JPS6367971A - カラ−画像デ−タ符号化装置 - Google Patents

カラ−画像デ−タ符号化装置

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JPS6367971A
JPS6367971A JP61211774A JP21177486A JPS6367971A JP S6367971 A JPS6367971 A JP S6367971A JP 61211774 A JP61211774 A JP 61211774A JP 21177486 A JP21177486 A JP 21177486A JP S6367971 A JPS6367971 A JP S6367971A
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Toshiyuki Yanaka
俊之 谷中
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、例えばカラー画像の記録、又は伝送等に伴う
カラー画像データの圧縮を行うカラー画像データ符号化
装置に関するものである。
[従来の技術] 従来より、カラー画像を伝送して記録する場合、画像を
3原色の画像信号RGBに分解し、これを輝度Y1色差
信号1.Qに変換し、この変換後の信号を伝送して記録
する方法があった。その代表的なものはカラーテレビの
伝送方式として知られているNTSC方式のY(輝度)
、1.Q(色差)により伝送であり、そのR,G、Bと
Y、1.Qの関係は以下の様に表す事ができる。
Y=0.3OR+0.59G+0.11BI  =0.
74(R−Y)−0,27(B−Y)Q=0.48(R
−Y)−0,41(B−Y)このNTSC方式では、輝
度9色差信号をアナログ伝送する際、画面上の細かい部
分は色が見えにくいという視覚特性を利用し、色差信号
I、Qの周波数帯域の制限をはかつている。すなわち、
輝度信号Yが3〜4MHzの広帯域で伝送されるのに対
し、色差信号Iについては0〜1.5MH。
、Qについては0〜o、5MH,としている。
ところで近年、画像の伝送、記録においても、アナログ
方式に加え、ディジタル方式が盛んに研究開発されてい
る。こうした中で、ディジタル方式においてもR,G、
Bを一旦輝度、色差(Y。
I、Q)信号に変換し、伝送、記録する方法が検討され
ている。それによると、アナログ方式と同様に、伝送、
記録効率向上の為に色差(1,Q)信号の制限が考えら
れており、その1つに、ブロック平滑化による空間周波
数の低減がある。このブロック平滑化は画像空間をブロ
ックに分割し、そのブロック内で例えば加算平均をとる
などして平滑化を行うものである。しかしこのブロック
平滑化は文字通り平滑化であるために、色相変化の穏や
かな部分では問題がさほど発生しないが、色相が急激に
変化した部分に対してこの平滑化を行うと、色のにとり
等が発生し、画質が劣化する事がある。第2図(a)〜
(e)を用いてその事情を説明する。
今、第2図(a)のように、左側が「赤」、右側が「青
」の画像がその境界で画されているような画像を想定す
る。この画像に対して同図(b)のような4X4=16
画素のブロックで平滑化を行う事を試みる。そして、前
記境界近傍を平滑化するときに第2図(C)のように、
境界線がたまたまブロックの中央になった場合を考えて
みる。
この状態で第2図(d)に示すIQ座標にプロットした
赤R(QR,IR)と青B(Qa、In)の色相を有す
るとすると、ブロック内の平均値I aV+  Q M
Vは I av= (8x IH+aX IB)716− (
IR”1B) / 2Qav−(8XQR+ 8XQ[
l)/16− (QR+Qll) / 2となる。これ
は第2図(d)において、ベクトルORとOBの和の1
72に相当する。即ち、■av=■2.Q、lv=QM となり、第2図(e)に示す様に、境界にマゼンタ系の
色相(QM、IM)が発生し、色の濁りとなり画像の劣
化が生じるわけである。
また、ブロック符号化の他にサブサンプリングで空間周
波数を低減する方式があるが、雑音の多い画素をサンプ
リングする可能性があり、前記平滑化と同じく画像の劣
