JPS626481Y2 - - Google Patents

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JPS626481Y2
JPS626481Y2 JP17715081U JP17715081U JPS626481Y2 JP S626481 Y2 JPS626481 Y2 JP S626481Y2 JP 17715081 U JP17715081 U JP 17715081U JP 17715081 U JP17715081 U JP 17715081U JP S626481 Y2 JPS626481 Y2 JP S626481Y2
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light
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polygon mirror
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light receiving
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は熱間板材の幅、長さ計に関し、特に測
定時間の短縮を図つた幅、長さ計を提案するもの
である。
厚板圧延を可逆圧延機にて圧延する場合にスラ
ブ又は圧延材の形状若しくは幅、長さを測定する
ことは次パスの圧延制御のために不可欠であり、
このために種々の形状測定装置或は幅、長さ計が
開発されている。第4図に略示する装置はカナダ
KELK社製の幅、長さ計である。鉛直軸回りに回
転される正9角柱状の回転多面鏡91は周面に各
1枚の反射鏡911,912…919を備えてお
り、測定対象の熱間板材10の上方に位置する。
この回転多面鏡91の周囲であつて、その上縁に
近い高さ位置には相互に90゜離隔させて、受光面
を下向きにしたフオトダイオード等の受光素子9
21,922,923,924が配されている。
各受光素子には夫々反射鏡93,95及び凹面鏡
94からなる光学系を備えており、熱間板材10
から発せられた光(赤外線)が反射鏡93、回転
多面鏡91の反射鏡、凹面鏡94及び反射鏡95
を経て受光素子921等に受光されるようにして
いる。なお凹面鏡94は光ビームを収束してこれ
を受光素子921等に達せしめる作用をする。反
射鏡93はパルスモータ(図示せず)に連結され
ており、受光素子へ入射せしめる光の反射角度を
変じ、その受光視野の副走査を行い、また回転多
面鏡91はその回転により主走査を行うように光
学的配置を定めている。
第3図は受光視野の走査状態を示している。実
線は受光素子921の走査状態を示し、熱間板材
10の幅方向を主走査方向とし、長さ方向を副走
査方向としており、主走査は回転多面鏡91の回
転による反射角の変更により幅方向の一側縁から
他側縁に向けて行われ、また副走査は受光素子9
21に設けた光学系の反射鏡93のパルスモータ
の断続回転による反射角の変更にて、長さ方向の
一端から他端に向けて行われる。
一点鎖線は受光素子921と対向する位置に配
された受光素子923の走査状態を示し、主走査
方向が前記他側縁から前記一側縁に向かうように
逆方向となること、副走査が受光素子923に設
けた光学系の反射鏡93によつて行われることが
異る外は上述したところと同様である。
破線は受光素子922の走査状態を示し、熱間
板材10の長さ方向を主走査方向とし、幅方向を
副走査方向としており、主走査は回転多面鏡91
の回転による反射角の変更により長さ方向の一端
から他端に向けて行われ、また副走査は受光素子
922に設けた光学系の反射鏡93のパルスモー
タの断続回転による反射角の変更にて幅方向の一
側縁から他側縁に向けて行われる。
二点鎖線は受光素子922と対向する位置に配
された受光素子924の走査状態を示し、主走査
方向が前記他端から前記一端に向かうように逆方
向になること、副走査が受光素子924に設けた
光学系の反射鏡93によつて行われることが異る
外は上述したところと同様である。
受光素子921〜924は熱間板材10からの
光を受光している場合と、それ以外の部分からの
光を受光している場合とでその出力レベルが異
り、夫々の前置増幅信号は波形整形回路961,
962,963,964にて2値化され、寸法演
算回路97へ読込まれる。第5図は波形整形回路
961〜964の出力波形を示しておりハイレベ
ル部分が熱間板材10からの光を受光している時
間に相当する。回転多面鏡91は定速回転してい
るのでこのハイレベル部分の時間をクロツクパル
スの計数等に依り測定することによつて各副走査
位置における幅寸法、長さ寸法が算出されること
になる。而してこの装置は回転多面鏡91が9面
の反射鏡を有し夫々40゜ずつその位相を異にして
いるのに対し受光素子は90゜(=40゜×2+10
゜)の角度を隔てて配置されているので回転多面
鏡1回転につき各受光素子が9回ずつ合計36回の
走査が行われ、即ち回転多面鏡が10゜回転する都
度、何れかの受光素子に係る走査が行われ、第5
図に示すように回転多面鏡91の回転方向に縦つ
て受光素子921,922,923,924の順
にハイレベルの信号が反復的に得られていく。主
走査方向を幅方向とする受光素子921,923
の副走査方向位置(つまり主走査を行う長さ方向
位置)は同位置となるように制御され、これは受
光素子922,924についても同様である。副
走査方向の同位置について得られたハイレベルの
パルスの時間幅、即ち熱間板材10の幅、長さの
