JPS636410B2 - - Google Patents

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JPS636410B2
JPS636410B2 JP17735983A JP17735983A JPS636410B2 JP S636410 B2 JPS636410 B2 JP S636410B2 JP 17735983 A JP17735983 A JP 17735983A JP 17735983 A JP17735983 A JP 17735983A JP S636410 B2 JPS636410 B2 JP S636410B2
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JP
Japan
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tape
lever
bag
transfer table
neck
Prior art date
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Application number
JP17735983A
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English (en)
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JPS6077833A (ja
Inventor
Hiroshi Okumatsu
Tetsuo Yamaguchi
Saburo Sato
Masami Yokoyama
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamada Kikai Kogyo KK
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Yamada Kikai Kogyo KK
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamada Kikai Kogyo KK, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Yamada Kikai Kogyo KK
Priority to JP17735983A priority Critical patent/JPS6077833A/ja
Publication of JPS6077833A publication Critical patent/JPS6077833A/ja
Publication of JPS636410B2 publication Critical patent/JPS636410B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、現金、有価証券、貴重品等を袋に収
納し、輸送、保管等のために封かんする袋封かん
装置に関するものである。
従来の技術 一般に現金,有価証券,貴重品等を輸送,保管
する場合には、布製の袋にこれらの現金,有価証
券,貴重品等を収納し、輸送,保管することが多
い。
ところで、この場合、収納するものが現金,有
価証券,貴重品といつた非常に大切なもののた
め、輸送,保管の途中で手違いがあつてはならな
いことから、袋の首部には必らず封かんを施すこ
とにしているが、従来はこの封かん作業をすべて
手作業に依存していた。
発明が解決しようとする問題点 したがつて、従来では封かん作業に多くの手間
を要し、また仕上り状態に大きな個人差が生じ、
輸送,保管に際して必ずしも良好なものとは言え
なかつた。
本発明はこのようなことから、封かん金具の供
給や袋封かん作業をすべて自動的に行なうことの
できる優れた袋封かん装置を提供することを目的
とする。
問題点を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために、袋の首部
を進退させることができる挿入口を有し、この挿
入口に袋の首部が挿入された状態で封かん用金具
を押圧し係止部を形成する封かん装置と、この封
かん装置の上記挿入口の前側開放部に袋の首部に
