JPS6366825A - マグネトロン - Google Patents

マグネトロン

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Publication number
JPS6366825A
JPS6366825A JP21225886A JP21225886A JPS6366825A JP S6366825 A JPS6366825 A JP S6366825A JP 21225886 A JP21225886 A JP 21225886A JP 21225886 A JP21225886 A JP 21225886A JP S6366825 A JPS6366825 A JP S6366825A
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JP
Japan
Prior art keywords
vane
vane piece
vanes
strap
strap rings
Prior art date
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Pending
Application number
JP21225886A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomohide Matsumoto
朋秀 松本
Tomotaka Nobue
等隆 信江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JPS6366825A publication Critical patent/JPS6366825A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はマグネトロンに関し、特に陽極円筒内に設けら
れたベインとストラップリングとの接合構造の改良に関
するものである。
従来の技術 従来、マグネトロンの陽極円筒内に設けられだベインと
ストラップリングの接合構造に関して米国特許第431
0786号公報で開示されたものなどがある。これはベ
インの陽極円筒管軸方向略中央部に複数のベインを1個
おきに接続する1対のストラップリングを設けたもので
ある。
第6図は上記の如き従来のマグネトロンの陽極部構造を
示す要部断面図、また第7図は第6図のA−A線断面図
であり、1は陽極円筒、2は陽極円筒1内に所定の間隔
で配設されたベインである。
ベイン2の陽極円筒1の管軸方向略中央部には1個おき
のベイン2に生ずる高周波振動の同位相(同電位)点を
接続する1対のストラップリング3.4が配設され、安
定なπモード動作を可能にしている。隣りあう2つのベ
インと陽極円筒内壁で囲まれた小空胞5は夫々共振器と
して作用し、この共振器で発振したマイクロ波エネルギ
を取り呂すものとして導出線6が小空胴5の1つに設け
られている。この導出線6は一端が1つのベイン2にろ
う付接合され、他端は陽極円筒1の壁面に設けられた結
合孔7を貫通し出力アンテナ部8に接続されている。9
はベイン2の中央に設けられた陰極フィラメント、10
.11は作用空間12に磁界を作用させるための1対の
磁極である。
このような構造の場合、すなわちストラップリング3.
4がベイン2の陽極円筒管軸方向略中央部に配設され各
ベイン2と1個おきに接続された構造ではベイン2の上
下面はフラ7)にすることができるとともに1つのベイ
ン2に接続されるストラップリングは1種類である。し
たがって相対向する2つのベイン2の先端面の電位はほ
ぼ等電位となる。つまり相対向する2つのベイン2間の
電位差は無視できるレベルとなり陰極フィラメント9に
マイクロ波エネルギが結合される絶対量を少なくするこ
とができ陰極側の電波漏洩抑止機構(図示せず)の低コ
スト、簡素化が達成できるものである。
発明が解決しようとする問題点 上記したストラップリングとベインの接合構造において
組立てを行う場合第8図に示すように各ベインにストラ
ップリングの径と同径を有する孔aと絶縁のために前記
の孔aよりも所定量大きい孔すを設け、それらの孔a、
bにストラップリングを貫通させ孔aとストラングリン
グをろう付することにより接合される。しだがって各ス
トラップリングには第7図W及びW′に示すようにベイ
ンを押入するだめの所定間隔を持った切断部が設けられ
ているが、2本のストラップリングに複数(例えば10
枚)のベインを挿入するため手作業による必要があり作
業能率が悪い。また挿入時にストラップリングが変形し
妨ベインに有害なキズが付く場合があった。さらにベイ
ンを挿入するための前記切断部W及びwti作業性の面
からある程度の間隔が必要であり、したがって切断部で
のろう付不良が多発し、歩留りが悪いといった問題があ
り、多量生産には不向きな構造であった。このことが電
波漏洩抑止に対して有利であるにもかかわらず普及に至
らない要因となっている。
問題点を解決するだめの手段 上記問題点を解決するために本発明は複数のベインの陽
極円筒管軸方向略中央部に配設され、かつ前記ベイン1
個おきに接続される一対のストツク7’ IJングを有
するものにおいて、前記ベインを陰極との対向面を有す
る段部を形成した第1のベイン片と、前記第1のベイン
片とろう付接合される第2のベイン片とから構成される
とともに前記第1のベイン片と第2のベイン片とで前記
ストラップリングの貫通孔を形成するように構成したも
のである。
作   用 この構成により各々のベインを第1のベイン片と第2の
ベイン片に分割したため、組立時におけるストラップリ
ングの挿入が容易となり自動組立化に対応可能となる。
またストラップリングにベイン挿入のだめの切断部を設
ける必要がなく、ストラップリングの変形、ベインのキ