化を生じる可能性がある。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明は上記従来技術の問題点を解決するために提案さ
れたもので、その目的は色の濁り等の画像の劣化を生ず
ることなしに、カラー画像データの空間周波数の低減し
て圧縮することができるカラー画像データ符号化装置を
提案するところにある。
[問題点を解決するための手段] 上記課題を実現するための本発明の構成は、カラー画像
からの輝度、明度、濃度等の明るさを示す明情報データ
及び色情報データとを別々にデータ圧縮するカラー画像
データ符号化装置において、色情報データを所定の大き
さのブロックに切出すブロック化手段と、このブロック
内の色情報データ若しくは明情報データの値の分布を検
出する分布検出手段と、該分布に基づいて前記ブロック
内から所定の色情報データを有する画素の集合を選択す
る選択手段と、該集合内の色情報データの平均値を演算
する演算手段と、該平均値を前記ブロックの色情報デー
タの代表値として出力する出力手段とからなる [作用] 上記構成の本発明において、選択手段により選択された
画素集合は、ブロックを最もよく現わす画素の集りと考
えられ、その集合内の画素の平均値をブロック全体の平
均値とみなされるので、ブロック内の集合に属しない画
素は排除され、その結果、色の濁り等が発生しない。
[実施例] 以下添付図面を参照しつつ本発明に係る実施例を詳細に
説明する。
第1図は、実施例のカラー画像データ符号化装置をカラ
ー画像伝送システムに適用した場合の該システムの概略
ブロック図である。尚、木実施例では、カラー画像デー
タとしてNTSC方式のY、I、Q信号で説明する。
第1図中、101はカラー画像を3原色データR,G、
Bとして入力する画像入力装置、102は3原色データ
R,G、Bを輝度データ71色差データI、Qに変換す
る変換器、103は輝度データYをY゛にデータ圧縮す
る圧縮器、104は木実施例に特徴的なブロック符号化
器であり、色差データI、Qを平均化する。106,1
07はデータを伝送、受信する伝送装置である。
一方受信側では、108は圧縮された輝度データY′を
伸張し、もとの輝度データYに復元する伸張器、109
は圧縮された輝度データY′1色差データ1′、Q’を
3原色データR′、G’。
B′に変換する変換器、110は3原色データR’、G
’、B’に基づいてカラー画像を形成する画像形成装置
である。
画像人力装置101で、入力カラー画像に基づいて形成
された3原色R,G、Bは、変換器102で輝度データ
71色差データI、Qに変換される。このうち、輝度デ
ータYは圧縮器103によりデータ圧縮され、輝度デー
タY′を形成する。
この際の圧縮の方法は空間周波数を低減させずに圧縮す
る方法であるが、例えば白/黒画像に適用されるブロッ
ク符号化、ベクトル量子化等の手法が用いられる。
一方、色差データI、Qはブロック符号化器104にて
、空間周波数を低減させる本実施例に係るブロック符号
化により色差データ1′、Q′に変換される。この際の
ブロック符号化については後で詳しく説明する。圧縮及
びブロック符号化されたデータY′、   ′、Q′は
伝送装置106に■ よって、受信側の伝送装置107へ送られる。受信され
たデータは、伝送装置107によってデータY′、I 
’、Q’となり、輝度データY′は伸張器108で伸張
され、輝度データYに再生される。この際の伸張器10
8は、基本的には圧縮器103の逆システムになってい
るようなものである。輝度データY、色差データ1′、
Q′は変換器109で3原色データR’、G′、B’に
変換され、この3原色データR′、G’、B′に基づい
て画像形成装置110でカラー画像を形成する。
次にブロック符号化器104について、第3図等を用い
て説明する。第3図はブロック符号化器304の回路ブ
ロック図である。図中、ラインメモリ300は4ライン
分のデータIを格納し、ラインメモリ320は同じく4
ライン分のデータQを格納する。ラインメモリを4ライ
ンとしたのは、本実施例においては、ブロックを4×4
にしたからに過ぎない。301,302は4×4のブロ
ックの各画素の色差データI、Qをそれぞれ一時格納し
ておくデータメモリで、303,304は1ブロツク内
で色差データI、Qをそれぞれ平均する平均器で、30
