JPS6367883A - 回転ヘツド型磁気録画再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、隣接記録トラック間でアジマス角度が交互に
異なるよう磁気テープの長手方向に対して傾斜した記録
軌跡として順次１フィールドの映像信号が記録された磁
気テープを、キャプスタンにより、正逆方向にそれぞれ
記録時のテープ速度の偶数倍で高速再生した際に、良好
な再生映像信号を得るよう構成したヘリカルスキャン方
式の回転ヘッド型磁気録画再生装置（ＶＴＲ）に関する
ものである。

従来の技術 近年、磁気録画再生装置（以下ＶＴＲという）は、多機
能化の方向にあり、前述のように磁気テープを正逆両方
向にそれぞれ高速走行させ、早送りもしくは巻戻し再生
を行う高速再生においても、より高い性能が要求されて
いる。

以下図面を参照しなカニら、従来の高速再生について説
明する。第３図は磁気テープ上の映像１８号記録トラッ
クを模式的に表わしたものであり、図中Ｒ，Ｌ、　　Ｒ
，・・・・・・とあるのはそれぞれ記録トラックを示し
、Ｒ，！：Ｌは互に異なるＲアジマス、Ｌアジマスのト
ランクを表わす、Ｒ’、Ｌ’　とあるのはそれぞれ高速
再生（４倍速）時のＲアジマス。

Ｌアジマスのヘッドの軌跡を表わしている。このように
高速再生時は、記録トラックに対して再生ヘッドは斜め
に横ぎるため、再生信号は、図中、斜線の部分しか取り
出すことができない。

第４図は、従来例の再生信号取出し回路を示し、第６図
はその波形タイミング図を示す。図中、Ｒヘッド２１．
Ｌヘッド２２でそれぞれ再生された信号はそれぞれ増巾
され、波形５３．５４となる。

再生信号をＲ，Ｌ、いずれを出力するか制御する念め前
記Ｒヘッド２１およびＬヘッド２２の回転位相に同期し
て作成されたヘッド切換信号５１は、ヘッド切換信号作
成回路１１でつくられ、このヘッド切換信号５１により
、再生信号切換スイッチ１２は動作する。

これにより、再生信号は、ヘッド切換信号５１のＨｉｇ
ｈＯ時はＲアジマスのヘッド出力５３を出力し、Ｌｏｗ
の時はＬアジマスの出力５４を出力するため、出力波形
４０が得られる。この出力中におけるヘッド切換信号５
１の半周期Ｔ１は、出力映像信号４０の１フィールドに
なり、１周期Ｔ２が１フレームに相当する。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記の構成では、出力信号中の再生信号
がとぎれる点がｈフィールド毎にくる念め、連続した再
生信号が得られない。また、再生信号のとぎれる点が１
フィールド毎に異なる之め、再生映像信号は非常に見ず
らい画面となってしまうという問題点を有していた。

問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために、本発明の回転ヘッド型磁
気記録再生装置は、高速再生時における前述のように周
期的なレベル変動を有する再生映像信号の１フレ一ム期
間の映像信号から出力レベルの高い区間を間欠的に抽出
して１フィールドに相当する期間の映像信号を記憶手段
に記憶せしめ、その記憶された１フィールドの映像信号
を複数回連続に読出すことにより、同一の１フイ一ルド
映像信号が複数回連続する映像信号として再生するよう
構成したことを特長とするものである。

作用 上月己の構成によると、記録時のテープ速度の偶数倍の
テープ速度で再生した場合、その再生信号の再生レベル
の変化は、連続するフィールド間で異なり、１フレーム
を繰返し周期と同一の変化をするため、連続する２フィ
ールド（１フレーム）の映像信号より出力レベルの高い
区間を間欠的に抽出して１フィールドの映像信号を作成
することによシ極端に信号レベルの低い箇所を有する映
像信号にはならないものでありこの１フィールドの映像
信号を次の１フイ一ルド映像信号が作成されるまでの間
、緑返し映出することＫより、良好な高速再生画像が得
られるものである。

