JPS6366744B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6366744B2 JPS6366744B2 JP14987178A JP14987178A JPS6366744B2 JP S6366744 B2 JPS6366744 B2 JP S6366744B2 JP 14987178 A JP14987178 A JP 14987178A JP 14987178 A JP14987178 A JP 14987178A JP S6366744 B2 JPS6366744 B2 JP S6366744B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bottle
- synthetic resin
- neck
- mouth
- center
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 41
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 41
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 16
- 239000007787 solid Substances 0.000 claims description 15
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 7
- 238000000071 blow moulding Methods 0.000 claims description 6
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 5
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 4
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 4
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 claims description 3
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 claims 1
- CURLTUGMZLYLDI-UHFFFAOYSA-N Carbon dioxide Chemical compound O=C=O CURLTUGMZLYLDI-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 8
- 229920001225 polyester resin Polymers 0.000 description 5
- 239000004645 polyester resin Substances 0.000 description 5
- 229920006395 saturated elastomer Polymers 0.000 description 5
- 229910002092 carbon dioxide Inorganic materials 0.000 description 4
- 239000001569 carbon dioxide Substances 0.000 description 4
- 239000003651 drinking water Substances 0.000 description 4
- 235000020188 drinking water Nutrition 0.000 description 4
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 4
- -1 and recently Substances 0.000 description 3
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 3
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 3
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 3
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 2
- BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N Vinyl chloride Chemical compound ClC=C BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 2
- 229920001155 polypropylene Polymers 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 239000002994 raw material Substances 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 239000002904 solvent Substances 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
