JPS6365097A - 塗装後のめつき密着性および耐食性に優れた電気亜鉛合金めつき鋼板 - Google Patents

塗装後のめつき密着性および耐食性に優れた電気亜鉛合金めつき鋼板

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JPS6365097A
JPS6365097A JP20846386A JP20846386A JPS6365097A JP S6365097 A JPS6365097 A JP S6365097A JP 20846386 A JP20846386 A JP 20846386A JP 20846386 A JP20846386 A JP 20846386A JP S6365097 A JPS6365097 A JP S6365097A
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JP
Japan
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corrosion resistance
steel sheet
plating
coating
zinc alloy
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Pending
Application number
JP20846386A
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English (en)
Inventor
Yoichi Tobiyama
洋一 飛山
Koji Yamato
康二 大和
Chiaki Kato
千昭 加藤
Kazuaki Kyono
一章 京野
Toshiro Ichida
市田 敏郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、塗装後のめっき密着性および耐食性に優れた
電気亜鉛合金めっき鋼板に関する。
〈従来技術およびその問題点〉 従来、亜鉛めっき鋼板は、亜鉛めっき層の優れた犠牲防
食性のため、自動車、家?は品、建材などの分野で表面
処理鋼板として広く使用されている。そして、近年、自
動車用鋼板としては、寒冷地帯における道路凍結防止剤
の散布などの過酷な環境下でも充分な防錆性を発揮する
表面処理鋼板が要求されている。
亜鉛めっきは、地鉄に対する犠牲防食性には優わている
が、+17f述のような塩類に曝される腐食環境下では
、亜鉛自体の腐食速度が大きく、充分な防錆性が望めな
い。また、一般に亜鉛めっき鋼板は化成処理、塗装との
相性が悪く、塗装後の耐食性に劣るという欠点がある。
上述のような亜鉛めっき鋼板の欠点を克服すべく、Zn
−Fe合金電気めっき鋼板が提、案されており、これは
優れたりん酸塩処理性と塗装後の耐食性を有する。しか
し、Zn−Fe合金電気めっきi板は、未塗装の状態で
の耐食性(裸耐食性)は良好でない。
かかるZn−Fe合金めっき鋼板の裸耐食性を改善する
方法として、Fe以外の合金元素を添加する方法があり
、例えば合金含有率合計を5〜30wL%とする鋼板が
特公昭50−29821″+公報に、ZnにFe30w
j%以上および他の合金元素を0.1〜30wL%含む
鋼板が特開昭58−91191号公報等に開示されてい
る。
また、Fe以外の合金元素としてGOを添加するZn−
Fe−(:oめっきを下層とした2層め)き鋼板が、特
開昭61−37992号公報に開示されている。
これらの電気亜鉛合金めっき鋼板は、純亜鉛めっき鋼板
よりも耐食性・塗装性には優れている。
しかし、これらの合金めっき鋼板を塗装し、衝り変形を
与える方法で密着性を調査したところ、特に試験環境が
低温な場合、めっきが塗膜と共にめっき・地鉄界面から
剥離するという現象が観察された。
これは、めっき層中の合金含有率、特にFe濃度が高い
ため、合金めっきの応力が純亜鉛めっき等に比較すると
高いこと、およびめっき層が塗膜により圧縮歪みを受け
ることに起因すると考えられる。
さらに、めっき剥離後の試料にSSTなどの耐食性試験
を行うと数時間以内に赤錆が発生し、その後の腐食速度
も犬であった。
以上のことから、これらの亜鉛合金めっき鋼板を自動車
用防錆鋼板として外板外面に使用した場合、特に寒冷地
においての走行時に小石などのチッピングによりめっき
の衝察剥離が起り、外面腐食が容易に進行する危険があ
る。
〈発明の目的〉 本発明は、電気亜鉛合金めっき鋼板の、自動車の防錆を
