JPS6369630A - 温度障壁シ−ト - Google Patents

温度障壁シ−ト

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Publication number
JPS6369630A
JPS6369630A JP61213960A JP21396086A JPS6369630A JP S6369630 A JPS6369630 A JP S6369630A JP 61213960 A JP61213960 A JP 61213960A JP 21396086 A JP21396086 A JP 21396086A JP S6369630 A JPS6369630 A JP S6369630A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
capsule
temperature
liquid
barrier sheet
Prior art date
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Pending
Application number
JP61213960A
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English (en)
Inventor
水澤 精
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この発明は、物品の温度’#撃+:対する保護材並びに
防火材に関する。
(ロ)従来の技術 熱によシ被害を被むる物質や、可燃性貴重品、または可
燃性危険物などに対下る衝撃的な温度からの一時的保護
法は、(1)水!かける方法、(2)熱伝導率の低い素
材、またはこれに熱線反射鏡を組み合わせた素材で取り
囲み、格納する方法、(3)ジュワー瓶式の熱線反射鏡
と真空を組み合わせた室内(二格納する方法、(4)低
温舶載のみでの利用を目的とする、液体を封入した多数
個のピンボン王様カプセル(一般にシェルアイスと呼ば
れる)集団で包囲する方法などがとられてきた。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 火災の様な高温雰囲気内1:於ても、一時的に物品を高
温から守る為g二は、l?′iI記従来の技術(1)の
方法では、積極的に熱を外界へ排除するという点では最
も簡単かつ容易であるが、被保護物体が水で汚染される
と都合の悪いものには適さない。また、前記従来の技術
(2)による方法は、保護壁の厚さが大となり、種々な
形状のものを迅速に覆う事は難しく、構成葉材も限定さ
れる。前記従来の技術(3)による方法は、装置そのも
のが技術的(二人型の物品に適さない。前記従来の技術
(4)による方法は、気化熱を利用し、被保護物体を保
護する方法としての利用例は無く、かつ様々な形状の物
体を臨機応変C:覆い包む事は出来ない。・・・・・・
・・・等の問題がある。
この発明は、水の様な不燃性で、かつ、転移熱の大なる
液体ζ二よって、様々な形状の被保護物体を簡単(二、
しかも汚染する事なく覆い包み、一度に大部分の液体を
放出する事なく、転移熱で被保護物体を一時的かつ衝撃
的温間変化から守る事を目的とする。
に)問題点を解決する為の手段 この発明に係るシートは第1図に示される株に、液体等
を内包するカプセルの層(2)と、断熱材の層<11の
二番を接着あるいは縫い合せ等によね、接合したもので
ある。
両層の接するカプセル層側表面には金属真空蒸着あるい
は金属箔ラミネートの様な熱線反射鏡(3)が施される
。また、断熱材層がカプセル層と接する面の反対側面に
金属箔の熱線反射鏡を備えても良い。
具体的なカプセル層の製法並びに形態の例として、ポリ
エチレン、ポリプロピレン、ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化
ビニル、ナイロン、ゴム類、シリコーンゴム、弗素樹脂
などの高分子材料であって、強度が異なる薄膜2枚によ
り、液体等を溜める事の出来る膨みをもたせ、その中に
液体等を挾む形で封じ込めた第2図の形態のもの、ある
いは前記高分子材料等から成る細管内(二液体等を注入
しつつ、一定の間隔で細管を押しつぶし、溶着し、液体
等を封じ込めて出来る一連のカプセル同士を互いにクロ
ス状に織り上げた第3図の形態のもの、あるいは前記高
分子材料のモノマー内に液体等を均一分散させたま【重
合して出来る海綿状物体内(二液体等を包含させた第4
図の形のもの、あるいは高分子モノマーを液体等の粒子
表面で重合させ1表面C;薄膜を有するいくら様の粒子
とし、これを平面的に配列した第5図の形態のもの等が
ある。
カプセル膜の物理的強度を上げると、カプセルが熱破壊
に至る迄の内圧が高くなり爆発の恐れがある時は、カプ
セル膜C:厚みの変化を与えたり、カプセル内に形状記
憶合金、あるいは形状記憶樹脂との組み合せによる膜破
壊装置を内封する事により防ぐ事が出来る。
前記カプセル内の液体等とは、防火用を目的として、炭
酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム、炭酸水素アンモ
ニウムなどのアルカリ重炭酸塩を含む水、あるいは、デ
ンプン糊、寒天、ペクチン、カルボキシメチルセルロー
ス、水酸化アルミニウム、水酸化第一鉄、硅酸、コンニ
ャクマンナン、卵白などのヒドロシル、あるいは、四酸
化炭素、防腐剤等である。また以上の様な液体等を含浸
させた第4図の6に示す石綿、グラスクールなどである
低温用を目的とする液体等とく、水あるいは、塩化力ル
シウム、塩化マグネシクム、アルコール類などの水溶液
である。
