JPS6363327A

JPS6363327A - 魚釣り用リ−ルのバツクラツシユ防止装置

Info

Publication number: JPS6363327A
Application number: JP20913286A
Authority: JP
Inventors: 山岸　康重
Original assignee: Copal Electronics Co Ltd
Current assignee: Nidec Copal Electronics Corp
Priority date: 1986-09-05
Filing date: 1986-09-05
Publication date: 1988-03-19

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は魚釣り用リールのバックラッシュ防止装置に関
する。詳説すれば、着水検出器、送信機内蔵のルアー、
受信機内蔵のリール等を具えたバックラッシュ防止装置
に関する。

（従来の技術）魚釣り用リールのスプールに巻回した釣糸をルアー又は
その他の釣か１と共に、スプールの逆転捲き戻しにより
放出する際、釣糸の捲き戻し過程で釣糸の放出の早さに
先行して又は所定の長さに放出された時点での慣性力に
よってスプールが回転するので、必要の長さ以上に放出
された釣糸がスプールにからみつくといういわゆる糸フ
ケ又はバックラッシュ現象が生じる。

（発明の解決しようとする問題点）そこで従来においては、スプールが慣性によりオーバラ
ンし、釣糸にバックラッシュが生じるようになったとき
、スプールを指先でサミングしたり、又は制動装置を具
えたリールにおいては、制動し八を操作して釣糸の放出
の早さにスプールの回転速度を対応させて捲き戻しを行
っているが、このような操作は煩雑で面倒であり、熟練
を必要とし、初心者はその操作にのみ注意を払わねばな
らず、折角の魚釣りのスポーツ的興味は半減するという
問題点があった。

（問題点を解決するための手段）そこで本発明においては、前記の問題点を克服すること
を目的とするもので、着水時の水圧を検出する圧力セン
サとこの検出信号を電波で送信する通信機を具えたルア
ーと前記着水信号を受信してブレーキ装置を作動せしめ
スプールの回転を制御するリールとを有する魚釣り用リ
ールのバックラッシュ防止装置を提供する。

（作　用）カスチングによりスプールに巻回した釣糸が、スプール
の巻き戻しと共にルアーと共に投てきされて、着水する
と、着水時の水圧を圧力センサで感知し、この信号を増
幅器、波形整形回路、比較器、水圧設定器等を介して通
信機に入力し、これを送信機とアンテナで送信する。一
方リールではルアーよりの電波を受信し、波形整形回路
、比較器、検出設定器を介してソレノイド駆動回路に入
力し、ソレノイドを作動せしめてブレーキシューを移動
し、ブレーキシューでスプール側板内面を押圧してスプ
ールの回転を制御する。従ってスプールの回転のオーバ
ーランがｌＩＩ止され、リールのバックラッシュ防止が
なされる。

（実施例）以下添付図面を参照して本発明の詳細な説明する。第３
図は本発明に採用される魚釣り用り−ルＲの側面図であ
る。側板ａ、ｂに架設したレベルワインドトラへ−スカ
ム外筒Ｃにはレベルワインドシャフト保持部材ｄが横動
可能に設けられる。スプールｅは前記側板ａ、ｂ間に回
転自在に支承される。記号ｆ、ｇはハンドル、ハンドル
駆動軸を示し、ｈはモータを収納するケース、ｉはブレ
ーキ装置である。又ｊはリールを釣竿Ｓに取りつけるセ
ッテング部材である。スプールｅに巻回された釣糸には
巻き戻しによりルアー文と共に放出される。

次にルアー（疑似餌）の構成を第１図に示す。

ルアー文の水密式ケース２の一端部に設けた回動自在の
取付金具４に釣糸ｋが連結され、他端部には釣針６が装
着される。取付金具４にはスイッチ８が連動され、取付
は金具４を引っばることによりスイッチ８はＯＮとなる
。ケース２内に収容した基板１０には圧力センサ１２、
増幅器１４、波形整形回路１６、比較器１８並びに水圧
レベル設定器２０が設けられる。基板ｌＯには送信機２
２が連結され、又ルアー文の関係部材に電流を供給する
電源例えば電池２４もケース２内に収容される。２６は
送＠機２２のアンテナで一端部は釣糸ｋに絡んでいる。

第２図はリールＲと釣竿Ｓとを組付けた状態を示す、リ
ールＲをセッテング部材ｊにより釣竿Ｓに着脱自在に装
着する。釣竿Ｓに収容された基板３０には受＠機３２、
波形整形回路３４．比較器３６、検出レベルに設定器３
８を配設し、更にブレーキ表示ランプ４０並びにソレノ
イド駆動回路４２を前記基板３０に取りつける。釣竿Ｓ
の上面に受信機３２に接続したアンテナ４４を設置する
。４６は電池ケース４８内に収容した電池である。電池
４６は基板３０を介して関係部材に接続される。５０は
スイッチである。ブレーキ装ｆｆ１ｉはソレノイドに連
結した一対のブレーキシュー５４を具え、ソレノイド５
２の作動に応じてブレーキシュー５４は外方へ移動し、
スプール側板５６の内面に接触してスプール側板５６を
係止するからスプールｅの回転を制御することができる
。