- 230000002195 synergetic effect Effects 0.000 description 1
- 239000002341 toxic gas Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C2949/00—Indexing scheme relating to blow-moulding
- B29C2949/07—Preforms or parisons characterised by their configuration
- B29C2949/0715—Preforms or parisons characterised by their configuration the preform having one end closed
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C2949/00—Indexing scheme relating to blow-moulding
- B29C2949/07—Preforms or parisons characterised by their configuration
- B29C2949/074—Preforms or parisons characterised by their configuration having ribs or protrusions
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C2949/00—Indexing scheme relating to blow-moulding
- B29C2949/07—Preforms or parisons characterised by their configuration
- B29C2949/074—Preforms or parisons characterised by their configuration having ribs or protrusions
- B29C2949/0741—Preforms or parisons characterised by their configuration having ribs or protrusions longitudinal, e.g. from top to bottom
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C49/00—Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor
- B29C49/02—Combined blow-moulding and manufacture of the preform or the parison
- B29C49/06—Injection blow-moulding
Landscapes
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、例えば、炭酸ガス含有飲料水、炭酸
ガスを含有しない通常の飲料水などを充填するに
適する二軸延伸させた合成樹脂製壜およびその製
造方法に関する。
ガスを含有しない通常の飲料水などを充填するに
適する二軸延伸させた合成樹脂製壜およびその製
造方法に関する。
[従来の技術]
前記炭酸ガス含有飲料水や炭酸ガスを含有しな
い通常の飲料水を充填する容器として、従来はガ
ラス壜が使用されており、また、最近では、二軸
延伸ブロー成形体からなる合成樹脂製壜の使用も
試みられるようになつた。
い通常の飲料水を充填する容器として、従来はガ
ラス壜が使用されており、また、最近では、二軸
延伸ブロー成形体からなる合成樹脂製壜の使用も
試みられるようになつた。
[発明が解決しようとする問題点]
ところで、前記ガラス壜はその重量が大である
ために輸送コストがかさむこととなり、また、取
扱いも不便であつた。
ために輸送コストがかさむこととなり、また、取
扱いも不便であつた。
また、前記ガラス壜における取扱い不便さと輸
送コストの高騰とを解消する目的で提案されてい
る前述の二軸延伸ブロー成形体からなる合成樹脂
製壜は、得られる壜における壜底壁の二軸延伸が
一般的に不充分であるために、特に高圧内で液体
充填される壜の場合には、その底壁が破損し易い
という欠点がある。
送コストの高騰とを解消する目的で提案されてい
る前述の二軸延伸ブロー成形体からなる合成樹脂
製壜は、得られる壜における壜底壁の二軸延伸が
一般的に不充分であるために、特に高圧内で液体
充填される壜の場合には、その底壁が破損し易い
という欠点がある。
これに対して本発明は、特に底壁部の二軸延伸
が充分に行われており、高圧内に液体充填によつ
ても破損するようなことがなく、しかも外観が整
然として体裁の良い合成樹脂製壜とその製造方法
