JP2000164150A - マグネトロン及びその製造方法 - Google Patents

マグネトロン及びその製造方法

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JP2000164150A
JP2000164150A JP10339529A JP33952998A JP2000164150A JP 2000164150 A JP2000164150 A JP 2000164150A JP 10339529 A JP10339529 A JP 10339529A JP 33952998 A JP33952998 A JP 33952998A JP 2000164150 A JP2000164150 A JP 2000164150A
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Japan
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strap ring
vane
vanes
anode cylinder
magnetron
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Noriyuki Murao
則行 村尾
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品寸法公差や銀メッキ厚み等も考慮して、
ストラップリングとベインのろう付け外れ不良を無くす
ことができるマグネトロンを提供する。 【解決手段】 陽極円筒11の中心部に配置される陰極
に対して放射状に配置されて陽極円筒11の内周に接合
される偶数枚のベイン12を有すると共に、内ストラッ
プリング13と外ストラップリング14が交互に1枚お
きのベイン12に接合されて成るマグネトロンにおい
て、前記各ベイン12に、対応するストラップリング1
3,14の内周面13a,14aと接する接合面12
a,12を設けると共に、当該接合面12a,12aに
突出部12b,12bを形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、電子レンジ等の
マイクロ波加熱機器やレーダーなどに用いられるマグネ
トロン及びその製造方法に係わり、特にベインとストラ
ップリングの接合不良対策に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は、電子レンジ等に用いられる一般
的なマグネトロンの全体構成図である。
【0003】このマグネトロンは、コンデンサ1やチョ
ークコイル2等が内蔵されたケース3上に、ヨーク4や
放熱用フィン5で覆われた2極真空管であるマグネトロ
ン本体部10が構成されている。
【0004】本体部10の真空壁の一部を構成する陽極
円筒11は無酸素銅などで形成されており、その内周に
は偶数枚のベイン12が放射状に設けられ、各ベイン1
2は1枚おきに小径(内側)および大径(外側)のスト
ラップリング13,14により接続されて、πモード発
振の安定化が図られている。
【0005】上記陽極円筒11の両端には、その上下に
配置される円環状の永久磁石15の磁界を、ベイン12
の先端と陽極円筒11の中心部に設けられる陰極16と
の間の作用空間に集中させるためのポールピース17が
それぞれ設けられている。
【0006】上記陰極16は、例えばトリムタングステ
ン線などがコイル状に巻かれたフィラメントから成り、
各ベイン12の先端で囲まれた空間に、陽極円筒11の
中心部に位置するように設けられている。
【0007】上記ベイン12の1枚には出力アンテナリ
ード18の一端が接合され、その他端はポールピース1
7の貫通孔17a、出力側金属筒19及びセラミック円
筒などから成る絶縁筒20の中心部を貫通して排気管の
封止部21で固定されている。この封止部21にはアン
テナキャップ22が被せられている。
【0008】上記出力側金属筒19は陽極円筒11と直
接電気的に接続されており、陽極円筒11とベイン12
で形成される空洞共振回路で発振したマイクロ波電力
は、出力側金属筒19の中心軸上を延びる出力アンテナ
リード18を同軸線路として進み、その先端の出力アン
テナ23から放射される。
【0009】上記マグネトロンの本体部10における各
部品の接合は、現在、高融点ろう付け方法が採られてお
り、ろう材は銀と銅の合金ろう材が主流である。
