JPH0222855B2 - - Google Patents

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JPH0222855B2
JPH0222855B2 JP59231117A JP23111784A JPH0222855B2 JP H0222855 B2 JPH0222855 B2 JP H0222855B2 JP 59231117 A JP59231117 A JP 59231117A JP 23111784 A JP23111784 A JP 23111784A JP H0222855 B2 JPH0222855 B2 JP H0222855B2
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heating
electrolyte
heating element
flexible
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Ii Kaan Uiriamu
Etsuchi Fu Kuoo
Ei Buratsuku Sutanrei
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YUNIBAASHITEI OBU SHINSHINATEI
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YUNIBAASHITEI OBU SHINSHINATEI
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Publication of JPH0222855B2 publication Critical patent/JPH0222855B2/ja
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F7/00Heating or cooling appliances for medical or therapeutic treatment of the human body
    • A61F7/02Compresses or poultices for effecting heating or cooling
    • A61F7/03Compresses or poultices for effecting heating or cooling thermophore, i.e. self-heating, e.g. using a chemical reaction
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D81/00Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents
    • B65D81/34Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents for packaging foodstuffs or other articles intended to be cooked or heated within the package
    • B65D81/3484Packages having self-contained heating means, e.g. heating generated by the reaction of two chemicals
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24VCOLLECTION, PRODUCTION OR USE OF HEAT NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F24V30/00Apparatus or devices using heat produced by exothermal chemical reactions other than combustion

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  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Thermotherapy And Cooling Therapy Devices (AREA)
  • Cookers (AREA)