ズあるいはろう付不良といった不具合が解消される。ま
た陰極との対向面を有する段部を設けたことにより、重
要なベインの陰極との対向面の寸法精度を劣化させるこ
とがないという作用がある。
実施例 以下本発明の実施例を図面を用いて説明する。
第1図は本発明の一実施例を示すマグネトロンの要部断
面図、第2図は第1図のB−B線断面図、第3図aはベ
インの拡大上面図、第3図すは同正面図を示す。
図において13は陽極円筒、14は陽極円筒13の内面
から円筒中心に向って突出したベイン群であり、ベイン
14の管軸方向略中央部に配設された一対のストラップ
リング15.16により1個おきに電気的に接続されて
いる。17は陰極、18は陽極円筒13の両端に対向し
て設けた一対の磁極、19はマイクロ波エネルギ導出線
であり、一端はストラップリング15に接続され、他端
は結合孔20を貫通し出力アンテナ部21に接続されて
いる。そして21は陰俣17を支持するエンドハツト、
22は陰極17に電力を供給するリード線、23は陽極
円筒13の一端を封止する支持キャップ、24は他端を
封止するエンドキャップである。
ここで各々のベイン14は陰極17との対向面25を有
する段部26を設けた第1のベイン片27と第1のベイ
ン片27にろう骨接合される第2のベイン片28とから
構成されており、第1及び第2のベイン片27.28に
よりストラップリング15.16の貫通孔29.30が
形成されている。
上記構成において陽極構体として組立てる場合組数の第
1のベイン片27を放射状に治具にセントし、その後一
対のストラップリング15.16を第1のベイン片27
0貫通孔29.30に挿入し、さらに第2のベイン片2
8をストラップリング15.16を挟持して載置する。
その後陽極円筒13を挿入し各部分、つまり陽極円筒内
壁とベイン14、第1及び第2のベイン片27.28、
一対のストラップリング15.16とベイン14を同時
にろう骨接合する。
なおここでストラップリング15.16及び第2のベイ
ン片28には銀メッキを施し、銀メッキ7すをろう材と
してろう付を行っている。このため複雑な形状をした部
分への置ろうの必要がなく、またろう付後第1のベイン
片27の陰部17との対向面25にろう材が付着するの
を防止でき、陰極17からの二次電子放出に悪影興を与
えない。
この構成により従来例のごとくストラップリング15.
16にベイン14を挿入するための切断部w、w’を設
ける必要がなくなり各部品の積重ねにより組立てが可能
となり自動組立等の多量生産に対応できる。またベイン
を挿入する時のストラップリングの変形、ベインの有害
なキズ、前記ストラップリングの切断部でのろう付不良
が解消でき発振周波数及び出力効率の安定したマグネト
ロンが提供できる。またベイン14を第1のベイン片2
7と第2のベイン片28に2分割し、ろつ骨接合する構
造では、第3図aに示すようにろう付治具の精度等によ
り第1のベイン片27と第2のベイン片28はgだけず
れてろう付されてしまうっ本実施例では陰極17との対
向面25を有する段部26を設けて第1のベイン片27
を構成したため、ろう寸時のずれgが発生しても、重要
な陰極17との対向面250寸法精度は劣化することは
なく、安定した発振を行うことができる。
第4図は本実施例における相対向する2つのベイン14
の管軸方向の先端面の電界強度測定結果を示し、ベイン
14の先端面の電界強度はほぼ等電位となっていること
がわかる。つまり2つのベイン14間の電位差は無視で
きるレベルであり、陰極17にマイクロ波エネルギーが
結合される絶対毒が少ないことがわかる。
第5図は本発明の他の実施例を示し、第1のベイン片2
7の陽極円筒13側にも第2の段部30を設けて構成し
たものである。本実施例では第2の段部30を設けたた
め、第2の段部30の端面の全面が陽瓶用筒13に接触
し、第1のベイン片27と陽極円筒13のろう付を行う
場合に安定してろう付が行え、ろう付不良による回路効
率の低下あるいはバラツキを防ぐことができS。
発明の効果 以上詳述したように本発明によれば以下の効果が得られ
る。
(1)各々のベインを陰極との対向面を有する段部を設
けた第1のベイン片と、第1のベイン片にろう骨接合さ
れる第2のベイン片で構成し、前記第1のベイン片と第
2のベイン片でストラップリングの貫通孔を形成するよ
うにしたため、各部品を積重ねることにより組立が行え
、多量生産が可能であり、かつ電波漏洩抑止性能に優れ
たマグネトロンを提供できる。
(2)  第1のベイン片に陰極との対向面を有する段
部を設けたため、重要な陰極との対向面の寸法形状を劣
化させることがなく、またろう寸時のろう材の付着を防
止できる。これにより安定した発振出力が得られる。
(3)ベイン2分割して組立てるためストラップリング
の断面形状の自由度が広がる。このことばスドラッグリ
ングの熱膨張、収縮に対する疲労破壊寿命の向上に効果
的である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すマグネトロンの要部断
面図、第2図は同B−B線断面図、第3図は同ペインの
拡大図、第4図は同電界強度を示す特性図、第5図は本
発明の他の実施例を示すベインの拡大図、第6図、第7
図、第8図は従来例を示すマグネトロンの要部断面図及
び拡大図である。 13・・・・・・陽極円筒、14・・・・・・ベイン、
15.16・・・・・・ストラップリング、17・・・
・・・陰極、19・・・・・・マイクロ波エネルギ導畠
線、25・・・・・・対向面、26・・・・・・段部、
27・・・・・・第1のベイン片、28・・・・・・第
2のベイン片、29.30・・・・・・貫通孔。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名嬉3
図 27  t、s  16 第6図 第 8 図 b

