JPS636729Y2 - - Google Patents

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JPS636729Y2
JPS636729Y2 JP4661081U JP4661081U JPS636729Y2 JP S636729 Y2 JPS636729 Y2 JP S636729Y2 JP 4661081 U JP4661081 U JP 4661081U JP 4661081 U JP4661081 U JP 4661081U JP S636729 Y2 JPS636729 Y2 JP S636729Y2
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steel plate
mirror
mirror body
laser beam
piezoelectric element
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  • Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Optical Transform (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は光ビームを利用して、例えば鋼板表面
をスキヤニングし、その表面形状を検出し、また
鋼板の幅,長さ、或いは平坦度を測定するのに用
いる回転鏡装置に関するものである。
一般に光ビームを利用して表面形状を検出し、
また平坦度等を測定するのに用いる回転鏡装置と
しては従来第5図に示す如きものが知られている
(特願昭53−113781号)。第5図は従来の回転鏡装
置を示す斜視図であり、図中61は軸、62は基
板、63a〜63hは鏡面を示している。軸61
は図示しない駆動手段によつて高速(数千回転/
分)で回転駆動されるようにしてあり、この軸6
1にその軸長方向に所要寸法を隔てて一対の基板
62(図には片側のみ表われている)が固定さ
れ、そしてこの両基板62間に渡した状態で略8
角柱の外周面を形成する如くに8枚の鏡面63a
〜63hが配設されている。鏡面63a〜63h
のうち、鏡面63aは軸61と平行であり、この
鏡面63aの右方に順次連接されている鏡面63
b,63c,63dはこの順に上端部を内方、即
ち軸61側により大きく傾斜させてあり、また逆
に鏡面63aの左方に連接されている鏡面63
h,63g,63f,63eはこの順序に下端部
を軸61側により大きく傾斜させてあり、相隣す
る鏡面同士の傾斜角度差も夫々に異つている。
第6図は第5図に示す如き回転鏡装置を用いた
鋼板の平坦度側定方法の実施状態を示す模式図で
あり、図中70は平坦度の被測定対象物たる鋼
板、71はレーザビーム発生装置、72は回転鏡
装置を示している。鋼板70は白抜矢符方向に移
動されるようにしてあり、この鋼板70よりも高
い位置に鋼板70の移動方向と直交する向きにレ
ーザビーム発生装置71が配設され、このレーザ
ビーム発生装置71から発射されるレーザビーム
の光路中に第5図に示す如き回転鏡装置72が配
設されている。レーザビーム発生装置71から発
せられたレーザビームは軸61回りに高速回転さ
れている鏡体63a〜63hの回転により、順次
的に鋼板70に向けて反射され、鋼板70表面に
細長い複数の光条を各鏡体63a〜63hの傾斜
角に応じて方向及び間隔が異なる状態で描くよう
にしてある。鋼板70表面に描かれた光条はテレ
ビカメラ73にて撮像され、予め定めてある基準
画像と比較され、その差異から鋼板70表面の平
坦度を測定するようにしてある。
ところでこのような方法の実施に際して採用さ
れる回転鏡装置72における各鏡面73a等の角
度は一部に可変としたものもあるが、その殆んど
は固定構造が採用されており、また可変構造とし
たものもいずれも手動にて作業開始に先立ち初期
設定し得る構造に留つており、鏡面73a等の回
転中において、その角度を変更し得るようにした
ものは高速回転中の鏡面の角度変更が回転モーメ
