JPS6317702B2 - - Google Patents
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- JPS6317702B2 JPS6317702B2 JP14568978A JP14568978A JPS6317702B2 JP S6317702 B2 JPS6317702 B2 JP S6317702B2 JP 14568978 A JP14568978 A JP 14568978A JP 14568978 A JP14568978 A JP 14568978A JP S6317702 B2 JPS6317702 B2 JP S6317702B2
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- synthetic resin
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Links
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Landscapes
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、例えば炭酸含有飲料水や清涼飲料水
等を充填するのに好適な肉薄の合成樹脂製壜に関
するものであり、特に耐内圧性に対して優れた作
用を奏するばかりか、起立安定性が良好であり、
かつ、外観がすつきりとしていて体裁が良く、し
かも成形が容易である等の特徴を有する合成樹脂
製壜を提供するものである。
等を充填するのに好適な肉薄の合成樹脂製壜に関
するものであり、特に耐内圧性に対して優れた作
用を奏するばかりか、起立安定性が良好であり、
かつ、外観がすつきりとしていて体裁が良く、し
かも成形が容易である等の特徴を有する合成樹脂
製壜を提供するものである。
例えば、炭酸含有飲料水や清涼飲料水等の充填
は従来ガラス壜に行われていたが、特に、耐内圧
性を有するガラス壜は相当の肉厚壜とされるため
に重量が大きくなり、輸送コストや持運び等にお
いて満足されるものではなかつた。
は従来ガラス壜に行われていたが、特に、耐内圧
性を有するガラス壜は相当の肉厚壜とされるため
に重量が大きくなり、輸送コストや持運び等にお
いて満足されるものではなかつた。
このため、前記ガラス壜の有する欠点を解消す
る容器として、円筒状の胴部と全体が下方へ突出
する球面形状の底部とを具備する二軸延伸による
肉薄の合成樹脂製壜や、円筒状の胴部と下方へ膨
出する複数の脚部を底壁周縁部に有する底部とを
具備する二軸延伸による肉薄の合成樹脂製壜が提
案されている。
る容器として、円筒状の胴部と全体が下方へ突出
する球面形状の底部とを具備する二軸延伸による
肉薄の合成樹脂製壜や、円筒状の胴部と下方へ膨
出する複数の脚部を底壁周縁部に有する底部とを
具備する二軸延伸による肉薄の合成樹脂製壜が提
案されている。
ところで、前記下方へ突出する球面形状の底部
を具備する二軸延伸による肉薄の合成樹脂製壜
は、壜の接地部が球面となり安定した状態で壜を
起立させることが出来なく、壜底部に別製の袴状
の脚台を嵌着させて壜の起立安定性を図ることが
必要であり、コスト高となるばかりでなく、外観
が不体裁となつたり、更には、脚台の取り付け位
置がずれる等して嵌着が不完全な場合には起立状
態にある壜が傾くために、液状内填物の自動充填
に際して充填ノズルが壜口からずれることとな
り、充填不良を生ずる等の欠点がある。
を具備する二軸延伸による肉薄の合成樹脂製壜
は、壜の接地部が球面となり安定した状態で壜を
起立させることが出来なく、壜底部に別製の袴状
の脚台を嵌着させて壜の起立安定性を図ることが
必要であり、コスト高となるばかりでなく、外観
が不体裁となつたり、更には、脚台の取り付け位
置がずれる等して嵌着が不完全な場合には起立状
態にある壜が傾くために、液状内填物の自動充填
に際して充填ノズルが壜口からずれることとな
り、充填不良を生ずる等の欠点がある。
また、もう一方の下方へ膨出する複数の脚部を
底壁周縁部に有する二軸延伸による肉薄の合成樹
脂製壜は、壜の接地部となる脚部下端部が肉薄化
し易いという欠点を有するうえに、複数の脚部に
よる先端が接地部となるものであるから、壜を起
立させておく台の表面における凹凸を吸収し難
く、安定した起立状態で壜を起立させ得ない場合
が存する等の欠点を有しており、特に起立安定性
が不十分であるということは、壜を自動充填ライ
ンに乗せて液状内填物を内填させる場合に壜口部
と充填ノズルとの間に「ずれ」が発生し易く、壜
