JP S6372686 A JPS6372686 A JP S6372686A
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JP
Japan
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morpholine
sulfur
zinc
tetrathiodimorpholine
iron
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JP62212635A
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アンジェロ・バーゴミ
ジョセフ・アンドリュー・ククツコースキ
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Goodyear Tire and Rubber Co
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Goodyear Tire and Rubber Co
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D413/00Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, at least one ring having nitrogen and oxygen atoms as the only ring hetero atoms
    • C07D413/02Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, at least one ring having nitrogen and oxygen atoms as the only ring hetero atoms containing two hetero rings
    • C07D413/12Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, at least one ring having nitrogen and oxygen atoms as the only ring hetero atoms containing two hetero rings linked by a chain containing hetero atoms as chain links
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D295/00Heterocyclic compounds containing polymethylene-imine rings with at least five ring members, 3-azabicyclo [3.2.2] nonane, piperazine, morpholine or thiomorpholine rings, having only hydrogen atoms directly attached to the ring carbon atoms
    • C07D295/22Heterocyclic compounds containing polymethylene-imine rings with at least five ring members, 3-azabicyclo [3.2.2] nonane, piperazine, morpholine or thiomorpholine rings, having only hydrogen atoms directly attached to the ring carbon atoms with hetero atoms directly attached to ring nitrogen atoms
    • C07D295/26Sulfur atoms

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明はN、N/−テトラチオジモルホリンの新規な製
造法に関する。本発明は値段の高い腐食性の化学薬品を
避け、かつ良好な保存寿命を有する安定な結晶性生成物
を生成させるN 、 N/ −テトラチオジモルホリン
の効率的な(改良された収率及び短かい反応時間)製造
法を提供する。本発明は1985年10月10日にジェ
ー・ジェー・タズマが出願した米国特許出願第786,
391号に記載され、かつ特許請求される方法の改良に
関する。
発明の背景 N、N/−テトラチオジモルホリンはゴム工業において
硫黄供与体及び加硫促進剤としての用途が見い出されて