  • Resistance Heating (AREA)
  • Powder Metallurgy (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明は電気化学的加熱具、更に詳しくは軍用
野戦口糧の加熱用に、加熱用パツドとして、医用
温湿布や身体加温物として用いられる丈夫でかさ
ばらず順応性があり、自給式で、無毒性かつ無炎
性の加熱源に関する。
幾分屈曲性のある構成をもつ先行技術の加熱源
はいくつか提案されている。コバー(kober)の
米国特許第3774589号およびブラツク(Black)
その他の米国特許第3942511号は個々の構成要素
から組立て、次いで集成された加熱セル構造のも
のを示している。しかし、これら構成物は不適当
な取扱いでその構造が損傷をうけたり、或いは切
れたりすると保全性がだめになる。また、それら
の製造も高価につく。また、ミツチエル
(Mitchell)の米国特許第4080953号、クルーパ
(Krupa)の米国特許第3980070号およびバラツク
ス(Veraks)の米国特許第3874504号に示される
ものは屈曲性に限度があり、反応物を保持し、熱
を集中させるのに小袋その他の容器を必要とする
ゆるい粉末状物質用には適していない。ブラツク
(Black)その他の米国特許第3942511号のサンド
イツチ構造のものは屈曲性を与えるけれども複雑
であり、効率が低く、また製造が困難である。こ
れらの、そしてその他の先行技術の用具は製造の
容易さ、材料の丈夫さ或いはどのような面にも順
応できる屈曲性を欠いている。
発明の要約 本発明の加熱具は、重合体物質(ポリエチレン
のような)および超腐蝕性合金からなる全く一体
化された構造体、すなわち複合構造体を利用した
屈曲性をもつ加熱用パツド材料という独特の構成
を含むものである。この加熱用パツド材料は超腐
蝕性合金のコントロールされた濡れ方を許容する
多孔性、どのような形にも製造することの容易さ
を許容する成形性、活性成分を保持するための小
袋のような他の構成要素を必要とすることなく粒
子を配合し、必要な形状にその粒子混合物を成形
するとともに成形されたパツドを焼結して丈夫な
屈曲性のある材料にするという簡単な方法を用い
ることを許容する製造の単一性、加熱しようとす
るどのような面にも順応させることのできる屈曲
性、そして軽量で高密度の加熱を行なえる緻密性
を与えるようなやり方で形成されるものである。
従つて、本発明の目的は容易に活性化され、複
雑でなく、軽量で、かさばらず、丈夫であり、ま
た活性物質の容器包み込みの必要なくそれだけで
足りるところの簡単で、製造が安価で、かつ自給
性の熱源を提供することである。
本発明のもう1つの目的は、毒性がなく、自給
性で、かさばらず、また炎をつくらないという軍
用野戦口糧その他類似物の加熱のための簡単で効
果的な方法を提供することにある。
今1つの目的は人体のいろいろな個所を温める
ための微小な電気化学セルを用いた熱源を提供す
ることにある。
本発明の他の目的、利点および新規な特徴は本
発明の以下の詳細な説明を添付図面を共に考察す
ることにより明らかとなろう。
好ましい態様の説明 本発明の屈曲性加熱パツドは、第1図および第
2図で示されるように、ポリエチレンのような重
合体物質Bの多孔性マトリツクスにくまなく分散
した超腐蝕性金属合金粉Aからなる複合材料であ
る。超腐蝕性合金物質(活性成分)は好ましくは
セルゲブ(Sergev)他の米国特許第4264362号の
教示の中で使用されている技術に類似した高エネ
ルギー粉末冶金的粉砕技術によつてつくられるマ
グネシウムと鉄の合金粉末からなるものである。
しかしながら、本発明ではポリエチレン粉末およ
び一緒に配合した超腐蝕性合金粉末の組合せを用
いている。混合物を加圧することなく焼結する
と、型の形をした多孔性の屈曲性材料が形成され
る。どのような必要形状の薄い多孔性加熱用パツ
ドでもこの方法で容易につくられる。塩化ナトリ
ウム液のような適切な電解質で濡らすと急激にか
つ効率的に熱がつくられる。
第1図および第2図の典型的な加熱パツドは超
高分子量(UHMW)のポリエチレン粉末と配合
された5原子パーセントの鉄を有するマグネシウ
ムという超腐蝕性合金粉(例えば10グラムの
UHMWポリエチレン粉末と配合された4グラム
のMg−5原子%Fe超腐蝕性合金粉末)から構成
することができる。超腐蝕性合金のポリエチレン
に対する別の比率を用いることもできるし、他の