目的とした外面使用へのニーズが高まっている実状に鑑
み、裸耐食性や塗装後のめっき密着性および耐食性など
の諸性能に優れた単層の電気亜鉛合金めっき鋼板を提供
することを目的とする。
〈発明の構成〉 本発明者らは、前述した問題点を解決すべく研究を重ね
た結果、電気亜鉛合金めっき中のFe含有率を従来のも
のに比べ、ある値、すなわち4.8冑1%以ドにドげる
ことにより、塗装後のめっき密着性が著しく向上するこ
とを見出した。
さらに、Zn −FeにCoまたはNiを添加する本発
明の場合、めっき層中のZn以外の合金含有率は5wt
%未満が望ましいことも明らかになった。
本発明によれば、ZnにFeを1〜4.8wt%と、G
および/またはNi0.2〜2wt%とを含み、かつF
eとCoj5よび/またはNiの合計含有率が5胃L%
未満である単層の電気亜鉛合金めっきを、鋼板の少なく
とも一方の面に形成したことを特徴とする塗装後のめっ
き密着性および耐食性に優れた電気亜鉛合金めっき鋼板
が提供される。
以下、本発明を好適実施例に基づいて説明する。
亜鉛合金めっき層中のFeの含有率を1〜4.8wL%
としたのは、この範囲内においては、Zn−Feめっき
の本来の特徴である塗装後耐食性、耐水2次密若性など
の性能を損なうことなしに、塗装後のめっき密着性を向
上させることが可能なためである。Fe含有率が1wt
%未満では、特にブリスターの発ノ1が8しくなり、塗
装後の耐食↑1が電気亜鉛めっき並に低下してしまう。
4.8 at%超では、めっき層中のFc含有率増加に
伴い、応力が増加し、衝累剥離が起こりやすくなる。F
e含有率を1〜4.8 wt%にすると、めっき層の応
力は、電気亜鉛めっきのそれとほぼ等しくなり、塗装後
のめっき密着性は著しく改善される。
亜鉛合金めっき層中のFe含有率が1〜4.8 wt%
の場合、裸耐食性はZn−15wt%Fe合金めっきに
比較してほぼ同等であるが、この亜鉛合金めっき層中に
Coおよび/またはNiを含有させると裸耐食性、塗装
後の耐食性が向上する。裸耐食性を向上させるのは、C
o2+および/またはNi2÷がめつき層表面に形成さ
れる保護作用の優れたZnの腐食生成物の生成を促進し
、その安定性に寄与するためである。また塗装後の耐食
性、特に耐ブリスター性がZn−Feよりさらに良好に
なるのは、めっき層中のCoおよび/またはNiの存在
により、りん酸塩皮膜の結晶粒が微細かつ緻密になるた
めと考えられる。
本発明において、Coおよび/またはNiの含有率を0
.2〜2wt%と規定したが、その理由はGoおよび/
またはNi含有率0.2 wL%未満では、先に述べた
耐食性向上の効果が発揮されず、一方2wt%を超える
と上記効果が飽和するのみならず、めっき層の電位が貴
に移行し、Zn本来の犠牲防食能が損なわれ、耐大あき
腐食性が著しく劣化するからである。また、経済上、コ
ストの高いGOおよび/またはNiの添加を増やすこと
は望ましくない。
FeとGOアよび/またはNiとの含有率の和を5wt
%未満としたのは、次の理由からである。すなわち、本
発明では、先に述べたように、Fe含有率が1〜4.8
wt%であることが必要であるが、Fe含有率が上記の
範囲でも、合金含有率が5wL%以上になるとめっき層
自体の応力が高くなり、塗装後、塗膜による圧縮歪みを
受けるとめっき街軍剥離が起りやすくなるが、含有率5
wt%未満では、めっき密着性は電気亜鉛めっきとほぼ
同等で、非常に良好であるからである。
〈実施例〉 次に本発明を実施例に基づいてさらに詳細に説明する。
説脂、酸洗、水洗等の前処理を行なった冷延鋼板(5p
co)に、以下の各浴組成のめっき浴中で、各電解条件
にて電気めっきを行なった。
なお、以下の各実施例では塩化物浴を用いた場合につい
て示すが、めっき浴としては塩化物浴に限定されるもの
ではなく、硫酸浴、フッ化物浴、カルボン酸浴あるいは
これらの混合物浴の使用も可能である。
ここでめっき層中のFeとGoおよび/またはNi含有
量は、めっき液中の添加濃度の調整でルJ御した。
次に本発明の実施例を示す。
[実施例1コ 浴組成   塩化亜鉛      240  g/42
塩化カリウム     330  g/It塩化第1鉄
      10  g/f塩化コバルト      
8g/2 電流密度             50 A/da2
浴温               60  ℃1)l
(3、0 [実施例2] 浴組成   塩化亜鉛      200  g/j!