【0010】ろう材は、部品形状や部品構成を考慮し、
最適な材料(板材,線材)や形状を選択し使用している
が、陽極組立におけるストラップリング13,14とベ
イン12のろう付けには、組立性や部品点数削減の面か
ら、また各部品の材料が銅(無酸素銅)であることか
ら、ストラップリングに銀メッキを施したろう付け方法
が主流となっている。
【0011】図8は、その従来技術を示す要部構成図で
あり、図示の通り、内及び外ストラップリング13,1
4はベイン12の上下両方に取り付けられており、部品
構成及び組立上から、軸方向よりも、主に径方向でろう
付けされる構成となっている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ろう付けに
おいては、軸方向,すなわち重力が働く方向でのろう付
け部は、部品やろう付け治具の自重により、隙間が発生
せず、問題なく接合できるのであるが、径方向において
は、部品同士の寸法により隙間が決定される。よって、
隙間を小さく、もしくは無くせばろう付けは向上される
が、各々の部品寸法公差や部品組立を考慮すると非常に
難しく、しかもストラップリング13,14には銀メッ
キが施されており、メッキ厚のバラツキも考慮すると、
現状では不可能に近い。
【0013】また、ストラップリング13,14は内,
外の2部品あり、ベイン12とろう付けされる面が各々
内周面13aと外周面14bであるため、径方向に対し
相反するろう付けとなっている。これは内,外どちらか
にベイン12が引っ張られる形となり、常にどちらかで
ろう付け不良が発生する可能性が非常に高い構成になっ
ている。
【0014】ところで、径方向でろう付けする構成とし
ては、目的は異なるが、実開昭62−118342号公
報にあるように、ベインの内端縁の傾きを防止するため
ベインとのろう付けを内及び外(と言うよりも上下)ス
トラップリングとも外周面でろう付けする構成がある
が、これだけでは前述したように寸法公差や銀メッキの
厚み等を考慮すると、十分なろう付け外れ不良対策の構
成とは言い難い。
【0015】そこで、本願発明はこのような課題を解決
するためになされたものであり、部品寸法公差や銀メッ
キ厚み等も考慮して、ストラップリングとベインのろう
付け外れ不良を無くすことができるマグネトロン及びそ
の製造方法を提供することを目的とするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記のような目的を達成
するために、本願発明は、陽極円筒の中心部に配置され
る陰極に対して放射状に配置されて陽極円筒の内周に接
合される偶数枚のベインを有すると共に、内ストラップ
リングと外ストラップリングが交互に1枚おきのベイン
に接合されて成るマグネトロンにおいて、前記各ベイン
に、対応するストラップリングの内周面と接する接合面
を設けると共に、当該接合面に突出部を形成したことを
特徴とするものである。
【0017】また、陽極円筒の中心部に配置される陰極
に対して放射状に配置されて陽極円筒の内周に接合され
る偶数枚のベインを有すると共に、内ストラップリング
と外ストラップリングが交互に1枚おきのベインに接合
されて成るマグネトロンにおいて、前記各ベインに、対
応するストラップリングの外周面と接する接合面を設け
ると共に、当該接合面に突出部を形成したことを特徴と
するものである。
【0018】一方、陽極円筒の中心部に配置される陰極
に対して放射状に配置されて陽極円筒の内周に接合され
る偶数枚のベインを有すると共に、内ストラップリング
と外ストラップリングが交互に1枚おきのベインに接合
されて成るマグネトロンの製造方法において、前記各ベ
インに、対応するストラップリングの内周面と接する接
合面を設けると共に、当該接合面に突出部を形成し、陽
極組立時に、各ベインを外側に移動させて、それぞれの
接合面に形成した突出部を対応するストラップリングの
内周面に押し当てるようにして接合することを特徴とす
るものである。
【0019】また、陽極円筒の中心部に配置される陰極
に対して放射状に配置されて陽極円筒の内周に接合され
る偶数枚のベインを有すると共に、内ストラップリング
と外ストラップリングが交互に1枚おきのベインに接合
されて成るマグネトロンの製造方法において、前記各ベ
インに、対応するストラップリングの外周面と接する接
合面を設けると共に、当該接合面に突出部を形成し、陽
極組立時に、各ベインを内側に移動させて、それぞれの