データは平均化処理され熱間板材10の移動によ
る誤差要因を排除している。このために回転多面
鏡1回転につき幅、長さ夫々につき9ケ所のデー
タが得られることになる。
さて可逆圧延機による圧延は圧縁材の進行方向
を反転しながら反復実行されるが、圧延能率を向
上する上からは、幅、長さの測定又は形状測定の
ために圧延材を静止させる時間を短縮することが
望まれ、可能であれば進行方向反転時の瞬時的停
止時間を利用して測定できるのが理想である。し
かしながら上述の装置では圧延材の静止時間を少
なからず必要とし、その分だけ圧延能率を低下さ
せるところとなつていた。
本考案は斯かる事情に鑑みてなされたものであ
つて、複数視野の走査を同時的に行う構成として
測定速度を高めた熱間板材の幅、長さ計を提供す
ることを目的とする。
以下本考案をその実施例を示す図面に基いて詳
述する。第1図は本考案に係る幅、長さ計(以下
本案品という)の全体的模式図であり、鉛直軸回
りに回転される回転多面鏡11は正8角柱状をな
し周面に各1枚の反射鏡111,112…118
を備えており、測定対象の熱間板材10の上方に
位置する。この回転多面鏡11の周囲であつて、
その上縁に近い高さ位置には相互に所定角度離隔
させて、受光面を下向きにしたフオトダイオード
等の受光素子121,122,123,124が
配されている。各受光素子121〜124には前
述した従来品同様に副走査のための反射鏡(反射
プリズムでもよい)131,132,133,1
34、光収束のための凹面鏡14及び受光素子へ
光を向ける反射鏡15からなる光学系が設けられ
ていて、熱間板材10から発せられた光が反射鏡
131等、凹面鏡14及び反射鏡15を経て受光
素子121等に受光されるようにしている。反射
鏡131,132,133,134は夫々にパル
スモータ201,202,203,204に連結
されていて、受光視野の副走査のために各パルス
モータによつて所定角度ずつ断続的に回転され
る。測定視野の走査態様は前述の従来品と同様で
あつて、略々第3図に示されているとおりであ
る。これを時系列的にみると、次のように相違し
ている。即ち従来品においては第5図に示すよう
に、まず受光素子921に係る幅方向の一方への
走査、次いで受光素子922に係る長さ方向の一
方への走査、次に受光素子923に係る幅方向の
他方への走査、次に受光素子924に係る長さ方
向の他方への走査という順序で走査が反復されて
いつたのに対し、本案品では第2図に示すように
まず受光素子121に係る幅方向の一方への走査
と、受光素子122に係る長さ方向の一方への走
査とを同時的に行い、次いで受光素子123に係
る幅方向の他方への走査と、受光素子124に係
る長さ方向の他方への走査とを同時的に行うとい
う順序で走査が反復されていく。これを実現する
ために受光素子121と、回転多面鏡11の回転
していく方向にある受光素子122とは90゜を隔
てており、受光素子122よりも回転多面鏡11
の回転していく方向にある受光素子123は受光
素子122と112.5゜(=90゜+45゜/2)隔つ
ており、更に受光素子123よりも回転多面鏡1
1が回転していく方向にある受光素子124は受
光素子123と90゜隔てている。従つて受光素子
124と受光素子121とは67.5゜(=90゜−45
゜/2)離隔している。即ち相隣して90゜離隔す
る2つの受光素子121,122に対して他の2
つの相隣する受光素子(90゜離隔する)123,
124が22.5゜だけ遅れた位相で走査を行うよう
にしてある。
これを説明すると8面の回転多面鏡の1反射角
の角度は45゜(=360゜/8)であり、この45゜
内を受光素子群(ここでは対設された2つの受光
素子からなる)で分け合うことになるから、群が
2つの本考案では45゜/2=22.5°の位相差を有
するように対向受光素子を配置すればよいことに
なる。
なお、これに伴い1つの受光素子の有効受光視
野角度は22.5゜以内とする。つまり本案品によれ
ば回転多面鏡11の1回転によつて各素子が8回
ずつ合計32回の走査が行われる。そして受光素子
121と123とは同じ長手方向位置を相前後し
て走査するように夫々のパルスモータ201と2
03とは副走査制御回路21によつて連動駆動さ
れる。また受光素子122と124とも同じ幅方
向位置を相前後して走査するように夫々のパルス
モータ202と204とは副走査制御回路22に
よつて連動駆動される。
受光素子121及び123を前置増幅してなる
信号は波形整形回路161及び163に入力され
てここで2値信号に変換され、寸法演算回路17
1へ読込まれる。一方受光素子122及び124
を前置増幅してなる信号は波形整形回路162及
び164に入力されてここで2値信号に変換さ
れ、寸法演算回路172へ読込まれる。寸法演算
回路171及び172は夫々波形整形回路161
及び162から、また同じく163及び164か
ら各同時的に読込む信号に基き幅及び長さを演算
する。幅、長さの夫々の長さ方向位置及び幅方向
位置(つまり副走査位置)は副走査制御回路2
1,22から寸法演算回路171,172夫々へ
も与えられるパルスモータ駆動信号によつて特定
され、幅、長さの演算結果と関連づけられ、適宜
の記録装置18にて記録され、また表示装置19
に表示され、更に図示しない圧延制御系へ転送さ
れる。
本案品は前述のように回転多面鏡の1回転につ
き各受光素子が8回ずつの走査を行い、寸法演算
回路171,172においては従来品同様の平均
化処理を行うので回転多面鏡の1回転につき幅、
長さとも8カ所のデータを得ることになる。一方
