JPS6326440Y2 - - Google Patents

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JPS6326440Y2
JPS6326440Y2 JP10610182U JP10610182U JPS6326440Y2 JP S6326440 Y2 JPS6326440 Y2 JP S6326440Y2 JP 10610182 U JP10610182 U JP 10610182U JP 10610182 U JP10610182 U JP 10610182U JP S6326440 Y2 JPS6326440 Y2 JP S6326440Y2
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arm
potentiometer
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pivot pin
rocking
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JP10610182U
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JPS5910354U (ja
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  • Shovels (AREA)
  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、バツクホー、シヨベルローダ等の土
工機におけるブーム、アーム等の回転角度を、ブ
ーム枢支ピン、アーム枢支ピンの軸端に配置した
ポテンシヨメータを介して検出する土工作業用ア
ームの揺動角検出装置に関する。
従来、土工用作業アームの回転角度をポテンシ
ヨメータを介して検出するに当たつては、実公昭
56−50401号公報に示される如く、一対のアーム
構成部材同士を連結する枢支ピンと一方のアーム
構成部材との回転角度、つまり、枢支ピンの回転
角度を検出するものであつた。
ところが、このように、枢支ピンの回転角度を
検出するものでは、掘削等により強大な負荷が作
用する枢支ピンに、枢支ピンを他方のアーム構成
部材に固定する為のキーあるいはスプライン等の
キー溝、あるいは、スプライン溝等を形成しなけ
ればならないことから、枢支ピンの強度低下が生
じ、これを避ける為に、枢支ピンを太くすると、
制御を行うに当たつて軽量化が望ましいブーム、
アームの重量が増大する欠点があつた。
本考案は、ポテンシヨメータの操作構造を工夫
することによつて、枢支ピンの強度低下、あるい
は、枢支ピンの軸径を大きくすることなく、ブー
ム、アームの回転角度を検出できるようにすると
ともに、そのことによつて生じる新たな問題点を
もうまく解決せんとすることを目的とする。
上記目的を達成する為の本考案の特徴構成は、
相対揺動可能に枢支した一対のアーム構成部材間
の回転角度を、前記一対のアーム構成部材同士を
連結する枢支ピンの軸端に配置したポテンシヨメ
ータを介して検出する土工作業用アームの揺動角
検出装置において、前記一方のアーム構成部材の
枢支基部に、ポテンシヨメータの取付部を備えた
カバーを設け、そのカバー内に、前記ポテンシヨ
メータを、その被回転操作軸が、前記枢支ピン側
に向かう状態で、且つ、前記アーム構成部材の揺
動軸芯と同芯状に位置する状態で設け、そのポテ
ンシヨメータの被回転操作軸に、前記カバーから
半径方向での外方に突出する揺動アームを付設
し、前記他方のアーム構成部材に、前記ポテンシ
ヨメータの被回転操作軸に付設した揺動アームに
対して直交する方向から係合連結するポテンシヨ
メータ操作部材を設け、さらに、前記ポテンシヨ
メータのカバーに、前記ポテンシヨメータ操作部
材と前記揺動アームとの係合連結部を覆う補助カ
バーを突設した点にあり、斯かる構成から次の作
用効果を奏する。
すなわち、一方のアーム構成部材にポテンシヨ
メータを取付け、他方のアーム構成部材に、前記
ポテンシヨメータの被回転操作軸に付設の揺動ア
ームを操作する為のポテンシヨメータ操作部材を
取付けて、両アーム構成部材の揺動角度を検出す
るものであるから、枢支ピンの回転角度を検出す
る場合のように、枢支ピンに、枢支ピンを他方の
アーム構成部材に固定する為のキー、あるいは、
スプライン等のキー溝、あるいは、スプライン溝
を形成する必要がなく、これによつて、枢支ピン
に溝加工を施すことによつて生じる強度低下の抑
制、あるいは、枢支ピンの重量増加を抑制して、
検出することができるに至つた。
そして、両アーム構成部材の揺動角度を、ポテ
ンシヨメータの被回転操作軸に付設の揺動アーム
とポテンシヨメータ操作部材との係合連結によつ
て検出するものでは、ポテンシヨメータを保護す
る為のカバーの周面に前記揺動アームの揺動を許
容する為の長孔を形成しなければならないが、本
考案では、ポテンシヨメータの保護カバーに、前
記揺動アームとポテンシヨメータ操作部材との係
合連結部を覆う補助カバーを延出して設けてある
から、保護カバーに、ポテンシヨメータ操作部材
の回動を許容する為の開口がアーム構成部材の側
