JPS6370057A - 暖冷房機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は室外ユニットと室内ユニットとを冷媒配管した
暖冷房装置において、持に室外ユニットにバー付の全課
加熱器を設けて暖房するようにした暖冷房機に関するも
のである。

従来の技術 従来この種の暖冷房機としては、室外ユニットに圧縮機
、バーナ付冷７諜那熱器、ファン付室外熱交換器および
減圧機構を配設する々共に、室内ユニットにはファン付
室内熱交換器を設けて、室内外ユニットを冷媒配管接続
して構成されていた。

以上の様な従来技術の暖冷房機の構成において、暖房運
転時にはバーナ付冷媒加熱器で加熱蒸発した冷媒ガスを
圧縮機を運転して室内二ニア）へ送り、ファン付室内熱
交換器で暖房して〉、錆液化した冷媒液を、前記のバー
ナ付冷媒加＠器に帰流させて冷媒循環系路を構成してい
た。つまり、暖房運転時の冷媒循環系路は、バーナ付冷
媒加熱器から圧縮機、ファン付室内熱交換器を経てバー
ナ付冷媒加熱器に帰流する冷媒のブイクル晦戎でちった
０ 又、冷房運転時には、圧縮機から吐出冷媒ガスをファン
付室外熱交換器に流して凝縮液化させた冷媒液を減圧機
構を介してファン付室内熱交換器に流して冷房を行ない
、蒸発した冷媒ガスを圧縮機で吸入するという冷媒循環
系路を構成していた。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記の様な従来の構成においては、暖房運
転時には冷媒をバーナで加熱するだめの石油又はガス等
の燃料の他に圧縮機を運転するための電気を使用するた
めに、運転維持費が高くなる七いう問題点が暖房につい
ては生じていた。

又、冷房運転時には、バーナ付冷媒加熱器には利用する
ことなくファン付室外熱交換器のみに冷媒を流して凝縮
器として使用する構成のために、ファン付室外熱交換器
のみで冷媒の凝縮液化を行なうことになり、ファン付室
外熱交換器の小型化が出来ず、室外ユニットの小型軽量
化および低コスト化に対して問題点を有していた。

本発明はかかる従来の問題点を解消するもので、暖房運
転時には冷媒加熱用バーナの燃料代のみで運転維持費の
安価な暖房をすると共に、冷房運転時にはバーナ付冷媒
加熱器を利用してブリコンデンサとしての機能を得るこ
とによりファン付室外熱交換器を小型軽量化して安価な
暖冷房機を構５１することを目的にしたものである。

問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の暖冷房機は、圧縮
機、バーナ付冷媒加熱器、ファン付室外熱交換器、フロ
ート弁付受液器および減圧機構を設けた室外ユニットと
、ファン付室内熱交換器を設けた室内ユニットとを冷媒
配管で接続して暖冷房装置を構成すると共に、暖房運転
時にはバーナ付冷媒加熱器で加熱蒸発した冷媒ガスを７
アン付室内熱交換器に圧送して凝縮液化した後に、冷媒
液をフロート弁付受液器を介してバーナ付冷媒加熱器に
滞流する冷媒循環系路を構成し、冷房運転時には圧縮機
からの吐出冷媒ガスをバーナ付冷媒加熱器からファン付
室外熱交換器へ流して凝縮液化した後に、冷媒液をフロ
ート弁付受液器から減圧機構を介してファン付室内熱交
換器へ流し蒸発させ、圧縮機に帰流する冷媒循環系路を
構成したものである。

作　　　用 本発明は上記した様な構成により、暖房運転時にはバー
ナ付冷媒加熱器でバーナで冷媒を加熱蒸発させることに
より冷媒の蒸発圧力が上昇するのでこれを利用して、蒸
発した冷媒ガスをファン付室内熱交換器へ圧送すること
により従来の様な圧縮機を運転することが不用となる。

ファン付室内熱交換器に流入した冷媒ガスは、暖房を行
うことにより凝縮液化するので、この冷媒液をフロート
弁付受液器に流入させ、受液した冷媒の液面が上昇する
とフロート弁がｆ￥−動しでバーナ付冷媒加熱器の蒸発
圧力がフロート弁付受液器内に作用して受液器内の冷媒
液をバーナ付冷媒加熱器に帰流させることになり、冷媒
循環系路を１′ｉ！Ｉｇ成する。