の起立不安定性による充填不良が生ずる等の欠点
を有していた。
底壁周縁部に有する二軸延伸による肉薄の合成樹
脂製壜は、壜の接地部となる脚部下端部が肉薄化
し易いという欠点を有するうえに、複数の脚部に
よる先端が接地部となるものであるから、壜を起
立させておく台の表面における凹凸を吸収し難
く、安定した起立状態で壜を起立させ得ない場合
が存する等の欠点を有しており、特に起立安定性
が不十分であるということは、壜を自動充填ライ
ンに乗せて液状内填物を内填させる場合に壜口部
と充填ノズルとの間に「ずれ」が発生し易く、壜
の起立不安定性による充填不良が生ずる等の欠点
を有していた。
これに対して本各発明の合成樹脂製壜は、壜の
接地部を含む底部が特に強化されており、耐内圧
性に対して優れた作用を奏するものであり、予測
以上の内圧が付加された場合に生ずる変形が接地
部で囲繞される帽状部で吸収されて接地面にまで
及ぶようなことがなく、しかも接地部が連続する
円環状部をなすものであるから、特に起立安定性
を得るための脚台等の取り付け等を行なうことな
くして安定した起立状態を得ることが出来、また
外観上の体裁も良く、輸送特性や保管特性におい
ても優れた作用を奏するものであり、しかも壜を
得る際の成形の面での容易性をも有するものであ
る。
接地部を含む底部が特に強化されており、耐内圧
性に対して優れた作用を奏するものであり、予測
以上の内圧が付加された場合に生ずる変形が接地
部で囲繞される帽状部で吸収されて接地面にまで
及ぶようなことがなく、しかも接地部が連続する
円環状部をなすものであるから、特に起立安定性
を得るための脚台等の取り付け等を行なうことな
くして安定した起立状態を得ることが出来、また
外観上の体裁も良く、輸送特性や保管特性におい
ても優れた作用を奏するものであり、しかも壜を
得る際の成形の面での容易性をも有するものであ
る。
本第1の発明の合成樹脂製壜は、上端が開放口
縁部とされている口頚部と、該口頚部に連続する
肩部と、前記肩部に連続する横断面円形の壜胴部
と、前記壜胴部の下方開放端部を閉塞する底部と
からなり、少なくとも前記口頚部以外の部分が二
軸延伸されている肉薄壜である。前記口頚部と肩
部と胴部と底部とで構成される本第1の発明の合
成樹脂製壜においては、壜底部はその中央部が頂
部と周縁部とで構成されているところの壜内方へ
突出する帽状部とされ、該帽状部を囲繞する連続
円環状部が接地部とされているもので、しかも壜
内周面には、前記帽状部における周壁部の下方か
ら壜胴部の下部に亘つて、前記帽状部における頂
部中心から壜胴部の下部に向から放射状配置で突
設されている複数本の中実の突条リブを具備して
いるものである。
縁部とされている口頚部と、該口頚部に連続する
肩部と、前記肩部に連続する横断面円形の壜胴部
と、前記壜胴部の下方開放端部を閉塞する底部と
からなり、少なくとも前記口頚部以外の部分が二
軸延伸されている肉薄壜である。前記口頚部と肩
部と胴部と底部とで構成される本第1の発明の合
成樹脂製壜においては、壜底部はその中央部が頂
部と周縁部とで構成されているところの壜内方へ
突出する帽状部とされ、該帽状部を囲繞する連続
円環状部が接地部とされているもので、しかも壜
内周面には、前記帽状部における周壁部の下方か
ら壜胴部の下部に亘つて、前記帽状部における頂
部中心から壜胴部の下部に向から放射状配置で突
設されている複数本の中実の突条リブを具備して
いるものである。
また本第2の発明の合成樹脂製壜は、前記第1
の発明の合成樹脂製壜と同様に、上端が開放口縁
部とされている口頚部と、該口頚部に連続する肩
部と、前記肩部に連続する横断面円形の壜胴部
と、前記壜胴部の下方開放端部を閉塞する壜底部
とからなるものであり、少なくとも前記口頚部以
外の部分が二軸延伸されている肉薄壜である。本
第2の発明の合成樹脂製壜においては、壜底部は
その中央部が頂部と周壁部とで構成されていると
ころの壜内方へ突出する帽状部とされ、該帽状部
を囲繞する連続円環状部が接地部とされているも
ので、しかも壜内周面には、壜底部においては前
記帽状部における頂部中心から壜胴部の下部に向
かう放射状配置で、また壜胴部においてはその母
線方向を指す複数本の中実の突条リブが、前記帽
状部における周壁部の下方から前記接地部を経て
壜胴部に亘つて形成されているものである。
の発明の合成樹脂製壜と同様に、上端が開放口縁
部とされている口頚部と、該口頚部に連続する肩
部と、前記肩部に連続する横断面円形の壜胴部
と、前記壜胴部の下方開放端部を閉塞する壜底部
とからなるものであり、少なくとも前記口頚部以