巻付けるためのテープを供給するテープ供給装置
とを設け、テープ供給装置によつて上記挿入口の
前側開放部にテープを供給した状態で袋の首部を
上記挿入口に挿入することにより袋の首部に上記
テープを巻付け、封かん装置によつて自動的に封
かん用金具を押圧して封かんを行なうように構成
するとともに、上部にハトメ雄型部品の保持部を
有し、下部にハトメ雌型部品の受台を有し、封か
ん装置に対し進退可能に設けられた移送台と、こ
の移送台に上記受台の上方にて上下方向に回転可
能に支持され、先端側を第1の弾性体によつて下
方へ付勢する押えレバーと、受台を前方へ付勢す
る第2の弾性体と、移送台が後退した状態で押え
レバーの先端側を上昇させる係合部材とを設ける
という構成にしたものである。
作 用 したがつて、本発明によれば、移送台が後退し
たときに係合部材により押えレバーの先端側を上
昇させて、受台にハトメ雌型部品を収納し、移送
台が前進したときに受台を後退させてハトメ雌型
部品を封かん装置に供給させるので、封かん装置
に対し封かん金具を自動的に供給できることとな
り、従つて、封かん作業を自動的に行なうことが
できるという作用を有する。
実施例 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
第1図乃至第7図に示すように機枠1の前側下
部に切欠きにより袋2の首部の挿入口3が形成さ
れている。この挿入口3の前側部上下に封かんの
ためのパンチ4とダイス5が設けられている。上
方のパンチ4はその下面に第14図乃至第16図
に示すハトメの雄型部品(以下、単に雄型部品と
称す)6の基部を保持するマグネツト(図示省
略)が設けられると共に刻印部(図示省略)が設
けられている。下方のダイス5はその上面に第1
4図乃至第16図に示すハトメの雌型部品(以
下、単に雌型部品と称す)7を保持することがで
き、その内側に環状溝8が形成されている。特に
第3図及び第4図より明らかなように機枠1には
案内部材9の取付部10が取付けられ、この案内
部材9にはパンチ4の軸11が上下方向に摺動可
能に支持されている。機枠1にはレバー12の中
間部がピン13により揺動可能に支持され、この
レバー12の一端が上記軸11の上端部に回動可
能に連結されている。レバー12の他端と機枠1
とに引張ばね14が張設され、この引張ばね14
の弾性によりレバー12が時計方向に、即ち軸1
1及びパンチ4が上方に附勢されている。レバー
12の中間部にはカムフオロアー15が支持さ
れ、このカムフオロアー15は、機枠1に取付け
られた軸受(図示省略)に回転可能に支持された
主軸16上のカム17に当接されている。従つて
主軸16とカム17の回転に伴い、レバー12を
揺動させ、軸11及びパンチ4を上下動させる、
即ちダイス5に対して進退させることができる。
一方、機枠1には第2図及び第6図に示すように
モータ18が支持され、このモータ18の出力軸
上にスプロケツト19が取付けられている。この
スプロケツト19と上記主軸16上に取付けられ
たスプロケツト20とにチエン21が掛けられて
いる。従つてモータ18の駆動により主軸16及
びカム17を回転させることができる。
第3図、第4図、第7図乃至第11図に示すよ
うに機枠1にはパンチ4とダイス5の後方におい
て雄型部品6と雌型部品7の移送台22が前後方
向に摺動可能に、即ちパンチ4とダイス5に対し
て進退可能に支持されている。この移送台22の
上部には雄型部品6の保持部23が設けられ、こ
の保持部23の側方と前方には入口24と出口2
5が連通されている。而して雄型部品6はその筒
状部が入口24より保持部23内に挿入されて鍔
状部が保持部23の上部周縁に係合保持され、ま
た雄型部品6はその筒状部が出口25を通つて保
持部23より離脱される。機枠1に取付けられた
移送台22の案内部材26の前端には雄型部品6
を整え、その移動を案内すべきゴム板製等の整理
部材27及び案内板28が取付けられている。移
送台22の下部には支持溝29が形成され、この
支持溝29の下部前面30は前記保持部23より
後退されている。支持溝29には雌型部品7の受
台31が前後方向に摺動可能に、即ち移送台22
の進退方向に沿つて進退可能に支持され、移送台
22の下部側面に取付けられたカバー32により
離脱防止されている。受台31と支持溝29の内