組成および追加的な元素についても同様用いるこ
とができる。混合物は必要形状の金属型内に置か
れ、均一なパツドを形成するように押し固められ
る。次いで型は炉内で168℃で約20分間加熱され
る。加熱によりUHMWポリエチレン粉は焼結さ
れ、MgFe合金に癒着し、冷却後丈夫で、屈曲性
があり、水あるいは電解質が合金に浸透してそれ
を濡らせることができるような十分の多孔性をも
つたパツドを形成する。粉末のこの複合配合物は
加圧下で或いは加圧せずに焼結されてその焼結の
条件に応じた種々の密度をもつ材料を提供するこ
とができる。
加熱パツド技術はいろいろの有用な形状、寸法
を有する加熱具をつくるのに用いられ得る。加熱
具は塊、板、棒および更に複雑な形状を含むいろ
いろの有用な形状に安価につくることができる。
つくられる熱の量や割合は、ポリエチレンマトリ
ツクスや複合物組成内に含まれる活性な超腐蝕性
合金の量および内容を変えることによつて調整す
ることができる。
加熱パツドは特に野戦口糧の加熱具用に、食糧
の加温やその類似の用途に用いることができる。
例えば野戦口糧加熱具小袋10の好ましい構造お
よび組立体は第3図ないし第8図に示されてい
る。第3図に示されているように、例えばクラフ
ト紙とポリエチレンの積層紙の外側カバー11は
それへの熱移動を確実に最小にするためプラスチ
ツク発泡断熱物12(例えば1/16インチ厚のデユ
ポン(Dupont)社マイクロフオーム)の層を有
している。バリヤー、すなわち遮断壁14は第4
図に示されるように断熱層12上に重ね合わせら
れ、外側カバー11の縁のところで封じられる。
遮断壁14(例えばクラフト箔紙)は、紙層14
a、アルミニウム箔層14bそして内側プラスチ
ツクカバー14cからなり(第8図参照)、貯蔵
時に小袋10に水分が入るのを防ぎ、そして活性
化の際小袋内に電解液を保持する。遮断壁14の
内側プラスチツクカバー14c(例えばポリエチ
レン)は以下に論じられるように小袋の縁を面と
面を折り重ねて一緒にヒートシールできるように
なつている。上記したように超腐蝕性合金と
UHMWポリエチレンの粉末から形成される加熱
パツド16と17は第5図に示されるように遮断
壁14の層に貼り付けられる。次にテイーバツグ
タイプの紙19が加熱パツド16と17の上にお
かれ、その縁に沿つて遮断壁14にヒートシール
される(第6図参照)。テイーバツク紙19は、
活性加熱素子に塩溶液を移動させるようにウイツ
クとして働らくこと、加熱パツドの過剰濡れを防
ぐことにより塩溶液と加熱パツド間の反応を減速
させるように操作すること、粗雑な扱いのため加
熱パツドからおよび/または活性化時にパツドか
ら生じるばらばらの粒子やくずを納めること、お
よび食糧包みが加熱パツドの縁にひつかかるのを
防いで加熱小袋内への挿入を容易にすることによ
つて加熱小袋の性能を改善する。第7図は、第3
図ないし第6図の組立順序でのすべての構成要素
をもつ完成組立体の層を断面で示したものであ
る。
第6図に示された組立体は次いで線20に沿つ
て折り畳まれ、ヒートシールにより、または適当
な接着剤で縁21,22,23および24に沿つ
てシールされ、第8図に示されるような加熱小袋
を形成する。縁21と23は一緒にシールされ、
2分された縁22は互にシールされ、そして2分
された縁24も互に封着される。シールされた縁
22には使用の際の引き剥しを助けるために切れ
目を入れておくこともできる。必要ならば、加熱
小袋は片面のみに加熱パツド16を用いて構成さ
せることもできる。
耐水性材料でつくられ、例えば、23.3%
NaCl/H2O30mlを入れる電解液小袋27は第9
図に示されるように上端縁22のところで加熱小
袋10に取付けることができる。
この電気化学口糧加熱具の操作は次の通りであ
る。まず、電解液小袋27を縁22から引き離し
て加熱小袋10から取りはずす。第2に加熱小袋
の頭を切れ目をつけた端22に沿つて裂き取る。
次に加熱小袋10を開けて、その加熱外被の中に
野戦口糧(例えば、屈曲性のある箔の包みに入つ
た食糧)を挿入することができる。食糧包みを加
熱小袋の底までずつと挿し込み、野戦口糧包みは
開かずにおく。次に電解液小袋27から角を切り
離し、その中味を加熱小袋に注入することができ
る。電解液を加熱小袋内に注入した後、加熱小袋
の開いた端を折り曲げてできるだけ多くの熱を保
持させる。加熱過程での活性化は電解液添加の殆
んど直後におこる。加熱反応は一般に反応“Mg
+2H2O→Mg(OH)2+H2+熱”によるマグネシ
ウムの腐食を含むものである。超腐蝕性合金につ