ントを変化させ回転バランスを崩し、振動発生原
因となること、また構造的にも大掛りになりがち
であるなどの未解決問題が多く、従来は全く具体
的な提案はなされていなかつた。このため、例え
ば鋼板のトツプ部,ボトム部、その他特別な部分
の形状を認識したい場合、或いは精度を変えて認
識したい場合等には第7図に示す如き装置が用い
られていた。第7図は従来の形状認識装置の例を
示す模式図であり、図中81はレーザビーム発生
器、82はビーム拡散器、83a,83bはハー
フミラ、83cは全反射ミラ、84a,84b,
84cはプリズム等にて構成されているスキヤナ
を示している。レーザビーム発生器81から発射
されたビームはビーム拡散器82によつてスリツ
ト透過光の如く所要の幅を有する帯状のビームと
してその光路中に配設されたビームスプリツター
たるハーフミラ83a,83b及び83cに入射
させて分岐し、分岐した各ビームをスキヤナ84
a,84b,84cに入射せしめ、スキヤナ84
a,84b,84cを通して鋼板等の表面に夫々
垂直、或いは垂直線に対し逆向きに夫々θ1,θ2
投射角度にて鋼板等の表面の異なる部分を同時的
に照光走査し得るようにしてある。
而して各スキヤナ84a等にて鋼板表面に光条
を描き、これを図示しないテレビカメラ等にて捉
え、予め設定した基準画像と比較することによつ
て表面性状を認識する。なお各スキヤナ84a,
84b,84cによる光条の形成位置,走査周期
等は異なつており、鋼板等の必要個所を夫々に応
じた適切な光条にて捉え得ることとなる。
ところがこのような構成では装置自体大がかり
なものとなる外、ビームの分岐に際して分配光量
の不均一、或いは各鏡面での反射損失のばらつき
が生じる等のために測定精度にも限界があるなど
の欠点があつた。
本考案はかかる事情に鑑みなされたものであつ
て、その目的とするところは軸回りに回転される
鏡体に直接又は間接に圧電素子の一端部を臨ませ
又は固定し、該圧電素子に対する課電制御によつ
て軸に対する鏡体の向きを連続的に変更し得るこ
ととし、被測定対象物の各部を必要に応じた適切
な精度にてその形状を認識し、また平坦度等を測
定し得るようにした回転鏡装置を提供するにあ
る。
以下その本考案をその実施例を示す図面に基い
て具体的に説明する。第1図は本考案に係る回転
鏡装置(以下本案装置という)を示す斜視図、第
2図は縦断面図であり、図中1は軸、2,2は基
板、3は鏡体を示している。軸1は図示しない駆
動源によつて高速回転されるようにしてあり、こ
の軸1にその軸長方向に一定間隔を隔てて基板
2,2が固定されている。各基板2,2は8角形
状をなす金属板にて形成され、その各辺部を相対
応させた状態で軸1に同心状に固定されており、
この各基板2,2の全辺部にわたつて鏡体押え部
材4が固定されている。鏡体押え部材4は適正な
弾性を備えたゴム等を素材として断面3角形であ
つて、その1頂点部側をナイフエツジ形となるよ
う形成されており、基板2,2の全辺部端面にナ
イフエツジ形とした部分4aを夫々相対向する側
に適長突出せしめた状態で接着剤又は止ねじにて
一体的に固定されている。鏡体3は矩形状のガラ
ス板の片面をアルミニウム等の蒸着により鏡体に
仕上げて形成してあつて、その横幅は各基板2,
2の一辺の長さよりも若干短かく、また縦方向の
長さは基板2,2間の離隔寸法より若干短かく形
成されている。
各鏡体3はその鏡体を外方に向けた状態で縦方
向の両端部を鏡体押え部材4にその内方側より当
接せしめてあり、裏面側(軸1側)はその四隅部
近傍を圧電素子5に直接(間接でもよい)固定さ
れている。圧電素子5は各鏡体3における縦方向
の両端部であつて、且つ横方向の両側縁寄りの位
置にあつて、その一端は鏡体3に直接(間接的に
でもよい)固定(単に臨ませてもよい)され、ま
た他端は基板2,2の内面側に突出させたブラケ
ツト2a,2aに直接(間接的にでもよい)固定
されている。各圧電素子5には夫々その両端側寄
りの位置に電極板5a,5aが固定され、そのリ
ード線5bは各鏡体3毎にその上端側,下端側各
2本がまとめられ、両基板2,2間にて軸1内に