奥壁33との間に圧縮ばね34が介在され、この
圧縮ばね34の弾性により受台31が前方に附勢
されている。受台31の下側にはストツパーピン
35が突設され、このストツパーピン35が支持
溝29の下側において移送台22に形成された切
欠溝36に挿入されている。而して受台31の先
端部が前記保持部23の下側に位置するように突
出され、この状態でストツパーピン35が切欠溝
36の前側壁に係合されて位置決めされている。
支持溝29の上部水平部の先端部に雌型部品7に
側方より係合し得る係合部37が形成されてい
る。この係合部37は弧状部を有し、弧状部の一
側が後述するシユート57より受台31上に供給
される雌型部品7を受止めることができるように
なつている。係合部37の上部において移送台2
2に押えレバー38の中間部がピン39により上
下方向に回動可能に支持されている。この押えレ
バー38の先端側は移送台22との間に介在され
た圧縮ばね40の弾性により係合部37側に附勢
され、押えレバー38の後端には傾斜面41が形
成されている。圧縮ばね40は移送台22の側面
に取付けられたカバー42により離脱防止されて
いる。機枠1には係合部材43が取付けられ、移
送台22が後退した状態で、この係合部材43に
押えレバー38の傾斜面41が係合され、押えレ
バー38の先端側が圧縮ばね40の弾性に抗して
上昇され、雌型部品7の供給の邪魔にならないよ
うになつている。この移送台22の後退限は機枠
1に取付けられた突出量調整可能なストツパー4
4により規制される。移送台22の前側下部には
ゴム板製等の刷毛45が取付板46により取付け
られ、移送台22の進退の際にダイス5を清掃す
ることができる。第2図、第4図、第6図及び第
7図に示すように機枠1に主軸16の上方におい
て取付けられた軸受(図示省略)に回転軸47が
支持されている。この回転軸47上にはスプロケ
ツト48が取付けられ、このスプロケツト48と
上記主軸16上に取付けられたスプロケツト49
とにチエン50が掛けられている。第2図及び第
7図に示すように機枠1の内側上部には雄型部品
6と雌型部品7を収納するホツパー51,52が
設けられている。ホツパー51,52は固定フレ
ーム53,54と回転フレーム55,56とより
なり、固定フレーム53,54は回転軸47の自
由な回転を許すように回転軸47を挿通状態にし
て機枠1に対して固定され、回転フレーム55,
56は回転軸47上に固定されている。回転フレ
ーム55,56の内周面には雄型部品6と雌型部
品7をそれぞれ捕獲整列する溝(図示省略)が多
数形成され、主軸16及び回転軸47の回転に伴
い、雄型部品6と雌型部品7を順次下部出口側に
送ることができる。上記回転軸47は、一方向回
転クラツチ(図示省略)が用いられ、外端には手
動回転用の摘み57が備えられ、機枠1の操作孔
58より手動回転することができる。この操作孔
58は蓋(図示省略)により閉じることができ
る。各ホツパー51,52の出口にはシユート5
9,60の各一端が連通され、各シユート59,
60の他端は第7図及び第8図に示すように後退
位置にある移送台22の保持部23及び受台31
上に連続するように設けられている。従つて各ホ
ツパー51,52により排出された雄型部品6と
雌型部品7はシユート59,60内に連続的に供
給され、移送台22の保持部23及び受台31上
に1個宛順次供給される。また各ホツパー51,
52からの排出トラブル等により雄型部品6、雌
型部品7がシユート59,60内に全く無くな
り、若しくは不足している場合、上記の如く回転
軸47を手動回転して補給することができる。機
枠1には雄型部品6、雌型部品7の補給口61,
62が設けられている。第3図、第4図及び第7
図に示すように移送台22の前端部側面にはレバ
ー63の一端が回動可能に連結されている。機枠
1にはレバー63の他端後側部においてレバー6
4の上端部がピン65により回動可能に支持さ
れ、レバー64の上端部後方に実設されたばね掛
け片66と機枠1とに引張ばね67が張設され、
レバー64が時計方向に附勢されている。レバー
64の中間部にはカムフオロアー68が支持さ
れ、このカムフオロアー68が上記主軸16上に
取付けられたカム69に当接されている。レバー
64の下端には係合ピン70が実設され、この係