実施例 以下本発明の実施例について、図面を参照しながら、説
明する。第１図は、本発明のＶＴＲのブロック図を示す
ものであり、第２図はその波形タイミング図を表わす。

すでに第３図で説明したように、通常速度の偶数倍、例
えば４倍の速度で再生した場合、再生ヘッドは記録トラ
ックを斜めに横ぎるため、Ｒアジマスヘッド、Ｌアジマ
スヘッドの再生出力は、それぞれ５３．５４の出力が得
られる。一方、信号切換のためのヘッド切換信号６１を
つくるヘッド切換作成回路１１と、同様に回転ヘッドの
回転位相に同期したトラッキング信号発生回路１２によ
りつくられた前記ヘッド切換信号５１の３倍の周波数の
信号切換波形５２とを、半導体記憶回路（ＲＡＭ）等よ
邊なる４個の記憶回路（以下メモリーと呼ぶ）の入力、
もしくは出力を浬］御するための信号をつくるメモリー
切換信号発生回路１３に入力し、第１．第２．第３およ
び第４のメモリー１６．１７．１８．１９への入力を（
梱御する書込み信号波形５６．５７，５８．５９を作成
し、また同時に、市Ｉ記メモリー１６．　１７．　１８
．１９より出力するタイミングを制御する読出し信号６
４．６５，６６．６７も作成する。

まず、Ｒアジマス、Ｌアジマスそれぞれのヘッドで再生
した信号５３は、メモリーに記憶するための信号に、Ｄ
／人変換回路１４．および１５によりそれぞれＤ／人変
換され、メモリー１６．１７゜１８．１９にそれぞれ入
力される。

まず最初の１フレームの時間ｔＯからｔ６についてみる
とメモリー１６〜１９は、メモリー人力制御信号５６〜
６９のＨｉｇｈ期間で入力され、Ｌｏｗ期間でそれを保
持するため、時間ｔｏからｔｌの間は、信号５６がＨｉ
　ｇｈになるため、再生信号５３のうちｔｏからｔｌに
相当する部分、波形６８がメモリー１６に記憶される。

次にｔｌからｔｌの間は、メモリー人力制御信号５８〜
６９はどれもＨｉｇｈにならないため、メモリー１６〜
１９のどこにも入力されない。ｔｌからｔ３は、波形５
７がＨｉ　ｇｈになるため、メモリー１７に再生信号５
３のうちｔｌからｔ３に相当する部分の波形６９が入力
され記憶される。ｔ５からｔ４およびｔ４からｔ５の期
間は、どこのメモリーにも記憶されない。ｔ５からｔ６
は波形５８によって再生信号５４のｔ５からｔ６に相当
する部分の波形７ｏをメモリー１８に入力し、記憶する
。ｔ６からｔｌは、どこのメモリーにも入力されずｔｌ
からｔｏは波形５９によって再生信号５４のｔｌからｔ
ｏに相当する部分の波形７１をメモリー１９に入力し、
記憶する。

これによりメモリー１６〜１９にすべてメモリーできて
いる。すなわち、１フレ一ム期間の再生信号よシ、再生
信号レベルの高い区間を抽出して１フィールドの映像信
号がメモリー１６〜１９に記憶されている。

次に、次の１フレームｔ８からｔｌ６についてみると、
ｔｏからｔ９は波形５６によってメモリー１６に再生信
号５３のうちの波形７２が入力され、記憶が入れ換る。

また同時に、メモリー出力制御信号ｅ４によって、波形
７２が出力される。ｔ９からｔｏｏは、メモリー人力制
御信号がないため、新しくメモリーに入る信号はなく、
メモリー出力制御信号６６によって、メモリー１８に記
憶されている信号７ｏが出力される。ｔｏｏからｔｊ＋
は、メモリー人力制御信号５７によって再生信号５４の
うちの信号７３が新しく記憶され、同時にメモリー出力
制御信号６５によって信号７３が出力される。ｔＮから
ｔｌ２は、入力制御信号がなく、メモリーは入れ換らな
いが、出力制御信号６７によって、メモリー１９に記憶
されている信号７１が出力される。