とを提供するものである。
が充分に行われており、高圧内に液体充填によつ
ても破損するようなことがなく、しかも外観が整
然として体裁の良い合成樹脂製壜とその製造方法
とを提供するものである。
[問題点を解決するための手段]
本第1の発明は、上端が開放口縁部とされてい
る口頚部と、該口頚部に連続する肩部と、前記肩
部に連続する壜胴部と、前記胴部の下方開放端部
を閉塞する壜底部とからなり、前記口頚部以外の
部分が二軸延伸により薄肉に形成されている合成
樹脂製壜からなるものであり、前記合成樹脂製壜
における壜底部が壜外方へ向う膨出構造とされて
おり、かつ、壜内周面には、壜底部中心から壜胴
部に向かつて放射状をなす複数本の中実の突条リ
ブが、壜底部から壜胴部下方に亘つて形成されて
いるものである。
る口頚部と、該口頚部に連続する肩部と、前記肩
部に連続する壜胴部と、前記胴部の下方開放端部
を閉塞する壜底部とからなり、前記口頚部以外の
部分が二軸延伸により薄肉に形成されている合成
樹脂製壜からなるものであり、前記合成樹脂製壜
における壜底部が壜外方へ向う膨出構造とされて
おり、かつ、壜内周面には、壜底部中心から壜胴
部に向かつて放射状をなす複数本の中実の突条リ
ブが、壜底部から壜胴部下方に亘つて形成されて
いるものである。
また、本第2の発明は、前記本第1の発明と同
様に、上端が開放口縁部とされている口頚部と、
該口頚部に連続する肩部と、前記肩部に連続する
壜胴部と、前記胴部の下方開放端部を閉塞する壜
底部とからなり、前記口頚部以外の部分が二軸延
伸により薄肉に形成されている合成樹脂製壜から
なるものであるが、本第2の発明の合成樹脂製壜
においては、前記壜底部が壜外方へ向かう膨出構
造とされ、しかも前記壜底部には、その下方端部
が接地部とされている複数個の突出部が形成され
ており、かつ、壜内周面には、壜底部中心から壜
胴部に向かつて放射状をなす複数本の中実の突条
リブが、壜胴部下方から壜底部に亘つて形成され
ているものである。
様に、上端が開放口縁部とされている口頚部と、
該口頚部に連続する肩部と、前記肩部に連続する
壜胴部と、前記胴部の下方開放端部を閉塞する壜
底部とからなり、前記口頚部以外の部分が二軸延
伸により薄肉に形成されている合成樹脂製壜から
なるものであるが、本第2の発明の合成樹脂製壜
においては、前記壜底部が壜外方へ向かう膨出構
造とされ、しかも前記壜底部には、その下方端部
が接地部とされている複数個の突出部が形成され
ており、かつ、壜内周面には、壜底部中心から壜
胴部に向かつて放射状をなす複数本の中実の突条
リブが、壜胴部下方から壜底部に亘つて形成され
ているものである。
更に、本第3の発明は、上端が開放口縁部とさ
れている口頚部と、下方へ球面状に突出する閉塞
底部とを具備する有底円筒体からなり、前記閉塞
底部内周面には、底部中心から上端開放口縁部に
向かつて放射状をなす複数本の中実の突条リブが
突設されている合成樹脂製中間素材を射出成形す
る前段工程と、前記前段工程で得られた合成樹脂
製中間素材を適宜温度に加熱し、これを吹込み成
形用金型内にセツトして、口頚部以外の部分を2
軸延伸させて薄肉に形成するとともに閉塞底部を
外方へ向かつて膨出させる後段工程とからなる二
軸延伸させた合成樹脂製壜の製造方法である。
れている口頚部と、下方へ球面状に突出する閉塞
底部とを具備する有底円筒体からなり、前記閉塞
底部内周面には、底部中心から上端開放口縁部に
向かつて放射状をなす複数本の中実の突条リブが
突設されている合成樹脂製中間素材を射出成形す
る前段工程と、前記前段工程で得られた合成樹脂
製中間素材を適宜温度に加熱し、これを吹込み成
形用金型内にセツトして、口頚部以外の部分を2
軸延伸させて薄肉に形成するとともに閉塞底部を
外方へ向かつて膨出させる後段工程とからなる二
軸延伸させた合成樹脂製壜の製造方法である。
[実施例]
以下、本発明の二軸延伸させた合成樹脂製壜お
よびその製造方法の具体的な構成を図面実施例に
基づいて説明する。
よびその製造方法の具体的な構成を図面実施例に
基づいて説明する。
第1図において、本第1の発明の1実施例品た
る二軸延伸させた合成樹脂製壜1は、例えば、飽
和ポリエステル樹脂、ポリプロピレン、塩化ビニ
ール樹脂等の、二軸延伸によつて成形体の機械的
強度の向上が計られる性質を有する合成樹脂、好
ましくは飽和ポリエステル樹脂によるものであ
り、円筒状をなす薄肉の胴部2と、胴部2上端に
肩部3を介して連続している口頚部5と、胴部2
下端に連続し、前記胴部2の下方開放端部を閉塞
する壜底部6とからなるもので、前記口頚部5以
外の部分が二軸延伸されているところの二軸延伸
ブロー成形体である。なお、口頚部5において符
号4で表示される部分は、口頚部5の外周面に形
成されているキヤツプ螺合用のねじ部である。
る二軸延伸させた合成樹脂製壜1は、例えば、飽
和ポリエステル樹脂、ポリプロピレン、塩化ビニ
ール樹脂等の、二軸延伸によつて成形体の機械的
強度の向上が計られる性質を有する合成樹脂、好
ましくは飽和ポリエステル樹脂によるものであ
り、円筒状をなす薄肉の胴部2と、胴部2上端に
肩部3を介して連続している口頚部5と、胴部2