外の部分が二軸延伸されている肉薄壜である。本
第2の発明の合成樹脂製壜においては、壜底部は
その中央部が頂部と周壁部とで構成されていると
ころの壜内方へ突出する帽状部とされ、該帽状部
を囲繞する連続円環状部が接地部とされているも
ので、しかも壜内周面には、壜底部においては前
記帽状部における頂部中心から壜胴部の下部に向
かう放射状配置で、また壜胴部においてはその母
線方向を指す複数本の中実の突条リブが、前記帽
状部における周壁部の下方から前記接地部を経て
壜胴部に亘つて形成されているものである。
以下本各発明の合成樹脂製壜の具体的な構成を
図面実施例に基づいて説明する。
図面実施例に基づいて説明する。
第1図〜第2図において、本第1の発明の1実
施例品たる合成樹脂製壜1は、横断面円形をなす
円筒状の壜胴部2と前記壜胴部2の上端に連続す
る丸みを有する肩部3と外周面がねじ部4とされ
その上端が開放口縁部とされている口頚部5と前
記壜胴部2の下方開放端部を閉塞する壜底部6と
からなる二軸延伸ブロー成形体であり、前記口頚
部5以外の部分が二軸延伸されているものであ
る。
施例品たる合成樹脂製壜1は、横断面円形をなす
円筒状の壜胴部2と前記壜胴部2の上端に連続す
る丸みを有する肩部3と外周面がねじ部4とされ
その上端が開放口縁部とされている口頚部5と前
記壜胴部2の下方開放端部を閉塞する壜底部6と
からなる二軸延伸ブロー成形体であり、前記口頚
部5以外の部分が二軸延伸されているものであ
る。
前記合成樹脂製壜1における壜底部6はその中
央部が頂部7Aと周壁部7Bとで構成されている
ところの壜内方へ突出する帽状部7とされてお
り、該帽状部7を囲繞する連続円環状部8が壜1
における最下方位置たる接地部とされているもの
である。また、壜1の内周面には、前記連続円環
状部8からなる接地部を重点的に強化する複数本
の中実の突条リブ9,9,……が、前記帽状部に
おける周壁部の下方から壜胴部の下部に亘つて、
前記帽状部における周壁部の上端部から壜胴部の
下部に向かつて放射状配置をなすようにして突設
されているものである。
央部が頂部7Aと周壁部7Bとで構成されている
ところの壜内方へ突出する帽状部7とされてお
り、該帽状部7を囲繞する連続円環状部8が壜1
における最下方位置たる接地部とされているもの
である。また、壜1の内周面には、前記連続円環
状部8からなる接地部を重点的に強化する複数本
の中実の突条リブ9,9,……が、前記帽状部に
おける周壁部の下方から壜胴部の下部に亘つて、
前記帽状部における周壁部の上端部から壜胴部の
下部に向かつて放射状配置をなすようにして突設
されているものである。
上述の壜1は、半球状底部を有する有底管状体
の中間素材たるピースから成形されるが、壜胴部
および壜底部成形用の胴長122.3mm、肉厚4.347mm
の飽和ポリエステル樹脂のピースの底部寄りの胴
部内周面に、突出高さ1.3mm、母線方向長さ22mm
の中実突条リブを、円周方向等間隔を存して12本
形成し、縦方向の延伸倍率1.53、半径方向の延伸
倍率4.01で二軸延伸ブロー成形したところ、成形
された壜1には、第1図に示されるように、突出
高さ約0.9mm、帽状部7の頂部7Aの中心から壜
胴部2の下部に向かう方向の長さ約34.5mmの中実
の突条リブ9が壜底部6に成形された。
の中間素材たるピースから成形されるが、壜胴部
および壜底部成形用の胴長122.3mm、肉厚4.347mm
の飽和ポリエステル樹脂のピースの底部寄りの胴
部内周面に、突出高さ1.3mm、母線方向長さ22mm
の中実突条リブを、円周方向等間隔を存して12本
形成し、縦方向の延伸倍率1.53、半径方向の延伸
倍率4.01で二軸延伸ブロー成形したところ、成形
された壜1には、第1図に示されるように、突出
高さ約0.9mm、帽状部7の頂部7Aの中心から壜
胴部2の下部に向かう方向の長さ約34.5mmの中実
の突条リブ9が壜底部6に成形された。
第3図〜第4図において、本第2の発明の1実
施例品たる合成樹脂製壜11は、壜底部16の中
央部が頂部17Aと周壁部17Bとで構成されて
いるところの壜内方へ突出する帽状部17とされ
ており、該帽状部17を囲繞する連続円環状部1
8が壜11における最下方位置たる接地部とされ
ているものである。また壜11の内周面には、前
記連続円環状部18からなる接地部と壜胴部12
とを強化する複数本の中実の突条リブ19,1
9,……が、壜底部16においては前記帽状部1
7における周壁部17Bの上端部から壜胴部12
の下部に向かう放射状配置で、また壜胴部12に
おいてはその母線方向を指すようにして、前記帽
