JPS6364657B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6364657B2 JPS6364657B2 JP8112481A JP8112481A JPS6364657B2 JP S6364657 B2 JPS6364657 B2 JP S6364657B2 JP 8112481 A JP8112481 A JP 8112481A JP 8112481 A JP8112481 A JP 8112481A JP S6364657 B2 JPS6364657 B2 JP S6364657B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- damper rubber
- cylindrical portion
- shoulder
- thickness
- coil spring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000012212 insulator Substances 0.000 claims description 9
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 4
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 1
- 238000002955 isolation Methods 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F3/00—Spring units consisting of several springs, e.g. for obtaining a desired spring characteristic
- F16F3/08—Spring units consisting of several springs, e.g. for obtaining a desired spring characteristic with springs made of a material having high internal friction, e.g. rubber
- F16F3/10—Spring units consisting of several springs, e.g. for obtaining a desired spring characteristic with springs made of a material having high internal friction, e.g. rubber combined with springs made of steel or other material having low internal friction
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
- Springs (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、インシユレータフレームを中心に
して、コイルスプリングと円筒状のダンパーゴム
とを同軸に密着させて配置したレコードプレーヤ
の防振装置に関するものであり、その特微とする
ところは、ダンパーゴムのインシユレータフレー
ムに係合する肩の部分の肉厚を円筒部分の少なく
とも3倍にしたことにより、ダンパーゴムの肩の
部分の伸縮を抑えることができ、縦方向および横
方向の遮断特性を向上させることができた点であ
る。
して、コイルスプリングと円筒状のダンパーゴム
とを同軸に密着させて配置したレコードプレーヤ
の防振装置に関するものであり、その特微とする
ところは、ダンパーゴムのインシユレータフレー
ムに係合する肩の部分の肉厚を円筒部分の少なく
とも3倍にしたことにより、ダンパーゴムの肩の
部分の伸縮を抑えることができ、縦方向および横
方向の遮断特性を向上させることができた点であ
る。
従来、第1図に示されるようなレコードプレー
ヤ用防振装置が知られている。
ヤ用防振装置が知られている。
即ち、インシユレータフレーム1を中心に、コ
イルスプリング2と円筒状のダンパーゴム3とを
同軸に密着させて組み合わせたものであり、普
通、ダンパーゴム3の円筒部分の肉厚と、インシ
ユレータフレーム1に係合する肩の部分の肉厚と
は、ほとんど同じになつている。
イルスプリング2と円筒状のダンパーゴム3とを
同軸に密着させて組み合わせたものであり、普
通、ダンパーゴム3の円筒部分の肉厚と、インシ
ユレータフレーム1に係合する肩の部分の肉厚と
は、ほとんど同じになつている。
このため、振動を受けたとき、ダンパーゴム3
は円筒部分だけでなく肩の部分も伸縮してしま
い、望ましくない動作をすることがあつた。
は円筒部分だけでなく肩の部分も伸縮してしま
い、望ましくない動作をすることがあつた。
また、横方向の遮断周波数やステイフネスには
それ程注意が払われなかつたために、縦方向の遮
断特性に比べて横方向の遮断特性が劣り、やわら
かい床面や剛性の小さいラツクに設置した場合
に、針飛びやハウリングの原因となつていた。
それ程注意が払われなかつたために、縦方向の遮
断特性に比べて横方向の遮断特性が劣り、やわら
かい床面や剛性の小さいラツクに設置した場合
に、針飛びやハウリングの原因となつていた。
この発明の目的は、ダンパーゴムの肩の部分の
伸縮を抑えて防振装置の特性を改善することであ
り、さらに、縦方向だけでなく横方向の遮断特性
をも向上させることである。
伸縮を抑えて防振装置の特性を改善することであ
り、さらに、縦方向だけでなく横方向の遮断特性
をも向上させることである。
この発明の実施例について、第2図を参照しな
がら説明する。
がら説明する。
ダンパーゴム3のインシユレータフレーム1に
係合する肩の部分の肉厚を、円筒部分の肉厚の3
倍以上にし、この部分の弾性率を大きくする。
係合する肩の部分の肉厚を、円筒部分の肉厚の3
倍以上にし、この部分の弾性率を大きくする。
このようにすると、縦方向の振動に対して、ダ
ンパーゴム3の肩の部分は伸縮せずコイルスプリ
ング2と接する円筒部分だけで伸縮するようにな
り、ダンパーの利きが良くなる。
ンパーゴム3の肩の部分は伸縮せずコイルスプリ
ング2と接する円筒部分だけで伸縮するようにな
り、ダンパーの利きが良くなる。
ダンパーゴム3が、ターンテーブルやトーンア
ームを設置したモーターベース4と係合する裾の
部分にも同じ程度の肉厚部分を形成する。
ームを設置したモーターベース4と係合する裾の
部分にも同じ程度の肉厚部分を形成する。
また、ダンパーゴム3の硬度を大きくするか、
あるいは、肉厚を増すことにより、ダンパーゴム
3の受け持ち荷重を大きくし、スプリングの受け
持ち荷重の0.3倍〜1.0倍とする(従来装置に於て
は、0.1倍〜0.2倍)。
あるいは、肉厚を増すことにより、ダンパーゴム
3の受け持ち荷重を大きくし、スプリングの受け
持ち荷重の0.3倍〜1.0倍とする(従来装置に於て
は、0.1倍〜0.2倍)。
そして、横方向の振動に対するステイフネスの
増加を相殺するために、ダンパーゴム3の円筒部
分の長さをその直径の1.5倍以上にして、横方向
の遮断周波数を低くする。