下端に連続し、前記胴部2の下方開放端部を閉塞
する壜底部6とからなるもので、前記口頚部5以
外の部分が二軸延伸されているところの二軸延伸
ブロー成形体である。なお、口頚部5において符
号4で表示される部分は、口頚部5の外周面に形
成されているキヤツプ螺合用のねじ部である。
前記合成樹脂製壜1の壜底部6は、壜外方へ凸
弧面をなす球面状の膨出構造とされており、ま
た、前記壜1の内周面には、壜底部中心7から壜
胴部4に向かつて放射状をなす複数本の中実の突
状リブ8,8,8,……が、壜底部中心7以外の
壜底部6と壜胴部4下方とに亘つて形成されてい
るものである。
弧面をなす球面状の膨出構造とされており、ま
た、前記壜1の内周面には、壜底部中心7から壜
胴部4に向かつて放射状をなす複数本の中実の突
状リブ8,8,8,……が、壜底部中心7以外の
壜底部6と壜胴部4下方とに亘つて形成されてい
るものである。
また、前記合成樹脂製壜1の壜底部6には、起
立安定性を計るための脚台9が嵌合されており、
前述の壜外方へ凸弧面をなす球面状の膨出構造と
されている壜底部6による載置不安定性が解消さ
れている。
立安定性を計るための脚台9が嵌合されており、
前述の壜外方へ凸弧面をなす球面状の膨出構造と
されている壜底部6による載置不安定性が解消さ
れている。
第2〜3図において、本第2の発明の1実施例
品たる二軸延伸させた合成樹脂製壜11は、円筒
状をなす薄肉の胴部12と、該胴部12上端に肩
部13を介して連続している口頚部15と、胴部
12下端に連続し、前記胴部12の下方開放端部
を閉塞する壜底部16とからなるもので、前記口
頚部15以外の部分が二軸延伸されているところ
の二軸延伸ブロー成形体である。なお、口頚部1
5において符号14で表示される部分は、口頚部
15の外周面に形成されているキヤツプ螺合用の
ねじ部である。
品たる二軸延伸させた合成樹脂製壜11は、円筒
状をなす薄肉の胴部12と、該胴部12上端に肩
部13を介して連続している口頚部15と、胴部
12下端に連続し、前記胴部12の下方開放端部
を閉塞する壜底部16とからなるもので、前記口
頚部15以外の部分が二軸延伸されているところ
の二軸延伸ブロー成形体である。なお、口頚部1
5において符号14で表示される部分は、口頚部
15の外周面に形成されているキヤツプ螺合用の
ねじ部である。
前記合成樹脂製壜11の壜底部16は、壜外方
へ向かう膨出構造をなすもので、その下方端部1
7,17,……が接地部とされている5個の突出
部18,18,……が前記膨出構造に付加されて
いるものである。すなわち、壜底部16には、壜
底部中心19から5方向へ放射状に広がる突出部
18,18,……が形成されており、該突出部1
8と壜底部16における非突出部20,20,…
…との高低差が壜底部中心19から壜底部周縁2
1に向かうに従つて次第に大くきなるようにされ
ており、突出部18,18……と非突出部20,
20,……とが壜底部中心に対し対称位置に存し
ており、双方の稜線が同一方向に一線に連らなつ
ているものである。
へ向かう膨出構造をなすもので、その下方端部1
7,17,……が接地部とされている5個の突出
部18,18,……が前記膨出構造に付加されて
いるものである。すなわち、壜底部16には、壜
底部中心19から5方向へ放射状に広がる突出部
18,18,……が形成されており、該突出部1
8と壜底部16における非突出部20,20,…
…との高低差が壜底部中心19から壜底部周縁2
1に向かうに従つて次第に大くきなるようにされ
ており、突出部18,18……と非突出部20,
20,……とが壜底部中心に対し対称位置に存し
ており、双方の稜線が同一方向に一線に連らなつ
ているものである。
前記合成樹脂製壜11の内周面には、壜底部中
心19から壜胴部14に向かつて放射状をなす複
数本の中実の突状リブ22,22,……が、壜底
部中心19以外の壜底部16と壜胴部14下方と
に亘つて形成されているものである。特に、第2
〜3図示実施例に示されるような構造の場合に
は、中実の突条リブ22,22,……は、突出部
18と非突出部20との稜線に沿つて形成されて
いることが好ましい。
心19から壜胴部14に向かつて放射状をなす複
数本の中実の突状リブ22,22,……が、壜底
部中心19以外の壜底部16と壜胴部14下方と
に亘つて形成されているものである。特に、第2
〜3図示実施例に示されるような構造の場合に
は、中実の突条リブ22,22,……は、突出部
18と非突出部20との稜線に沿つて形成されて
いることが好ましい。
なお、本第2の発明の二軸延伸させた合成樹脂
製壜の第2〜3図示実施例品においては、壜外方
へ向かう膨出構造とされ、しかも、前記膨出構造
に対して、その下方端部が接地部とされている複
数個の突出部を具備する壜底部の構造として、隣
接する突出部同士の間には壜内方への稜線状の突
出構造となる非突出部が存在する例が示されてい
るが、隣接する突出部同士の間には壜底部の前述
の膨出構造における非突出部が帯域として残存
し、突出部同士が前記帯域で相互に隔離されてい
るものであつても良いことは勿論である。
製壜の第2〜3図示実施例品においては、壜外方
