JPS618783A - レコ−ドプレ−ヤのインシユレ−タ - Google Patents

レコ−ドプレ−ヤのインシユレ−タ

Info

Publication number
JPS618783A
JPS618783A JP12651084A JP12651084A JPS618783A JP S618783 A JPS618783 A JP S618783A JP 12651084 A JP12651084 A JP 12651084A JP 12651084 A JP12651084 A JP 12651084A JP S618783 A JPS618783 A JP S618783A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gravity
center
main body
spring
static
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12651084A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Onishi
大西 潤一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Corp
Pioneer Electronic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pioneer Corp, Pioneer Electronic Corp filed Critical Pioneer Corp
Priority to JP12651084A priority Critical patent/JPS618783A/ja
Publication of JPS618783A publication Critical patent/JPS618783A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明はレコードプレーヤのインシュレータに関するも
のである。
〔発明の技術的背景およびその問題点〕従来より、外部
振動をプレーヤ本体に伝達させないためのインシュレー
タが種々提案されている。
例えば、ゴムのバネ性と内部損失を用いた構造のものや
、内部損失を高める目的でスプリングとゴムを併用した
構造のもの等が知られている。
これらインシュレータにあっては、共振周波数ω0 (
ωo−JiΣ訂、K:ゴム、スプリング等のスティフネ
ス、mニレコードプレーヤの質量)を数Hz以下におさ
えることにより可聴周波数帯域での影響をおさえたり、
あるいは外部振動を減衰させている。
しかしながら、ゴムのみからなる構造のものでは、プレ
ーヤ本体の荷重を支えるのに高反発係数を有するものを
用いているため、共振時においてQを小さくおさえるこ
とができない問題があった。
また、スプリングとゴムを併用した構造のものでは、外
部振動によるプレーヤ本体の変位をスプリングの部分で
エネルギーとして消費するため、内部損失の大きな抵抗
を与えてもゴムの近傍では大きな速度振幅が発生せず、
同様に共振時においてQを小さくおさえることができな
い問題があった。
〔発明の目的〕
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的と
するところは、共振時においてQを小さくおさえて良好
な外部振動遮断特性をもつレコードプレーヤのインシュ
レータを提供することである。
〔発明の実施例〕
以下本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図及び第2図中符号1はレコードプレーヤ本体、2
はターンテーブルである。
プレーヤ本体1の底部中央にはケース3の一部を構成す
るスプリング受部4が軸線方向に移動可能に設けられて
いて、該スプリング受部4とターンテーブル2の下位置
のケース壁部3aとの間にはプレーヤ本体1の静的な重
心位置Gとほぼ合致するようにしてコイルスプリング5
が配置されている。すなわち、プレーヤ本体1はこのコ
イルスプリング5により床面6に対し揺動可能に設置さ
れる。
床面6からの外部振動がコイルスプリング5を介してプ
レーヤ本、体1に伝達されると、プレーヤ本体1はコイ
ルスプリング5に支持されながら振動するが、このとき
のプレーヤ本体10重心位置Iは静的゛な重心位置Gか
らずれている。
また、プレーヤ本体1の底部四隅には、高内部損失を有
するゴム等からなる粘弾性体71〜74が床面6と隙間
aをおいてそれぞれ配置されている。これら粘弾性体7
1〜7.は、プレーヤ本体1が振動したときに床面に接
して大きく撓み(大きな変位を受け)、共振時のQを下
げる作用をする。
次に上記実施例の作用を説明する。
床面6から外部振動がコイルスプリング5を介してプレ
ーヤ本体1に伝達されると、プレーヤ本体1はこの外部
−振動を受けて振動する。このとき、床面6からの振動
変位をXとし、コイルスプリング5のスティフネスをK
とすると、コイルスプリング5には、F1=KXO力が
作用する。また、プレーヤ本体1の質量をm、加速度を
αとすると、プレーヤ本体1には、F2 =mαの力が
作用する。
外部振動がなくなったときの自由振動では、F1+F2
=0であるため、KX十mα−0となる。
cx=X=−ω2Xとおくと、KX−mω” X=0と
なり、よってω=57Σ訂となる。
ここで、床面6からの振動変位Xによりプレーヤ本体1
が上下動するが、慣性半径の中心が静的な重心位置Gと
一致していないため、単なる上下動でなく左右前後、に
揺動する。
この結果、各粘弾性体71〜74は、静的な重心位置G
を支点としてレバー比倍された変位(粘弾性体71〜7
.から重心位置Gまでの距離をalとし、重心位置Gか
ら動的な重心位置Iまでの距離をa2としたとき、at
/82倍の変位)を受ける。この変位は時間の関数であ
るから速度となる。いま、各粘弾性体71〜74の粘性
抵抗をCl−C4とすると、粘弾性体71に作用する力
Fo+ は、Fo I =C+ X=C+ ωX(X=
ωX)となる。次に、粘弾性体71を支点として粘弾性
体72にFo 2 =C2X=C2ωXなる力が作用す
る。そして、粘弾性体73−74→7+−72=・・・
・・・の順に力が作用する。これらの力Fo+。
FO2・・・・・・は動的な重心位置lでの慣性力F=
mαに比例し、重心位置Iとコイルスプリング5と粘着
弾性体71〜7.のピッチのレバー比により拡大され、
熱エネルギーに変換されて熱として損失され、これによ
り共振が抑制されてQを下げることができる。    
″ 第3図は本実施例のインシュレータの振動周波数とQ値
との関係を示すグラフである。実線は本実施例のインシ
ュレータを示し、点線は従来のインシュレータを示して
いる。このグラフから明らかなように、共振時foにお
いて従来のものよりもQをかなり小さくおさえることが
できた。
なお、上記実施例によれば、ブレーキ本体1の底部中央
に配置したコイルスプリング5でプレーヤ本体lの荷重
を受けるようにしたが、各粘弾性体71〜74にスプリ
ング力をもたせて荷重の一部を受けるようにしてもよい
。このとき、中央のコイルスプリング5は回転自由なよ
うに細径のビアノ線で形成して、垂直方向の荷重を支持
するようにする。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、レコードプレーヤ
本体の底部に、静的な重心位置とほぼ合致するようにし
てスプリング部材を設け、該スプリング部材の周辺部の
少なくとも3ケ所に高内部損失の粘弾性体を設け、かつ
レコードプレーヤ本体の動的な重心位置を前記静的な重
心位置からずらしてなるので、レコードプレーヤ本体の
変位は粘弾性体が受けてエネルギーとして消費すること
となり、このため共振時のQをおさえることができる。
したがって、床振動(スピーカからの信号伝搬振動も含
む)を効果にしゃ断し、またQが小さいために共振周波
数を高く設定しても支障なく、プレーヤの水平保持およ
び実使用的なゆらぎが少なくできる。
また、床振動が比較的大きな所であっても余り支障がな
く、例えばスピーカーボックスの1にプレーヤ本体を設
置してもハウリングが起りにくく、混変調歪も小さい。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は本発明
のインシュレータを装備したレコードプレーヤの平面図
、第2図は同断面図、第3図は振動周波数とQ値との関
係を示すグラフである。 1・・・・・・レコードプレーヤ本体、5・・・・・・
スピーカ部材(コイルスプリング)、7□〜74・・・
・・・粘弾性体、G・・・・・・静的な重心位置、■・
・・・・・動的な重心位置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. レコードプレーヤ本体の底部に、静的な重心位置とほぼ
    合致するようにしてスプリング部材を設け、該スプリン
    グ部材の周辺部の少なくとも3ケ所に高内部損失の弾性
    体を設け、かつレコードプレーヤ本体の動的な重心位置
    を前記静的な重心位置からずらしてなることを特徴とす
    るレコードプレーヤのインシュレータ。
JP12651084A 1984-06-21 1984-06-21 レコ−ドプレ−ヤのインシユレ−タ Pending JPS618783A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12651084A JPS618783A (ja) 1984-06-21 1984-06-21 レコ−ドプレ−ヤのインシユレ−タ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12651084A JPS618783A (ja) 1984-06-21 1984-06-21 レコ−ドプレ−ヤのインシユレ−タ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS618783A true JPS618783A (ja) 1986-01-16

