JPS636267Y2 - - Google Patents

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JPS636267Y2
JPS636267Y2 JP1982061589U JP6158982U JPS636267Y2 JP S636267 Y2 JPS636267 Y2 JP S636267Y2 JP 1982061589 U JP1982061589 U JP 1982061589U JP 6158982 U JP6158982 U JP 6158982U JP S636267 Y2 JPS636267 Y2 JP S636267Y2
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potentiometer
arm
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vibration
shaft
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JP1982061589U
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JPS58165051U (ja
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  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、枢支ピンを介して相対揺動可能に枢
支した一対のアーム構成部材のうちで前記枢支ピ
ンを固設してある側のアーム構成部材の枢支基部
に、ポテンシヨメータをその被回転操作軸が前記
アーム構成部材の揺動軸芯と略同軸芯周りに回動
される状態で、かつ、防振材を介して取付けてあ
る土工作業用アームの揺動角検出装置に関する。
従来、上記揺動角検出装置として、例えば、実
開昭54−143001号公報に開示されたものが知られ
ている。このものでは、ポテンシヨメータに対す
る泥よけ及び防水等のためのカバーが、ポテンシ
ヨメータ及びそのポテンシヨメータの角度検出用
の作動レバーも覆うように設けられているため
に、そのカバー構造全体が大型化してアームの操
作範囲を狭くする等の欠点を有する。また、ポテ
ンシヨメータのみ防護するようにカバーを設ける
と、土工作業に伴うアームの振動によりポテンシ
ヨメータが作動不良や精度低下を起こすことを防
止するためにポテンシヨメータとそれを取付ける
アーム構成部材との間に介装した防振材が、カバ
ー外に配置されるために、振材に土砂等が付着し
たり、また、風雨に晒されその弾性が劣化する等
して、防振性能が低下する欠点があつた。また、
従来のものは、ポテンシヨメータの被回転操作軸
を操作するレバー部材がアーム構成部材に固設さ
れたものであつたため、アーム構成部材の振動が
前記被回転操作軸を介してポテンシヨメータに伝
わり、ポテンシヨメータの性能を劣化させる虞れ
があつた。
本考案の目的は、上述従来の実情に鑑みて、簡
単な改良により、防振材の防振性能の低下を極力
抑制し、防振材を長期に亘つて良好に使用できる
ようにすると共に、そのカバー構造をコンパクト
なものとし、かつ、ポテンシヨメータに対する防
振性を向上させる点にある。
本考案の特徴構成は、冒記土工作業用アームの
揺動角検出装置において、前記一対のアーム構成
部材のうちで前記枢支ピンを遊嵌してある側のア
ーム構成部材に取付けたポテンシヨメータ操作部
材を、前記被回転操作軸に対して、それの軸芯方
向及びそれと直交する方向への相対移動を許容す
る弾性体を介して前記被回転操作軸を回転操作す
るよう連結すると共に、前記ポテンシヨメータを
覆うカバー内に前記防振材を配置して、かつ、前
記ポテンシヨメータ操作部材を前記カバーの外部
に配置し、さらに、前記弾性体は、前記一対のア
ーム構成部材の相対移動を許容する範囲で前記カ
バーに形成したスリツト孔に通した状態で、前記
ポテンシヨメータ操作部材と前記ポテンシヨメー
タの被回転操作軸とを連結するように設けてある
事にある。
つまり、カバーにより覆われる部分が、ポテン
シヨメータ及び防振材のみであるから、カバーを
コンパクトなものにし乍らも、ポテンシヨメータ
取付部分からの振動は防止できると共に、カバー
により防振材が保護されるため、その防振材の防
振性能を長期に亘つて良好に維持でき、また、ポ
テンシヨメータの被回転操作軸と、ポテンシヨメ
ータ操作部材とを連結する部材が弾性体であるか
ら、アーム構成部材の振動がこの弾性体により吸
収されるため、前記被回転操作軸からポテンシヨ
メータに伝わる振動も防げる等の効果を奏するに
至つた。この結果、コンパクトなカバーにより、
アームの操作範囲を広く取ることができ、防振性
能が向上したため、精度良く、かつ円滑にポテン
シヨメータを作動させるに至つた。
次に本考案の実施例を例示図に基づいて詳述す
る。
第1図に示すように、クローラ走行装置1を備
えた機台に、旋回台2を、ロータリジヨイント3
を介して縦軸芯P周りに駆動回転操作自在に取付
け、その旋回台2に、運転パネル4及び運転座席