へ向かう膨出構造とされ、しかも、前記膨出構造
に対して、その下方端部が接地部とされている複
数個の突出部を具備する壜底部の構造として、隣
接する突出部同士の間には壜内方への稜線状の突
出構造となる非突出部が存在する例が示されてい
るが、隣接する突出部同士の間には壜底部の前述
の膨出構造における非突出部が帯域として残存
し、突出部同士が前記帯域で相互に隔離されてい
るものであつても良いことは勿論である。
本第3の発明である二軸延伸させた合成樹脂製
壜の製造方法は、先ず、例えば、飽和ポリエステ
ル樹脂、ポリプロピレン、塩化ビニール樹脂等
の、二軸延伸によつて成形体の機械的強度の向上
が計られる性質を有する合成樹脂、好ましくは飽
和ポリエステル樹脂を成形用原料として使用し、
第4図にて符号41で表示される合成樹脂製中間
素材を射出成形する前段工程を実施する。なお、
前記合成樹脂製中間素材41は、上端が開放口縁
部とされている口頚部42と、下方へ球面状に突
出する閉塞底部43とを具備する有底円筒体から
なるもので、底部内周面44には、底部中心から
上端開放口縁部に向かつて放射状をなす複数本の
中実の突条リブ45,45,……が、底部中心か
ら円筒体胴体の下部に亘つて突設されており、ま
た、前記口頚部42の外周面には、該口頚部42
がそのままで成形壜の口頚部とされ得るように、
ねじ部46が形成されているものである。
壜の製造方法は、先ず、例えば、飽和ポリエステ
ル樹脂、ポリプロピレン、塩化ビニール樹脂等
の、二軸延伸によつて成形体の機械的強度の向上
が計られる性質を有する合成樹脂、好ましくは飽
和ポリエステル樹脂を成形用原料として使用し、
第4図にて符号41で表示される合成樹脂製中間
素材を射出成形する前段工程を実施する。なお、
前記合成樹脂製中間素材41は、上端が開放口縁
部とされている口頚部42と、下方へ球面状に突
出する閉塞底部43とを具備する有底円筒体から
なるもので、底部内周面44には、底部中心から
上端開放口縁部に向かつて放射状をなす複数本の
中実の突条リブ45,45,……が、底部中心か
ら円筒体胴体の下部に亘つて突設されており、ま
た、前記口頚部42の外周面には、該口頚部42
がそのままで成形壜の口頚部とされ得るように、
ねじ部46が形成されているものである。
なお、第5図にて符号51で表示される別の射
出成形体からなる合成樹脂製中間素材は、閉塞底
部53の内周面に、底部中心から上端開放口縁部
に向かつて放射状をなす複数本の中実の突条リブ
55,55……が、底部中心を除いた底部と円筒
体胴部の下部とに亘つて突設されているものであ
る。
出成形体からなる合成樹脂製中間素材は、閉塞底
部53の内周面に、底部中心から上端開放口縁部
に向かつて放射状をなす複数本の中実の突条リブ
55,55……が、底部中心を除いた底部と円筒
体胴部の下部とに亘つて突設されているものであ
る。
前記前段工程で得られた射出成形体からなる中
間素材を二軸延伸ブロー成形する後段工程は、前
記中間素材を、該中間素材の素材によつて選定さ
れる適宜温度まで加熱し、吹込み成形用金型にセ
ツトし、その内部に圧搾空気を吹込むと同時に押
下げ棒等で中間素材の底部内面を押下げして二軸
延伸ブロー成形するものである。なお、この後段
工程で使用する吹込み成形用金型の内周面形状に
応じて、本第1の発明の合成樹脂製壜や本第2の
発明の合成樹脂製壜が成形されるものである。
間素材を二軸延伸ブロー成形する後段工程は、前
記中間素材を、該中間素材の素材によつて選定さ
れる適宜温度まで加熱し、吹込み成形用金型にセ
ツトし、その内部に圧搾空気を吹込むと同時に押
下げ棒等で中間素材の底部内面を押下げして二軸
延伸ブロー成形するものである。なお、この後段
工程で使用する吹込み成形用金型の内周面形状に
応じて、本第1の発明の合成樹脂製壜や本第2の
発明の合成樹脂製壜が成形されるものである。
[発明の作用および効果]
本第1の発明や本第2の発明の二軸延伸させた
合成樹脂製壜は、その構造上、特に、壜底部の面
積が増大されることによつて高倍率の延伸部とさ
れており、しかも壜底部には中実の突条リブによ
る補強作用もが奏せられているので、これらの相
乗作用に基づいて、耐内圧性および剛性に極めて
優れた作用が奏されるものである。
合成樹脂製壜は、その構造上、特に、壜底部の面
積が増大されることによつて高倍率の延伸部とさ
れており、しかも壜底部には中実の突条リブによ
る補強作用もが奏せられているので、これらの相
乗作用に基づいて、耐内圧性および剛性に極めて
優れた作用が奏されるものである。
また、本第1の発明や本第2の発明の二軸延伸
させた合成樹脂製壜においては、外部から視認さ
れ易い壜胴部には、壜胴部下方を除いて突条リブ
を有していないので、その外観が整然としてお
り、体栽が良好である。
させた合成樹脂製壜においては、外部から視認さ
れ易い壜胴部には、壜胴部下方を除いて突条リブ
を有していないので、その外観が整然としてお
り、体栽が良好である。
更に、本第2の発明の合成樹脂製壜は、特に脚
台等の取り付けを行なわなくても優れた起立安定
性が得られるものである。
台等の取り付けを行なわなくても優れた起立安定