いて約1600W−hr/1b(3530W−hr/Kg)の熱が
得られる。
以上の代りに乾燥した塩(NaCl)25を加熱小
袋10の内側において水を添加し超腐蝕性合金物
質を活性化することもできる。この方法は、電解
液小袋27の必要をはぶき、全加熱包袋の重量を
減じる。また、屈曲性箔の食糧包み26は乾燥
NaClとともに加熱小袋構造の中に組み込んでお
くこともできる。第10図に示したこの代案の構
成においては、加熱具を活性化して食糧包みを加
熱するための電解質溶液をつくるために水を加え
る必要があるだけである。4グラムのMg−5原
子%Feを使用する上記口糧加熱具は151グラムの
食糧を初めの温度21℃で約55℃に、そして10分後
の最終温度76℃にあげることができる。より多く
の超腐蝕性合金をもつ加熱パツドを使用すること
により、より高い温度を得ることができる。若干
の熱は水蒸気および水素ガスの形で包袋から逃げ
る。水素ガスは急速に消散するので個々の包袋の
使用に危険はない。開放的な炎や火花を用いて水
素を燃焼させようという試みでは燃焼させること
に失敗している。加熱パツドからの熱は食糧に伝
導で移動する。加熱の際に食糧包みを圧迫するこ
とは加温作用を速めるのに役立つ。加熱小袋の中
にそのままにしておくと、食糧は長い時間温いま
まになつている。一度温めたら、加熱小袋内にお
いたまま食糧包みの頭を引き剥して食糧を食べる
ことができる。
加熱パツドは多くの異なつた形状、寸法でつく
ることができ、またNi陰極、MnO2陰極およびそ
の他の、Alのような陽極物質のような異なつた
超腐蝕性合金でつくることができる。また、加熱
パツドは、湯沸しあるいはコーヒーカツプなどの
ような場合に、片面のみが断熱性で(その断面は
第7図に類似)非断熱面を加熱しようとする部材
の側に向けておかれるように構成することもでき
る。
水素の発生が問題と考えられる場合には、空気
中の酸素との触媒的な再結合によつて水素を除去
あるいは著しく減少させることも可能である。
水素は反応“2H2+O2――――→ 触媒 2H2O+熱”に
よつて触媒的に除去することができる。この反応
は水素を除くと共に追加的な熱を与えるもので、
それにより食糧加熱小袋の温度を必要な温度にま
で上げるのに要する超腐蝕性合金の量は減少す
る。10部のポリエチレンに対し約2部の触媒物質
という比率でUHMWポリエチレンと配合された
0.06部のパラジウム−炭素触媒当り1部のMnO2
からなる標準的な触媒物質が屈曲性触媒酸化剤物
質をつくるのに用いることができる。第11図に
示されたように屈曲性触媒パツドは触媒物質と
UHMWポリエチレンの混合物からつくることが
でき、加熱パツド16と17のように成形され、
そして焼結される。MnO2−Pd−C触媒粉混合物
は15分間粉砕されることで最も大きい温度変化△
Tおよび追加の食糧包み温度をつくり出す。
超腐蝕性合金粉末と組合わせた屈曲性複合加熱
物質と屈曲性の複合触媒物質は共に粉末冶金で使
用されている手法により薄板、塊、平板および更
に複雑な形のようないろいろな形に成形すること
ができる。
AgO2−MnO2およびPd−C−MnO2混合物は
共に発生した水素の除去と食糧加熱用の低価格触
媒物質として役立てることができる。その吸収容
量と吸収速度は高エネルギーボールミルで粉砕し
たPd−C−MnO2粉混合物によつて実質的に高め
られる。
溶液としての比較的少量の塩化ナトリウムは加
熱パツドを活性化させ、屈曲性パツド中のMg−
Fe合金との反応を維持させるのに必要である。
57±3℃の△Tをつくるのに必要なNaClの最小
濃度は約2%であるが、0.5重量%という少い量
でも54℃の△Tをつくる。後者よりも少い濃度で
は△Tは急激に低下する。食糧小袋の温度と△T
は、加熱パツド当り合金粉6グラムでのそれぞれ
約75と50℃から14グラムでのそれぞれ90と64℃へ
と加熱パツドのMg−5原子%Fe合金粉の量が増
大するにつれ減少率が増加する。1ないし5原子
%というMg−Fe合金の鉄分は、加熱小袋内で加
温される食糧小袋の食糧温度または△Tを増加あ
るいは減少させることには重要な影響はもたな
い。1原子%より少い鉄の量では食糧小袋の温度
が急激に低下する。加熱小袋に添加する塩溶液の
容量は食糧小袋の温度と△Tに影響をおよぼす。
屈曲性の加熱物質として可能性のある用途は4
つの区分用途に表示できる: a 海洋解除手段; 海水試料採取、タイマー手段、船底開栓、温
度、塩分、酸素、深度、ケーブル放出等の記
録。