Family

ID=14936988

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12651084A Pending JPS618783A (ja) 1984-06-21 1984-06-21 レコ−ドプレ−ヤのインシユレ−タ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS618783A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH06119770A (ja) 防振機構
US6130952A (en) Microphone
US4235302A (en) Loudspeaker
JPS618783A (ja) レコ−ドプレ−ヤのインシユレ−タ
JPS6019562B2 (ja) ピツクアツプ
JPH023067B2 (ja)
JPH0356950Y2 (ja)
US3281154A (en) Phonographs
KR101193542B1 (ko) 자석의 인력을 이용한 진동 절연 장치
JPS63275828A (ja) ダンパ−装置
JPH1089412A (ja) 振動絶縁装置
JPH09139062A (ja) 記録再生装置
JPH029190B2 (ja)
JPH0531753Y2 (ja)
JPS60182086A (ja) 制振装置
JPH04258549A (ja) ダイナミックダンパ
JPS5932004Y2 (ja) レコ−ドプレヤ−
JP2001126462A (ja) 防振機構及び携帯型情報記録再生装置
JPS6036097Y2 (ja) オ−デイオラツク
JPH0134087Y2 (ja)
JP2684999B2 (ja) 電子機器の防振器
JPS6228545A (ja) 防振支持装置
JP2563492Y2 (ja) 光ディスクプレーヤのダンパ装置
JPH0245550Y2 (ja)
JPS6114339A (ja) 振動減衰装置