JPS6362701B2 - - Google Patents

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JPS6362701B2
JPS6362701B2 JP57204284A JP20428482A JPS6362701B2 JP S6362701 B2 JPS6362701 B2 JP S6362701B2 JP 57204284 A JP57204284 A JP 57204284A JP 20428482 A JP20428482 A JP 20428482A JP S6362701 B2 JPS6362701 B2 JP S6362701B2
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JP
Japan
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frequency
oscillator
synthesizer
phase
voltage
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JP57204284A
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JPS5994076A (ja
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  • Measurement Of Resistance Or Impedance (AREA)
  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は広帯域の周波数範囲で高純度にスペ
クトラムの位相雑音測定ができるスペクトラムア
ナライザに関する。
<発明の背景> 移動無線器の局部発振器はチヤンネルセパレー
シヨンの挟帯域化に伴い更に高純度化が要求され
ている。従つて測定系も位相雑音測定に関して厳
しい性能が要求される。
ところで従来の純純度スペクトラムアナライザ
として直接分周方式によるものがある。第1図に
その構成を示す。例えば50Hz〜120MHzの入力周
波数oを、例えば180〜300MHzの間で変化する
第1局部発振器の周波数xとミキサ14にて混
合して第1中間周波数1、例えば180MHzに変換
し、更に第2局部発発振器22の周波数y、例
えば150MHzとミキサ15にて混合して最終出力
周波数2、例えば30MHzに変換するものである。
第1局部発振器21ではYIG同調発振器19、ミ
キサ18により位相同期回路を形成して、YIG同
調発振器19からのマイクロ波(例えば2200〜
3700MHz)を安定させ、これを分周して更に純度
を高めようとしたものである。しかしこの方式の
欠点は設定周波数から遠く離れたところでは、位
相雑音が分周器20自身の位相雑音により決定さ
れてしまい充分高純度に測定できないことであ
る。
<発明の目的> この発明は設定周波数近傍はもちろん、設定周
波数から遠く離たところでも位相雑音の少ないス
ペクトラムアナライザを提供することを目的とす
る。
<発明の概要> この発明は高純度のシンセサイザと位相同期回
路により第1局部発振器を構成し、その第1局部
発振器からの発振周波数と入力信号の周波数とを
混合して第1中間周波数を得る構成とする。
<発明の実施例> 第2図にこの発明の実施例を示す。これは第1
図の分周器20を用いた第1局部発振器21の代
わりに電圧制御発振器36、アイソレータ37、
周波数変換器35、位相比較器39、加算器41
からなる位相同期回路を用いた第1局発振器42
を使用して第1周波数変換を行なう。
図中34は高純度のシンセサイザで例えば特願
昭55−102014「信号発生装置」で提示した第3図
の構成によるものを用いることができる。第3図
において、電圧制御発振器45からの出力端子5
6を通じて第2図の周波数変換器35に供給する
と共に、この周波数をミキサ46に供給して比較
的大きな周波数間隔、例えば100MHz間隔で1.9〜
3.9GHzの間で変化する第1可変周波数発生器5
1からの周波数と混合して低い周波数に変換す
る。更にその周波数と第1可変周波数発生器より
も小さな周波数間隔、例えば20MHz間隔で180〜
280MHzの間で変化する第2可変周波数発生器5
2からの周波数とをミキサ48にて混合して更に
低い周波数に変換する。その周波数と第2可変周
波数発生器よりも小さな周波数間隔、例えば1K
Hz間隔で20〜30MHzの間で変化する第3可変周波
数発生器53の出力とを位相比較器50にて位相
比較する。位相比較器50の出力は周波数設定器
54からの出力と加算器55において加算され
て、制御信号として電圧制御発振器45に供給さ
れる。このように構成することにより小さな周波
数間隔で大幅に周波数を変化させることができる
と共に周波数純度の高い出力を得ることができ
る。
第2図において周波数変換器35はハーモニツ
クミキサであつて、アイソレータ37の周波数1
を2倍に逓倍し、これとシンセサイザ34の周波
数とをミキサにて混合し、その出力を位相比較器
39に供給する。従つて第1局部発振器42の発
振周波数11=1/2(0S)となる。
周波数設定器40は電圧制御発振器36の発振
周波数1に対応した電圧VTを発生し、この電圧
と位相比較器39からの微小電圧とを加算器41
で加算して電圧制御発振器36を制御するもので
ある。
第1局部発振器42の位相同期回路はそのルー
プバンド幅内ではシンセサイザ34の位相雑音に
対してローパスフイルタとして動作し、ループバ
ンド幅外では電圧制御発振器36の位相雑音に対
してハイパスフイルタとして動作するものであ
る。
第1局部発振器42の位相同期回路のループバ
ンド幅内では前述の周波数関係式より、 1=1/2(0S) =1/2π dΦ/dt(Φ:位相角)であるから位相
角 を用いて表現すると 1/2π dΦ1/dt=1/2(1/2π dΦ0/dt−1/
2π dΦS/dt) すなわち、 δΦ1=1/2(δΦ0−δΦS) 今、δΦ1≫δΦSとすると δΦ11/2δΦ0 このスペクトル密度は次のようになる。
