JPS637205Y2 - - Google Patents

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JPS637205Y2
JPS637205Y2 JP1982188470U JP18847082U JPS637205Y2 JP S637205 Y2 JPS637205 Y2 JP S637205Y2 JP 1982188470 U JP1982188470 U JP 1982188470U JP 18847082 U JP18847082 U JP 18847082U JP S637205 Y2 JPS637205 Y2 JP S637205Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
prosthesis
insertion tool
guide wire
endoscope
tool
Prior art date
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JP1982188470U
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JPS5993502U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、胆道から十二指腸への開口部が狭窄
を起こした場合等体腔内で体液の流通が困難にな
つた場合に、胆道に挿入し胆道内の胆汁を十二指
腸へ流出させる等該狭窄を起こした部位に挿通し
て体液を流通させるのに用いるプロステーセスを
挿入する際に用いる内視鏡用プロステーセス挿入
具に関する。
胆道に狭窄が生じた場合を例に説明すると、胆
臓から胆汁を運ぶ総胆管と膵臓からの膵液を運ぶ
大膵管とが合流して十二指腸に開口しているが、
該開口部にあるフアーター氏乳頭に腫瘍が発生し
た場合には、該開口部が狭窄を起こし胆汁及び膵
液が十二指腸に流出しなくなる。また、胆道の肥
大部である総胆管或いは膵管に腫瘍が発生した場
合にも、該腫瘍によつて総胆管或いは膵管が狭窄
を起こし胆汁或いは膵液が十二指腸内に流出しな
くなる。これらの場合には、消化に影響があるだ
けでなく、ときには黄疸を起こすことがあるの
で、手術によつて上記腫瘍を除去するのが望まし
い。しかし、高令者、貧血を起こしやすい人或い
は心臓に疾患をもつている人等の中には該腫瘍を
除去する手術に耐えられない人もいる。その様な
手術が不可能な患者の場合、または、該腫瘍が一
時的なもので、手術をしなくても長期の治療によ
つて治癒する見込みのある場合には、内視鏡を利
用して上記狭窄の発生した部位に合成樹脂のチユ
ーブであるプロステーセスを通し、該プロステー
セスによつて体液を流通させる治療法が近年試み
られている。第1図は、このような治療に用いら
れるプロステーセスを狭窄を起こした部位に挿入
する方法を、胆道aに挿入する場合を例として説
明する図である。
先ず、狭窄の生じた部位である胆道aの開口部
近傍の十二指腸bへ内視鏡1を挿入し、鉗子、切
開具等の処置具を挿通する為に内視鏡1に設けら
れた処置具用チヤンネル2に、プロステーセスを
胆道aに挿入する為のガイドワイヤ3を、処置具
用チヤンネル2の開口部である処置具挿入口4か
ら挿入する。続いて、内視鏡1による観察下に
て、胆道a内にガイドワイヤ3の一端3aを挿入
する。
次に、ガイドワイヤ3に被せるようにプロステ
ーセス5を挿通し、プロステーセス5に続いて、
プロステーセス5の径と略同径のチユーブである
プロステーセス挿入具6をガイドワイヤ3に被せ
るように挿通し、プロステーセス挿入具6によつ
てプロステーセス5をガイドワイヤ3に沿つて胆
道a内へ押込む。プロステーセス5を胆道a内の
所定の位置まで挿入した後に、プロステーセス挿
入具6、ガイドワイヤ3及び内視鏡1を体腔内か
ら抜き出し、プロステーセス5を体腔内に留置す
る。
然し、この様な従来のプロステーセス挿入方法
では、ガイドワイヤ3への挿入具6の挿通の際に
ガイドワイヤ3を保持しながら挿入具6を挿通す
る為には、ガイドワイヤ3が内視鏡1の外に少な
くとも挿入具6の長さだけ突出している必要があ
る。そのため、ガイドワイヤ3の全長は挿入具6
の長さに処置具用チヤンネル2の長さを加えた長
さが最低限必要である。従つて、挿入具6によつ
てプロステーセス5を処置具用チヤンネル2内に
押込む際には、内視鏡1から長く突出しているガ
イドワイヤ3の末端3bを保持しなければならな
いので、ガイドワイヤ3を内視鏡1に対して確実
に保持することが難しい。加えて、挿入具6の内
部にガイドワイヤ3が挿通した状態で挿入具6の
みを操作しなければならないので、内部にあるガ
イドワイヤ3に力を加えずに且つ挿入具6をしつ
かりと押えることが困難で、挿入具6の操作がや
りにくい。そのため、プロステーセス5挿入の際
に、ガイドワイヤ3が胆道aから抜けてしまい挿
入が不能になることや、プロステーセス5と共に
ガイドワイヤ3が押込まれ、胆道a内の管壁の損
傷或いは穿孔を起こす危険性がある。
また、内視鏡1の外部に長く突出したガイドワ
イヤ3が術者の邪魔になること等多くの問題があ
つた。
本考案は、上述した問題を解決する為になされ
たものであり、プロステーセス挿入の際に、常に
ガイドワイヤを内視鏡に対して確実に保持し、し
かも比較的短いガイドワイヤを使用して該プロス
テーセスを挿入することが出来る内視鏡用プロス
テーセス挿入具を提供するものである。
以下、添付図面に示す望ましい実施例に従い、
本考案を詳述する。
第2図乃至第4図は本考案の実施例を示す斜視
図である。本考案に係る内視鏡用プロステーセス
挿入具は挿入するプロステーセスの径と略同一の
径を有する環状の先端部7に、先端部7を押動す
る或いは引き出す為の操作ワイヤ8を一体化した
ものである。第2図は本考案の一実施例を示す斜
視図である。本実施例では、円筒形をした先端部
7の、プロステーセスが当接する面と反対側の端