性が得られるものである。
更にまた、本第3の発明は、射出成形体からな
る中間素材を、内周面形状が所定の形状とされて
いる吹込み成形用金型を利用して二軸延伸ブロー
成形するものであるから、その成形が容易で、か
つ、本第1番目の発明や本第2番目の発明の合成
樹脂製壜を確実に製造し得るものである。
る中間素材を、内周面形状が所定の形状とされて
いる吹込み成形用金型を利用して二軸延伸ブロー
成形するものであるから、その成形が容易で、か
つ、本第1番目の発明や本第2番目の発明の合成
樹脂製壜を確実に製造し得るものである。
なお、合成樹脂として飽和ポリエステル樹脂が
選択された場合には、合成樹脂製壜に溶剤等有害
物の滲出がなく、廃棄後の焼却時に有毒ガスの発
生がないため、衛生特性において優れた作用を奏
するものである。
選択された場合には、合成樹脂製壜に溶剤等有害
物の滲出がなく、廃棄後の焼却時に有毒ガスの発
生がないため、衛生特性において優れた作用を奏
するものである。
第1図は本第1の発明の1実施例品たる合成樹
脂製壜の要部を断面図で示した正面図、第2図は
本第2の発明の1実施例品たる合成樹脂製壜の要
部を断面図で示した正面図、第3図は第2図の底
面図、第4図および第5図は本第3の発明で使用
される中間素材のそれぞれ別の実施例品を示す縦
断面図である。 1:合成樹脂製壜、2:壜胴部、3:肩部、
5:口頚部、6:壜底部、7:壜底部中心、8,
8,……:中実の突条リブ、17,17,……:
下方端部(接地部)、18,18,……:突出部、
21:底壁部周縁、41:中間素材、42:口頚
部、43:閉塞底部、44:内周面、45:中実
の突条リブ。
脂製壜の要部を断面図で示した正面図、第2図は
本第2の発明の1実施例品たる合成樹脂製壜の要
部を断面図で示した正面図、第3図は第2図の底
面図、第4図および第5図は本第3の発明で使用
される中間素材のそれぞれ別の実施例品を示す縦
断面図である。 1:合成樹脂製壜、2:壜胴部、3:肩部、
5:口頚部、6:壜底部、7:壜底部中心、8,
8,……:中実の突条リブ、17,17,……:
下方端部(接地部)、18,18,……:突出部、
21:底壁部周縁、41:中間素材、42:口頚
部、43:閉塞底部、44:内周面、45:中実
の突条リブ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 上端が開放口縁部とされている口頚部と、該
口頚部に連続する肩部と、前記肩部に連続する壜
胴部と、前記胴部の下方開放端部を閉塞する壜底
部とからなり、前記口頚部以外の部分が二軸延伸
により薄肉に形成されている合成樹脂製壜におい
て、前記壜底部が壜外方へ向かう膨出構造とされ
ており、かつ、壜内周面には、壜底部中心から壜
胴部に向かつて放射状をなす複数本の中実の突条
リブが、壜底部から壜胴部下方に亘つて形成され
ていることを特徴とする二軸延伸させた合成樹脂
製壜。 2 上端が開放口縁部とされている口頚部と、該
口頚部に連続する肩部と、前記肩部に連続する壜
胴部と、前記胴部の下方開放端部を閉塞する壜底
部とからなり、前記口頚部以外の部分が二軸延伸
により薄肉に形成されている合成樹脂製壜におい
て、前記壜底部が壜外方へ向かう膨出構造とさ
れ、しかも、前記壜底部には、その下方端部が接
地部とされている複数個の突出部が形成されてお
り、かつ、壜内周面には、壜底部中心から壜胴部
に向かつて放射状をなす複数本の中実の突条リブ
が、壜底部から壜胴部下方に亘つて形成されてい
ることを特徴とする二軸延伸させた合成樹脂製
壜。 3 壜底部における複数の突出部が、壜底部中心
から放射状に設けられており、かつ、壜底部中心
から壜底部周縁に向かつて次第に拡開する構造と
されている特許請求の範囲第2項記載の二軸延伸
させた合成樹脂製壜。 4 上端が開放口縁部とされている口頚部と、下
方へ球面状に突出する閉塞底部とを具備する有底
円筒体からなり、前記閉塞底部内周面には、底部
中心から上端開放口縁部に向かつて放射状をなす
複数本の中実の突条リブが突設されている合成樹
脂製中間素材を射出成形する工程と、前記中間素
材を適宜温度に加熱し、これを吹込み成形用金型
内にセツトし、口頚部以外の部分を二軸延伸させ
て薄肉に形成するとともに閉塞底部を外方に向か
つて膨出させる工程とからなることを特徴とする
二軸延伸させた合成樹脂製壜の製造方法。
Priority Applications (14)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14987178A JPS5579235A (en) | 1978-12-04 | 1978-12-04 | Bottle made of twooaxissextended synthetic resin and method of manufacturing said bottle |
GB7937846A GB2034663B (en) | 1978-11-07 | 1979-11-01 | Synthetic resin thin-walled bottle |
