JPS6368309A

JPS6368309A - ドリル

Info

Publication number: JPS6368309A
Application number: JP21009186A
Authority: JP
Inventors: Katsunori Matsumoto; 松本　勝則
Original assignee: Mitsubishi Metal Corp
Current assignee: Mitsubishi Metal Corp
Priority date: 1986-09-06
Filing date: 1986-09-06
Publication date: 1988-03-28

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】７産業上の利用分野」この発明は、刃先部に超高圧焼結体を有するドリルに関
するものである。

「従来の技術」従来、上記のようなドリルとしては、例えば第８図に示
ずようなドリル１１が知られている。このドリルはＩＩ
は超硬からなる工具本体Ｉ３の先端に２つの切刃１５が
設けられている。この２つの切刃は、工具の先端中心か
ら半径方向外方に向かうにしたがい後方公領斜して設け
られている。

この２つの切刃１５の外周側の端部からその後方にかけ
ての部分は、超高圧焼結体１７から溝成されており、ろ
う付けによって固定されている。

「発明が解決しようとする問題点」ところで、上記のようなドリルＩＩにあっては、超高圧
焼結体と超硬とのろう付は部Ｘが侵食さ！ｔ、ついには
、超高圧焼結体がはがれてしまうという問題点があった
。

「問題点を解決するための手段」この発明は、上記の問題点を解決するノニめになされｒ
コらので、工具本体先端部に刃先部（（か設゛１られた
ドリルであって、前記工具本体の先端には後端に向って
切り込まれた切り欠き部が形成され、前記刃先部材は、
超硬は料の間に超高圧焼結体を挾んだ板状の部材からな
り、工具本体の軸線に沿って配設され、前記刃先部材の
先端には、先端中心から後方に向かうにしたがい軸線か
ら離間するように形成さ“れた２つの切刃が設けられ、
前記刃先部材の後端には先端方向に向って切り込まれた
切り欠き部が設けられ、前記工具本体と前記刃先部材と
は、前記工具本体の切り欠き部と前記刃先部材の切り欠
き部とを係合させてろう付けされた構成とされている。

「実施例」以下、この発明の一実施例について第１図ないし第７図
を参照して説明する。

第１図ないし第３図は、この発明に係るドリル２１を示
す図である。このドリル２１は、超硬からなる工具本体
２３を備えている。この工具本体２３の先端部２３ａは
、切屑排出がしやすいように、先端に向かうにしたがい
小径になるように先端角ａのテーパー状に形成されてお
り、その先端には、第４図に示すように、後端に向って
切り込まれた切り欠き部２５が形成されている。

また、前記工具本体の先端には刃先部材２７が設けられ
ている。この刃先部材２７は板状になされており、前記
工具本体２３の軸線Ｐ　４こ沿って配設されている。こ
の刃先部材２７は、超高圧焼結体からなる内層２９を超
硬からなる外層３１で挾み込んで形成されたものである
。また、この刃先部材２７の後端には、第５図に示すよ
うに、先端方向に向って切り込まれた切り欠き部３３が
形成されている。なお、この切り欠さ部３３の内側面３
３ａは、この切り欠き部３３を前記工具本体２３の切り
欠き部２５に係合した際、工具本体２３のテーパー状の
先端部２３ａの外周に当接するよう現物合わせで形成さ
れる。そして、前記刃先部材２７は、その切り欠き部３
３を前記工具本体２３の切り欠き部２５に係合し、ろう
付けして前記工具本体２３に固定されている。

また、前記刃先部材２７の先端部には、先端軸心Ｑから
後方へ向かうにしたがい軸線Ｐから離間する第１の逃げ
而３５．３５が形成されている。

この第１の逃げ面３５．３５の後端から後方には第２の
逃げ而３７．３７が形成されている。この第２の逃げ面
３７は、前記軸線Ｐとのなす角度が前記第１の逃げ面３
５が軸線Ｐとなす角度より小さくなるように配設されて
いる。前記第２の逃げ面３７．３７の後端から後方には
、前記軸線Ｐと平行になされた外周逃げ面３９．３９が
形成されている。

