JPS636880Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS636880Y2 JPS636880Y2 JP9404080U JP9404080U JPS636880Y2 JP S636880 Y2 JPS636880 Y2 JP S636880Y2 JP 9404080 U JP9404080 U JP 9404080U JP 9404080 U JP9404080 U JP 9404080U JP S636880 Y2 JPS636880 Y2 JP S636880Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fluorescent lamp
- filament
- voltage
- nonlinear
- switching element
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 239000013256 coordination polymer Substances 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 1
- 239000003381 stabilizer Substances 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は非線形誘電体素子を用いた蛍光灯点
灯回路に係り、特にその非線形誘電体素子から発
生する雑音を低減する改良に関するものである。
灯回路に係り、特にその非線形誘電体素子から発
生する雑音を低減する改良に関するものである。
非線形誘電体素子とは強誘電体磁器に見られる
非線形特性を有しており、この非線形誘電体素子
（以下「非線形素子」という。）に充電流入する電
荷は、非線形素子に印加される電圧がこの素子の
持つ飽和電圧に達すると、急激に減少し、それ以
上電荷が蓄積されなくなる性質を有するものであ
る。
非線形特性を有しており、この非線形誘電体素子
（以下「非線形素子」という。）に充電流入する電
荷は、非線形素子に印加される電圧がこの素子の
持つ飽和電圧に達すると、急激に減少し、それ以
上電荷が蓄積されなくなる性質を有するものであ
る。
第１図はこの非線形素子を用いた蛍光灯点灯回
路を示す回路図で、第２図はこの回路の動作を示
す電圧・電流波形図である。第１図において、１
は交流電源、２は蛍光灯、３は安定器、４は非線
形素子、５はサイリスタである。非線形素子４は
蛍光灯２およびサイリスタ５と並列に接続されて
いる。
路を示す回路図で、第２図はこの回路の動作を示
す電圧・電流波形図である。第１図において、１
は交流電源、２は蛍光灯、３は安定器、４は非線
形素子、５はサイリスタである。非線形素子４は
蛍光灯２およびサイリスタ５と並列に接続されて
いる。
交流電源１の電圧ｅが正の半サイクルにおいて
時点t1で、ある所定の電圧vBOに達すると、サイ
リスタ５がターンオンし、蛍光灯２のフイラメン
トに予熱電流ｉが交流電源１→安定器３→蛍光灯
２のフイラメント→サイリスタ５の経路で流れ
る。このとき電流ｉは安定器３のインダクタンス
のため、電源電圧ｅよりほぼ90゜位相が遅れて流
れる。時点t2で電流ｉがサイリスタ５の保持電流
以下にあるとサイリスタ５はターンオフするが、
この時点では電源電圧ｅは負のサイクルに入つて
おり、非線形素子４は第１図に示した極性に充電
される。つづいて、時点t3に非線形素子４に印加
される電圧が、その素子４の飽和電圧に達する
と、非線形素子４への充電電流は急激に減少し、
安定器３の作用で高圧パルスvCPが発生する。そ
してこの高圧パルスvCPは蛍光灯２に印加される。
このように、電源電圧ｅの１サイクルの中で予熱
半サイクルと高圧パルス印加半サイクルとがあ
り、これが繰返されるので蛍光灯２は点灯され
る。蛍光灯２が点灯すると、サイリスタ５にはラ
ンプ電圧が印加されるが、これはブレークオーバ
電圧vBOより低いのでサイリスタ５は動作せず、
したがつて、パルスの発生もなく、蛍光灯２は安
定に放電を維持する。
時点t1で、ある所定の電圧vBOに達すると、サイ
リスタ５がターンオンし、蛍光灯２のフイラメン
トに予熱電流ｉが交流電源１→安定器３→蛍光灯
２のフイラメント→サイリスタ５の経路で流れ
る。このとき電流ｉは安定器３のインダクタンス
のため、電源電圧ｅよりほぼ90゜位相が遅れて流
れる。時点t2で電流ｉがサイリスタ５の保持電流
以下にあるとサイリスタ５はターンオフするが、
この時点では電源電圧ｅは負のサイクルに入つて
おり、非線形素子４は第１図に示した極性に充電
される。つづいて、時点t3に非線形素子４に印加
される電圧が、その素子４の飽和電圧に達する
と、非線形素子４への充電電流は急激に減少し、
安定器３の作用で高圧パルスvCPが発生する。そ
してこの高圧パルスvCPは蛍光灯２に印加される。
このように、電源電圧ｅの１サイクルの中で予熱
半サイクルと高圧パルス印加半サイクルとがあ
り、これが繰返されるので蛍光灯２は点灯され
る。蛍光灯２が点灯すると、サイリスタ５にはラ
ンプ電圧が印加されるが、これはブレークオーバ
電圧vBOより低いのでサイリスタ５は動作せず、
したがつて、パルスの発生もなく、蛍光灯２は安
定に放電を維持する。
ところで、この従来の点灯回路では蛍光灯２が
点灯後も、非線形素子４にはサイリスタ５のブレ
ークオーバ電圧vBOより低い交流電圧が常時印加
されており、非線形素子４が電源周波数で振動し
騒音を発生する。
点灯後も、非線形素子４にはサイリスタ５のブレ
ークオーバ電圧vBOより低い交流電圧が常時印加
されており、非線形素子４が電源周波数で振動し