導入され、軸1内を通して両基板2,2間の外側
において軸1に設けた互い逆極性の電圧が印加さ
れるよう各個別のスリツプリング6に接続され、
夫々図示しないブラシに連らなる課電回路7から
適切な直流電圧が印加されるようにしてある。
8は鏡体傾斜角制御回路であつて、上位の制御
装置(図示せず)からの信号に基いて、各鏡体3
毎の傾斜角を決定し、且つこの傾斜角を実現する
に際して必要とされる各鏡体3毎の上,下端部に
おける圧電素子5に印加すべき直流電圧を演算
し、課電回路7に指令信号を発するようにしてあ
る。課電回路7は指令信号に応じて各圧電素子に
所定の直流電圧を印加することとなる。各圧電素
子5は一の極性の電圧が印加されると伸長し、逆
極性の電圧を印加されると収縮する性質を備えて
おり、その伸長量,収縮量は印加電圧値に応じて
変化する。各鏡体3における縦方向両端部の圧電
素子5には互いに逆極性の電圧が印加されるよう
にしてあるから、例えば鏡体3の一端部における
圧電素子5が伸長して、鏡体押え部材4の弾性に
抗して鏡体3の一端部を外方に押し出すと同時に
他端部の圧電素子5は収縮して鏡体3の他端部を
内方に引き込むこととなり鏡体3はその縦方向の
中央部を回転中心Oとして回転されてその傾斜角
を変更されることとなる。
各鏡体3の傾斜角変更が上述した如くその縦方
向の中央部を中心にして行なわれる結果、回転鏡
装置が高速回転中において、その各鏡体3の傾斜
角を変更する場合も、回転モーメントが変化せず
回転バランスが保たれて振動等が発生することは
ない。勿論鏡体3の一端部のみ、或いは他端部の
みに圧電素子を設けて鏡体3を一端部或いは他端
部を中心にして回転させることによりその傾斜角
を変更することとしてもよいことは勿論である。
第3図は本案品を用いて鋼板の平坦度の測定を
実施している状態を示す模式図であり、図中30
は被測定対象物たる鋼板を示している。この鋼板
30はローラテーブル31上を白抜矢符方向に移
動せしめられるようにしてあり、鋼板30の移動
域上方にはレーザビーム発生装置32が鋼板30
の移動方向と直交する向きにレーザビームを発射
するよう配置されている。そして鋼板30の移動
域上方であつてレーザビーム発生装置32からの
レーザビームの光路中に本案装置たる回転鏡装置
がその軸1を鋼板移動方向に対して若干傾けた状
態で配設されており、図示しない駆動手段にて軸
1回りに高速で回転されている。
レーザビーム発生装置32から発せられたレー
ザビームは回転鏡装置の鏡体3の回転によつて順
次的に鋼板30表面に向けて反射され、鋼板30
表面にその幅方向に延びる光条,,……
を描いてゆく。各光条,等相互の間隔及び光
条等の向きは鏡体角度制御回路8による鏡体3
の傾斜角制御に応じて変化せしめ得るから、鋼板
30表面の状態を最もきわだたせ得るよう光条
等の向き,間隔を設定する。テレビカメラ34は
鋼板30表面に描かれる光条〜を視野内に捉
え得るよう配設されており、これによつて光条
〜を撮像してゆく。撮像された画像は適宜サン
プリングして予め定めた基準画像と比較し、その
平坦度を認識する外、図示しないモニタ上に映さ
れる。
本案装置を上述した如き平坦度の測定に用いる
場合は鋼板30表面に描く光条〜相互の間隔
及び光条〜の向きを任意に設定し得ることと
なつて、鋼板30表面をその各部分に応じて適切
な精度で測定し得ることとなる。
第4図は本案装置を可逆圧延機等にて圧延中の
厚板の平面形状を圧延方向が逆転される際の余剰
時間中に測定する方法に適用した状態を示す模式
図であり、図中40は被測定対象物たる鋼板を示
している。鋼板40は図示しない可逆圧延機を出
て白抜矢符方向に送られ、略一定の位置に停止さ
れた後、再び逆送されてゆくようにしてある。
可逆圧延機を出た鋼板40が逆送のために一旦
停止する位置の上方には3511〜5145Åの範囲の波
長のレーザビームを発するレーザビーム発生装置
41,51が配設されており、夫々の前方には凸
レンズ42,52を介在させて本案品たる回転鏡
装置43,53が、夫々軸1を鋼板40表面及び
レーザビームの光路に対して適切に傾斜せしめて