合ピン70が上記レバー63の後方突出端部の下
側に形成された切欠71に係合されている。従つ
て主軸16及びカム69の回転によりレバー64
を回転させ、これに伴いレバー63及び移送台2
2を前進させ、若しくは後退させることができ
る。この移送台22の前進に伴い第11図Aに示
すように受台31がダイス5の背面に当接し、更
に移送台22が第11図Bに示すように前進する
と、受台31上に供給された雌型部品7が圧縮ば
ね40の弾性により受台31側に附勢された押え
レバー38の先端部で押えられ、この状態で雌型
部品7が係合部37により受台31上を押圧前進
され、ダイス5に供給される。一方、保持部23
に保持された雄型部品6はパンチ4に吸着保持さ
れる。移送台22の後端部側面に手動送り用の摘
み72が回転可能に支持され、機枠1の外側に突
出されている。この摘み72にはレバー73が突
設され、このレバー73にはピン74が突設さ
れ、上記レバー63にはピン74が係合し、若し
くは離脱し得る切欠75が形成されている。而し
て摘み72の操作によりピン74をレバー63の
切欠75に係合し、レバー63を回動させて切欠
71をレバー64のピン70より離脱させること
により手動により移送台22を前進、若しくは後
退させ、前進により上記と同様に雄型部品6と雌
型部品7をパンチ4とダイス5に保持させること
ができる。
第1図乃至第3図に示すように機枠1の上方に
はテープ供給リール76が支持部材77により支
持され、テープ供給リール76には合成樹脂製の
封かん用のテープ78が巻取られている。機枠1
の上部にはテープ供給リール76の下側において
ブレーキ装置が設けられている。このブレーキ装
置は、機枠1に取付けられた支持板79に受台8
0がレバー81の操作により偏芯回転するように
支持され、この受台80と対向するブレーキシユ
ー82が支持板79に回転可能に支持されてい
る。支持板79の後端に取付けられた支持板83
には調整ネジ84が螺合され、調整ネジ84の内
側ネジ部には調整板85が調整ネジ84の回転に
より進退のみ可能に螺合されている。調整ネジ8
4の外方突出端には摘み86が取付けられてい
る。ブレーキシユー82と調整板85との間には
圧縮ばね87が介在され、この圧縮ばね87の弾
性によりブレーキシユー82が受台80側に附勢
されている。而してレバー81の操作により受台
80を偏芯回転させてブレーキシユー82により
離隔させ、テープ供給リール76より引出された
テープ78を受台80とブレーキシユー82との
間に挿通させ、挿通後、レバー81の操作により
受台80を偏芯回転させてこの受台80とブレー
キシユー82とでテープ78を挾持する。この挾
持力は摘み86の操作により調整ネジ84を回転
させることにより、調整板85をブレーキシユー
82に対し前進させ、若しくは後退させ、圧縮ば
ね87の弾性を調整することにより調整すること
ができる。このとき摘み86に調整目盛を表示し
ておくことにより調整作業を容易に行うことがで
きる。受台80とブレーキシユー82を通過した
テープ78は機枠1に回転可能に軸支された第1
の定位置ガイドローラ88により前方に導かれ、
機枠1に固定された案内部材89の間に挿通され
続いて機枠1に回転可能に軸支された第2の定位
置ガイドローラ90に導かれ、更に機枠1の前側
部に回転可能に軸支された第3の定位置ガイドロ
ーラ91により下方に導かれている。機枠1の上
部にはテープ引締用のレバー92の基部がピン9
3により回転可能に支持され、機枠1との間に張
設された引張ばね94により反時計方向に附勢さ
れている。レバー92の中間部下側にはアーム9
5が突設され、このアーム95の下端にカムフオ
ロアー96が回転可能に支持され、このカムフオ
ロアー96が上記レバー12においてピン13と
引張ばね14の張設側との間の上面に当接されて
いる。レバー92の先端部には引締用ローラ97
が回転可能に軸支されている。上記レバー12に
おけるピン13と軸11との連結部との中間部上
方にはアーム98が突設され、このアーム98の
先端部に引締用ローラ99が回転可能に軸支され
ている。これら引締用ローラ97と99は第2の
定位置ガイドローラ90と第3の定位置ガイドロ
ーラ91の間においてテープ78の下面と上面を
直線状に案内する。而して上記の如くレバー12
が反時計方向に回動してパンチ4が下降する際