データ処理は幅方向データ、長さ方向データが
夫々寸法演算回路171及び172の両者にて同
時的に処理されるので、回転多面鏡11の回転数
は従来品回転多面鏡91の2倍に迄高め得る。従
つて寸法演算回路のデータ処理能力により走査周
期が規制され、また回転多面鏡の回転速度を高め
る上での障害がないものとすれば本案品は従来品
の2×8/9=1.78倍の測定速度を実現できる。ま
た周囲の反射鏡の周方向寸法が同一であるとする
と、本案品の回転多面鏡11は従来品の回転多面
鏡の8/9の周長(従つて直径)を有することとな
り、小型化、軽量化の上でも実益があり、更に前
述のように回転多面鏡11の回転速度を高める上
で有用である。
なお本考案によれば熱間板材10の縦横方向と
22.5゜位相ずれした受光素子が存在することにな
り、この受光素子は反射鏡131等の角度調整に
より板材の縦横方向に走査させる事は可能である
が、位相がずれた分だけ、板材の縦横方向の視点
が対峙受光素子とずれる事になり、この分は測定
誤差となり得る。しかし、回転多面鏡11の周囲
に配する最初の入光反射鏡131等の位置を対象
物(板材)に対して充分小さな円周内とする事に
より該誤差は充分小さくする事ができ、実質的に
は無視し得る誤差量である。
以上のように本考案に係る熱間板材の幅、長さ
計は周面に8枚の反射鏡を有する8角柱状の回転
多面鏡と、該回転多面鏡周りに、前記反射鏡から
の受光位相が一側に相隣するものと90゜、他側に
相隣するものと90±22.5゜異なるよう配した4個
の受光素子と、各受光素子へ熱間板材が発する光
を導くべく設けられており、副走査のために可動
とした反射手段を含み、回転多面鏡の反射鏡によ
る反射にて主走査を行わせるべく構成した視野走
査手段と、前記受光位相が180±22.5゜異なる受
光素子2個からの信号を一組として処理すべく設
けられた2つの出力信号処理回路とを備えるもの
であるから測定速度を高め得、従つて測定のため
に熱間板材を静止させる時間が短縮でき、その分
圧延能率の向上が図れ、これに伴い圧延材の熱損
失を減少でき熱経済上の実益も享受できる等、本
考案は優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案品の全体的構成を示す模式図、第
2図は走査順序を示すタイムチヤート、第3図は
走査状態を示す説明図、第4図は従来より公知の
幅、長さ計の全体的構成を示す模式図、第5図は
その走査順序を示すタイムチヤートである。 11……回転多面鏡、121,122,12
3,124……受光素子、131,132,13
3,134……反射鏡、14……凹面鏡、15…
…反射鏡、171,172……寸法演算回路、2
1,22……副走査制御回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 周面に8枚の反射鏡を有する8角柱状の回転多
    面鏡と、該回転多面鏡周りに、前記反射鏡からの
    受光位相が一側に相隣するものと90゜、他側に相
    隣するものと90±22.5゜異なるよう配した4個の
    受光素子と、各受光素子へ熱間板材が発する光を
    導くべく設けられており、副走査のために可動と
    した反射手段を含み、回転多面鏡の反射鏡による
    反射にて主走査を行わせるべく構成した視野走査
    手段と、前記受光位相が180±22.5゜異なる受光
    素子2個からの信号を一組として処理すべく設け
    られた2つの出力信号処理回路とを備えることを
    特徴とする熱間板材の幅、長さ計。
JP17715081U 1981-11-27 1981-11-27 熱間板材の幅・長さ計 Granted JPS5880509U (ja)

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JP17715081U JPS5880509U (ja) 1981-11-27 1981-11-27 熱間板材の幅・長さ計

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JP17715081U JPS5880509U (ja) 1981-11-27 1981-11-27 熱間板材の幅・長さ計

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JPS5880509U JPS5880509U (ja) 1983-05-31
JPS626481Y2 true JPS626481Y2 (ja) 1987-02-14

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ID=29970772

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JP17715081U Granted JPS5880509U (ja) 1981-11-27 1981-11-27 熱間板材の幅・長さ計

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6525204B2 (ja) * 2013-11-08 2019-06-05 国立大学法人東京工業大学 センシング装置及びプラットフォーム

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JPS5880509U (ja) 1983-05-31

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