JPS6371944A - 光学的情報記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、光学的情報記録媒体に光を照射し、情報を記
録／および再生する光学的情報記録再生装置に関し、詳
しくは該記録媒体を介した光をすくなくとも１つの情報
読取用光センサとフォーカスあるいはトラッキングサー
ボ用の光センサに受光する構成の装置において、その構
成を簡単、小型化しうる光学的情報記録再生装置に関す
る。

［従来の技術］ 光学的情報記録再生装置、特に光磁気ディスクにおいて
は情報信号は光磁気ディスク上の磁化の方向によって反
射光の偏光方向がわずかに変化するカー効果を用いて検
出される。そのため、通常偏光ビームスプリッタ等によ
って、２つの偏光成分を別々に受光し、その信号の差を
とるいわゆる差動増幅が行なわれる。しかしながら光デ
ィスクあるいは光磁気ディスクに記録された情報は１゜
６終巾のトラック上に並んだ長さ１ル程度のピットを光
学的に読みとるものであり、レーザービームをトラック
ずれなくかつピントずれなく正確にトラック上に集光す
る必要がある。そのため、トラッキング用の光センサと
フォーカス用の光センサが必要となり、それぞれの光セ
ンサに光を分配するために、ハーフミラ−あるいは偏光
ビームスプリッタが使われる。

第４図はそのような光学的情報記録再生装置の一例を示
した概略構成図である。

同図において、半導体レーザ３１からの光はコリメータ
レンズ３２によって平行ビームにされ、偏光ビームスプ
リッタ（以下、ＰＢＳと称す）３３を透過し、対物レン
ズ３４によって記録媒体３５上に集光される。記録媒体
３５で反射されたビームは、対物レンズ３４を逆行し、
今度はＰＢ５３３で反射され、集光レンズ３６で集束ビ
ームになる。この集束ビームｔ＊ＰＢｓ３７゜３８で３
つのビームに分られ、情報読取用光センサ３９，４０と
記録媒体３５上のビームスポットのフォーカスとトラッ
キングの制御を行なうためのサーボ用光センサ４１に入
射する。

ここで、サーボ用光センサ４１を情報読取用光センサ３
９，４０で兼用するのは、情報信号とサーボ信号の周波
数帯域が大きく違い、また、サーボ用センサは分割され
たいくつかの光センサから成っているため、光に反応し
ない不感帯上をビームが移動した時に情報信号のＳ／Ｎ
が低下することになるため、構成上好ましくない。

［発ｒＪＩが解決しようとする問題点］しかし、第４図
のような従来例では記録媒体３５からの反射ビームを３
つ以上に分割することが必要であり、ＰＢＳが２個以上
必要となる。これは装置の小型化の妨げとなる問題点が
あった。

［問題点を解決するための手段］ 本発明の目的は、簡単な構成で上記従来技術の問題点を
解決し、光学ヘッドを小型化できる光学的情報記録再生
装置を提供することにある。

以１のような目的は、光学的情報記録媒体に光を照射し
、該記録媒体を介した光をすくなくとも１つの情報読取
用光センサーとフォーカスあるいはトラッキングサーボ
用の光センサに受光し、前記記録媒体上の照射光の状態
を確認しつつ、情報の記録および／または再生を行なう
光学的情報記録再生装置において、 前記情報読取用光センサのすくなくとも１つが光の一部
を透過可１七な光センサで構成され、該光センサを透過
した光をフォーカスあるいはトラッキングサーボ用の光
センサに受光することを４１Ｆ徴とする光学的情報記録
再生装置により達成される。

［作用］ 」二足のような光学的情報記録再生駒とによれば、情報
読取用光センサのすくなくとも１つが光の一部を透過可
ス赴な光センサで構成されているので、その情報読取用
光センサに入射する光を情報再生用に、さらにその光セ
ンサを透過する光をサーボ用の信号検出に使用できるの
で、光ヘッドの光学系の構成を簡単にできる効果がある
。

［実施例］ 以下、本発明の光学的情報記録再生装置について具体的
な実施例に基づき詳細に説明する。

第２図は本発明の光学的情報記録再生装置に使用する透
過型光センサを示す構成図である。

同図において、光は左方向から入射する。ｌはガラス基
盤、２，４はそれぞれ透明導電膜の電極である。３は光
電変換機能を有するアモルファスシリコン等の半透過膜
であり、入射光の一部は吸収されて電極２．４から取り
出され、他は透過する、いわゆる透過型光センサを構成
する。