に、このレバー12によりレバー92が引張ばね
94の弾性に抗して時計方向に回動され、これら
レバー12,92の回動に伴い引締用ローラ99
が下降すると共に引締用ローラ97が上昇し(第
12図D参照)、袋2の首部に巻回したテープ7
8を引締めて緊縛すると共にこれにより第3と第
2の定位置ガイドローラ91,90のテープ78
の長さは、次の操作に備えての所定量を確保する
ことができる。
第4図及び第13図A,Bより明らかなように
上記ダイス5の前側において機枠1にテープ押え
101の中間部がピン102により回転可能に支
持され、テープ押え101の下端部と機枠1との
間に介在された圧縮ばね103の弾性により先端
の押え爪104がテープ受100に対し附勢され
ている。テープ押え101の下端前側には機枠1
より外方に突出する解除用レバー105が取付け
られている。而してこの解除用レバー105を押
圧することにより、テープ押え101を圧縮ばね
103の弾性に抗して回転させ、押え爪104を
テープ受100より離隔させることができる。こ
の状態でテープ受100と押え爪104との間に
テープ78を挿入し、然る後、解除用レバー10
5を解放し、テープ押え101を圧縮ばね103
の弾性により回転させ、押え爪104によりテー
プ78をテープ受100に押圧することによりテ
ープ78を離脱可能に保持することができる。パ
ンチ4の前側にテープ押込板106が固定され、
このテープ押込板106の前端下部にテープ押込
部107が設けられている。テープ押込板106
の前側にはテープ案内溝108が形成され、この
案内溝108にテープ78を挿通し、テープ78
が左右方向にずれるのを規制することができる。
上記テープ受100の内側には受刃109が形
成され、上記テープ押込板106におけるテープ
押込部107の内側に切断刃110が取付けられ
ている。テープ押込板106における切断刃11
0の内側には上記受刃109の内側の凹所111
に対してテープ保持針112が取付けられてい
る。上記凹所111内の後側部にはばね性を有す
る荷札押え板113が設けられ、この押え板11
3によりダイス5との間に荷札114を挾持する
ことができる。この荷札114には第14図、第
15図に示すように袋2への封入物の内容や発送
元等の情報115が表示され、前端部には取付孔
116が形成されている。ダイス5の前方に位置
して載置台117が取付けられている。
第1図、第3図、第4図より明らかなように機
枠1には検知部材118が前後方向に摺動可能に
支持されている。この検知部材118の下側の後
方突出部と機枠1とに引張ばね119が張設さ
れ、この引張ばね119の弾性により検知部材1
18が前方に附勢され、上部挿入口3の外部側方
と閉塞するように前進している。この検知部材1
18の前側には外方に突出する押圧片120が設
けられ、この押圧片120を押圧することにより
検知部材118を引張ばね119の弾性に抗して
後退させることができる。検知部材118の前側
下部と後側部にそれぞれスイツチ操作部121,
122が設けられ、検知部材118の後退限位置
で操作部122によりスイツチ124を閉じるこ
とができる。第4図及び第5図より明らかなよう
に機枠1には上記検知部材118の反対側におい
て検知部材125の前側部がカラー126を介し
て、ネジ127により回転可能に取付けられてい
る。この検知部材125の後方のばね掛け128
を機枠1との間に引張ばね129が張設され、こ
の引張ばね129の弾性により検知部材125が
反時計方向に附勢され、その上部が挿入口3の下
側よりやや上方突出されている。検知部材125
の後部下側にはスイツチ操作片130が突設さ
れ、検知部材125を引張ばね129の弾性に抗
して時計方向に回動させ、挿入口3の下側に没す
ることによりスイツチ操作片130によりスイツ
チ131を閉じることができる。
第1図、第3図、第4図及び第13図より明ら
かなように上記案内部材9の側方には縦方向に案
内溝132が形成され、この案内溝132に摺動
部材133が上下方向に摺動可能に嵌合されてい
る。案内部材9、テープ押込板106、パンチ4
等を囲むように保護フレーム134が設けられ、
この保護フレーム134は上記摺動部材133に
ネジ135により固定され、摺動部材133と一