5,306はそれぞれ平均値1av+Qavを各画素の
色差データI+j、Qtaから引く差分器で、307,
308はそれぞれ差分器の出力、即ち差分ΔI IJ、
ΔQIJを一時格納しておく差分データメモリである。
又、313は差分データΔ■lJ+ ΔQIJ等に基】
  1 づいて、ブロック内のいかなる画素の集合を、該ブロッ
クを代表する画素集合とするかを判定する判定器で、3
14はデータメモリ(301,302)の各画素に対応
するフラグを格納するフラグメモリで、該フラグは前記
判定器313により画素集合として選択された画素に対
応するものである。309,310はそれぞれ色差デー
タI 1j。
Q、Jとフラグメモリ314のフラグとを乗算する乗算
器で、311,312はそれぞれ乗算器309.310
の出力の総和を選択された画素集合の画素数nで割って
平均を求める平均器である。
以上のような構成で、ブロック符号化器104では人力
された色差データ1.Qをデータメモリ301.302
に一時格納し、1ブロック単位で処理する。本実施例で
は説明の便宜上、4×4画素を1ブロツクとして扱った
例を説明する。
ます、1ブロツク内の色差データIIJ、QIJ(i、
j=1〜4の整数)の平均値Iav+Qavを平均器3
03,304で次式の様な形で求める。
次に差分器305,306で平均値I av+ Q a
Vを各画素の色差データIIJ、QIJから引き、差分
ΔIIJ+ ΔQIJを求め、差分データメモリ307
.308に格納する。即ち、 ΔIIJ=Ilj  Iav ΔQIJ=QIJ−Qav ここで、差分器305で引き算をビット構成で行うとき
、差分データメモリ307,308に格納されたデータ
ΔI IJ+ ΔQ目の最上位ビットは正負を示す符号
ビットとする。この構成を第5図に示す。第4図による
と、差分データΔIIJ、ΔQIJは夫々、符号ビット
S目と差分Dljとから構成され、SIJが“O゛°の
とぎはΔI lj+  ΔQIJは正又は”0°°であ
り、1°°のときは負を表わすものとする。
判定器313が、差分データΔI ll、ΔQIJに基
づいて、16画素のブロック内からそのブロックを代表
する画素集合を選択する方法の概略を以下に説明する。
画素集合の選択は最終的には、フラグメモリ314の内
容を決定することに帰着する。
差分データΔI Ij、ΔQIJの夫々の内で、最大値
MAX (ΔI IJ) 、 MAX(ΔQIJ) と
最小値MIN(ΔI +、+) 、 MIN(ΔQIJ
)をそれぞれ見つける。そして、[MAX(ΔI IJ
)   MIN(ΔI IJ) ] 、  [MAX(
ΔQ+j)  MIN(ΔQIJ)]の値を調べる。こ
れらの値はブロック内の色相の分散度を表す。即ち、こ
れらの分散度と所定の値をもつ設定値との大小関係を調
べる。尚、設定値は色の相違を人間が検出できないよう
な値、もしくは平均することによって色の変化が目立た
ないような値等に設定する必要がある。この所定の設定
値をa、bとすると、(訟)混:1(=肚に)混:((
3 が成立すれば、分散は少ないと判断できる。これは例え
ばIl’J及びQIJの分布が第5図(a)。
(b)のようなヒストグラムをもつ場合である。
かかる場合は、第5図(C)のようなブロックと画像と
の位置関係にあると考えられので、第5図(d)のよう
に16画素全てを該ブロックを代表1 日 する画素集合と判断し、フラグメモリ314の内容を全
て°゛1°”にする。
一方、 又は のいずれかが成立すると鮒は、I、Qのうち、上記式の
不等号〉が成立する方が分散が大きいのであるから、そ
の分散の大きい方の分布から代表面素集合を決定する必
要がある。何故なら、他方(不等号くが成立する方)の
色相については、ブロック内で色相の急変はないと考え
られるからである。かかる場合は、例えば第6図(C)
に示すような色境界とブロックとの位置関係がある。そ
のときの色相分布が第6図(a)、(b)のように得ら
れたとしよう。即ち、データIに関しては分散している
が、データQにかんしては平均値Q avの周りに集中
している場合である。第6図(a)のような場合は、ブ
ロックを代表すべき画素集合は平均値I avより低値
側により多く集中しているから、SIJが負を示す画素
を選択する。平均値より低い側か高い側かのどちら側に