状部17における周壁部17Bの下方から連続円
環状部18たる接地部を経て壜胴部12に亘つて
突設、形成されているものである。なお、図面実
施例の合成樹脂製壜11において符号10で表示
される部分は壜胴部12のリング状部で、他の胴
部部分と比較して小径とされている部分である。
施例品たる合成樹脂製壜11は、壜底部16の中
央部が頂部17Aと周壁部17Bとで構成されて
いるところの壜内方へ突出する帽状部17とされ
ており、該帽状部17を囲繞する連続円環状部1
8が壜11における最下方位置たる接地部とされ
ているものである。また壜11の内周面には、前
記連続円環状部18からなる接地部と壜胴部12
とを強化する複数本の中実の突条リブ19,1
9,……が、壜底部16においては前記帽状部1
7における周壁部17Bの上端部から壜胴部12
の下部に向かう放射状配置で、また壜胴部12に
おいてはその母線方向を指すようにして、前記帽
状部17における周壁部17Bの下方から連続円
環状部18たる接地部を経て壜胴部12に亘つて
突設、形成されているものである。なお、図面実
施例の合成樹脂製壜11において符号10で表示
される部分は壜胴部12のリング状部で、他の胴
部部分と比較して小径とされている部分である。
前記第1図および第2図に示される壜1の成形
に使用されたピースにおける胴部内周面に形成す
る中実突条リブを、突出高さ1.3mm、母線方向長
さ34.2mmとして、壜1と同一条件で二軸延伸ブロ
ー成形して、第3図および第4図に示される合成
樹脂製壜11を成形したところ、壜底部16に
は、突出高さ約0.9mm、帽状部17の頂部17A
の中心から壜胴部12の下部を通つて壜胴部12
の上方へ向かう方向の長さ約48.3mmの中実の突条
リブ19が成形された。
に使用されたピースにおける胴部内周面に形成す
る中実突条リブを、突出高さ1.3mm、母線方向長
さ34.2mmとして、壜1と同一条件で二軸延伸ブロ
ー成形して、第3図および第4図に示される合成
樹脂製壜11を成形したところ、壜底部16に
は、突出高さ約0.9mm、帽状部17の頂部17A
の中心から壜胴部12の下部を通つて壜胴部12
の上方へ向かう方向の長さ約48.3mmの中実の突条
リブ19が成形された。
以上の通りの構成を具備する本各発明の合成樹
脂製壜は、例えば飽和ポリエステル樹脂、ポリプ
ロピレン樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂等からなる合
成樹脂の有底管状体(中間素材)を該中間素材の
延伸温度に加熱し、これを所定の吹込み成形用金
型内で二軸延伸ブロー成形することによつて得る
のが一般的な製法である。すなわち、壜1や壜1
1における内周面の中実の突条リブとなる突条が
内周面に突設されている合成樹脂製射出成形体た
る有底管状体(中間素材)を、金型の底部中央が
上方へ突出する帽状部とされている吹込み成形用
金型内にセツトし、前記中間素材の内部に圧縮空
気を吹込むと同時に押下げ棒等で該中間素材を押
下げる等の二軸延伸ブロー成形を行なう等して容
易に合成樹脂製壜1や11が得られるものであ
る。
脂製壜は、例えば飽和ポリエステル樹脂、ポリプ
ロピレン樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂等からなる合
成樹脂の有底管状体(中間素材)を該中間素材の
延伸温度に加熱し、これを所定の吹込み成形用金
型内で二軸延伸ブロー成形することによつて得る
のが一般的な製法である。すなわち、壜1や壜1
1における内周面の中実の突条リブとなる突条が
内周面に突設されている合成樹脂製射出成形体た
る有底管状体(中間素材)を、金型の底部中央が
上方へ突出する帽状部とされている吹込み成形用
金型内にセツトし、前記中間素材の内部に圧縮空
気を吹込むと同時に押下げ棒等で該中間素材を押
下げる等の二軸延伸ブロー成形を行なう等して容
易に合成樹脂製壜1や11が得られるものであ
る。
本各発明の合成樹脂製壜は、該壜における少な
くとも口頚部以外の部分が二軸延伸されているも
のであり、かつ、壜胴部の下方開放端部を閉塞す
る底部はその中央部が壜内方へ突出する帽状部と
されると共にこの帽状部を囲繞する連続円環状部
が接地部とされており、しかも前記帽状部におけ
る周壁部の下方から壜胴部の下部に亘る壜内周面
または前記帽状部における周壁部の下方から接地
部を経て壜胴部の母線方向に亘る壜内周面には、
前記帽状部における頂部中心から壜胴部の下部に
向かう放射状配置で突設されている複数本の中実
の突条リブを具備しているものである。