体に上下動することができる。機枠1にはレバー
136の中間部がピン137により揺動可能に支
持され、レバー136の一端が上記摺動部材13
3の上端部に連結されている。レバー136の他
端には直交方向にアーム138,139が突設さ
れ、アーム138の先端部と機枠1とに引張ばね
140が張設され、この引張ばね140の弾性に
よりレバー136が反時計方向に附勢されてい
る。アーム139の先端部にはカムフオロアー1
41が回転可能に支持され、このカムフオロアー
141が上記主軸16上に取付けられたカム14
2に当接されている。而してカム142の回転に
より引張ばね140の弾性に抗して摺動部材13
3及び保護フレーム134を上昇させることがで
き、これとは逆に引張ばね140の弾性により摺
動部材133及び保護フレーム134を下降させ
ることができる。摺動部材133の上端部にはス
イツチ操作片143が取付けられ、保護フレーム
134の下降限でスイツチ144を閉じることが
できる。
第6図に示すように主軸16上にはスイツチ操
作カム145,146,147が取付けられ、機
枠1にはこれらスイツチ操作カム145,14
6,147により操作されるスイツチ148,1
49,150が設けられている。而してスイツチ
操作カム145は上記の如く保護カバー134が
下降している間はスイツチ148を閉じ、保護カ
バー134が下降を停止すると、スイツチ148
を開くように設定され、スイツチ操作カム146
は上記の如くパンチ4が上昇する際にスイツチ1
49を閉じ、パンチ4が上昇するとスイツチ14
9を開き、モータ18を停止するように設定さ
れ、またスイツチ操作カム147は上記移送台2
2が前後に往復動する間、スイツチ150を閉じ
移送台22が後退するとスイツチ150を開き、
モータ18を停止するように設定されている。
第1図に示すように機枠1の前面の左側中央部
には操作盤151が設けられ、電源スイツチ15
2やランプ153が設けられている。
次に本発明の動作について説明する。先ず、上
記の如くテープ78を下垂させ、テープ受100
とテープ押え爪104とでテープ78の下端を保
持させ、テープ78により挿入口3の前側を閉塞
するようにセツトする。これと共に操作盤151
の電源152を投入し、第12図Aに示すように
荷札114をダイス5と押え板113との間に挿
入する。次いで第12図Bに示すように載置台1
17の上より袋2の首部でテープ78を押圧し
て、挿入口3内に挿入し、袋2の首部にテープ7
8を反転状態に巻回させる(第14図参照)と共
に荷札114の上部を倒してその取付孔116を
ダイス5上に一致させる。一方、袋2の首部の挿
入に伴い、上記の如く検知部材118を引張ばね
119の弾性に抗して後退させ、そのスイツチ操
作部122によりスイツチ124を閉じると共に
検知部材125と引張ばね129の弾性に抗して
回動させ、スイツチ操作片130によりスイツチ
131を閉じ、カム145によりスイツチ148
が閉じているので、モータ18が駆動される。こ
のモータ18の駆動により主軸16が回転し、第
12図Cに示すようにカムフオロアー141がカ
ム142の谷に落ちてレバー136が引張ばね1
40の弾性により反時計方向に回転し、摺動部材
133及び保護カバー134が下降する。これら
摺動部材133及び保護カバー134の下降に伴
い、カム145がスイツチ148より離隔してス
イツチ148が開くが、摺動部材133に取付け
られたスイツチ操作片143により、スイツチ1
44が閉じるのでモータ18が駆動を続ける。こ
れに伴いカム17によりレバー12が引張ばね1
4の弾性に抗して反時計方向に回動し、軸11、
パンチ4及びテープ押込板106等が下降を開始
する。しかしながら指等が保護カバー134の下
側に挿入されていて保護カバー134の下降が阻
止された場合、スイツチ144は閉じないので、
モータ18の駆動を停止させ、パンチ4等は下降
せず、従つて危険を防止することができる。上記
の如くパンチ4等の下降が始まる間、袋2の検知
部材118,125に対する押圧力を解放し、若
しくは袋2を積極的に保護カバー134側に引き
寄せる。上記レバー12が反時計方向に回動する
と第12図Dに示すように、このレバー12の上
面にカムフオロアー96が当接しているレバー9
2は引張ばね94の弾性に抗して時計方向に回動