面に、操作ワイヤ8を該円筒の孔を跨ぐように取
り付けてある。操作ワイヤ8は、処置具用チヤン
ネル2の弯曲に合せて変形するのに充分な可撓性
とプロステーセスの押動に耐え得るだけの剛性と
を備えていれば、金属或いは合成樹脂等の単線、
撚線或いは密着巻コイルなど種々の線材を使用す
ることが可能である。
第3図は本考案の別の実施例を示す斜視図であ
る。本実施例では、先端部7は、円筒形であるが
その周壁の一部に切欠き7aを設けた所謂馬蹄形
をしているので、ガイドワイヤ3を切欠き7aか
ら先端部7の内側に挿通することが可能である。
第4図は本考案の更に別の実施例を示す斜視図
である。本実施例では、先端部7は、コイルばね
状であり、操作ワイヤ8と一体に形成してある。
本実施例でも、該コイルばねの先端をガイドワイ
ヤ3に引掛けて挿入具を数回捻回するだけで、先
端部7であるコイルばねの内側にガイドワイヤ3
を通すことが可能である。
第2図に示す挿入具によつてプロステーセス5
を体腔内に挿入する方法を以下説明する。第5図
に示すのは、ガイドワイヤ3、プロステーセス5
及び挿入具の処置具用チヤンネル2内での状態を
示す図であり、解り易くする為内視鏡を省略して
あるが、矢印4′で示す位置が処置具挿入口4の
位置に相当する。第5図に示すように、ガイドワ
イヤ3に被せるようにプロステーセス5を挿通
し、続いてプロステーセス挿入具の先端部7にガ
イドワイヤ3を挿通する。そして、先端部7の端
面をプロステーセス5の端面に当接させたまま処
置具用チヤンネル2内へ操作ワイヤ8を送り込む
ことによつて、体腔内へのプロステーセス5の挿
入を行なう。
第6図に示すのは、内視鏡1とガイドワイヤ3
とを左手で保持し、処置具挿入口4から処置具用
チヤンネル2に挿入具を右手で挿入している状態
を示す図である。ガイドワイヤ3と操作ワイヤ8
とが処置具挿入口4の直ぐ近くで夫々確実に保持
されていることが第6図から理解されよう。
本考案に係る内視鏡用プロステーセス挿入具に
よれば、該挿入具の操作ワイヤがガイドワイヤと
並行する形で処置具用チヤンネル内に送り込まれ
るので、内視鏡の処置具挿入口の近傍でガイドワ
イヤを内視鏡に対して固定した侭で、操作ワイヤ
を処置具用チヤンネルに送り込んでプロステーセ
スを体腔内に押込むことが出来る。従つて、該挿
入具操作の際にガイドワイヤが一緒に移動してし
まい、該ガイドワイヤが、狭窄を起こした部位か
ら抜けてしまうことも、体腔内の管壁を損傷或い
は穿孔してしまうこともない。加えて、挿入具の
みをしつかり押えて挿入することが可能なので挿
入操作を確実且つ容易に行ない得る。また、ガイ
ドワイヤを内視鏡の外に長く突出させる必要がな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図はプロステーセスを胆道に挿入する方法
を説明する図、第2図乃至第4図は本考案の実施
例を示す斜視図、第5図は第2図に示す挿入具を
用いてプロステーセスを挿入する方法を説明する
図、第6図は該挿入具を内視鏡の処置具用チヤン
ネルの処置具挿入口から挿入している状態を説明
する図である。 1……内視鏡、2……処置具用チヤンネル、3
……ガイドワイヤ、5……プロステーセス、6…
…プロステーセス挿入具、7……先端部、8……
操作ワイヤ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 体腔内の狭窄を起こした部位の体液流通を行
    なう為に該部位に挿通するプロステーセスを体
    腔内へ挿入する為の挿入具であり、挿入するプ
    ロステーセスと略同一の径を有する環状の先端
    部と、該先端部を押動する或いは引き出す為の
    操作ワイヤとを一体化した内視鏡用プロステー
    セス挿入具。 (2) 上記先端部が馬蹄形をした実用新案登録請求
    の範囲第(1)項に記載の内視鏡用プロステーセス
    挿入具。 (3) 上記先端部がコイルばね状をした実用新案登
    録請求の範囲第(1)項に記載の内視鏡用プロステ
    ーセス挿入具。
JP1982188470U 1982-12-15 1982-12-15 内視鏡用プロステ−セス插入具 Granted JPS5993502U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1982188470U JPS5993502U (ja) 1982-12-15 1982-12-15 内視鏡用プロステ−セス插入具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1982188470U JPS5993502U (ja) 1982-12-15 1982-12-15 内視鏡用プロステ−セス插入具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5993502U JPS5993502U (ja) 1984-06-25
JPS637205Y2 true JPS637205Y2 (ja) 1988-03-01

Family

ID=30406575

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1982188470U Granted JPS5993502U (ja) 1982-12-15 1982-12-15 内視鏡用プロステ−セス插入具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4716594B2 (ja) * 2000-04-17 2011-07-06 オリンパス株式会社 内視鏡

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Publication number Publication date
JPS5993502U (ja) 1984-06-25

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