集中しているかはSIJが正であるものと負であるもの
との総数が大きい方をもって判断する。即ち、1ブロツ
クが16画素である本実施例の場合は、SIJが同一符
号をもつ画素の総数が8以上か否かを目安にすればよい
フラグメモリ314の内容の決定は次のようにする。多
くの画素が平均値より低い方に偏在している場合、即ち
差分が負である画素をもってブロック代表させる場合は
、SIJはパ1°′であるから、Sljの分布をそのま
まフラグメモリ314に穆せばよく、逆に差分が正であ
る画素をもって代表させる場合は、Sljが“0゛′で
ある画素に対応するフラグを°゛1”′にする。第6図
(d)はそのときのフラグメモリ314を示す。第6図
(d)の例では、左側の12画素をもって代表させ、残
りの4画素の■目を無視する。このように互いに比較的
近い値をもつ画素の集合のみを選択し、他を無視して平
均器311により平均をとるからこそ、色の濁りが発生
しないのである。尚、第3図の構成をみてもわかるよう
に、フラグメモリ314は1つしか設けられておらず、
従って、第6図(a)〜(d)のような場合のQIJに
ついてはフラグメモリが“°0°°である画素の色は無
視されることになるが、第6図(b)のような場合は、
Q目の分散が少ないので、フラグが0゛である画素を無
視しても問題はないと考えられる。
次に、 (肚:)会占::(=旧:)会占:((3の場合につい
て考える。かかる場合は、色境界とブロック(実線又は
破線)が第7図(a)のような位置関係にあるときであ
る。ブロックが実線の位置にある場合はIIJ、QIJ
のヒストグラムは第7図(b)と(C)のようになり、
ブロック位置が破線位置にある場合は同図(d)と(e
)のようになる。このように、IとQについて分散が大
きい場合は、前述の手法により先ず1口(又はQ IJ
)について代表の画素集合を選択して、フラグメモリ3
14の内容を決定し、次に9口(又はI目)について、
同じ手法でフラグメモリの内容を決定するのである。こ
の場合、IIJの代表面素集合とQIJの代表面素集合
との間で共通に代表として選択された画素のみを最終の
代表面素集合とする。これは、色境界においては第8図
(a)。
(b)のような組合せ(又はその逆)はないと考えられ
るからである。
フラグメモリの内容が最終的に決定されると、そのフラ
グが°゛1゛′である画素のみをデータメモリ(301
,302)から取り出して、平均器(311,312)
で平均をとると、その出力であるI’、Q’は圧縮され
た画像データとなる。
以上、処理の概略を説明したが、次に更に詳しく処理手
順について説明する。第9図の実施例は、第3図の実施
例をソフトウェアプログラムの支援を受けて実現するよ
うに変形した実施例である。
CPU200はデータバス204を介して、デ一タメモ
リ(301,302)等と接続されている。フリップフ
ロップ201は、CPU200が1側のメモリ(301
,307)を選ぶか、Q側のメモリ(302,308)
を選ぶかを選択するセレクト信号S、、S2を出力する
。第3図実施例における平均、差分等の演算はすべてR
OM202内に格納された後述のプログラムに従ってC
PU200が実行する。RAM203はワークデータ等
を格納するものでその構成は第9図(b)に示される 先ず、ステップS2でI aV+ Q aVを演算する
ステップS4ではΔ■目、ΔQIJを演算して、差分メ
モリ(307,308)に格納する。ステップS6で、
X=MAX(ΔI IJ)  MIN(ΔI IJ)及
びY−MAx(ΔQ IJ) −MIN(ΔQIJ) 
を演算する。ステップS8で、このX、Yとa、bとの
大小関係を調べる。即ち、各1.Qについての前述した
データの分散の度合を調べる。
X<a、Y<bのときはステップsioに進む。同時に
X<a、Y<bでないときは、ステップS20に進む。
先ず、X<a、Y<bのときを説明する。この場合は前
述の第5図(a)〜(d)の場合であるから、フラグメ
モリ314のを構成するすべてのビットFIJを“°1
゛°にする。更に、ステップs12で代表面素集合の数
nを16にする。ステップS14.S16では、該ブロ
ック内の全画素の平均値1’、Q’を出力して終了する
。尚、同時にX<a、Y<bでないとぎは、後述するよ
うに、nは選択された画素の数を含むことになり、その