又、冷房運転時には、圧縮機からの吐出冷媒ガスをバー
ナ付冷媒加熱器からファン付室外熱交換器へ流すので、
バーナ付冷媒加熱器のバーナを冷房運転時に停止するこ
とにより、バーナ付冷媒加熱器は放熱作用を行い、ブリ
コンデンサとしての機能を得ることになる。つまり、バ
ーナ付冷媒加熱器を圧縮機からの高温吐出冷媒ガスが流
れる時、放熱して冷媒は冷やされ一部分は凝縮作用を行
うのである。この様に一部分凝縮した冷媒をファン付室
外熱交換器に流して完全に凝縮液化すればよいので、フ
ァン付室外熱交換器はバーナ付冷媒加熱器で部分的に凝
縮液化する量程、熱交換量を少なく出来るのでファン付
室外熱交換器を小型軽量にして安価にすることが出来る
ことになる。

実施例 以下、本発明の実施例を添付図面にもとづいて説明する
。図は本発明による暖冷房機の一実施例の全体構成図で
ある。図において１は室外ユニット、２は室内ユニツ１
−１３，４は冷媒配管である。

室外ユニット１においては、５が圧縮機、６はバーナ付
冷媒加熱器、７はファン付室外熱交換器、８はフロート
弁付受液器、９は減圧機構である。

又、１０は圧縮機５の吐出管に設けた第１逆止弁、１１
は圧縮機５の吸入管に設けた第１電磁弁、１２はアキュ
ムレータ、１３は圧縮機５の吐出管と吸入管を結ぶ管に
設けた第２電磁弁、１４はバーナ付冷媒加熱器６とファ
ン付室外熱交換器７との間に設けた第３電磁弁、１５は
ファン付室外熱交換器７とフロート弁付受液器８との間
に設けた第２逆止弁、１６はフロート弁付受液器８とバ
ーナ付冷媒加熱器６との間に設けた第３逆止弁、１７は
減・　圧機溝つと平行に設けた第４逆上弁、１８はフロ
ート弁付受液器８内のフロート弁、１９はバーナ、２０
はバーナ用ファン、２１は室外ファンである。

又、室内ユニット２においては、２２がファン付室内熱
交換器、２３は室内ファンである。

以上のような構成において暖房の場合の冷媒循環系路を
実線で、冷房の場合の冷媒循環系路を破線で示した。

先ず、暖房運転時には、バーナ付冷媒加熱器６のバーナ
１９とバーナ用ファン２０を運転すると冷媒は加熱され
て蒸発することにより蒸発圧力が上昇する。従ってバー
ナ吋冷媒加熱器６内の冷媒ガスは圧送されて開成してい
る第２電磁弁１３から冷媒配管３を経てファン付室内熱
交換器２２に流入する。室内ファン２３の運転で暖房す
ることにより冷媒は凝縮液化した後、冷媒配管３から第
４逆止弁１７を経て冷媒液はフロート弁付受液器８にた
まる。フロート弁付受液器８内の液面が上昇するとフロ
ート弁１８が作動することにより、バーナ付冷媒加熱器
６の蒸発圧力がフロート弁付受液器８内に作用するので
、冷媒液は第３逆止弁１６からバーナ付冷媒加熱器１６
へと押込まれ帰流して暖房の冷媒循環系路を構成する。

この時、第１電磁弁１１、第３電磁弁１４は閉成されて
いる。

以上の暖房冷媒循環系路に示す様に、圧縮機５には冷媒
は流れず運転停止の状態である。従って暖房運転時には
圧縮機５の運転用の電気代は不用で、バーナ１９の燃料
代のみで安価が暖房が得らｎることになる。