5等を備えた操縦部、及び、後部原動部6を設け
ると共に、ブーム7、アーム8、及びバケツト9
を油圧シリンダー10により夫々横軸芯周りに駆
動揺動操作自在に順序連結してなるバツクホウ装
置11を、基台ブラケツト12を介して旋回台2
前端に左右揺動操作及び上下揺動操作自在に連結
し、さらに、機台の前端に上下揺動操作自在なド
ーザ装置13を付設し、主に、対地掘削並びに排
土作業を行なう作業車を構成してある。
前記ブーム7とアーム8との枢支基部及びブー
ム7と基台ブラケツト12との枢支基部には、ブ
ーム7に対するアーム8、及び基台ブラケツト1
2に対するブーム7の揺動角を検出する揺動角検
出装置14を夫々付設してあり、それら検出装置
14からの情報、並びにブーム7とアーム8との
夫々の長さに基づいて、バケツト9の掘削深さを
演算しそれを操縦者にモニターとして表示するた
めの表示装置15を、運転パネル4に設けてあ
る。
前記揺動角検出装置14を構成するに、ブーム
7とアーム8との間に付設したものについて代表
的に説明すると、第2図及び第3図に示すよう
に、アーム8とブーム7とを連結する枢支ピン1
6に対するブーム7側ボス17の外側端面に、ド
ーナツ板状台部材18をボルト連結すると共に、
検出装置14のセンサー部としてのポテンシヨメ
ータ19を取付けるための略三角形形状の板状取
付部材20を、台部材18に、夫々筒状防振ゴム
21を介装しかつ取付部材20の三角形形状の各
頂点部近くに配置された3本の締付連結具22に
より、筒状防振ゴム21が両部材18,20間に
挾持される状態で連結し、その取付部材20に、
ポテンシヨメータ19を、ポテンシヨメータ被回
転操作軸19aが枢支ピン16側に突出し、か
つ、枢支ピン16の中心軸芯Xと略同軸芯周りで
回転し得る状態に取付け、そして、前記枢支基部
近くのアーム8側から連結したL字状操作部材2
3と、被回転操作軸19aに取付けた回動部材2
0とを、最も間隔の広い防振ゴム21間で揺動を
許容される状態に配置され、かつ、一端が回動部
材24の端面にボルトにより抜け止めした状態で
差し込み連結、及び、他端が操作部材23の端面
に相対摺動自在に差し込み連結された弾性撓み変
形自在なスプリングピン25により連結すると共
に、ポテンシヨンメータ19、取付部材20、及
び防振ゴム20を覆う有底筒状のカバー部材26
を、台部材18に、カバー部材26の開口端部が
台部材18の外周面に外嵌する状態で、かつ、カ
バー部材26の周面に形成したスリツト孔27に
スプリングピン25をそのアーム8の揺動に伴な
う揺動を許容するように貫通配置した状態でボル
トにより取付け、もつて、アーム8のガタ付き等
に起因した不測の外力が被回転操作軸19aに作
用することをスプリングピン25の弾性撓みによ
り回避し、かつ、土工作業に伴なう振動を防振ゴ
ム21により緩和した状態で、アーム8のブーム
7に対する揺動に伴ない被回転操作軸19aを円
滑に回転させ、ポテンシヨメータ19からの電気
信号の変動をアーム8の揺動角変化とに精度良く
検出できるように構成すると共に、ポテンシヨメ
ータ19や防振ゴム21等の検出装置14の要部
全体を覆うカバー部材26を設けたことにより、
アーム8の土工作業に伴なうそれら要部への土砂
の付着あるいはそれら要部が風雨に晒されること
を防止し、ポテンシヨメータ19や防振ゴム21
の作動を長期に亘つて良好に維持できるように構
成してある。
尚、カバー部材26に形成したスリツト孔27
には、スプリングピン25をその揺動を許容する
状態で挾みスリツト孔27を塞ぐ一対のゴム蓋2
7aを付設してあり、そのゴム蓋27aをもつて
スリツト孔27からの土砂や雨水の侵入を確実に
防止し、カバー部材26の検出装置14保護機能
を一層向上するようにしてある。
また、台部材18にポテンシヨメータ取付部材
20を連結するに、両者の間に筒状防振ゴム21
を挾持する状態で介装するに代え、第5図に示す
ように、台部材18と取付部材20との間に、断
面形状U字状の環状防振ゴム21を、それに形成
した長尺状の切欠孔21aにスプリングピン25
を貫通配置する状態で介装する等、防振ゴム21
の形状及び取付構造は各種の構成変更が可能であ
り、またその材質もゴムに代えて弾性を備えた各
種の材質のものを用いることができ、それらを総
称して防振材21と称する。
アーム8側操作部材23とポテンシヨメータ被
回転操作軸19aとを、それの軸芯方向及びそれ
と直交する方向への相対移動を許容する状態で連
結するに、両者の間に弾性撓み変形自在なスプリ
ングピン25を介装するに代えて、ゴム等の弾性
体25を介装したりする等、その連結構造は各種
の構成変更が可能である。
さらに、また、ポテンシヨメータ19をアーム
8側に設け、かつ、それに対する操作部材23を
ブーム7側に設けるのも良い。
本考案による土工作業用アームの揺動角検出装
置は、シヨベルローダにおけるアームと走行機台
との相対揺動角度を検出するのに利用する等、各
種土工作業用アームの揺動角度検出に用いること
ができた。そして、その検出結果は、例えばバツ
クホウにおいて、プログラムに沿つてブーム7、
アーム8、及び、バケツト9を自動操作して、自