いる。N、N’−テトラチオジモルホリンの従来の製造
法はモルホリンジスルフィドの溶液に硫黄を添加するこ
とを含むものであった。この製造法の問題はモルホリン
ジスルフィドの製造が高コストで、しかも面倒であると
言うことである。
モルホリンジスルフィドは有機溶媒中でのアルカリの存
在下におけるモルホリンと一塩化硫黄との反応で製造さ
れる。M、C,Throaahl及びM、W。
Harmanの工nd、Eng、Chem、 、43 
、421 (1951)。
N、N’−テトラチオジモルホリンを製造するもう1つ
の従来法ハロポリスルフィドとモルホリンの使用を含む
ものである。この方法は極めて有毒、腐食性のハロポリ
スルフィド9、例えば二塩化硫黄及びジクロロポリスル
フィド類を使用するものである。
米国特許第2g11,405号明細書は硫黄をN、N’
−ジチオジモルホリンに挿入することによるN、N’−
テトラチオジモルホリンの製造法を、またケミカル・ア
ブストラクッ40,732−9はモルホリンと硫黄を酸
化鉛の存在下で反応させる方法について記載している。
モルポリ4硫黄混合物の鉄化合物及び亜鉛化合物、例え
ばZnCl2及びZnOの併存下での酸化反応に基づ(
N、N’−テトラチオジモルホリンの製造法を開示し、
又は示唆する従来文献は存在しない。
しかして、高価な、あるいは危険な出発原料物質の使用
を必要としない、N、N/−テトラチオジモルホリンを
効率的に、かつ経済的に製造する新規な方法の必要がゴ
ム化学工業に存在する。
発明の開示 本発明はモルホリンと硫黄との0.5 : 1.0〜5
:1モル比の混合物を鉄の塩又はコンプレックスと亜鉛
化合物の存在下、大気圧又は過圧及び0〜80℃の温度
において空気又は酸素と接触させることから成るN、N
’−テトラチオジモルホリンの製造法を開示するもので
ある。
本発明は更にモルホリン/硫黄混合物を塩化第二鉄及び
酸化亜鉛又は塩化亜鉛の存在下で空気又は酸素により酸
化することを改良点とするN、Nl−テトラチオジモル
ホリンの製造法を開示する。
本発明はまた、 (イ)モルホリンと硫黄とを0.5 : 1.0〜5:
1モル比に混合し; (ロ)この混合物を鉄の塩又はコンプレックス及び亜鉛
化合物の存在下で大気圧又は昇圧及び20〜60℃の温
変において空気又は酸素と接触させ;そして (ハ)N、Nl−テトラチオジモルホリンを単離する;
工程から成るN、Nl−テトラチオジモルホリンの製造
法を開示する。
本発明の方法によれば、N、Nl−テトラチオジモルホ
リンは空気又は酸素の存在下でのモルホリンと硫黄との
反応によシ得られる。副生物としてモルホリニウムチオ
サルフェートも生成する。酸化反応を鉄化合物又は亜鉛
化合物を添加せずに行うとモルホリニウムチオサルフェ
ートが主生成物となる。E、M、Peters及びW*
T −Sm i t h * J r *のProc 
Iowa Acad、Sci、 57 、211 (1
950)。
本発明の1つの利点は酸化剤として空気又は酸素を使用
することで、従ってコストが高く、腐食性又は有毒な化
学薬品が回避される。本発明の方法によれば、N、Nl
−テトラチオジモルホリンは反応したモルホリンに基づ
いて90%以上の選択率で得ることができる。
本発明の出発原料物質であるモルホリンは実験式として
C4H9Noを有する。モルホリンは色々な供給源から
得られるが、このモルホリンは各種しはルで金属汚染物
質を含有することが認められている。本発明の方法で用
いられる硫黄は普通のロンビック硫黄(rombic 
5ulfur)で、これは細かい粉末の形をしている。
硫黄は通常S80ンビツク形で存在するが、本発明で用
いる場合”硫黄のモル数”と言い用語は実際には硫黄の
ダラム原子数を意味する。モルホリン対硫黄のモル比は
0.5:1.0〜5.0 : 1.0の範囲であること
ができる。3.0:1.0〜1.0 : 1.0のモル
比範囲が更に好ましい。
本発明で有用な鉄塩及び鉄コンプレックスの代表的例は
塩第二鉄、塩化第一鉄、酢酸第二鉄、酢酸第一鉄、硫酸
アンモニウム第一鉄、臭化第二鉄、臭化第一鉄、炭酸第
一鉄、フェロシアン化物、フェリシアン化物、弗化第二
鉄、弗化第一鉄、水酸化第二鉄、水酸化第一第二鉄、水
酸化第一鉄、沃化第一鉄、硝酸第二鉄、硝酸第一鉄、蓚
酸第二鉄、蓚酸番−鉄、酸化第二鉄、酸化第一鉄、硫酸
第二鉄、硫酸第一鉄、硫化第二鉄、硫化第一鉄、EDT
A鉄コンプレックス、及び化学の当業者には明白なその
他の鉄の塩及びコンプレックスである。モルホリンのり
当りの鉄の量は0.1〜30■の範囲であることができ
る。好ましい範囲は5〜20■である。
本発明において有用な亜鉛化合物の代表的例は酸化亜鉛
、塩化亜鉛、硫化亜鉛、炭酸亜鉛、弗化亜鉛、水酸化亜
鉛、硫酸亜鉛及び化学の当業者には明白なその他の亜鉛
化合物である。モルホリンのゆ当りの亜鉛の:がは0.