次に本実施例の作用について説明する。先づ第１図にお
いて、釣り人が釣糸ｋをカスチングすることにより、釣
糸ｋがスプールｅより巻き戻されて、ルアー文が着水す
ると、圧力センサ１２に水圧がか−る。この水圧を増幅
器１４で増幅し、波形整形回路１６において波形を整え
る０次に比較器１８に入力して水圧レベル設定器２０と
比較してルアー名の着水を検出する。この検出言号を送
信機２２とアンテナ２６により電波を送信する。

アンテナ２６は釣糸ｋにからませてあり、又スイッチ８
は、糸の取付は金具４を引っばることにより、ＯＮ、Ｏ
ＦＦが行われる。又電池２４は小型酸化水銀電池で、防
水構成の蓋を外して交挽可能である。又水圧レベル設定
器２０の調整はドライバー等により所定値に設定できる
。

ルアー文よりの電波は釣竿に取りつけたアンテナ４４、
受信機３２で受信し、波形整形回路３４で波形を整形し
、比較器３６で検出レベル設定器３８と比較してルアー
文の着水を検出する。この検出信号でソレノイド駆動回
路４２を介して、ソレノイド５２を作動させる。

ソレノイド５２の作動に伴いブレーキシュー５４が移動
してスプール側板５６の内面に制動をかけ、スプールｅ
を停止させるので、スプールｅよりの釣糸にの巻き戻し
は中止する。ルアー文の若水後は、？Ｉ！′源スイッチ
５０をＯＦＦとなし、ブレーキ装置ｉを解除する。又ブ
レーキ表示ランプ４０は常にブレーキ装置の作動中ブレ
ーキシュー５４がスプール側板５６の内面に制動をかけ
ている間は点灯する。又電池４６は電池ケース４８に内
蔵され、電池ケース４８は釣竿Ｓにねじ込み方式により
脱着自在に取りつけられる。

（効　果）末完ＩＪＪはスプールに巻回している釣糸が、カスチン
グにより巻き戻され、釣糸の端部に取りつけたルアーが
着水した時、ルアーに内蔵したセンサによりこれを検出
し、この検出信号を電波により送信し、リールの受信機
でこの信号を受信すると同時にリールに内蔵したブレー
キ装ごを作動させてスプールの回転を制御することによ
りスプールの慣性によるオーバランを防止するものであ
るから、極めて簡単にして何隻熟練を要せずして釣糸の
糸フケをなくすことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のルアーの構成を示す路線配置図。第２図は本発明に係るリールのブレーキ装ごの路線配置
図。第３図は本発明の装置の組込まれているリールの側面図
。ｅ・・・スプール、ｉ・・・ブレーキ装は、ｋ・・・釣
糸、２・・・ルアー、Ｒ・・・リール、Ｓ・・・釣竿、
２・・・ケース、１２・・・圧力センサ、１４・・・増
幅２＋、１６゜３４・・・波形整形回路、１８．３６・
・・比較器、２０・・・水圧設定器、２２・・・送信機
、２６・・・アンテナ（送信用）、３２・・・受信機、
３８・・・検出設定器、４２・・・ソレノイド駆動回路
、４４・・・アンテナ（受信用）、５２・・・ソレノイ
ド、５４・・・ブレーキシュー、５６・・・スプール側
板出　　願　　人　　コパル電子株式会社代理人　弁理士
　　小　　林　　　　榮第　１　図ｋ・・傷シ舌ミ　　　　　　　　　　　３２・・・巧ト
イ立イ舅１２０、・・水圧ね定式

Claims

【特許請求の範囲】１、着水時の水圧を検出する圧力センサとこの検出信号
を電波で送信する通信機を具えたルアーと前記着水信号
を受信してブレーキ装置を作動せしめスプールの回転を
制御するリールとを有する魚釣り用リールのバックラッ
シュ防止装置。２、着水時の水圧を、圧力センサで感知し、増幅器で増
幅、波形整形回路で波形を整え、比較器で水圧設定器と
比較して着水を検出し、この検出信号を送信機とアンテ
ナにより送信可能なルアーと、ルアーよりの電波を受信
し、波形整形回路で波形を整え、比較器で検出設定器と
比較し、この信号をソレノイド駆動回路に入力し、ソレ
ノイドを介して、ブレーキシューによりスプール側板内
面を押圧することにより、スプールの回転を停止させる
リールとを有する魚釣り用リールのバックラッシュ防止
装置。