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)陽極円筒と前記陽極円筒と同軸に設けた陰極と、
    前記陽極円筒内面から円筒中心に向って突設した複数の
    ベインと、前記複数のベインと1個おきに電気接続され
    る一対のストラップリングと、前記ベインもしくはスト
    ラップリングのどちらか一方と接続されるマイクロ波エ
    ネルギ導出線とを有し、前記各々のベインは前記陰極と
    の対向面を有する段部を設けた第1のベイン片と前記第
    1のベイン片にろう付接合される第2のベイン片とから
    構成されるとともに前記第1のベイン片と第2のベイン
    片とで前記ストラップリングの貫通孔を形成したマグネ
    トロン。
  2. (2)第2のベイン片を銀メッキし炉中ろう付を行うこ
    とにより第2のベイン片と接合した特許請求の範囲第1
    項記載のマグネトロン。
JP21225886A 1986-09-09 1986-09-09 マグネトロン Pending JPS6366825A (ja)

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JP21225886A JPS6366825A (ja) 1986-09-09 1986-09-09 マグネトロン

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JP21225886A JPS6366825A (ja) 1986-09-09 1986-09-09 マグネトロン

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JPS6366825A true JPS6366825A (ja) 1988-03-25

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JP21225886A Pending JPS6366825A (ja) 1986-09-09 1986-09-09 マグネトロン

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