1〜31’の範囲であることができる。
一般的に言って、モルホリンと硫黄との混合物は20〜
60℃において、及び大気圧又は10気圧のような過圧
において酸素又は空気と接触せしめられる。大気圧又は
過圧の空気又は酸素で富化された空気を用いることもで
きることは分るだろう。
普通のステンレスの攪拌機付き反応器を用いることがで
き、反応は硫黄が消失したとき終る。
反応後、そのスラリーを水溶性のアルコール、例tばメ
チルアルコール、エチルアルコール、フロビルアルコー
ル又バインプロピルアルコールと混合する。この工程は
更にその混合物を室温以下に冷却し、及び/又はこの混
合物にN、N’−テトラチオジモルホリンを播種するこ
とによって助長することができる。結晶化時間後、塩を
溶解する水又は稀薄力性アルカリ溶液で混合物を処理す
ると、結晶性生成物が後に残る。この生成物は主として
モルホリンテトラスルフィビから成る。このモルホリン
テトラスルフィビは少量の他のポリスルフィドと初めの
仕込物におけるモルホリン/硫黄比に関連して変わシ得
る量の硫黄を含む。この最終生成物中の硫黄量はモルホ
リン/硫黄のモル比として0.5/1.0を使用した実
験についての20%からモルホリン/硫黄のモル比とし
て2.0/1.0を使用した実験についての5−以下ま
での範囲である。
ろ液流出物中に存在する残留モルホリンは常用手段、例
えば分別蒸留又は溶剤抽出で回収し、再使用することが
できる。
発明を実施するための最良の形態 次の実施例は本発明の新規性と有用性を更に例証するた
めに与えるものであって、本発明を限定するものではな
い。
実施例1〜4及び対照例1〜5 高速攪拌機、ガス導入管、温度計及び水浴を備えh5o
omtノ三つロフラスコに57y(1,oM)のモルホ
リン(Texaao Chemical  社から供給
のもの)、32F(1,0M)の硫黄及び所望量のFe
(FeC13溶液として)とZnOを仕込んだ。得られ
た混合物を急速攪拌し、そしてフラスコに酸素を導入し
た。
水浴を用いて反応混合物を約40℃に保持した。反応の
進行は酸素の吸収速度を追跡し、かつフラスコ内容物を
目視検査することによって監視した。
約1時間、硫黄は大部分反応し、混合物は淡澄色になっ
た。この酸化反応後、混合物を激しく攪拌しながら75
m1のメタノールで稀釈し、15℃まで冷却し、そして
30分の攪拌時間にわたって結晶化させた。結晶化混合
物を150m/の3チ水酸化ナトリウム溶液で稀釈し、
10〜15℃で更に30分間攪拌することによって回収
し、そして濾過した。生成物を水で更に洗浄し、そして
乾燥した。
色々な量の亜鉛塩を使用すると共に、本発明の利点を証
明するために5例の対照実験を行った。本発明に関する
実験及び対照例から得られた結果を第1表に示す。
実施例5〜9  色々なモルホリン対硫黄比攪拌機、温
度計、ガス導入管及び還流冷却器を備える500m/の
フラスコに87.1&(1,0M)のモルホリン、16
.011(0,5M)、41(1,5M)又は329(
1,0M)Q硫黄、0.1 #のZnO及び19のFe
(Fe0g3溶液として)を仕込んだ。混合物を激しく
攪拌しながらフラスコに空気を40℃において通した。
数時間にわたって硫黄が消失して行き、同時に混合物は
暗赤色に変った。硫黄の消失後、反応を混合物の色が淡
澄色に変わるまで続けた。
反応の完結後、室温で攪拌しながらアルコールを添加し
た。生成物は初めは油層として分離したが、最後には結
晶化した。結晶化後攪拌を30分間続け、そして水を加
えた。沈殿したN、N/−テトラーチオジモルホリンを
濾過し、注意深く洗浄してモルホリンと他の不純物を除
去し、そして空気中で40℃において乾燥した。実施例
5〜9の結果を第■表に示す。
実施例5〜9において、モルホリン/硫黄のモル比とし
て0.5〜2.0の範囲を調べた。どのモル比において
も主反応生成物はモルホリンテトラスルフィドで、少量
のトリー及びインタースルフィドが伴われた。時に−は
痕跡量の更に高次のポリスルフィドも存在した。l/1
モル比以下では生成物の収率が80%又はそれよシわず
かに高かった。純度は2/lモル比で得られた生成物の