断熱材層を構成する素材は、石綿、グラスクール、アラ
ミド繊維、発泡ウレタンなどで、カプセル内包液に対し
表面の親和性が大である素材から成る。
(勾作 用 前記の様な素材から成る当該シートは、断熱材層側を受
熱面、カプセル層側を被保護物体側とし、カバン等の素
材としたり、被保護物体にかぶせたり、巻きつけるなど
の方法で、必要枚数ヲ重ねて用いる。
当該シートによる包装物を高温雰囲気内5:入れた場合
、先ず断熱材層で熱の流入がいくらか妨げられる。次l
:断熱材層の温度上昇による副射熱をカプセル膜表面の
金属蒸着膜で反射する。それでも流入する熱をカプセル
内包液で受熱し、カプセル膜を圧力破壊、もしくは熱破
壊に至らしめる。飛ひ出した内包液が断熱材に付名し、
浸透し、完全に気化が終了する迄気化熱が奪われる。発
生するガスで周囲温度を下げ、酸素の供給を悪化させる
ために、液体の涯点の温度が維持される。気化終了と共
に断熱材の温度は再び上昇に転する。破壊したカプセル
層は熱分解し、炭化し、受熱面方向に対し、多孔性の層
を再現してその役割を終る。温度上昇は当該シートによ
る包装の二層目(=引き継がれ、一層目と同様な現象が
繰り返される。この繰り返し期間中は破壊するカプセル
と被保護物体との間の温度勾配がゆるやかな為に、被保
護物体の温度はカプセル内包液の沸点以下に維持される
。尚、カプセル内封物なコロイド状物質としたり、液体
等を含浸させた断熱材とした場合、常温で不本意Cニカ
プセルが傷付けられ、破られた場合でも一度に液体が流
出したり、被保護物体を汚染したりする事が無い。また
そうする串はカプセル内での液体の対流をおさえ、熱伝
達の上昇をおさえ、水分蒸発後は断熱の役割も果す。
(へ)考案の効果 この発明によるシートの複数枚を重ねたものと、石綿の
み、またはグラスウールのみのsな単なる断熱材とその
効果を比較して、単位厚さ当シ、単位面積当り、単位時
間当シの熱通過址は当該シートの内包する液体の沸点以
下では、当該シートの方が大であるが、非点以上では、
受ける。@を気化熱として、系外に排出させる為に液体
が無くなる迄は、当該シートの方が少ない。よって、当
該シートの受熱面背後はその間、液体の沸点以下に保た
れる。
一方、断熱材のみで保護した場合、被保護物体の熱容量
が小さい物であると、容易に受熱面背後も受熱面前面に
近い温ザとなり、被保護物体は短時間の内に熱による被
害を被る。
一方低温領域に於るこの発明によるシートの効果は、シ
ェルアイスと呼ばれる再生氷塊と同様な働きも成し、色
々な形状の物体を簡単C:包装し、保温する事が可能な
点でより利点が大である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係るシートの一例の断面図、第2因
〜第5図はこの発明に係るシートを構成するカプセル層
の違いの具体例を示す断面図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、目的とする温度で破壊する高分子膜(4)から作ら
    れ、その高分子膜表面に熱線反射鏡(3)を備え、かつ
    、内部に目的とする温度で相転移または分解反応をする
    物質を封じ込めたカプセル層(2)と断熱材の層(1)
    より成る温度障壁シート。 2、目的とする温度で相転移、または分解反応をする物
    質を含浸する断熱材(6)を封じ込めたカプセルの層(
    2)を有する特許請求の範囲第一項記載の温度障壁シー
    ト。
JP61213960A 1986-09-12 1986-09-12 温度障壁シ−ト Pending JPS6369630A (ja)

Priority Applications (1)

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JP61213960A JPS6369630A (ja) 1986-09-12 1986-09-12 温度障壁シ−ト

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JP61213960A JPS6369630A (ja) 1986-09-12 1986-09-12 温度障壁シ−ト

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6369630A true JPS6369630A (ja) 1988-03-29

Family

ID=16647912

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JP61213960A Pending JPS6369630A (ja) 1986-09-12 1986-09-12 温度障壁シ−ト

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JP (1) JPS6369630A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02157339A (ja) * 1988-12-08 1990-06-18 Sumitomo Metal Ind Ltd 鉄骨の耐火被覆工法
CN109972862A (zh) * 2017-12-27 2019-07-05 天津明源机械设备有限公司 一种金属加工液保温装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02157339A (ja) * 1988-12-08 1990-06-18 Sumitomo Metal Ind Ltd 鉄骨の耐火被覆工法
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