騒音を発生する。
この考案は以上のような点に鑑みてなされたも
ので、非線形素子に印加される電圧の半サイクル
をカツトすることによつて低騒音の蛍光灯点灯回
路を提供することを目的としている。
ので、非線形素子に印加される電圧の半サイクル
をカツトすることによつて低騒音の蛍光灯点灯回
路を提供することを目的としている。
第３図はこの考案の一実施例を示す回路図で、
従来例と同等部分は同一符号を示し、その説明を
省略する。非線形素子４には蛍光灯２の点灯時に
高圧パルスvCPの発生に支障のない極性のダイオ
ード６が直列に接続されている。
従来例と同等部分は同一符号を示し、その説明を
省略する。非線形素子４には蛍光灯２の点灯時に
高圧パルスvCPの発生に支障のない極性のダイオ
ード６が直列に接続されている。
このダイオード６を接続することによつて、蛍
光灯２の点灯後の非線形素子４に印加される電圧
vCOは第４図に示すように正の半サイクル分が阻
止され、非線形素子４に交流電圧が印加される期
間が半減されることとなり、ノイズとなりうる電
力が半減することから実効的に非線形素子４の振
動による騒音が半減される。
光灯２の点灯後の非線形素子４に印加される電圧
vCOは第４図に示すように正の半サイクル分が阻
止され、非線形素子４に交流電圧が印加される期
間が半減されることとなり、ノイズとなりうる電
力が半減することから実効的に非線形素子４の振
動による騒音が半減される。
以上説明したように、この考案になる蛍光灯点
灯回路では点灯完了後に蛍光灯管電圧が常時印加
され振動によつて騒音を出す非線形素子に点灯時
の高圧パルス発生に支障のない極性のダイオード
を直列に接続したので、点灯特性を損うことな
く、発生騒音を半減させることができる。
灯回路では点灯完了後に蛍光灯管電圧が常時印加
され振動によつて騒音を出す非線形素子に点灯時
の高圧パルス発生に支障のない極性のダイオード
を直列に接続したので、点灯特性を損うことな
く、発生騒音を半減させることができる。
第１図は従来の蛍光灯点灯回路を示す回路図、
第２図はこの回路の動作を示す電圧・電流波形
図、第３図はこの考案の一実施例を示す回路図、
第４図は点灯後の非線形素子両端の電圧波形図で
ある。 図において、１は交流電源、２は蛍光灯、３は
安定器、４は非線形強誘電体素子、５はサイリス
タ（スイツチング素子）、６はダイオードである。
なお、図中同一符号は同一または相当部分を示
す。
第２図はこの回路の動作を示す電圧・電流波形
図、第３図はこの考案の一実施例を示す回路図、
第４図は点灯後の非線形素子両端の電圧波形図で
ある。 図において、１は交流電源、２は蛍光灯、３は
安定器、４は非線形強誘電体素子、５はサイリス
タ（スイツチング素子）、６はダイオードである。
なお、図中同一符号は同一または相当部分を示
す。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 両端部にそれぞれ第１および第２のフイラメン
トを有する蛍光灯を点燈するための回路であつ
て、 上記第１のフイラメントの第１の端子に第１の
出力端子が接続された交流電源の第２の出力端子
と上記第２のフイラメントの第１の端子との間に
接続された安定器、 上記第１のフイラメントと第２のフイラメント
とのそれぞれの第２の端子の間に接続され上記交
流電源の出力の半サイクル毎に導通・しや断を交
互にくり返すスイツチング素子、 及び上記スイツチング素子に並列に接続され上
記スイツチング素子がしや断時の上記交流電源出
力の極性に対して順方向のダイオードと所定電圧
で飽和特性を有する非線形強誘電体素子とを直列
接続してなる直列接続体を備えたことを特徴とす
る蛍光灯点灯回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9404080U JPS636880Y2 (ja) | 1980-07-02 | 1980-07-02 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9404080U JPS636880Y2 (ja) | 1980-07-02 | 1980-07-02 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5717100U JPS5717100U (ja) | 1982-01-28 |
| JPS636880Y2 true JPS636880Y2 (ja) | 1988-02-26 |
Family
ID=29455980
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9404080U Expired JPS636880Y2 (ja) | 1980-07-02 | 1980-07-02 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS636880Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0640388U (ja) * | 1993-05-17 | 1994-05-27 | 株式会社丸山製作所 | 往復ポンプのクランクケースへの潤滑油給排装置 |
-
1980
- 1980-07-02 JP JP9404080U patent/JPS636880Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5717100U (ja) | 1982-01-28 |
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