第１図は本発明の光学的情報記録再生装置の一実施例を
示す概略構成図である。

同図において、５は半導体レーザ等の光源、６は該レー
ザ５からの光を平行化するコリメータレンズ、７はＰＢ
Ｓ、８は光を記録媒体９上に集光する対物レンズ、１０
は集光レンズ、１１はＰ１３Ｓ、１２．１３はそれぞれ
情報読取用光センサ、１４はフォーカス、トラッキング
用のサーボ信号用光センサである。

半導体レーザ５からの光はコリメータレンズ６によって
平行ビームにされ、ＰＢＳ７を透過し、対物レンズ８に
よって記録媒体９上に集光される。記録媒体９からの反
射光は対物レンズ８を逆行し、ＰＢＳ７で反射されて集
光レンズ１０により集束ビームにされる。ＰＢＳｌｌで
２つに分けられたビームは情報読取用光センサ１２゜１
３に入射し、そのセンサ出力は不図示の差動増幅回路に
よって増幅された情報信号を得る。情報読取用光センサ
１２は前述の透過型光センサであり、その後方のサーボ
用光センサ１４はこの透過光によって記録媒体９にのビ
ームスポットのフォーカスとトラッキングのサーボ信号
にされる。

なお、第１図はＰＢＳＩＩと情報読取用光センサ１２．
１３は分けて図示したが、第３図に示すようにＰＢＳ　
１５の面１６にアモルファスシリコン等で透過型光セン
サを一体化して構成することも可ｆ妃である。

未発１１は前記実施例に限らず種々の変形、応用が可ず
戯である。

例えば、第１図の実施例においては、記録媒体９は反射
型の場合を示したが、透過型の記録媒体を用いる装置に
おいても同様に適用できる。

また、透過型光センサからの透過光を第１図のように直
接サーボ用光センサに受光する場合の外に、ミラー等を
用いて受光することもでき、この場合は設定における自
由度を増すこともできる。

［発明の効果］ 以上、説明した様に未発１１の光学的情報記録再生装置
によれば、透過型光センサを用いることにより、光学ヘ
ッドを小型化することが可能になる。光学ヘッドの小型
化は光学へ一、ドアクセス用の機構の小型化につながり
装置全体をコンノ々クトにまとめることが＋Ｔ’ｒ　溌
になった。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の光学的情報記録再生装置を示す概略構
成図、第２図は本発明に使用する透過型光センサの構成
図、第３図は透過型光センサを一体化するＰＢＳの面を
示した図である。 第４図は従来の光学的情報記録再生駒この概略構成図で
ある。 １ニガラス基盤 ２．４：透明導電膜のｉｔ極 ３：光電変換機能を有する半透過膜 ５；半導体レーザ ６：コリメータレンズ ７：ＰＢＳ ８：対物レンズ ９：情報記録媒体 １０：集光レンズ ｔ　ｔ　：　ＰＢＳ １２．１３：情報読堆層光センサ １４：サーボ用光センサ 代理人　　弁理士　　山　Ｆ　穣　平 第１図 第２図 第３図 第４図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）光学的情報記録媒体に光を照射し、該記録媒体を
   介した光をすくなくとも１つの情報読取用光センサとフ
   ォーカスあるいはトラッキングサーボ用の光センサに受
   光し、前記記録媒体上の照射光の状態を確認しつつ、情
   報の記録および／または再生を行なう光学的情報記録再
   生装置において、 前記情報読取用光センサのすくなくとも１つが光の一部
   を透過可能な光センサで構成され、該光センサを透過し
   た光をフォーカスあるいはトラッキングサーボ用の光セ
   ンサに受光することを特徴とする光学的情報記録再生装
   置。
2. （２）前記透過可能な光センサを透過した光を直接にフ
   ォーカスあるいはトラッキングサーボ用の光センサに受
   光させることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の
   光学的情報記録再生装置。
3. （３）前記記録媒体を介した光をビームスプリッタによ
   り分割し、情報読取用光センサとフォーカスあるいはト
   ラッキングサーボ用の光センサに受光せしめる構成であ
   り、しかもそのビームスプリッタの所定の面に前記透過
   可能な光センサが一体化されて設けられていることを特
   徴とする特許請求の範囲第１項記載の光学的情報記録再
   生装置。