直方、冷房運転時には圧縮機５の運転により、高温の吐
出冷媒ガスは第１逆止弁１０を通り、バーナ付冷媒加熱
器６から第３電磁弁１４を経てファン付室外熱交換器７
に流入する。この時バーナ１９は停止しバーナ用ファン
２０、室外ファン２１は運転されているので、バーナ付
冷媒加熱器６でも放熱されることにより吐出冷媒ガスは
冷却されて一部凝縮することになりプロコンデンサとし
て機能することになる。ファン付室外熱交換器７はバー
ナ付冷媒加熱器６がプロコンデンサとして作用するので
それだけ小型軽量化されている。ファン付室外熱交換器
７で完全に凝縮液化した冷媒液は、第２逆上弁１５から
７０−ト弁付受液器８を経て減圧機構９を流れ、冷媒配
管４からファン付室内熱交換器２２に流入する。室内フ
ァン２ａの運転で冷房することにより冷媒は蒸発した後
、冷媒配管３、第１電磁弁１１そしてアキュムレータ１
２を経て圧縮機５に吸入され帰流して冷房の冷媒循環系
路を構成する。この時第２電磁弁１３は閉成されている
。

以上の様に冷房運転時にはバーナ付冷媒加熱器６へ圧縮
機５からの高温吐出ガスを流すことによりブリコンデン
サとして作用するので、ファン付室外熱交換器７を小型
軽量にしても十分な冷房運転を行うことが出来るもので
ある。

発明の効果 以上の様な本発明の暖冷房機によれば次の様な効果が得
られる。

■　圧、縮機、バーナ付冷媒加熱器、ファン付室外熱交
換器、フロート弁付受液器および減圧機構を設けた室外
ユニットと、ファン付室内熱交換器を設けた室内ユニッ
トとを冷媒配管で接続して暖冷房装置を構成すると共に
、暖房運転時にはバーナ付冷媒加熱器で加熱蒸発した冷
媒ガスをファン付室内熱交換器へ圧送して凝縮液化した
後に、冷媒液をフロート弁付受液器を介してバーナ付冷
媒加熱器に帰流する冷媒循環系路を構成しているので、
暖房運転時に従来の様な圧縮機の運転を必要とせず、従
って圧縮機の電気代のない安価な運転維持費で暖房が得
られる。

■　又、冷房運転時には圧縮機からの高温吐出冷媒ガス
をバーナ付冷媒加熱器からファン付室外熱交換器に流し
て凝縮液化した後に、冷媒液をフロ−ト弁寸受液器から
減圧機構を介してファン付室内熱交換器へ流し蒸発させ
、圧縮機に帰流する冷媒循環系路を構成しているので、
バーナ付冷媒加熱器がブリコンデンプとして作用し、フ
ァン付室外熱交換器を小型軽量化出来ることになり、室
外ユニットの小型軽量化と低コスト化が得られる。

■　室外ユニットに設けたバーナ付冷媒加熱器による暖
房なので、安全でクリーンな暖房が得られると共に、室
内ユニットの小型化と設置の自由度が得られる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例を示す暖冷房機の全体構改図であ
る。 １・・・・・・室外ユニット、２・・・・・・室内ユニ
ット、５・・・・・・圧縮機、６・・・・・・バーナ付
冷媒加熱器、７・・・・・・ファン付室外熱交換器、８
・・・・・・フロート弁付受液器、９・・・・・・減圧
機構、２２・・・・・・ファン付室内熱交換器。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 圧縮機、バーナ付冷媒加熱器、ファン付室外熱交換器、
   フロート弁付受液器および減圧機構を設た室外ユニット
   と、ファン付室内熱交換器を設けた室内ユニットを冷媒
   配管で接続して暖冷房装置を構成すると共に、暖房運転
   時にはバーナ付冷媒加熱器で加熱蒸発した冷媒をファン
   付室内熱交換器に圧送して凝縮液化した後に、冷媒液を
   フロート弁付受液器を介してバーナ付冷媒加熱器に帰流
   する冷媒循環系路を構成し、冷房運転時には圧縮機から
   の吐出冷媒ガスをバーナ付冷媒加熱器からファン付室外
   熱交換器を流して凝縮液化した後、冷媒液を減圧機構を
   介し てファン付室内熱交換器へ流し蒸発させ、圧縮機に帰流
   する冷媒循環系路を構成した暖冷房機。