JPS6368793A - エンジンの過給機 - Google Patents

エンジンの過給機

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Publication number
JPS6368793A
JPS6368793A JP21308486A JP21308486A JPS6368793A JP S6368793 A JPS6368793 A JP S6368793A JP 21308486 A JP21308486 A JP 21308486A JP 21308486 A JP21308486 A JP 21308486A JP S6368793 A JPS6368793 A JP S6368793A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
pair
supercharger
gears
oil pump
Prior art date
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Pending
Application number
JP21308486A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruo Okimoto
沖本 晴男
Seiji Tajima
誠司 田島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
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Publication of JPS6368793A publication Critical patent/JPS6368793A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はエンジンの過給機に関し、特に1対の回転子を
1対のギヤを介して回転させるようにした機械式過給機
に関するものである。
(従来技術) エンジンの吸気を過給する過給機としては、例えば実開
昭60−77732号公報に記載されているように、ロ
ータハウジング内に1対のギヤで連結された1対のロー
タを配設し、1対のロータで吸入口と吐出口とが連通し
ないように遮断したままロータを回転させることにより
吸入口から吸入した空気を圧縮せずに吐出口へ吐出する
ようにした容積型のルーツプロアが用いられる場合があ
る。このルーツブロア型の過給機においては、上記1対
のギヤを潤滑するためギヤケース内に潤滑オイルが封入
されている。
(発明が解決しようとする問題点) 上記従来の過給機においては、過給機下流の過給圧が高
くなるに従って過給吸気温度が上昇(約120℃位)す
るとともに、過給機自体の温度も上昇するうえ1対のギ
ヤの相互の摩擦力により噛合部の温度も上昇する。
ところが、従来の構成では、上記潤滑オイルがギヤケー
ス内に封入されていて吸収した熱をギヤケースから外部
へ充分に放熱することができない。
このため、上記潤滑オイルの温度が上昇して過給機の作
動中は常時高温状態となり、オイルの劣化が早く進行し
充分な潤滑性を確保することが出来なくなるという問題
がある。
(問題点を解決するための手段) 本発明に係るエンジンの過給機は、1対の回転子を備え
、これら回転子の軸端に設けられた1対のギヤを介して
上記1対の回転子を相互に反対方向へ回転させる形式の
エンジンの過給機において、上記1対のギヤとこれらを
収容するギヤケースとからオイルポンプが構成され、上
記1対のギヤを潤滑するオイルを外部へ循環させるため
のオイル循環通路が上記オイルポンプに接続されたもの
である。
(作用) 本発明に係るエンジンの過給機においては、1対の回転
子を相互に反対方向へ回転させる1対の互いに噛合した
ギヤが相互に反対方向へ回転すると、オイルポンプが作
動する。これにより、上記ギヤを潤滑するオイルが上記
オイルポンプに接続されたオイル循環通路内を循環して
、上記ギヤ潤滑用のオイルが循環通路内で冷却され、オ
イルが高熱となることはなくなる。また、このオイルの
冷却によって、過給機全体の冷却も促進される。
(発明の効果) 本発明に係るエンジンの過給機によれば、以上説明した
ように、上記1対のギヤを潤滑するオイルが循環するの
で、過給機の空気圧縮に伴う加熱や上記1対のギヤの相
互の摩擦力による加熱などでオイルが劣化するのを確実
に防止することが出来、オイルの寿命が延びて経済性が
向上する。
更に、過給機作動時の過給機の過熱を防止することも出
来、過給機自体の熱膨張も抑制できて過給機の信顛性が
向上し、またロータとケーシング間のクリアランスを小
さくでき圧縮効率が向上する。
また、回転子を回転させる1対のギヤを用いてオイルポ
ンプを構成したので、構造は筒車であり、コスト高とな