動的に掘削作業を行なうようにしたり、又、運転
席5の近くに設けたモデルを人為操作するに伴い
ブーム7、アーム8、及びバケツト9をモデルと
同じ状態に自動的に操作させるようにするのに用
いる等、各種目的に使用できる。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対
照を便利にする為に符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構造に限定されるものではな
い。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る土工作業用アームの揺動角
検出装置の実施例を例示し、第1図は作業車の全
体側面図、第2図はポテンシヨメータ装着部を拡
大した横断平面図、第3図は第2図の一部を破断
した側面図、第4図は第3図の−線断面図、
第5図は別実施例を示す第2図に相当する図であ
る。 7,8……アーム構成部材、16……枢支ピ
ン、19……ポテンシヨメータ、19a……被回
転操作軸、21……防振材、23……操作部材、
25……弾性体、26……カバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 枢支ピン16を介して相対揺動可能に枢支した
    一対のアーム構成部材7,8のうちで前記枢支ピ
    ン16を固設してある側のアーム構成部材7の枢
    支基部に、ポテンシヨメータ19をその被回転操
    作軸19aが前記アーム構成部材7,8の揺動軸
    芯Xと略同軸芯周りに回動される状態で、かつ、
    防振材21を介して取付けてある土工作業用アー
    ムの揺動角検出装置において、前記一対のアーム
    構成部材7,8のうちで前記枢支ピン16を遊嵌
    してある側のアーム構成部材8に取付けたポテン
    シヨメータ操作部材23を、前記被回転操作軸1
    9aに対して、それの軸芯方向及びそれと直交す
    る方向への相対移動を許容する弾性体25を介し
    て前記被回転操作軸19aを回転操作するよう連
    結すると共に、前記ポテンシヨメータ19を覆う
    カバー26内に前記防振材21を配置して、か
    つ、前記ポテンシヨメータ操作部材23を前記カ
    バー26の外部に配置し、さらに、前記弾性体2
    5は、前記一対のアーム構成部材7,8の相対移
    動を許容する範囲で前記カバー26に形成したス
    リツト孔27に通した状態で、前記ポテンシヨメ
    ータ操作部材23と前記ポテンシヨメータ19の
    被回転操作軸19aとを連結するように設けてあ
    る事を特徴とする土工作業用アームの揺動角検出
    装置。
JP6158982U 1982-04-26 1982-04-26 土工作業用ア−ムの揺動角検出装置 Granted JPS58165051U (ja)

Priority Applications (1)

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JP6158982U JPS58165051U (ja) 1982-04-26 1982-04-26 土工作業用ア−ムの揺動角検出装置

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JP6158982U JPS58165051U (ja) 1982-04-26 1982-04-26 土工作業用ア−ムの揺動角検出装置

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Publication Number Publication Date
JPS58165051U JPS58165051U (ja) 1983-11-02
JPS636267Y2 true JPS636267Y2 (ja) 1988-02-22

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ID=30071778

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6158982U Granted JPS58165051U (ja) 1982-04-26 1982-04-26 土工作業用ア−ムの揺動角検出装置

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0732606Y2 (ja) * 1989-12-27 1995-07-26 新キャタピラー三菱株式会社 作業角検知装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54143001U (ja) * 1978-03-29 1979-10-04

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JPS58165051U (ja) 1983-11-02

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