ｔｌ２からｔ１３は、入力制御信号がなくメモリーは入
れ変らず、出力は出力制御信号６４によってメモリー１
６に記憶されている信号７２が出力される。ｔ’５から
ｔｌ４は、メモリー人力制御信号６８によって、メモリ
ー１８に再生信号５４のうち信号７４が記憶さｎ、同時
に出力制御信号６６によって信号７４が出力される。ｔ
ｅａからｔｌ５は、入力制御信号がなく、メモリーは入
れ換えされずに、出力制御信号６５により再生信号５３
のうちの信号７３がメモリー１７より出力される。’＋
＋５からｔｌ６は、入力制御信号６９によりメモリー１
９に再生信号５４から、信号７５の部分が記憶され、同
時に出力制御信号６７により、信号７５が出力される。

以下、ｔｊ６以降は、ｔｏ　からｔｌまでと同じ動作を
１フレーム毎にくり返す。この出力は信号１５５のよう
になる。

上記出力信号はすべて記憶回路用にディジタル信号にな
っているため、信号変換回路２ｏに入力され、Ｄ／ム変
換されてもとの映像信号に変換されて出力される。

これらにより、出力信号は最初の１フレームを除くと、
常時、ある値以上の出力をとぎれることなく出力するこ
とができる。

なお、実施例では、４倍速の早送り再生の例を示したが
、偶数倍の早送りあるいは巻戻し再生ｉｔ’ｉ＝には、
１フレ一ム期間における再生信号レベルの高い所と低い
所の位置が一定する念め、その高低位置に応じて書込み
信号波形および読出し信号波形を定めておけば同様にし
て良好な再生信号が得らｎるものである。

発明の効果 以上のように本発明によれば、磁気テープの高速再生時
に、再生信号出力がある値以下になれば、信号記憶回路
に記憶しておいた信号を記憶回路から取り出して出力す
るため、常にある値以上の出力の信号をとぎれる事なく
出力することができ、安定で見やすい高速再生画面を得
ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における回転ヘッド型磁気録
画再生装置のブロック図、第２図はその波形タイミング
図、第３図は磁気テープの記録トラック及び高速再生時
のヘッド軌跡を模式的に表わした図、第４図は従来例に
おけるＶＴＲのブロック図、第５図はその波形タイミン
グ図である。 １１・・・・・・ヘッド切換信号作成回路、１２・・・
・・・トラッキング信号発生回路、１３・・・・・・メ
モリー人力／出力切換信号発生回路、１４．１５・・・
・・・信号変換回路、１６．　１７．　１８．　１９・
・・・・・信号記憶回路、２０・・・・・・信号逆変換
回路、２１・・・・・・再生信号切換スイッチ。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名しつ 怖　ηや −匡　　　　　」

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 隣接記録トラック間でアジマス角度が交互に異なるよう
   磁気テープの長手方向に対して傾斜した記録トラックと
   して順次１フィールドの映像信号が記録された磁気テー
   プをキャプスタンにより記録時の磁気テープ送り速度の
   ２ｎ倍（ｎは２以上の整数）の送り速度で高速再生し、
   その高速再生時において再生映像信号の各１フレームを
   複数の区間に分割し、その複数の分割区間より予じめ定
   められた複数の分割区間の映像信号を選択して１フィー
   ルドの映像信号を形成するよう順次信号記憶手段に記憶
   せしめるとともに、その記憶された１フィールドの映像
   信号の予じめ定められた分割区間の読み出した信号と、
   前記記憶すべき分割区間の内の予じめ定められた区間の
   映像信号より映出すべき１フィールドの再生映像信号を
   作成することを特徴とする回転ヘッド型磁気録画再生装
   置。