ることもない。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基いて説明する。
第1図に示すように、自動車の立型エンジンEにおいて
、エアクリーナ1から吸気ポート2に至る吸気通路3に
は、上流側から順にエアフロメータ4と、スロットル弁
5と、エンジン已に過給吸気を供給するルーツブロア型
機械式過給機6と、インククーラ7と、サージタンク8
と、吸気ボート2に燃料を噴射するインジェクタ9とが
介設されている。アイドル時など過給吸気をエンジンE
に供給しないときにエンジンEへ吸気を供給するためま
た減速時など過給吸気の一部をリリーフさせるため、上
記過給機6よりも上流側の吸気通路3から分岐したバイ
パス吸気通路10がサージタンク8に連結され、バイパ
ス吸気通路10のサージタンク8への接続部には、コン
トロールユニット(図示略)により制御されこの通路1
0を開閉するバイパス通路開閉弁11が介設されている
上記過給機6は、クランク軸12にベル)13を介して
連動連結され、クランク軸12がらの駆動力で回転駆動
される。過給機6の入力軸には電磁クラ・ノチ14が介
設されていて、この電磁クラッチ14によりクランク軸
12からの駆動力を断続し得るようになっている。
尚、上記過給機6は比較的小型のものであることから、
クランク軸12側のプーリ15に対する電磁クラッチ入
力軸プーリ16のプーリ比は太き目に設定され、機械式
過給機はエンジン回転数に比例した比較的高い回転数で
回転駆動されるようになっている。
第1図〜第3図に示すように、上記過給機6は、ケーシ
ング17と、その内部のロータ収容室に組込まれた上下
1対のロータ18a・18bと、ケーシング17に一体
形成されたギヤケース17aと、ギヤケース17aに組
込まれ互いに噛合している上下1対のギヤ19a・19
bとを備えている。
ロータ18aの駆動軸20aの一端部にはギヤ19aが
嵌合固定されているとともに、ロータ18bの駆動軸2
0bの一端部にはギヤ19bが嵌合固定されている。さ
らに駆動軸20bの他端部には、回転伝動可能な電磁ク
ラッチ14が取付けられ、この電磁クラッチ14の外方
近傍部にクランク軸12からの駆動力で回転駆動される
入力軸プーリ16が取付けられている。
第2図・第3図に示すように、上下1対のギヤ19a−
19bとギヤケース17aとからギヤ式のオイルポンプ
23が形成されている。即ち、ギヤケース17aの吸入
口21側壁部の上下方向中央部分(第3図)には潤滑オ
イルを外部から取入れるオイル取入口24が、またこれ
と対応するギヤケース17aの吐出口22側壁部の部分
には加圧した潤滑オイルを外部へ吐出するオイル吐出口
25が夫々設けられている。また、潤滑オイルがギヤ1
9a・19bの夫々とギヤケース17aの内壁面との間
から漏れないように、ギヤ19a・19bは夫々ギヤケ
ース17aの内壁面に概ね内接するように形成され、さ
らにギヤ19a・19bの噛合部も互いに歯と歯が密接
するように形成されている。
尚、ギヤケース17aの端壁部分はギヤ19a・19b
の組付のため開放可能である。
また、上下1対のギヤ19a・19bを潤滑するオイル
をギヤケース17aの外部へ循環させるためにオイル吐
出口25とオイル取入口24とを接続するオイル循環通
路26が設けられている。
上記オイル循環通路26途中部には潤滑オイルをプール
するオイルタンク27及びオイルフィルタ28が夫々介
設されるとともに、オイル取入口24とオイルタンク2
7との間のオイル循環通路26には潤滑オイルを冷却す
るため空冷式のオイルクーラ29が介設されている。
次に、上記のように構成されたエンジンの過給機の作用
について説明する。
エンジンEの作動中に電磁クラッチ14のソレノイドに
通電されると、電磁クラッチ14の出力軸ディスク14
aが軸方向の外方へ移動して回転中のプーリ16に圧接
し、エンジンEのクランク軸12の回転駆動力が電磁ク
ラッチ14を介して駆動軸20bに伝達され、ロータ1
8bが矢印Cの方向に回転駆動する。また、駆動軸20
bの回転駆動力が上下1対のギヤ19a・19bを介し
て駆動軸20aに伝達され、ロータ18aが矢印りの方
向に回転駆動し、これより過給機6は吸入口21から吸
入した空気を吐出口22側へ圧縮せずに強制的に送給し
て過給する。
過給機6の作動状態が続くと、過給機下流の過給圧が高
くなるに従って吸気温度が上昇し、過給機6本体の温度
も上昇する。しかし、上記過給機6の作動と同時に、ギ
ヤ19bは矢印Bの方向に回転するとともにギヤ19a
は矢印Aの方向に回転してオイルポンプ23が作動する
。すなわち、ギヤ19aが矢印Aの方向にまたギヤ19
bが矢印Bの方向に夫々回転すると、各ギヤ19a・1
9bの歯の溝部分とギヤケース17aの内壁面とで構成
される容積部でオイル取入口24から取入れた潤滑オイ
ルをオイル吐出口25側へ圧送する。
これによりオイルタンク27内の潤滑オイルが吸い上げ