くとも口頚部以外の部分が二軸延伸されているも
のであり、かつ、壜胴部の下方開放端部を閉塞す
る底部はその中央部が壜内方へ突出する帽状部と
されると共にこの帽状部を囲繞する連続円環状部
が接地部とされており、しかも前記帽状部におけ
る周壁部の下方から壜胴部の下部に亘る壜内周面
または前記帽状部における周壁部の下方から接地
部を経て壜胴部の母線方向に亘る壜内周面には、
前記帽状部における頂部中心から壜胴部の下部に
向かう放射状配置で突設されている複数本の中実
の突条リブを具備しているものである。
従つて、本各発明の合成樹脂製壜においては、
壜底部における帽状部の構成と該帽状部を囲繞す
る連続円環状部の構成と壜内周面の中実の突条リ
ブとの相乗作用で、耐内圧性において極めて優れ
た作用を奏するものである。
壜底部における帽状部の構成と該帽状部を囲繞す
る連続円環状部の構成と壜内周面の中実の突条リ
ブとの相乗作用で、耐内圧性において極めて優れ
た作用を奏するものである。
また本各発明の合成樹脂製壜はその接地部が、
壜底部中央の帽状部を囲繞する連続円環状部で構
成されているので、起立安定性において極めて優
れた作用、効果を奏するものである。なお、本各
発明の合成樹脂製壜における前記の優れた起立安
定性は、壜を自動充填ラインに乗せて液状内填物
を注液、充填する場合に、壜の起立不安定性によ
る壜口部と充填ノズルとの間の「ずれ」が原因で
発生する充填不良が回避されるので、安定した自
動充填を行ない得るものである。
壜底部中央の帽状部を囲繞する連続円環状部で構
成されているので、起立安定性において極めて優
れた作用、効果を奏するものである。なお、本各
発明の合成樹脂製壜における前記の優れた起立安
定性は、壜を自動充填ラインに乗せて液状内填物
を注液、充填する場合に、壜の起立不安定性によ
る壜口部と充填ノズルとの間の「ずれ」が原因で
発生する充填不良が回避されるので、安定した自
動充填を行ない得るものである。
また、本各発明の合成樹脂製壜は、壜内周面の
突条リブが、帽状部における周壁部の下方から壜
胴部の下部に至る主として接地部もしくは該接地
部から壜胴部に亘つて形成されているものであ
る、すなわち、帽状部の周壁部においてはその下
方部分のみに突条リブが突設されているものであ
るから、壜内の内填物による内圧が予測以上に大
きくなつたような場合でも、壜内方に突出する前
記帽状部が壜の変形を吸収し得るので、変形部位
が接地部にまで波及するようなことがなく、しか
も、前記接地部が連続する円環状部で構成されて
いるので、極めて良好な起立安定性を恒久的に発
揮するものである。
突条リブが、帽状部における周壁部の下方から壜
胴部の下部に至る主として接地部もしくは該接地
部から壜胴部に亘つて形成されているものであ
る、すなわち、帽状部の周壁部においてはその下
方部分のみに突条リブが突設されているものであ
るから、壜内の内填物による内圧が予測以上に大
きくなつたような場合でも、壜内方に突出する前
記帽状部が壜の変形を吸収し得るので、変形部位
が接地部にまで波及するようなことがなく、しか
も、前記接地部が連続する円環状部で構成されて
いるので、極めて良好な起立安定性を恒久的に発
揮するものである。
更に、本各発明の合成樹脂製壜は、前記接地部
の壜内周面に突設されている突条リブが、壜の落
下時等に受ける衝撃強度に対しても極めて優れた
耐圧を発揮するものである。
の壜内周面に突設されている突条リブが、壜の落
下時等に受ける衝撃強度に対しても極めて優れた
耐圧を発揮するものである。
また本各発明の合成樹脂製壜は突条リブが壜内
周面に突設されているので、壜の外観がすつきり
とした体裁の良いものとなる。
周面に突設されているので、壜の外観がすつきり
とした体裁の良いものとなる。
更に本各発明の合成樹脂製壜は内周面の所定位
置に突条が突設されている合成樹脂製の有底管状
体からなる中間素材を吹込み成形用金型内で二軸
延伸ブロー成形に付すことによつて成形され得る
ので、壜を得るための成形が容易であるという特
質も有する。
置に突条が突設されている合成樹脂製の有底管状
体からなる中間素材を吹込み成形用金型内で二軸
延伸ブロー成形に付すことによつて成形され得る
ので、壜を得るための成形が容易であるという特
質も有する。
また本第2の発明は、壜内周面の突条リブが壜
胴部にまで延設されているので、座屈強度の高い
合成樹脂製壜となり、特に、肉薄の合成樹脂製壜
において優れた作用、効果を奏するものである。
胴部にまで延設されているので、座屈強度の高い
合成樹脂製壜となり、特に、肉薄の合成樹脂製壜