95%から、モル比を0.5/lに下げたときの80%
までの範囲であった。最終生成物中には未反応の硫黄も
存在し、その量は2/1比で行った実験についての5チ
から0.5/1比における20%までの範囲であった。
結論として、反応生成物はモルホリンテトラスルフィド
から主として成シ、少量のその他のポリスルフィド及び
初めのモルホリン/硫黄の比に関連して変わる量の硫黄
を含むものであった。
結果の検討 第1表の対照例及び実施例で使用したモルホリンは非常
に高純度のもので、テキサコ・ケミカル社から入手した
。触媒を使用しない実験(対照例1)では、生成物は低
収率(54%)でしか得られなかった。この場合、3時
間を越える長い反応時間が必要とされ、それでも硫黄が
全部反応してしまう前に反応は進まなくなった。
鉄の添加はN、N/−テトラチオジモルホリンの収率及
び要所時間の観点から反応に有利な作用を及ぼした。し
かし、テキサコ社のモルホリンかう得られたデーターと
他の会社からの市販モルホリンを用いて行った同一実験
から得られたデーターとの比較はテキサコ社のモルホリ
ンの方が低反応性であることを示した。この変化する挙
動は色々な供給源から得られるモルホリンの特徴でおる
ZnOを鉄塩と併用するときにN、N/−テトラチオジ
モルホリンの収率に顕著な改善が、また反応の所要時間
に低下が実現された。すなわち、テトラスルフィドの収
率は約65チ〜75%以上増加し、反応時間は2時間か
ら1時間へと半減した。亜鉛単独の存在下で行った対照
実験は鉄なしで得られたものと同等の結果を与えた。従
って、これはZnOはそれ自体では自動酸化反応の有効
な触媒ではないことを示す。ZnOの他に塩化亜鉛(Z
nC12)が鉄と共に用いるとき有利な作用があること
が見い出された。ZnOの使用がしかしながら好ましい
、と言うのはZn○は加硫処方物の一般的な成分でもあ
るからである。
配合に関する研究 本発明による生成物と公知の硫黄供与促進剤と比較する
ために配合に関する研究を行っ九。この結果、色々なゴ
ムストックにおいて本発明の生成物は常用の硫黄供与促
進剤に代えて良好に使用できることが見い出された。は
とんどの例において、物性と硬化状態は市販対照物の同
物性及び硬化状態とほとんど同一であった。総合的に見
ると、本発明顛従って製造したN、N/−テトラチオジ
モルホリンは現在この工業において見いられている他の
促進剤物質と競争可能と考えることができる。
産業上の利用可能性 本発明の方法はビム化学工業において長い間必要と考え
られてきたものを達成するものである。
加硫促進剤としてのアミンスルフィP類の重要性は十分
に確立されている。M、C,Throdahl  及び
M、W、Harmanの工nd、Eng、Chem、 
43 p 431(1951)l参照されたい。本発明
によれば、N。
N′−テトラチオジモルホリンは腐食性の、又は有毒な
化学薬品を使用しないで効率的かつ経済的に製造するこ
とができる。
以上、本発明を説明、例証する目的である種の代表的な
態様と細部を示したが、当業者であれば本発明に色々な
変更、改変を加え得ることは明白であろう。
前記特許請求の範囲は当業者が本発明を実施できるよう
に以上詳細に述べたところによるものである。
(外3名ン

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)モルホリンと硫黄との混合物を鉄の塩又はコンプ
    レックス及び亜鉛化合物の共存下で酸素か又は空気のい
    ずれかにより酸化することを特徴とするN,N′−テト
    ラチオジモルホリンの製造法。
  2. (2)鉄塩が塩化第二鉄であり、亜鉛化合物がZnOで
    ある特許請求の範囲第1項記載の方法。
  3. (3)鉄塩が塩化第一鉄であり、亜鉛化合物がZnCl
    _2である特許請求の範囲第1項記載の方法。
  4. (4)モルホリンのkg当り鉄塩を0.1〜30mg、
    亜鉛化合物を0.3〜30g使用する特許請求の範囲第
    1項記載の方法。
  5. (5)鉄の量がモルホリンのkg当り5〜20mgであ