られてオイル循環通路26を循環し、オイルクーラ29
で冷却された後にオイル取入口24からオイルポンプ2
3の内部へ流入する。
ここでオイルは上下1対のギヤ19a・19bを潤滑し
、その後オイル吐出口25からポンプ外部へ流出してオ
イルタンク27に還流する。オイルはこの循環を繰り返
すので、上下1対のギヤ19a・19b及びギヤケース
17aが充分に冷却される。
尚、本実施例においてはオイル循環通路26にオイルタ
ンク27、オイルクーラ29を介設したが、必ずしもこ
れらを設ける必要はなく、要は上下1対のギヤ19a1
9bを潤滑するオイルを外部へ循環させればある程度の
冷却効果が得られる。
また、本実施例はルーツブロア型機械式過給機に本発明
を適用した場合について述べたが、これに限る必要はな
く、例えばバンケル型機械式過給機でも良く、要は1対
の回転子を1対のギヤを介して回転させる型式のもので
あれば良い。
以上説明したように、上下1対のギヤ19a・19b及
びギヤケース17aをギヤ式のオイルポンプ23として
構成し、このオイルポンプ23にオイル循環通路26を
接続するという比較的節単な構造で、過給機6の空気圧
縮等による高熱で潤滑オイルが劣化するのを防止出来る
。さらに、過給機6本体の冷却もできるため、過給a6
本体の熱変形が減少し信転性が向上するとともに、ロー
タ18a・18bとケーシング17のクリアランスを縮
小できて圧縮効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は機械式過
給機付自動車用エンジンの吸気系の構成図、第2図は機
械式過給機の横断面図、第3図はオイルポンプの1対の
ギヤを潤滑するオイルの循環系統を示す構成図である。 6・・過給機、  17・・ケーシング、  17a・
・ギヤケース、  18a・18b・・ロータ、19a
・19b・・ギヤ、 23・・オイルポンプ、 24・
・オイル取入口、25・・オイル吐出口、 26・・オ
イル循環通路、 29・・オイルクーラ。 第1図 1: =1 i!&2図 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)1対の回転子を備え、これら回転子の軸端に設け
    られた1対のギヤを介して上記1対の回転子を相互に反
    対方向へ回転させる形式のエンジンの過給機において、 上記1対のギヤとこれらを収容するギヤケースとからオ
    イルポンプが構成され、 上記1対のギヤを潤滑するオイルを外部へ循環させるた
    めのオイル循環通路が上記オイルポンプに接続されたこ
    とを特徴とするエンジン過給機。
JP21308486A 1986-09-10 1986-09-10 エンジンの過給機 Pending JPS6368793A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21308486A JPS6368793A (ja) 1986-09-10 1986-09-10 エンジンの過給機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21308486A JPS6368793A (ja) 1986-09-10 1986-09-10 エンジンの過給機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6368793A true JPS6368793A (ja) 1988-03-28

Family

ID=16633286

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21308486A Pending JPS6368793A (ja) 1986-09-10 1986-09-10 エンジンの過給機

Country Status (1)

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JP (1) JPS6368793A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03233136A (ja) * 1990-02-08 1991-10-17 Hino Motors Ltd 機械式過給機の冷却装置
US7077635B2 (en) * 2000-09-12 2006-07-18 Werner Rietschle Gmbh + Co. Kg Pump comprising a water supply

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH03233136A (ja) * 1990-02-08 1991-10-17 Hino Motors Ltd 機械式過給機の冷却装置
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