において優れた作用、効果を奏するものである。
第1図は本第1の発明の1実施例品である合成
樹脂製壜の要部を縦断面で示した正面図、第2図
は第1図の−線断面図、第3図は本第2の発
明の1実施例品である合成樹脂製壜の胴部の一部
を縦断面で示した正面図、第4図は第3図の−
線断面図である。 1:合成樹脂製壜、2:壜胴部、3:肩部、
5:口頚部、6:壜底部、7:帽状部、7A:頂
部、7B:周壁部、8:連続円環状部で構成され
ている接地部、9,9:中実の突条リブ。
樹脂製壜の要部を縦断面で示した正面図、第2図
は第1図の−線断面図、第3図は本第2の発
明の1実施例品である合成樹脂製壜の胴部の一部
を縦断面で示した正面図、第4図は第3図の−
線断面図である。 1:合成樹脂製壜、2:壜胴部、3:肩部、
5:口頚部、6:壜底部、7:帽状部、7A:頂
部、7B:周壁部、8:連続円環状部で構成され
ている接地部、9,9:中実の突条リブ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 上端が開放口縁部とされている口頚部と、該
口頚部に連続する肩部と、前記肩部に連続する横
断面円形の壜胴部と、前記壜胴部の下方開放端部
を閉塞する壜底部とからなり、少なくとも前記口
頚部以外の部分が二軸延伸されている合成樹脂製
壜において、前記壜底部はその中央部が頂部と周
壁部とで構成されているところの壜内方へ突出す
る帽状部とされ、かつ、前記帽状部を囲繞する連
続円環状部が接地部とされており、しかも前記帽
状部における頂部中心から壜胴部の下部に向かう
放射状配置の複数本の中実の突条リブが、前記帽
状部における周壁部の下方から壜胴部の下部に亘
る壜内周面に突設されていることを特徴とする合
成樹脂製壜。 2 上端が開放口縁部とされている口頚部と、該
口頚部に連続する肩部と、前記肩部に連続する横
断面円形の壜胴部と、前記壜胴部の下方開放端部
を閉塞する壜底部とからなり、少なくとも前記口
頚部以外の部分が二軸延伸されている合成樹脂製
壜において、前記壜底部はその中央部が頂部と周
壁部とで構成されているところの壜内方へ突出す
る帽状部とされ、かつ、前記帽状部を囲繞する連
続円環状部が接地部とされており、しかも壜内周
面には、前記帽状部における頂部中心から壜胴部
の下部に向かう放射状配置の複数本の中実の突条
リブが、前記帽状部における周壁部の下方から前
記接地部を経て壜胴部の母線方向に延設、突設さ
れていることを特徴とする合成樹脂製壜。
Priority Applications (14)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14568978A JPS5571243A (en) | 1978-11-24 | 1978-11-24 | Bottle made of twooaxissextended synthetic resin |
GB7937846A GB2034663B (en) | 1978-11-07 | 1979-11-01 | Synthetic resin thin-walled bottle |
DE19792944160 DE2944160A1 (de) | 1978-11-07 | 1979-11-02 | Duennwandige flasche aus synthetischem harz und verfahren zu ihrer herstellung |
CH989479A CH635290A5 (fr) | 1978-11-07 | 1979-11-05 | Bouteille en resine synthetique et son procede de fabrication. |
IT2708279A IT1124921B (it) | 1978-11-07 | 1979-11-06 | Bottiglia a parete sottile di resina sintetica e metodo di produzione della stessa |
CA000339303A CA1153323A (en) | 1978-11-07 | 1979-11-06 | Synthetic resin made thin-walled bottle and method of producing same |
NL7908107A NL7908107A (nl) | 1978-11-07 | 1979-11-06 | Dunwandige fles van kunsthars en werkwijze voor de vervaardiging daarvan. |