SΔφ1=δΦ1 2 SΔφ0=δΦ0 2 従つて SΔφ1=1/4SΔφ0 デシベルを用いて表示すると 10logSΔφ1=10log(1/4SΔφ0) ∴SΔφ1|dB=SΔφ0|dB−6dB となり、位相雑音は6dB改善される。
<発明の作用> 第4図に特願昭55−102014によるシンセサイザ
34、電圧制御発振器36、電圧制御発振器36
の発振周波数を2倍に逓倍した周波数、この発明
による第1局部発振器42、第1図のように分周
器20を用いた第1局部発振器21の位相雑音特
性をそれぞれ61,62,63,64,65で示
す。横軸は設定周波数に対する発振周波数のずれ
m、縦軸は搬送波信号(設定周波数信号)と雑
音との比である。シンセサイザ34を用いること
により、一点鎖線61で示すように設定周波数近
傍での雑音を押えることができる。しかしこのシ
ンセサイザ34の出力を第1図と同様に分周器に
より分周すると、点線65で示すように設定周波
数近傍ではシンセサイザ34よりも分周率の分だ
け改善されるが、設定周波数から遠く離れたとこ
ろでは分周器自身の位相雑音特性により決定され
てしまい長く尾を引く傾向となる。シンセサイザ
34の出力を位相同期回路で位相同期をとること
により、実線64で示されるように設定周波数近
傍では前述したように位相同期回路による分周率
1/2に応じてシンセサイザ34に比べて6dBだけ
改善され、設定周波数から遠く離れたところでは
その雑音特性は電圧制御発振器36の位相雑音よ
り決定され、分周器を用いた第1局部発振器より
も位相雑音を低くすることができる。なお、二点
鎖線63は電圧制御発振器36の周波数を2倍に
逓倍したものであるからC/N比が6dBだけ悪化
しているが、位相同期回路を構成している周波数
変換器35内で2倍に逓倍された周波数は、設定
周波数に対する発振周波数のずれmが遮断周波
数cより小さいところでは曲線61に沿い、m
がcより大きいところでは曲線63に沿つた位相
雑音特性となる。取出す周波数1は上記の周波数
の1/2であるので、上記の特性よりも6dBだけ改
善された特性64となる。
またシンセサイザ34として高純度スペクトラ
ムで掃引帯域が2〜4GHzを有する第3図のもの
を使用すると、10KHz〜1GHzの広帯域でのスペ
クトラムの測定が可能となる。これは第1図の従
来のスペクトラムアナライザに比べて約10倍の帯
域を有する。
また周波数変換器35においてハーモニツクミ
キサの代わりに、逓倍器とミキサとからなる装置
を用いることができる。またハーモニツクミキ
サ、あるいは逓倍器の倍率を増加させることによ
り更に位相雑音特性を改善できるが、その分測定
帯域は挟くなる。
またアイソレータ37の代わりにバツフアアン
プ、あるいはカプラー等を使用してもよい。
<発明の効果> 以上説明したようにこの発明によれば、高純度
シンセサイザの発振周波数を分周器の代わりに位
相同期回路を用いて周波数変換し、その周波数と
入力信号の周波数とを混合して第1中間周波数を
得る構成とすることにより、広帯域の周波数範囲
で高純度にスペクトラムの位相雑音測定ができる
スペクトラムアナライザが得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のスペクトラムアナライザを示す
図、第2図はこの発明によるスペクトラムアナラ
イザを示す図、第3図はシンセサイザ34の一実
施例を示す図、第4図はこの発明によるスペクト
ラムアナライザの第1局部発振器の特性を説明す
るための図である。 11,23:入力端子、12,24,56:出
力端子、13,25:アツテネータ、14,1
5,18,27,29,32,46,48:ミキ
サ、16:クリスタル発振器、17,20:分周
器、19:YIG同調発振器、21,22,42,
43,44:局部発振器、26,28,30,3
3,47,49:フイルタ、31:増幅器、3
4:シンセサイザ、35:周波数変換器、36,
45:電圧制御発振器、37:アイソレータ、3
9,50:位相比較器、40,54:周波数設定
器、41,55:可算器、51,52,53:可
変周波数発振器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 A 高純度シンセサイザと、 B 制御信号に応じて発振周波数が制御される電
    圧制御発振器と、 C 上記電圧制御発振器の発振周波数を逓倍して
    上記高純度シンセサイザの発振周波数と混合す
    る周波数変換器と、 D 上記高純度シンセイサイザよりも低い周波数
    を発振する発振器と、 E 上記周波数変換器の信号と上記発振器の信号
    を比較する位相比較器と、 F 上記電圧制御発振器の発振周波数に対応する
    電圧を出力する周波数設定器と、 G 上記周波数設定器の電圧と上記位相比較器の
    電圧とを加算して上記電圧制御発振器に対する
    制御信号を出力する加算器と、 からなる第1局部発振器を具備したスペクトラム
    アナライザ。
JP20428482A 1982-11-19 1982-11-19 スペクトラムアナライザ Granted JPS5994076A (ja)

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JP20428482A JPS5994076A (ja) 1982-11-19 1982-11-19 スペクトラムアナライザ

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JP20428482A JPS5994076A (ja) 1982-11-19 1982-11-19 スペクトラムアナライザ

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JPS5994076A JPS5994076A (ja) 1984-05-30
JPS6362701B2 true JPS6362701B2 (ja) 1988-12-05

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PHASE-LOCKED LOOPS=1976 *

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