nでステップS14,316で除算することになる。
ステップS8での判断が、X>a、Y>bの少なくとも
1つが成り立つとなった場合、ステップS20で、不等
号〉が成り立つほうの色差データについてのデータメモ
リ、差分メモリをアクセスできるように、フリップフロ
ップ201をセットする。X>a、Y>bが同時に成立
するときは、例えばデータ■についてから始めるように
する。
ステップS22では差分メモリ中の符号S目が” o 
”である画素数を数えてレジスタnに格納する。nが8
より大であるときはIIJ≧I av (又はQ+i≧
Qav)である画素が8個を越えて存在するのであるか
ら、ステップS26でSIJが°°0゛である画素に対
応するフラグメモリ314のFlを′1°°にする。n
が8以下であるときは、■1」<I av (又はQI
J<Q−v)である画素が8個以上存在するのであるか
ら、ステップ328でnを演算しなおして、ステップS
30でS 、j= 1である画素に対応するFl」を°
゛1°°にする。こうして、X>a、Y>bの少なくと
も1つが成り立つとなった場合、成り立つ方についての
フラグメモリが決定されたことになる。
ステップS32でX>a、Y>bが同時に成立するかを
調べる。X>a、Y>bのいずれか1つのみが成立する
ときは、ステップS14.S16へ進み、I’、Q’を
演算出力する。このようなX>a、Y>bのいずれか1
つのみが成り立つような例を第7図(a)〜(e)の例
に示す。
X>a、Y>bが同時に成立するときは、ステップS3
2からステップS34へ進む。ステップS34でフリッ
プフロップ201を反転する。即ち、前述のステップ3
20〜S30でIについては代表集合画素の選択が既に
終了しているので、ステップS36以下でデータQにつ
いて行うのである。
ステップ336では、前回と同じようにQ IJ>Q 
avである画素数を数え、nに格納する。次にステップ
S40で、nが8より大であるかを調べ、大であるなら
ばステップS52へ進み、ステップS52以下でSIJ
が0゛′である画素であって、■について既に選択され
た(既にF目=“1°゛である)画素に対応するFlを
°1°′にする。ステップ356ではこのような画素を
みつける毎に、レジスタmをカウントアツプする。ステ
ップS54では、上記以外の画素のFIJを全て“0′
°にする。ステップS60ではmの内容をnに移し、ス
テップ314以下を実行する。ステップ342以下の処
理も基本的には同じなので説明は省く。
第11図(a)〜(d)に、色境界とブロックとの色々
の位置関係を想定した場合のヒストグラム及びフラグメ
モリの内容の例を図示する。
この様なブロック符号化を全カラー画像に適用すること
によって、色差データI、Qの空間周波数の低減(一種
のデータ圧縮)することができる。
尚、前記実施例中の説明ではブロックの大きさを4×4
画素としたが、これに限定する必要はない。又、境界が
ブロック内にあるか否かの判定を差分データΔIIJ、
ΔQIJの最大値と最小値の差て行なっているが、色差
データIIJ、QIJの最大値と最小値の差から判定す
ることも可能である。
又、ヒストグラム上に現れるいくつかのピーク(最頻度
値)のうち、夫々最大、最小のI IJ。
QIJから演算されるΔI IJ+ ΔQIJをもとに
、分散の度合を判断するようにすれば、画像中に存在す
る雑音成分による影響を除去できる。また輝度データY
IJからも境界の判定をすることも可能である。更に、
従来ある境界検出のアルゴリズムを使うことも可能であ
る。
又更に、境界がブロック内に存在しないときも、平均器
311,312で平均を行なっているが、平均器303
,304の出力1.Qを■′。
Q′として選択的に出力するようにしても何ら問題はな
い。又、選択された画素を平均する際に、乗算器309
,310を用いているが、フラグメモリ314のデータ
に基づし)で(FIJが1°°である画素のみについて
)、データメモリ301゜302のI目IQIJを選択
するべくセレクタ等を設けてもよい。従って、フラグメ
モリ314で選択された画素を1°°で表示しているが
、選択された画素がどれであるか判別できれば、“0゛
′で表現してもよい。
実施例では、データ伝送のためのカラー画像伝送システ