DE19792944160 DE2944160A1 (de) | 1978-11-07 | 1979-11-02 | Duennwandige flasche aus synthetischem harz und verfahren zu ihrer herstellung |
CH989479A CH635290A5 (fr) | 1978-11-07 | 1979-11-05 | Bouteille en resine synthetique et son procede de fabrication. |
NL7908107A NL7908107A (nl) | 1978-11-07 | 1979-11-06 | Dunwandige fles van kunsthars en werkwijze voor de vervaardiging daarvan. |
IT2708279A IT1124921B (it) | 1978-11-07 | 1979-11-06 | Bottiglia a parete sottile di resina sintetica e metodo di produzione della stessa |
FR7927336A FR2440877A1 (fr) | 1978-11-07 | 1979-11-06 | Bouteille a paroi mince en resine synthetique et son procede de fabrication |
CA000339303A CA1153323A (en) | 1978-11-07 | 1979-11-06 | Synthetic resin made thin-walled bottle and method of producing same |
CH231982A CH634777A5 (fr) | 1978-11-07 | 1982-04-16 | Ebauche utilisee pour le moulage d'une bouteille en resine synthetique. |
US06/472,997 US4620639A (en) | 1978-11-07 | 1983-04-26 | Synthetic resin thin-walled bottle |
CA000429480A CA1164370A (en) | 1978-11-07 | 1983-06-01 | Synthetic resin made thin-walled bottle and method of producing same |
CA000429481A CA1164371A (en) | 1978-11-07 | 1983-06-01 | Synthetic resin made thin-walled bottle and method of producing same |
US07/359,683 US5080244A (en) | 1978-11-07 | 1989-05-31 | Synthetic resin thin-walled bottle and method of producing same |
US07/572,401 US5116565A (en) | 1978-11-07 | 1990-08-27 | Synthetic resin thin-walled bottle |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14987178A JPS5579235A (en) | 1978-12-04 | 1978-12-04 | Bottle made of twooaxissextended synthetic resin and method of manufacturing said bottle |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5579235A JPS5579235A (en) | 1980-06-14 |
JPS6366744B2 true JPS6366744B2 (ja) | 1988-12-21 |
Family
ID=15484465
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14987178A Granted JPS5579235A (en) | 1978-11-07 | 1978-12-04 | Bottle made of twooaxissextended synthetic resin and method of manufacturing said bottle |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5579235A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5888311U (ja) * | 1981-12-09 | 1983-06-15 | 株式会社吉野工業所 | 合成樹脂製壜体 |