配設されている。即ち、回転鏡装置43はレーザ
ビーム発生装置41から発せられ、レンズ42で
拡散されたレーザビームを鏡体3にて鋼板40の
幅方向の中心を長手方向に照射走査して適幅の光
1を描くように、また回転鏡装置53はレー
ザビーム発生装置51から発せられ、レンズ52
で拡散されたレーザビームを鋼板40の長手方向
の中心を幅方向に照射走査して適幅の光条2
描くようにしてある。44はテレビジヨンカメラ
であつて、鋼板40表面に描かれる光条12
を視野内に捉え得るよう配設されており、2本の
光条12を撮像し、その画像をデータ処理し
て光条12の各両端縁、換言すれば鋼板40
の幅方向,長手方向の端縁を求め、次いでこの端
縁位置に基いて、各回転鏡装置43,53に連ら
なる課電回路7,鏡体角度制御回路8をして鏡体
3の角度を設定変更し、光条1を鋼板40にお
ける幅方向の両端縁部における1112に、ま
た光条2を鋼板40における長手方向の両側縁
部における2122の位置に振らせるべく鏡体
3に連結した圧電素子に所要の極性をもつ電圧を
印加する。これによつて鋼板40のトツプ部,一
側縁部及びボトム部,他側縁部が順次照射される
こととなる。而してこの光条をテレビジヨンカメ
ラ44にて撮像し、その撮像画像のデータ処理に
よつて、鋼板40の端縁形状を求め、これを圧延
機制御データとしてその制御部に入力するように
してある。
上述した如き形状認識方法に本案装置を適用す
ることによつて、被測定対象物たる鋼板の長,
短、広,狭の如何にかかわらず鋼板逆送のための
僅かの停止時間を利用して迅速に、しかも正確に
その平面的形状を認識し得ることとなり、またこ
れを圧延制御に反映させることによつて、鋼板自
体の圧延制御精度も大幅に向上し得ることとな
る。
以上の如く本案装置にあつては鏡体の高速回転
中において、その鏡体の角度を適宜変更し得るこ
とから被測定対象物に対するレーザビーム等の投
射位置を広い範囲にわたつて変換させることが出
来ることは勿論、各測定対象位置に対する測定精
度の変更も可能であり、また装置自体の構成も極
めて簡略化され、設備コストの大幅な低減を図り
得るなど、本考案は優れた効果を奏するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案装置の斜視図、第2図は縦断面
図、第3,4図は本案装置の使用例を示す模式
図、第5図は従来装置の斜視図、第6図は従来装
置の使用状態を示す模式図、第7図は従来装置の
他の例を示す模式図である。 1……軸、2……基板、3……鏡体、4……鏡
体押え部材、5……圧電素子、5a……極板、5
b……リード線、7……課電回路、8……鏡体角
度制御回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 軸回りに回転される鏡体に直接又は間接に圧電
    素子の一端部を臨ませ、又は固定し、該圧電素子
    に対する課電制御によつて、軸に対する鏡体の向
    きを変更するようにしたことを特徴とする回転鏡
    装置。
JP4661081U 1981-03-31 1981-03-31 Expired JPS636729Y2 (ja)

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JP4661081U JPS636729Y2 (ja) 1981-03-31 1981-03-31

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JPS57157917U JPS57157917U (ja) 1982-10-04
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JPS6140503A (ja) * 1984-07-31 1986-02-26 Sumitomo Metal Ind Ltd 連続搬送鋼板の平坦度測定方法

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