また、前記刃先部材２７の回転方向を向く而には、ポケ
ット４１が形成されている。このポケット１１１は、軸
線Ｐを挾んで一方の側の第１の逃げ面３５の前記軸線Ｐ
から距離すだけ離間した位置と前記軸線Ｐを挾んで他方
の側の外周逃げ面３９の後端位置とを結びかつ前記軸線
■）に対してポケット角度Ｃをなす線Ｒの先方側の前記
外層３１を取り除いて形成され、超高圧焼結体からなる
内層２９の外表面がすくい面１１３とされている。そし
て、このすくい面４３と前記第１の逃げ而３うとの交差
稜は、前記軸線Ｐと直交する方向に対して１段目食い付
き角度ｄをなす第１の切刃４５とされ、前記すくい面４
３と前記第２の逃げ面３７との交差稜は、前記軸線Ｐに
対して２段目食い付き角度ｅをなす第２の切刃１１７と
されている。また、１り記第１の逃げ面３５および前記
第２の逃げ而３７には、逃げ角０が付与されており、前
記外周逃げ面３つには、外周逃げ角度ｒが付与されてい
る。

なお、このような刃先部材２７は、第６図および第７図
に示すような、超高圧焼結体５１を超硬５３で挾み込ん
だブランク５５から製造される。

このように、このドリル２１にあっては、先端中心から
切刃の外周端まですべて超高圧焼結体で士、＋４成され
ているかみ、超高圧焼結体と超硬とのろう付は部に侵食
が生じ超高圧焼結体がはがれてしまうようなことを防止
することができ、したかって工具の寿命を向上させろこ
とができる。また、刃先部（ｔ２７ば、その切り欠き部
３３を前記工具本体２３の切り欠き部２５に係合しかつ
ろう付：すして前記工ｆ：Ｌ、零体２３に固定されてい
るから、刃先部材２７を工具本体２３に強固に固定する
ことができ、特に切削トルクに対する強度を向上させる
ことができる。

「発明の効果」以上に説明したように、この発明によれば、工具本体先
端部に刃先部材が設けられたドリルであって、前記工具
本体の先端には後端に向って切り込まれた切り欠き部が
形成され、前記刃先部材は、超硬材料の間に超高圧焼結
体を挾んだ板状の部材からなり、工具本体の軸線に沿っ
て配設され、前記刃先部材の先端には、先端中心から後
方に向かうにしたがい軸線から離間するように形成され
た２つの切刃が設けられ、前記刃先部材の後端には先端
方向に向って切り込まれた切り欠き部が設けられ、前記
工具本体と前記刃先部材とは、前記工具本体の切り欠き
部と前記刃先部材の切り欠き部とを係合させてろう付け
されているから、超硬材料と超硬圧焼結体とのろう付は
部に侵食が生じ、超硬圧焼結体がはがれることを防止す
ることができ、またトルクに対する強度を向上させるこ
とができるという効果かえられる。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第５図は本発明の一実施例を示す図であっ
て、第１図（ａ）はその側面図、第１図（ｂ）は第１図
（ａ）中矢印Ｂ方向の矢視図、第１図（Ｃ）は第１図（
ａ）中矢印Ｃ方向の矢視図、第一２図は第１図（ａ）中
矢印■方向の矢視図、第３図はその軸線方向先端視図、
第４図は工具本体を示゛す側面図、第５図は刃先部材を
示す平面図、第６図および第７図は刃先部材を製造する
際の素材となるブランクを示す図であって、第６図はそ
の断面図、第７図はその平面図、第８図は従来のドリル
を示す側面図である。２１・・・・・・ドリル、２３・・・・・・工具本体、
２５・・・・・・切り欠き部、２７・・・・・・刃先部
材、２９・・・・・・内層（超高圧焼結体）、３１・・
・・・・外層（超硬材料）、３３・・・・・・切り欠き
部、４５・・・・・・第１の切刃（切刃）、４７・・・
・・・第２の切刃（切刃）。第１図（ａ）第２図第３図第５図　　　　　　　第↓図

Claims

【特許請求の範囲】

工具本体先端部に刃先部材が設けられたドリルであって
、前記工具本体の先端には後端に向って切り込まれた切
り欠き部が形成され、前記刃先部材は、超硬材料の間に
超高圧焼結体を挟んだ板状の部材からなり、工具本体の
軸線に沿って配設され、前記刃先部材の先端には、先端
中心から後方に向かうにしたがい軸線から離間するよう
に形成された２つの切刃が設けられ、前記刃先部材の後
端には先端方向に向って切り込まれた切り欠き部が設け
られ、前記工具本体と前記刃先部材とは、前記工具本体
の切り欠き部と前記刃先部材の切り欠き部とを係合させ
てろう付けされていることを特徴とするドリル。