b 熱的手段; ダイバー用携帯熱源、緊急加速(例えば低体
温症)、氷芸術分野での溶解穿孔、手や長靴の
加温、機器の加熱、救命用初期救助具(大洋、
航空機、軍隊、探検、狩猟、背のう運搬、宇宙
船等)、加熱パツドおよび包みのような医療用
途。
c エネルギー源; 燃料セル(H2)、宇宙船、遠隔地機器、水素
燃料車、ガス駆動モーター、野戦炊事用小袋入
り食糧と食糧皿の加熱等。
d 浮揚手段; 引揚げ作業(H2)、気象観測気球。
超高分子量ポリエチレンおよび超腐蝕性合金
粉の焼結混合物は、丈夫で屈曲性のある、気孔
性で均一なマトリツクス構造体を形成し、適当
な電解質で濡らすとき自給式熱源を提供するも
のである。この屈曲性の加熱材料は上記したよ
うないろいろな用途において使用が必要となる
まで密封容器内に容易に貯蔵することができ
る。
明らかに、本発明の多くの修正および変形は上
記の教示に照らして可能である。従つて前記特許
請求の範囲内で本発明は特定的に述べられている
以上の実施が可能であることが理解されるべきで
ある。
本発明は米国政府の支持でなされ、米国政府は
本発明のある種の権利を保有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、くまなく分散した超腐蝕性金属合金
粉末を有する重合体物質の焼結多孔性マトリツク
スを示した図、第2図は、第1図の線2−2に沿
つた断面図、第3図は、加熱小袋の組立シーケン
スにおける外側カバーおよび断熱層を示す図、第
4図は、第3図の組立体の上に重ね合わせたプラ
スチツクカバーを持つ内側遮断壁を示す図、第5
図は、第4図の組立体のプラスチツクカバーを施
した面に付した加熱パツドを示す図、第6図は、
内側遮断壁のプラスチツクカバーにシールされた
多孔性の紙の層で包まれた加熱パツドを示す図、
第7図は、第6図の線7−7に沿つた断面図、第
8図は、第6図の組立体を折り重ねてシールした
のちに形成された加熱小袋の断面図、第9図は、
付帯された電解液小袋を有する加熱小袋組立体の
側面図、第10図は、加熱しようとする屈曲性の
食糧包みを組合わせた加熱小袋を示した断面図、
そして第11図は、水素を除去または水素を減少
させて熱を発生させるための屈曲性の触媒パツド
の断面図である。 A……超腐蝕性金属合金粉、B……重合体物
質、10……加熱小袋、11……外側カバー、1
2……断熱層、14……仕切り、16……加熱パ
ツド、17……加熱パツド、19……テーバツグ
紙、21……縁、22……縁、23……縁、24
……縁、25……乾燥塩、26……食糧包み、2
7……電解液小袋。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 粉末状重合体物質と超腐蝕性金属合金粉末と
    の配合混合物の、屈曲性、多孔質の焼結複合構造
    体から成り、該多孔質焼結複合構造体はこれを電
    解質で濡らし、活性化すると電気化学的反応によ
    つて熱及び水素を発生させることができる、こと
    を特徴とする熱及び水素発生用の屈曲性の電気化
    学的加熱素子。 2 前記超腐蝕性合金粉末が1ないし5原子%の
    鉄を有するマグネシウムから構成され、かつ高エ
    ネルギー冶金的粉砕によつてつくられたのである
    特許請求の範囲第1項に記載の電気化学的加熱素
    子。 3 前記粉末状重合体物質がUHMW(超高分子
    量)ポリエチレンである特許請求の範囲第1項に
    記載の電気化学的加熱素子。 4 前記焼結多孔性複合構造体が粉末状重合体物
    質10グラム当り4グラムの超腐蝕性合金粉末から
    構成されている特許請求の範囲第1項に記載の電
    気化学的加熱素子。 5 前記電解質が塩化ナトリウム溶液である特許
    請求の範囲第1項に記載の電気化学的加熱素子。 6 コントロールされた速度で熱を発生させ得る
    電気化学的加熱具であつて、 a 壁が外側カバー層を含む、空気不浸透性とな
    すべくシールされている容器、及び b 前記容器内に配置された、粉末状重合体物質
    と超腐蝕性金属合金粉末との配合混合物の、屈
    曲性、多孔質の焼結複合構造体から成る屈曲性
    の電気化学的加熱素子であつて、該多孔質焼結
    複合構造体はこれを電解質で濡らし、活性化す
    ると電気化学的反応によつて熱を発生させるこ
    とができる、少なくとも1つの該電気化学的加
    熱素子 から成ることを特徴とする前記電気化学的加熱
    具。 7 前記容器が断熱性、屈曲性かつ空気不浸透性