JPH0340729Y2 (ja) * | 1985-05-16 | 1991-08-27 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5168761A (ja) * | 1974-12-11 | 1976-06-14 | Nippon Electric Co | |
JPS51104989A (ja) * | 1975-02-13 | 1976-09-17 | Continental Can Co | |
JPS51118749A (en) * | 1975-04-07 | 1976-10-18 | Nippon Chem Ind Co Ltd:The | Process for preparation of phenylthidphosphonyl dichloride |
JPS52118749A (en) * | 1976-03-31 | 1977-10-05 | Unic Corp | Hydraulic crane cylinder device |
-
1978
- 1978-12-04 JP JP14987178A patent/JPS5579235A/ja active Granted
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5168761A (ja) * | 1974-12-11 | 1976-06-14 | Nippon Electric Co | |
JPS51104989A (ja) * | 1975-02-13 | 1976-09-17 | Continental Can Co | |
JPS51118749A (en) * | 1975-04-07 | 1976-10-18 | Nippon Chem Ind Co Ltd:The | Process for preparation of phenylthidphosphonyl dichloride |
JPS52118749A (en) * | 1976-03-31 | 1977-10-05 | Unic Corp | Hydraulic crane cylinder device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5579235A (en) | 1980-06-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4785948A (en) | Blow molded plastic container having a reinforced wall structure and preform therefor | |
US5217128A (en) | Thermoplastic bottle with reinforcing ribs | |
JPS5821373Y2 (ja) | 二軸延伸させた合成樹脂製肉薄壜 | |
CA1138162A (en) | Tubular parison for molding bottle-shaped container of synthetic resin | |
JPH0333613Y2 (ja) | ||
US7021479B2 (en) | Plastic container with sidewall vacuum panels | |
JP3179714B2 (ja) | ブロー成形されたプラスチック容器及びその製造方法 | |
US7178687B1 (en) | Moldable plastic container with hourglass profile | |
US6264053B1 (en) | Blow molded bottle having ribbed hand grips | |
US4981736A (en) | Preform with geodesic reinforcement ring | |
JPH0236922A (ja) | ブロー成型されたプラスチック製の容器を製造する方法 | |
JPS6252033A (ja) | 底部および肩部に支持構造を有する容器 | |
JPS6366744B2 (ja) | ||
US4959006A (en) | Apparatus relating to a preform with geodesic reinforcement ring | |
JPS6311213B2 (ja) | ||
JPH0425296Y2 (ja) | ||
JPS6311212B2 (ja) | ||
JPH0472131A (ja) | プラスチック容器 | |
JPS5821372Y2 (ja) | 二軸延伸させた合成樹脂製肉薄壜 | |
JPS5929847Y2 (ja) | プラスチツクボトル | |
JPH0698979B2 (ja) | 延伸合成樹脂製ボトル | |
JPS6317702B2 (ja) | ||
JPH07112856B2 (ja) | 補強リブのついたへこみパネルを有する容器 | |
JPS5850575B2 (ja) | ベ−スカツプ付き合成樹脂中空成形品の吹込成形法 | |
JPH0219253A (ja) | 改良された締りと小出しの形状を有する折畳み可能な中空品 |