ムになっているが、伝送装置106,107をそれぞれ
記録媒体への書き込み装置と再生装置にすれば、容易に
カラー画像データの圧縮記録等にも対応させることも可
能である。
また判定器313に雑音を多く含んだ画像を無視(選択
しない)する様な判定基準を付w1〜るごとも可能であ
る。このことにより、雑音による色相の変化がなくなる
又、実施例ではカラー画像データとしてNTSC方式の
Y、I、Q信号を用いているが、CIE1976均等色
空間L II aW bM 、 L * u* v*等
に相当する信号を用いることも可能である。
[発明の効果] 以上説明したように、ブロック符号化に際し、そのブロ
ックを最もよく代表する画素集合を選択して、その集合
内にある色情報データのみの平均値を該ブロックを代表
する色情報データとする事により、色が急変する境界で
の色の濁りが生じることもなく、空間周波数の低減、即
ち伝送、あるいは記録するデータの圧縮がで籾る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る実施例を適用した画像データ伝送
システムの概略ブロック図、 第2図(a)〜(e)は従来例で色の濁りが境界で発生
する原理を説明する図、 第3図はブロック符号化器104の構成図、第4図は差
分メモリの構成図、 第5図(a) 〜(d) 、第6図(a)〜(d)第7
図(a)〜(e)、第8図(a)〜(b)は実施例にお
いてブロックの代表面素集合を決定する概念を説明する
図、 第9図(a)は判定器の回路構成図、 第9図(b)はRAM203の構成図、第10図(a)
、(b)は実施例の制御手順に係るフローチャート、 第11図(a)〜(cl > It色境界とブロックが
色々の位置関係にあるときの、処理結果を現わす例の図
である。 図中、 101・・・画像入力装置、102・・・変換器、10
3・・・圧縮器、104・・・ブロック符合化器、10
6.107・・・伝送装置、108・・・伸長器、10
9・・・変換器、110・・・画像形成装置、200・
・・cpU、201・・・フリップフロップ、202・
・・ROM、203・・・RAM、204・・・データ
バス、301.302・・・データメモリ、303,3
04,311.312・・・平均器、305,306・
・・差分器、307,308・・・差分データメモリ、
309.310・・・乗算器、313・・・判定器、3
14・・・フラグメモリである。 煮    肴 (Q) (c) 第2図 (d) (e) 第2図 セ峨昂 (c) 第6図 (b) (d) l1j 第 1j (b) 8図 婿い腎ヒフ゛ロゾク (c) とストグラム       フラクメモリ(d) 第11図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)カラー画像の明るさを表わす明情報データ及び色
    情報データとを別々にデータ圧縮するカラー画像データ
    符号化装置において、色情報データを所定の大きさのブ
    ロックに切出すブロック化手段と、該ブロック内の色情
    報データ若しくは明情報データの値の分布を検出する分
    布検出手段と、該分布に基づいて前記ブロック内から所
    定の色情報データを有する画素の集合を選択する選択手
    段と、該集合内の色情報データの平均値を演算する演算
    手段と、該平均値を前記ブロックの色情報データの代表
    値として出力する出力手段とからなるカラー画像データ
    符号化装置。
  2. (2)選択手段はブロック内の画素が色空間上の最も多
    く分布する所を中心に、所定の範囲内に入る画像データ
    を有する画素を選択するようにすることを特徴とするカ
    ラー画像データ符号化装置。
JP61211774A 1986-09-10 1986-09-10 カラ−画像デ−タ符号化装置 Pending JPS6367971A (ja)

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JP61211774A JPS6367971A (ja) 1986-09-10 1986-09-10 カラ−画像デ−タ符号化装置

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