FR7927336A FR2440877A1 (fr) | 1978-11-07 | 1979-11-06 | Bouteille a paroi mince en resine synthetique et son procede de fabrication |
CH231982A CH634777A5 (fr) | 1978-11-07 | 1982-04-16 | Ebauche utilisee pour le moulage d'une bouteille en resine synthetique. |
US06/472,997 US4620639A (en) | 1978-11-07 | 1983-04-26 | Synthetic resin thin-walled bottle |
CA000429481A CA1164371A (en) | 1978-11-07 | 1983-06-01 | Synthetic resin made thin-walled bottle and method of producing same |
CA000429480A CA1164370A (en) | 1978-11-07 | 1983-06-01 | Synthetic resin made thin-walled bottle and method of producing same |
US07/359,683 US5080244A (en) | 1978-11-07 | 1989-05-31 | Synthetic resin thin-walled bottle and method of producing same |
US07/572,401 US5116565A (en) | 1978-11-07 | 1990-08-27 | Synthetic resin thin-walled bottle |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14568978A JPS5571243A (en) | 1978-11-24 | 1978-11-24 | Bottle made of twooaxissextended synthetic resin |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5571243A JPS5571243A (en) | 1980-05-29 |
JPS6317702B2 true JPS6317702B2 (ja) | 1988-04-14 |
Family
ID=15390809
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14568978A Granted JPS5571243A (en) | 1978-11-07 | 1978-11-24 | Bottle made of twooaxissextended synthetic resin |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5571243A (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60106905U (ja) * | 1983-12-26 | 1985-07-20 | 住友重機械工業株式会社 | 合成樹脂製二軸延伸吹込成形容器 |
JPS6252034A (ja) * | 1985-07-30 | 1987-03-06 | 株式会社吉野工業所 | リブとへこみパネルを有する容器 |
JPH01190922A (ja) * | 1988-01-27 | 1989-08-01 | Hitachi Ltd | 内燃機関のトルク制御装置 |
JPH01122409U (ja) * | 1988-02-05 | 1989-08-21 | ||
JP2010274958A (ja) * | 2009-05-28 | 2010-12-09 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 容器 |
-
1978
- 1978-11-24 JP JP14568978A patent/JPS5571243A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5571243A (en) | 1980-05-29 |
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