接合面に形成した突出部を対応するストラップリングの
外周面に押し当てるようにして接合することを特徴とす
るものである。
【0020】さらに、前記各ベインを内側に移動させる
手段として、前記陽極円筒を圧入することを特徴とする
ものである。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の実施形態を図面
を参照して詳細に説明する。なお、マグネトロンの全体
構成は前記図7に示したものと同様である。
【0022】図1は、本願発明の第1の実施形態の要部
構成図であり、前記図8と同一符号は同一又は相当部分
を示している。
【0023】図示のように、本実施形態のベイン12に
は、内ストラップリング13及び外ストラップリング1
4の内周面13a,14aと接する接合面12a,12
aが設けられている。さらに、これらの接合面12a,
12aには、三角突起形状の突出部12bが形成されて
いる。
【0024】なお、放射状に偶数枚配置される各ベイン
12は、図示の形状のベイン12と、図示の上下を逆に
した形状のベイン12が1枚おきに配置されることにな
る。また、内ストラップリング13に対しては従来と同
様な接合面12aに突出部12bを形成すればよいが、
外ストラップリング14に対しては、その内側に切り残
し片12cを形成して、接合面12a及び突出部12b
を形成することになる。
【0025】これにより、内ストラップリング13及び
外ストラップリング14の内周面13a,14aに、そ
れらに相対するベイン12の接合面12a,12aに形
成した突出部12b,12bが食い込むようにして接す
るようになり、ろう付け外れ不良の原因である部品間の
隙間が発生するのを防ぐことができる。
【0026】すなわち、以上のように構成することによ
り、同一径方向のろう付け構成となり、さらに、ベイン
12の接合面12aに形成した突出部12bが、各スト
ラップリング13,14の内周面13a,14aとベイ
ン12との間に生じている寸法等のバラツキによって発
生する隙間を無くす働きをするため、各部品の寸法公差
をきつくすることなく、部品間の隙間を無くすことがで
き、隙間により発生していたろう付け外れ不良が無くな
り、ろう付け工程の歩留が向上する。
【0027】図2(a),(b)と図3(a),(b)
は、上記実施形態の組立時の要部詳細図と、全体図を示
したものである。
【0028】上記のように形成した各ベイン12を、図
3(a)に示すように、台状の治具30の上に、陽極円
筒11と共にその内側に放射状にセットして、その中央
部に、各ベイン12の内端縁12d間の径よりも大径で
端部にテーパー部31aが形成された棒状治具31を圧
入して、各ベイン12を外側へ広げるように移動させ
る。これにより、図2(a),(b)や図3(b)に示
すように、各ストラップリング13,14の内周面13
a,14aと、それらに相対するベイン12の接合面1
2a,12aに設けた突出部12b,12bが容易に接
するように組み立てることが可能となる。
【0029】従って、部品寸法公差や銀メッキ厚み等の
バラツキが大きい場合にも、組立時の部品間の隙間を完
全に無くすことができ、隙間により発生していたろう付
け外れ不良が皆無となり、ろう付け工程の歩留が飛躍的
に向上する。
【0030】図4は、本願発明の第2の実施形態の要部
構成図であり、前記図8,図1と同一符号は同一又は相
当部分を示している。
【0031】前記実施形態とは逆に、本実施形態のベイ
ン12には、内ストラップリング13及び外ストラップ
リング14の外周面13b,14bと接する接合面12
e,12eが設けられている。さらに、これらの接合面
12e,12eには、三角突起形状の突出部12f,1
2fが形成されている。
【0032】なお、前述したと同様に、放射状に偶数枚
配置される各ベイン12は、図示の形状のベイン12
と、図示の上下を逆にした形状のベイン12が1枚おき
に配置されることになる。また、外ストラップリング1
4に対しては従来と同様な接合面12eに突出部12f
を形成すればよいが、内ストラップリング13に対して
は、その内側に切り残し片12gを形成して、接合面1
2e及び突出部12fを形成することになる。
【0033】これにより、内ストラップリング13及び
外ストラップリング14の外周面13b,14bに、そ
れらに相対するベイン12の接合面12e,12eに形
成した突出部12f,12fが食い込むようにして接す
