JPS6369514A

JPS6369514A - 揚砂装置の制御方法

Info

Publication number: JPS6369514A
Application number: JP21492286A
Authority: JP
Inventors: Shunji Takahara; 高原　駿二; Nobutaka Sakurai; 桜井　信隆; Chosaku Yamaguchi; 山口　長作; Mikifumi Watanabe; 渡辺　幹文
Original assignee: Kubota Corp
Current assignee: Kubota Corp
Priority date: 1986-09-11
Filing date: 1986-09-11
Publication date: 1988-03-29

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は沈砂池の沈砂を揚砂する揚砂装置の制御方法に
関するものである。

従来の技術沈砂池の底部に沈降した砂やピット内の汚泥などのポン
プアップ対象物を揚げる場合に、ジェットポンプを利用
することができる。従来のシェアドポンプは、たとえば
実開昭６０−１５２６２０号に示されるように、砂や汚
泥などのポンプアップ対象物に臨んで開口する受管と、
この受管にジェット水を噴射してポンプアップ対象物を
この受管内に吸込ませるジェットノズルとを設けたもの
が一般的である。

発明が解決しようとする問題点ところが、上記のジェットポンプが配置される沈砂池内
の沈砂の滞積量を測定することは、技術的に困難であり
、そのために、ジェットポンプで沈砂ピッ′トの定容量
の沈砂を揚砂するに要する揚砂時間を算定することはで
きても、沈砂池全体の沈砂量に対する揚砂時間を算出す
ることは出来なかった。また、沈砂ピット内の沈砂が無
くなったことを検知する方法もなかったので、ジェット
ポンプの動停の制御を、沈砂池の沈砂量及び沈砂ピット
内の沈砂の有無に適時対応させて行うことが困難であっ
た。

そこで本発明は、ジェットポンプの動停を、沈砂の滞Ｒ
量に適時対応させて制御出来る揚砂装置の制御方法を提
供することを目的とする。

問題点を解決するための手段上記の問題点を解決するため、本発明は、沈砂ジェット
ポンプと、前記沈砂池に滞留する沈砂を前記沈砂ピット
内に掻寄せる掻寄せ装置とを備えた揚砂装置において、
前記掻寄せ装置の負荷率を検出し、検出された負荷率の
値から沈砂池に滞留する沈砂の有無を検知し、検知され
た結果に基づいて、前記掻寄せ装置およびジェットポン
プの動停を制御する構成とするものである。

作用上記の構成において、あらかじめ、沈砂池に沈砂が滞留
していない状態における掻寄せ装置の負荷率の値を自己
負荷率の値として検出しておく。

そして、沈砂池に沈砂が一定量以上に滞留した時あるい
は定期的に、掻寄せ装置ジェットポンプを作動させて、
掻寄せ装置の負荷率を検出しながら掻寄せ装置によシ、
沈砂を沈砂ピットに掻寄せるとともに、ジェットポンプ
で沈砂ピット内の沈砂を揚砂する。この間、検出される
掻寄せ装置の負荷率の値は、揚砂の進行にともなって減
少し、掻寄せ装置にかかる沈砂が少なくなった時に、負
荷率の値は、自己負荷率の値と同等の値となる。そして
、この負荷率の値が、自己負荷率の値と同等となったこ
とを検知することにより、沈砂ピットを除く沈砂池に沈
砂が無くなったものとヤＪ断じて、掻寄せ装置を停止さ
せる。そして、この掻寄せ装置の停止後で、あらかじめ
算定された、ジェットポンプによる沈砂ピット内の定量
の沈砂を揚砂するに要する揚砂時間の経過後、沈砂ピッ
ト内に沈砂がなくなったものと判断してジェットポンプ
を停止して揚砂を終了する。

実施例以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。第
１図において、沈砂ピット（１）を含む沈砂池（２）に
は、沈砂（３）が水と混合された状態で貯留されている
。沈砂ピット（１）に対応した位置には、沈砂池（２）
における水面上から沈砂（３）内に向けてジェットポン
プ（４）が設けられている。ジェットポンプ（４）の下
部には、沈＃（３）に臨んで下端が開口する受管（５）
が取付けられている。受管（５）には揚砂管（６）が連
結されており、揚砂管（６）の上流側は、吐出弁（７）
を介装されて、固液分離可能な雀出機（８）に連結され
ている。受管（５）の開口部下方には、この開口部に対
応するようにジェットノズｔＬ／（９）が配置されてい
る。このジェットノズ／Ｌ／　（９）には、駆動水を供
給する駆動水管ＯＱが連結されており、駆動水管ＯＱの
上流側は、駆動水の流量調整用の駆動水弁Ｑυおよび駆
動水ポンプ（２）を介装されて駆動水タンク四に連結さ
れている。さらに、駆動水タンク（１３には、コントロ
ール水管α→がコントロール水ポンプ（イ）およびコン
トロール水弁ａｉｅを介装されて連結されている。コン
トロール水管０４の下流側は、多岐に分岐されており、
１つの分岐管は、受管（５）の周側部の開口部近傍に連
結されてこの受管（５）の内部に給水可能とされており
、他の１つの分岐管は、受管（５）の開口部近傍に配置
されてこの開口部の周囲に給水可能な噴射ノズルαηに
連結されており、さらに他の１つの分岐管は、沈砂ピッ
ト（１）の周壁に沿って設けられて下方に向けて複数開
口する噴射水管（至）に連結されている。以上の分岐管
は各々単独や２ｆｌｉ１づつの組み合わせで構成しても
良い。沈砂池（２）の底部には、沈砂（３）を沈砂ピッ
ト（１）の内へ掻寄せる掻寄せる掻寄せ装置としてのス
クリュー搬送機ＱＩＪが設けられており、スクリュー搬
送機α１は、沈砂池（２）の上方に設けた駆動用のモー
タ翰に、減速機なυおよび駆動軸（イ）を介して連動連
結されている。モータ（１）には、モータ（１）の駆動
電流を検出する電流検出器（ト）が設けられている。こ
のスクリュー搬送機０１はフライト形搬送機やその他の
ものでも良い。そして、吐出弁（７）と、駆動水弁Ｑｌ
）と、駆動水ポンプ（６）と、コントロー／ｌ／ポンプ
Ｑ５　、！：　、コントロール水弁αＱと、電流検出器
のおよびモータ■は、それぞれ制御装置（ハ）に電気的
に接続されている。制御装置＠は、電流検出器Ｑからの
電気信号により、モータ（ホ）の負荷率を演算し、その
結果に基づいて各部材（７）α］）　Ｃ１０Ｑ５　Ｑｌ
翰に指示信号を与えるものである。