し、レバー12側の引締めローラ99は下降し、
レバー92側の引締めローラ97は上昇する。こ
のとき上記の如くテープ供給リール76側のテー
プ78は受台80とブレーキシユー82とにより
制動されているので、袋2側のテープ78が引張
られ、第13図Bに示すように保護カバー134
により規制された袋2の首部をテープ78により
引締めると共に押込片107によりテープ押え1
01を圧縮ばね103の弾性に抗して回動させ、
テープ78をテープ受100とテープ押え101
との間に押え込むことができる。この間もパンチ
4及びテープ押込板106等は下降を続け、先ず
テープ保持針112がテープ78における袋2の
首部の巻回部側方に突き刺され、テープ78の袋
首部に対する引締め状態を保持する。これと共に
パンチ4に保持された雄型部品6の筒状部がテー
プ78の重ね合わせ部及び荷札114の取付孔1
16に挿通され、ダイス5の環状溝8によりカー
リング加工されて係止部6aが形成され(第15
図参照)、その外周部に保持された雌型部品7に
係止され、これら雄型部品6と雌型部品7により
テープ78及び荷札114を挾着することができ
る。これとほぼ同時に切断刃110と受刃109
によりテープ保持針112とテープ受100との
間で上部のテープ78を切断し、下側のテープ7
8をテープ受100とテープ押込片107との間
より離脱させる。切断後、第12図Eに示すよう
にカムフオロアー15がカム17の谷部に落下し
てレバー12が引張ばね14の弾性に抗して時計
方向に回動すると共にレバー92が引張ばね94
の弾性により時計方向に回動し、保護カバー13
4が上昇すると共に軸11、パンチ4及びテープ
押込板106等が上昇し、カム146がスイツチ
149より離れてスイツチ149が開き、モータ
18が停止する。テープ押込板106の上昇によ
りテープ保持針112がテープ78より抜けてテ
ープ78を解放すると共にテープ押込片107が
テープ受100とテープ押え101の間より離脱
し、テープ78の切断部をテープ受100とテー
プ押え101により挾持する。一方、上記レバー
12,92の回動により引締用ローラ99,97
が原位置に復帰し、第3の定位置ガイドローラ9
1と第2の定位置ガイドローラ90との間でテー
プ78を弛ませることができ、この弛みは次回の
封かん作業におりる袋2の首部の巻回に必要な長
さに設定する。次いで袋2を外側方に抜去ること
により第12図Fに示すように検知部材118が
引張ばね119の弾性により前進し、そのスイツ
チ操作片121によりスイツチ123を閉じ、モ
ータ18が駆動される。このモータ18の駆動に
より第12図Gに示すようにカムフオロアー68
がカム69の谷部に落ち込み、レバー64が時計
方向に回動する。これに伴い前記の如く保持部2
3に雄型部品6を保持し、受台31上で係合部3
7、押えレバー38により雌型部品7を保持して
いる移送台22が前進する。この前進により雄型
部品6はパンチ4に吸着保持され、雌型部品7は
ダイス5に当接して前進が規制された受台31に
対し係合部37及び押えレバー38が前進してダ
イス5に供給し、保持させることができる。次い
でカム69の回転によりレバー64が反時計方向
に回動し、移送台22が進退し、カム147がス
イツチ150より離れてスイツチ150を解放
し、モータ18が停止する。移送台22が後退す
ると、押えレバー38の後側傾斜面41が係合部
材43に係合して押えレバー38の先端側が圧縮
ばね40の弾性に抗して上昇し、受台31上にシ
ユート60より雌型部品7が供給され、また保持
部23にシユート59より雄型部品6が供給さ
れ、次回のパンチ4とダイス5に対する雄型部品
6と雌型部品7の供給に待期する。以下、上記動
作を繰返し行うことにより順次袋2の封かん作業
を行うことができる。
発明の効果 以上の説明より明らかなように本発明によれば
従来、手作業に頼つていた袋封かん作業を機械化
して簡単に行うことができる。また、封かん装置
に対し進退可能に設けられた移送台の上部に保持
部を設け、下部には後退可能な受台と下方へ付勢
する押えレバーとを設けるという構成にしたの
で、移送台から封かん装置に対し封かん金具を自
動的に供給できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第16図は本発明の袋封かん装置の