るようになり、ろう付け外れ不良の原因である部品間の
隙間が発生するのを防ぐことができる。
【0034】すなわち、以上のように構成することによ
り、同一径方向のろう付け構成となり、さらに、ベイン
12の接合面12eに形成した突出部12fが、各スト
ラップリング13,14の外周面13b,14bとベイ
ン12との間に生じている寸法等のバラツキによって発
生する隙間を無くす働きをするため、前記第1の実施形
態同様、各部品の寸法公差をきつくすることなく、部品
間の隙間を無くすことができ、隙間により発生していた
ろう付け外れ不良が無くなり、ろう付け工程の歩留が向
上する。
【0035】図5(a),(b)は上記実施形態の組立
時の要部詳細図を示したものである。
【0036】前記第1の実施形態で示した各ストラップ
リング13,14の内周面13a,14aを当てる構成
とは逆で、ベイン12を内側へ移動させる構成としたも
のである。ベイン12を内側へ移動させる手段として
は、治具の他に、陽極円筒11の圧入による方法があ
り、ベイン12もしくは陽極円筒11にテーパー等の圧
入し易い形状を設ける必要はあるものの、ベイン12と
陽極円筒11の隙間も無くすことができ、ベイン12と
陽極円筒11のろう付け性の向上も図れるという効果も
得られる。
【0037】図6は上記の方法で、ベイン12の外端縁
にテーパー部12hを形成した場合の組立時の全体図で
ある。
【0038】すなわち、上記のように構成した各ベイン
12を、図6(a)に示すように、台状の治具30の中
央部に立設した棒状治具31の周囲に放射状にセットし
て、その上から陽極円筒11を被せるように圧入して、
各ベイン12を内側へ移動させる。これにより、図5
(a),(b)や図6(b)に示すように、各ストラッ
プリング13,14の外周面13b,14bと、それら
に相対するベイン12の接合面12e,12eに設けた
突出部12f,12fが容易に接するように組み立てる
ことが可能となると共に、ベイン12と陽極円筒11の
ろう付け性の向上も図れる。
【0039】従って、部品寸法公差や銀メッキ厚み等の
バラツキが大きい場合にも、組立時の部品間の隙間を完
全に無くすことができ、隙間により発生していたろう付
け外れ不良が皆無となり、ろう付け工程の歩留が飛躍的
に向上する。
【0040】
【発明の効果】以上のように本願発明によれば、各ベイ
ンに、対応するストラップリングの内周面と接する接合
面を設けると共に、当該接合面に突出部を形成したこと
により、同一径方向のろう付け構成となり、さらに接合
面に形成した突出部がストラップリングの内周面に食い
込むように作用するので、ろう付け外れ不良の原因であ
る部品間の隙間の発生を防ぐことができ、ストラップリ
ングとベインとのろう付け外れ不良を無くすことができ
る。
【0041】また、各ベインに、対応するストラップリ
ングの外周面と接する接合面を設けると共に、当該接合
面に突出部を形成することによっても、同一径方向のろ
う付け構成となり、さらに接合面に形成した突出部がス
トラップリングの外周面に食い込むように作用するの
で、上記と同様な効果が得られる。
【0042】一方、各ベインに、対応するストラップリ
ングの内周面と接する接合面を設けると共に、当該接合
面に突出部を形成し、陽極組立時に、各ベインを外側に
移動させて、それぞれの接合面に形成した突出部を対応
するストラップリングの内周面に押し当てるようにして
接合することにより、同一径方向のろう付け構成とな
り、さらに部品寸法公差や銀メッキ厚み等のバラツキが
大きい場合にも、外側への移動により接合面に形成した
突出部がストラップリングの内周面に食い込むように作
用するので、ろう付け外れ不良の原因である部品間の隙
間の発生を無くすことができ、ストラップリングとベイ
ンとのろう付け外れ不良を無くすことができる。
【0043】また、各ベインに、対応するストラップリ
ングの外周面と接する接合面を設けると共に、当該接合
面に突出部を形成し、陽極組立時に、各ベインを内側に
移動させて、それぞれの接合面に形成した突出部を対応
するストラップリングの外周面に押し当てるようにして
接合することによっても、同一径方向のろう付け構成と
なり、さらに部品寸法公差や銀メッキ厚み等のバラツキ
が大きい場合にも、内側への移動により接合面に形成し
た突出部がストラップリングの外周面に食い込むように
作用するので、上記と同様な効果が得られる。
【0044】さらに、前記各ベインを内側に移動させる