    り、亜鉛の量がモルホリンのkg当り5〜20gである
    特許請求の範囲第1項記載の方法。
  6. (6)モルホリンと硫黄との0.5:1.0〜5:1モ
    ル比の混合物を鉄の塩又はコンプレックス及び亜鉛化合
    物の存在下で大気圧又は過圧下、0〜80℃の温度にお
    いて空気又は酸素と接触させることを特徴とするN,N
    ′−テトラチオジモルホリンの製造法。
  7. (7)反応を20〜60℃の温度で行う特許請求の範囲
    第6項記載の方法。
  8. (8)酸素を大気圧又は過圧において使用する特許請求
    の範囲第6項記載の方法。
  9. (9)空気を過圧において使用し、鉄塩が塩化第二鉄で
    あり、亜鉛化合物がZnCl_2である特許請求の範囲
    第6項記載の方法。
  10. (10)酸素で富化された空気を大気圧又は過圧におい
    て使用し、鉄塩が塩化第一鉄であり、亜鉛化合物がZn
    Oである特許請求の範囲第6項記載の方法。
  11. (11)モルホリン/硫黄混合物を塩化第一鉄又は塩化
    第二鉄と酸化亜鉛又は塩化亜鉛との共存下で空気又は酸
    素により酸化することを特徴とするN,N′−テトラチ
    オジモルホリンの製造法。
  12. (12)鉄コンプレックスが鉄塩のEDTAコンプレッ
    クスであり、亜鉛化合物がZnOである特許請求の範囲
    第1項記載の方法。
  13. (13)(イ)モルホリンと硫黄とを0.5;1.0〜
    5:1のモル比に混合し; (ロ)該混合物を鉄の塩又はコンプレックス及び亜鉛化
    合物の存在下で大気圧又は昇圧下、20〜60℃の温度
    において空気又は酸素と接触させ;そして (ハ)生成N,N′−テトラチオジモルホリンを単離す
    る; 工程から成ることを特徴とするN,N′−テトラチオジ
    モルホリンの製造法。
  14. (14)モルホリン対硫黄のモル比が3.0:1.0〜
    1.0:1.0の範囲である特許請求の範囲第6項記載
    の方法。
  15. (15)モルホリン対硫黄のモル比が3.0:1〜1.
    0:1.0の範囲である特許請求の範囲第13項記載の
    方法。
  16. (16)モルホリンのkg当り鉄塩を0.1〜30mg
    、亜鉛化合物を0.3〜30g使用する特許請求の範囲
    第6項記載の方法。
  17. (17)鉄の量がモルホリンのkg当り5〜20mgで
    あり、亜鉛の量がモルホリンのkg当り5〜20gであ
    る特許請求の範囲第6項記載の方法。
  18. (18)モルホリンのkg当り鉄塩を0.1〜30mg
    、亜鉛化合物を0.3〜30g使用する特許請求の範囲
    第13項記載の方法。
  19. (19)鉄の量がモルホリンのkg当り5〜20mgで
    あり、亜鉛の量がモルホリンのkg当り5〜20gであ
    る特許請求の範囲第13項記載の方法。
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AU (1) AU589100B2 (ja)
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DE (1) DE3764054D1 (ja)
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ZA876225B (en) 1988-04-27
CA1299177C (en) 1992-04-21
AU7790787A (en) 1988-03-10
EP0262072A1 (en) 1988-03-30
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BR8704383A (pt) 1988-04-19
ES2016651B3 (es) 1990-11-16
AU589100B2 (en) 1989-09-28
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