一実施例を示し、第1図は全体の外観斜視図、第
2図は一部切欠概略正面図、第3図は一部切欠側
面図、第4図は一部拡大斜視図、第5図は一方の
検知部材とスイツチの関係を示す斜視図、第6図
は駆動伝達系統を示す一部斜視図、第7図は封か
ん用金具の供給装置の斜視図、第8図はパンチ、
ダイス、移送台及びシユートの関係を示す拡大斜
視図、第9図は移送台の斜視図、第10図は移送
台の分解斜視図、第11図A,Bは移送台により
封かん用金具をパンチとダイスに供給する作動説
明図、第12図A乃至Hは作動説明図、第13図
A及びBはそれぞれ封かん前の状態と封かん時の
状態を示す要部の一部切欠側面図、第14図は袋
と封かん用のテープと封かん用金具と荷札を示す
斜視図、第15図は封かん用テープを封かん用金
具により荷札と共に袋を封かんした状態の斜視
図、第16図はその断面図である。 1……機枠、2……袋、3……挿入口、4……
パンチ、5……ダイス、6……雄型部品、7……
雌型部品、12……レバー、16……主軸、17
……カム、18……モータ、22……移送台、2
3……保持部、31……受台、37……係合部、
38……押えレバー、51,52……ホツパー、
59,60……シユート、63……レバー、64
……レバー、69……カム、73……レバー、7
6……テープ供給リール、78……封かん用のテ
ープ、80……受台、82……ブレーキシユー、
84……調整ネジ、88,90,91……定位置
ガイドローラ、92……テープ引締用レバー、9
7,99……引締用ローラ、100……テープ
受、101……テープ押え、105……解除用レ
バー、106……テープ押込板、109……受
刃、110……切断刃、112……テープ保持
針、113……荷札押え板、114……荷札、1
18……検知部材、123,124……スイツ
チ、125……検知部材、131……スイツチ、
134……保護フレーム、136……レバー、1
42……カム、144……スイツチ、145,1
46,147……スイツチ操作カム、148,1
49,150……スイツチ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 袋の首部を進退させることができる挿入口を
    有し、この挿入口に袋の首部が挿入された状態で
    封かん用金具を押圧し、係止部を形成する封かん
    装置と、この封かん装置の上記挿入口の前側開放
    部に袋の首部に巻付けるためのテープを供給する
    テープ供給装置とを設け、このテープ供給装置に
    よつて上記挿入口の前側開放部にテープを供給し
    た状態で袋の首部を上記挿入口に挿入することに
    より袋の首部に上記テープを巻付け、上記封かん
    装置によつて自動的に封かん用金具を押圧して封
    かんを行なう袋封かん装置において、上部にハト
    メ雄型部品の保持部を有し、下部にハトメ雌型部
    品の受台を有し、上記封かん装置に対し進退可能
    に設けられた移送台と、この移送台に上記受台の
    上方にて上下方向に回転可能に支持され、先端側
    を第1の弾性体によつて下方へ付勢する押えレバ
    ーと、上記受台を前方へ付勢する第2の弾性体
    と、上記移送台が後退した状態で上記押えレバー
    の先端側を上昇させる係合部材とを設けたことを
    特徴とする袋封かん装置。
JP17735983A 1983-09-26 1983-09-26 袋封かん装置 Granted JPS6077833A (ja)

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JPS6077833A JPS6077833A (ja) 1985-05-02
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0423035U (ja) * 1990-06-15 1992-02-25

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JPH0423035U (ja) * 1990-06-15 1992-02-25

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