以下、上記の構成における作用について説明する。まず
、沈砂池（２）に沈砂（３）が滞留していない状態にお
けるスクリュー搬送機α１の負荷率の値を自己負荷率の
値として検出しておく。次に、沈砂池（２）の沈砂（３
）が一定量以上になった時、あるいは定期的に、揚砂を
行う手順を説明する。まず、駆動水弁αυと吐出弁（７
）とコントロール水弁αＱとを適度に開成した状態で、
駆動水ポンプ＠およびコント水ローへポンプ（至）を駆動する。そして、駆動水タンク
（６）の駆動水を、駆動水管αＱを通してジェットノズ
ル（９）に供給し、ジェット噴流として受管（５）の内
に向けて噴射させ、受管（５）の開口部の周囲近傍の沈
砂（３）とともに受管（５）の内に吸い込ませる。この
まれる沈砂（３）の量を適度に保つように作用する。

そして、コントローρ水管α尋を通り、噴射水管ＱＳよ
り噴射されるコントローμ水は、沈砂ピット（１）の周
壁側からジェットポンプ（４）の側へ沈砂（３）を押し
流す。受管（５）の内に吸い込まれた沈砂（３）は、ジ
ェット噴流とともに揚砂管（６）を通り、搬送機（８）
に送り出される。そして、上述の作用とともに、モータ
（ホ）を駆動させて、電流検出器りで駆動電流を検出し
ながら、減速機／２Ｄ訃よび駆動軸（支）を介してスク
リュー搬送機ａりを作用させ、このスクリュー搬送機ａ
呻によって、沈砂池（２）の底部に滞留する沈砂（３）
を沈砂ピット（１）の内に掻寄せる。次に、揚砂の作業
が進行し、沈砂池（２）の底部に滞留する沈砂（３）の
量が少なくなると、スクリュー搬送機αりにかかる沈砂
（３）による負荷が減少し、電流検出器＠で検出される
値が小さくなる。そして、電流検出器四から送られる検
出信号を制御装置（財）で演算し、スクリュー搬送機α
呻の負荷率の値が自己負荷率の値と同等になった時点で
、沈砂ピット（１）を除く沈砂池（２）に沈砂（３）が
なくなったと判断して、モータ（１）を停止させる指示
信号を制御装置（至）よシモータ（１）に送る。この時
より制御装置（ハ）の内にあるタイマーが作動しはじめ
る。このタイマーはあらかじめ、沈砂ピット（１）の内
の定量の沈砂（３）をジェットポンプ（４）で揚砂する
に要する揚砂時間にセットされている。そして、前記揚
砂時間が経過し、タイマーが作動を終えた時点で、沈砂
ピット（１）の内の沈砂（３）が無くなったものとして
、制御装置■より指示信号を、吐出弁（７）と、駆動水
弁０ηと、駆動水ポンプ（Ｊ２）と、コントロール水ポ
ンプ０９と、コントロール水弁αＱに送シ、各弁（７）
　（ｌυａＱの閉成と、各ポンプａ２（至）の停止を行
ない揚砂を終了する。従って本実施例によればジェット
ポンプ（４）の停止を沈砂ピット（１）の内の沈砂（３
）の有無に対応させて自動的に停止させることが出来る
。尚、本実施例では、モータ（１）の駆動電流から負荷
率の値を検出したが、減速機Ｑｐにトルク検出器を接続
してトルクから負荷率の値を検出してもよい。また、本
発明はジェットポンプ（４）の形成にとられれるもので
はなく、ジェットポンプに、空気を混入する空気混入式
ジェットポンプを用いてもよい。

発明の効果以上述べたごとく本発明によれば、掻寄せ装置の負荷率
の値を検出することによって沈砂池内の沈砂の有無を検
知することが出来、この検知結果に基づいて揚砂装置の
動停を、沈砂ピント内の沈砂の有無に、適時対応させて
制御することが出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す全体構成図である。（１）・・・沈砂ピッ）　、（２）・・・沈砂池、（４
）・・・ジェットポンプ、０１・・・スクリュー搬送機
、翰・・・モータ、（ハ）・・・電流検出器、（ハ）・
・・制御装置。

Claims

【特許請求の範囲】

１、沈砂池の沈砂ピットに対応して配置され、前記沈砂
ピット内にある沈砂をジェット噴流によって揚砂するジ
ェットポンプと、前記沈砂池に滞留する沈砂を前記沈砂
ピット内に掻寄せる掻寄せ装置とを備えた揚砂装置にお
いて、前記掻寄せ装置の負荷率を検出し、検出された負
荷率の値から沈砂池に滞留する沈砂の有無を検知し、検
知された結果に基づいて前記掻寄せ装置およびジェット
ポンプの動停を制御することを特徴とする揚砂装置の制
御方法。