    の外被である特許請求の範囲第6項に記載の電気
    化学的加熱具。 8 前記容器内に乾燥電解質手段が含まれ、前記
    乾燥電解質手段はそれに水が加えられると電解質
    溶液をつくり、屈曲性加熱素子を活性化して熱を
    発生させるのに適したものである特許請求の範囲
    第6項に記載の電気化学的加熱具。 9 塩化ナトリウム溶液が電解質として加えら
    れ、加熱素子を活性化して熱を発生させる特許請
    求の範囲第6項に記載の電気化学的加熱具。 10 前記超腐蝕性合金粉末が1ないし5原子%
    の鉄を有するマグネシウムから構成され、かつ高
    エネルギー冶金的粉砕によつてつくられたもので
    ある特許請求の範囲第6項に記載の電気化学的加
    熱具。 11 前記粉末状重合体物質がUHMW(超高分
    子量)ポリエチレンである特許請求の範囲第6項
    に記載の電気化学的加熱具。 12 前記焼結多孔質構造体が粉末状重合体物質
    10グラム当り4グラムの超腐蝕性合金粉末から構
    成されている特許請求の範囲第6項に記載の電気
    化学的加熱具。 13 前記加熱素子が電解質を加熱素子に移動さ
    せ、かつ電解質で加熱素子が過剰に濡れるのを防
    ぐためのウイツク手段を備えた前記容器内に包み
    込まれている特許請求の範囲第6項に記載の電気
    化学的加熱具。 14 前記ウイツク手段がテイーバツクタイプの
    紙である特許請求の範囲第6項に記載の電気化学
    的加熱具。 15 前記容器が加熱しようとする物品が挿し込
    まれる袋状をなしている特許請求の範囲第6項に
    記載の電気化学的加熱具。 16 前記容器が、シールされた口糧包みが構成
    時に組み込まれた屈曲性の袋状をなしている特許
    請求の範囲第7項に記載の電気化学的加熱具。 17 前記容器内に乾燥電解質手段が含まれ、前
    記乾燥電解質手段がそれに水が加えられると電解
    質溶液をつくり、屈曲性加熱素子を活性化して前
    記口糧包みを加熱するための熱を発生させるのに
    適したものである特許請求の範囲第16項に記載
    の電気化学的加熱具。 18 電解質による活性化に続いて前記加熱手段
    によつて発生する水素を減少させ、同時に追加の
    熱を発生せしめるための屈曲性の触媒手段が前記
    容器内に与えられている特許請求の範囲第6項に
    記載の電気化学的加熱具。 19 コントロールされた速度で熱をつくること
    のできる電気化学的加熱ブランケツトであつて、 a 外被内に発生した熱を物品に伝達するように
    物品のまわりを包み込むのに適した屈曲性の該
    外被、及び b 前記外被内に配置された、配合された粉末状
    重合体物質と超腐蝕性金属合金粉末との、多孔
    質マトリツクス形態の焼結複合構造体から成る
    屈曲性の加熱素子であつて、これを電解質で濡
    らし、活性化すると電気化学的反応によつて熱
    が発生するように操作することができる、少な
    くとも1つの該加熱素子 から成ることを特徴とする前記電気化学的加熱ブ
    ランケツト。 20 前記超腐蝕性合金粉末が1ないし5原子%
    の鉄を有するマグネシウムから構成され、かつ高
    エネルギー冶金的粉砕によつてつくられたもので
    ある特許請求の範囲第19項に記載の電気化学的
    加熱ブランケツト。 21 前記粉末状重合体物質がUHMW(超高分
    子量)ポリエチレンである特許請求の範囲第19
    項に記載の電気化学的加熱ブランケツト。 22 前記焼結多孔性マトリツクス複合構造体が
    粉末状重合体物質10グラム当り4グラムの超腐蝕
    性合金粉末から構成されている特許請求の範囲第
    19項に記載の電気化学的加熱ブランケツト。 23 前記加熱素子が電解質で該加熱素子を均一
    に濡らすためのウイツク手段で包まれている特許
    請求の範囲第19項に記載の電気化学的加熱ブラ
    ンケツト。 24 前記ウイツク手段がテイーバツクタイプの
    紙である特許請求の範囲第23項に記載の電気化
    学的加熱ブランケツト。 25 前記加熱ブランケツトの片面が断熱されて
    いる特許請求の範囲第19項に記載の電気化学的
    加熱ブランケツト。
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