増加を相殺するために、ダンパーゴム3の円筒部
分の長さをその直径の1.5倍以上にして、横方向
の遮断周波数を低くする。
さらに、コイルスプリング2を密に巻回(従来
装置に比べて1.5倍〜2.0倍)することにより、ダ
ンパーゴム3との接触面積を大きくする。
装置に比べて1.5倍〜2.0倍)することにより、ダ
ンパーゴム3との接触面積を大きくする。
このようにすると、ダンパーゴム3の伸縮によ
る減衰だけでなく、コイルスプリング2との摩擦
によるダンパー効果が大きくなり、Q値をさらに
下げることができる。
る減衰だけでなく、コイルスプリング2との摩擦
によるダンパー効果が大きくなり、Q値をさらに
下げることができる。
第3図イおよびロは、横方向の装置を加えたと
きの横方向および縦方向のレスポンス(モーター
ベース4の振れ)を従来装置と比較して示したも
のであり、実施例が実線で、また、従来装置が点
線で表わされている。
きの横方向および縦方向のレスポンス(モーター
ベース4の振れ)を従来装置と比較して示したも
のであり、実施例が実線で、また、従来装置が点
線で表わされている。
これによると、横方向の振動を受けた時、横方
向、縦方向共に特性が改善されているが、特に縦
方向の特性向上が著しい。
向、縦方向共に特性が改善されているが、特に縦
方向の特性向上が著しい。
また、第4図は、縦方向の振動に対する同方向
のレスポンスであり、Q値が数デシベル下がり、
特性曲線がなめらかになつていることが分かる。
のレスポンスであり、Q値が数デシベル下がり、
特性曲線がなめらかになつていることが分かる。
なお、ダンパーゴム3の肩の部分の肉厚を円筒
部分の肉厚の2倍程度にした場合でも多少の特性
の改善が見られるが、3倍以上にした場合に第3
図および第4図に示されるように顕著に改善され
る。
部分の肉厚の2倍程度にした場合でも多少の特性
の改善が見られるが、3倍以上にした場合に第3
図および第4図に示されるように顕著に改善され
る。
以上説明したように、この発明の防振装置は、
ダンパーゴムのインシユレータフレームに係合す
る肩の部分の肉厚を円筒部分の肉厚の少なくとも
3倍にしたことにより、ダンパーゴムの肩の部分
の伸縮を抑えることにより特性を改善することが
でき、しかも、縦方向の遮断特性ばかりでなく横
方向の遮断特性をも著しく改善することができ、
ハウリングを押さえ、針飛びをなくし、ひいて
は、SN比が良くなりレコードプレーヤの音質を
向上させることができるものである。
ダンパーゴムのインシユレータフレームに係合す
る肩の部分の肉厚を円筒部分の肉厚の少なくとも
3倍にしたことにより、ダンパーゴムの肩の部分
の伸縮を抑えることにより特性を改善することが
でき、しかも、縦方向の遮断特性ばかりでなく横
方向の遮断特性をも著しく改善することができ、
ハウリングを押さえ、針飛びをなくし、ひいて
は、SN比が良くなりレコードプレーヤの音質を
向上させることができるものである。
第1図は、従来装置のインシユレータの断面
図、第2図は、この発明の実施例の断面図、ま
た、第3図および第4図は、それぞれ、横方向お
よび縦方向に加振したときの従来装置およびこの
発明の実施例のレスポンスを示したグラフであ
る。 1……インシユレータフレーム、2……コイル
スプリング、3……円筒状のダンパーゴム、4…
…モーターベース。
図、第2図は、この発明の実施例の断面図、ま
た、第3図および第4図は、それぞれ、横方向お
よび縦方向に加振したときの従来装置およびこの
発明の実施例のレスポンスを示したグラフであ
る。 1……インシユレータフレーム、2……コイル
スプリング、3……円筒状のダンパーゴム、4…
…モーターベース。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 (イ) 円筒部分と円筒部分の上端内側に突出し
円筒部分の肉厚の少なくとも3倍の肉厚を有す
る肩と円筒部分の下端外側に突出しその上側面
で被支持体を支持する裾とから成るダンパーゴ
ムと、 (ロ) ダンパーゴムの内側面に密着して配置され下
端部がダンパーゴムの裾の下側面に係合するコ
イルスプリングと、 (ハ) ダンパーゴムおよびコイルスプリングの中心
に遊貫されダンパーゴムの肩の下側面およびコ
イルスプリングの上端部に係合するインシユレ
ータフレームとを備えた防振装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8112481A JPS57195942A (en) | 1981-05-29 | 1981-05-29 | Vibration-proof device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8112481A JPS57195942A (en) | 1981-05-29 | 1981-05-29 | Vibration-proof device |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57195942A JPS57195942A (en) | 1982-12-01 |
JPS6364657B2 true JPS6364657B2 (ja) | 1988-12-13 |
Family
ID=13737635
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8112481A Granted JPS57195942A (en) | 1981-05-29 | 1981-05-29 | Vibration-proof device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS57195942A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001101758A (ja) * | 1999-09-29 | 2001-04-13 | Sony Corp | ディスクの記録及び/又は再生装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
BE1009544A3 (nl) * | 1995-08-16 | 1997-05-06 | Imhold Naamloze Vennootschap | Samengesteld elastisch verend element en verend steunelement voorzien van dergelijke verende elementen. |
-
1981
- 1981-05-29 JP JP8112481A patent/JPS57195942A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001101758A (ja) * | 1999-09-29 | 2001-04-13 | Sony Corp | ディスクの記録及び/又は再生装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57195942A (en) | 1982-12-01 |
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