手段として、陽極円筒を圧入することにより、各ベイン
と陽極円筒との隙間も無くすことができ、ベインと陽極
円筒とのろう付け性の向上も図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の第1の実施形態の要部構成図。
【図2】上記第1の実施形態のものに適用される製造方
法を示す要部詳細図。
【図3】同じく、全体図。
【図4】本願発明の第2の実施形態の要部構成図。
【図5】上記第2の実施形態のものに適用される製造方
法を示す要部詳細図。
【図6】同じく、全体図。
【図7】電子レンジ等に用いられる一般的なマグネトロ
ンの全体構成図。
【図8】従来技術を示す要部構成図。
【符号の説明】
10 マグネトロン本体部 11 陽極円筒 12 ベイン 12a,12e 接合面 12b,12f 突出部 12h テーパー部 13,14 ストラップリング 13a,14a 内周面 13b,14b 外周面 15 永久磁石 16 陰極 17 ポールピース 18 アンテナリード 30,31 治具 31a テーパー部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 陽極円筒の中心部に配置される陰極に対
    して放射状に配置されて陽極円筒の内周に接合される偶
    数枚のベインを有すると共に、内ストラップリングと外
    ストラップリングが交互に1枚おきのベインに接合され
    て成るマグネトロンにおいて、 前記各ベインに、対応するストラップリングの内周面と
    接する接合面を設けると共に、当該接合面に突出部を形
    成したことを特徴とするマグネトロン。
  2. 【請求項2】 陽極円筒の中心部に配置される陰極に対
    して放射状に配置されて陽極円筒の内周に接合される偶
    数枚のベインを有すると共に、内ストラップリングと外
    ストラップリングが交互に1枚おきのベインに接合され
    て成るマグネトロンにおいて、 前記各ベインに、対応するストラップリングの外周面と
    接する接合面を設けると共に、当該接合面に突出部を形
    成したことを特徴とするマグネトロン。
  3. 【請求項3】 陽極円筒の中心部に配置される陰極に対
    して放射状に配置されて陽極円筒の内周に接合される偶
    数枚のベインを有すると共に、内ストラップリングと外
    ストラップリングが交互に1枚おきのベインに接合され
    て成るマグネトロンの製造方法において、 前記各ベインに、対応するストラップリングの内周面と
    接する接合面を設けると共に、当該接合面に突出部を形
    成し、 陽極組立時に、各ベインを外側に移動させて、それぞれ
    の接合面に形成した突出部を対応するストラップリング
    の内周面に押し当てるようにして接合することを特徴と
    するマグネトロンの製造方法。
  4. 【請求項4】 陽極円筒の中心部に配置される陰極に対
    して放射状に配置されて陽極円筒の内周に接合される偶
    数枚のベインを有すると共に、内ストラップリングと外
    ストラップリングが交互に1枚おきのベインに接合され
    て成るマグネトロンの製造方法において、 前記各ベインに、対応するストラップリングの外周面と
    接する接合面を設けると共に、当該接合面に突出部を形
    成し、 陽極組立時に、各ベインを内側に移動させて、それぞれ
    の接合面に形成した突出部を対応するストラップリング
    の外周面に押し当てるようにして接合することを特徴と
    するマグネトロンの製造方法。
  5. 【請求項5】 前記各ベインを内側に移動させる手段と
    して、前記陽極円筒を圧入することを特徴とする請求項
    4記載のマグネトロンの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN113921355A (zh) * 2021-10-09 2022-01-11 中国科学院空天信息创新研究院 收集极及其制备方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113921355A (zh) * 2021-10-09 2022-01-11 中国科学院空天信息创新研究院 收集极及其制备方法
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