塩化カリウム     300  g/j!塩化第1鉄
      15  gel塩化コバルト      
4  gait電流密度             7
5 A/da”浴温               5
0℃p II                 3 
、5[実施例3] 浴組成   塩化亜鉛      220  gill
塩化カリウム     300  g/IL塩化第1鉄
      20  g/li!塩化コバルト    
 2  g/It電流密度            1
00 A/da2浴温               
60  ℃p)12・5 [実施例4] 浴組成   塩化亜鉛      250  g/ff
i塩化カリウム     330  g/4塩化第1鉄
      10  g、1塩化ニツケル     1
0  g/ffi電流密度             
75八/dm2浴温               5
0  ℃pH3,0 [実施例5] 浴組成   塩化亜鉛      200  girl
塩化カリウム     300  g/It塩化第1鉄
      20  g/42塩化ニッケル     
 5  g/j2電流密度             
75八/dm2浴温               6
0  ℃pH3,2 [実施例6] 浴組成   塩化亜鉛      280  g/42
塩化カリウム     300  giIL塩化第1鉄
      20  g/IL塩化コバルト     
 4  g/It塩化ニッケル      8g/2 電流密度             75 A/da+
2浴温               60  ℃pH
3,0 めっき後、この5pco鋼板を水洗し、裸耐食性、塗装
後の耐食性およびめっき密着性の評価を行なった。
その結果を表1に示す。
し比較例] 比較例として、Znめっき鋼板、Zn−Fe、Zn−F
e−Go、 Zn−Fe−Ni各金合金っき鋼板にツイ
テ、前記実施例と同様の試験方法にて裸耐食性、塗装後
の耐食性およびめっき密着性の評価を行なった。
その結果を表1に示す。
く試験方法および評価方法〉 (1)耐食性評価法 (i)裸耐食性 塩水噴震試験(JISZ2371)を行い、1440時
間後の最大板厚減少値を測定した。
(ii)塗装後耐食性 りん酸塩処理(日本パー力ライジング社製ボンデライト
#3030)を行ったのち、カチオン電着塗装(日本ペ
イント(株)製パワートップU−30)を20μm施し
た試片について、素地鋼板に達するまでのクロスカット
を人りて塩水噴n (JISZ2371) 4 a o
時間後の両側最大ふくれ幅と1440時間後の最大板厚
減少値で評価した。
(2)塗装後めっき密着性試験 上記のカチオン電着塗装後、中塗り(関西ペイント〈株
)製ESプライマーTP−168(改))、上塗り(同
上製TM−13−033)をそれぞれ35μIll施し
、140℃で18分間焼付けた試片についい、デュポン
衝察試験(重錘重量500g、50cm撃芯径1/2i
nch)で調査した。めっき密着性は、下記を基準にセ
ロテープ剥離で評価した。
0 :全く剥はなし × :剥1あり ××=剥離著しい 〈発明の効果〉 以−1−詳述したように、合金含有率を低くすると塗装
後のめっき密着性が向上し、・さらにCoおよび/また
はNiの一定範囲内での添加により耐食性が向上するこ
とにより、本発明において得られる 、電気亜鉛合金め
っき鋼板は、塗装後のめっき密着性が良好で、しかも裸
耐食性、塗装後の耐食性にも優れた性能を示すという効
果がある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ZnにFeを1〜4.8wt%と、Coおよび/
    またはNi0.2〜2wt%とを含み、かつFeとCo
    および/またはNiの合計含有率が5wt%未満である
    電気亜鉛合金めっきを、鋼板の少なくとも一方の面に形
    成したことを特徴とする塗装後のめっき密着性および耐
    食性に優れた電気亜鉛合金めっき鋼板。
JP20846386A 1986-09-04 1986-09-04 塗装後のめつき密着性および耐食性に優れた電気亜鉛合金めつき鋼板 Pending JPS6365097A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11804201B2 (en) 2019-04-26 2023-10-31 Roland Corporation Tuning device and tuning method

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