面に対面して設けられるので、単に、保護カバー
の周面に揺動アームの回動を許容する為の長孔を
形成する場合に比して、アーム構成部材の上下動
時に、まともに泥土が保護カバー内に入り込み難
いという利点がある。
次に本考案の実施例を例示図に基づいて詳述す
る。
第1図に示すように、クローラ走行装置1を備
えた機台に、旋回台2を、ロータリジヨイント3
を介して縦軸芯P周りに駆動回転操作自在に取付
け、その旋回台2に、運転パネル4及び運転座席
5等を備えた操縦部、及び、後部原動部6を夫々
設けると共に、ブーム7、アーム8、及びバケツ
ト9を油圧シリンダ10により夫々横軸芯周りに
駆動揺動操作自在に順次連結してなるバツクホウ
装置11を、基台ブラケツト12を介して旋回台
2前端に左右揺動操作及び上下揺動操作自在に連
結し、さらに、機台の前端に上下揺動操作自在な
ドーザ装置13を付設し、もつて、対地掘削並び
に排土作業を行なうドーザ兼バツクホウ作業車を
構成してある。
前記ブーム7とアーム8との枢支基部及びブー
ム7と基台ブラケツト12との枢支基部には、ブ
ーム7に対するアーム8、及び基台ブラケツト1
2に対するブーム7の揺動角を検出する揺動角検
出装置14を夫々付設してあり、それら検出装置
14からの情報、並びにブーム7とアーム8との
夫々の長さに基づいて、バケツト9の掘削深さを
演算しそれを操縦者にモニターとして表示するた
めの表示装置15を、運転パネル4に設けてあ
る。
前記揺動角検出装置14を構成するに、ブーム
7とアーム8との間に付設したものについて代表
的に説明すると、第2図及び第3図に示すよう
に、アーム8とブーム7とを連結する枢支ピン1
6に対するブーム7側ボス7aの外側端面に、筒
状取付台17をボルト固定すると共に、カラー1
8を内嵌する筒状防振材19の3個を、前記取付
台17にボルト固定し、そして、リング状板体2
0を、前記防振材19に外嵌させる状態で係合止
着すると共に、ポテンシヨメータ21を、リング
状板体20に、当て金22を介してボルト固定さ
せてポテンシヨメータ21を、その被回転操作軸
21aが枢支ピン16の中心軸心Xと略同軸心周
りで回動される状態で、且つ、前記防振材19に
よつて弾性支持される状態で取付けてある。そし
て、前記被回転操作軸21aの端部にボルト固定
した揺動アーム23を、前記取付台17に形成し
た切欠き24を通してアーム側へ突出させると共
に、前記アーム8の枢支基部近くにボルト固定し
たポテンシヨメータ操作部材25の揺動アーム連
結用端部25aを二又状に形成して、揺動アーム
23とポテンシヨメータ操作部材25とを前記被
回転操作軸21aの軸心方向及びそれと直交する
方向への相対移動可能に係合連結させ、もつて、
ブーム7とアーム8との相対揺動角をポテンシヨ
メータ21が出力する電圧信号として検出できる
ように構成し、しかも、ポテンシヨメータ21に
大きな振動が与えられないように、且つ、ポテン
シヨメータ21にその操作のために大きな外力が
作用しないように構成してある。
又、前記取付台17を、ポテンシヨメータ21
における被操作軸部分を覆うカバーに兼用させる
と共に、前記ポテンシヨメータ21の本体及び前
記防振材19を覆う有底筒状カバー26を、前記
取付台17にボルト固定して、ポテンシヨメータ
21が土砂等の異物接当により破損されることを
抑制すると共に、防振材19に土砂等の異物がふ
り掛り付着すること、及び、防振材19が雨水に
晒されることを抑制するようにしてある。又、前
記ポテンシヨメータ操作部材25と揺動アーム2
3との係合連結部を覆う補助カバー27を、前記
取付台17と一体形成し、もつて、前記係合連結
部に土砂等の異物がふり掛り付着することを抑制
できるようにしてある。
本考案による土工作業用アームの揺動角検出装
置は、シヨベルローダにおけるアームと走行機台
との相対揺動角度を検出するのに利用する等、各
種土工作業用アームの揺動角度検出に用いること
ができる。そして、その検出結果は、例えばバツ
クホウにおいて、プログラムに沿つてブーム7、
アーム8、及び、バケツト9を自動操作して、自
動的に掘削作業を行なうようにしたり、又、運転
席5の近くに設けたモデルを人為操作するに伴い
ブーム7、アーム8、及び、バケツト9をモデル
と同じ状態に自動的に操作させるようにするのに
用いる等、各種目的に使用できる。
又、本考案を実施するに、ポテンシヨメータ操
作部材25と揺動アーム23とを係合連結する手
段は、例えば揺動アーム23の端部を二又状に形
成するようにする等、各種変更できる。
又、ポテンシヨメータ21を覆うカバー17,
26、及び、係合連結部を覆う補助カバー27を
設けるに、例えばカバー17,26を一体形成す
ると共に、各別形成した補助カバー27をカバー
17,26にボルト接続させるようにする等、そ
の具体構造は各種変更できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はドーザ兼バツクホウ作業車の側面図、
第2図は揺動角検出装置の装着部を示す横断平面
図、第3図は同装置の分解斜視図である。 7,8……アーム構成部材、17,26……カ
バー、21……ポテンシヨメータ、21a……被
回転操作軸、23……揺動アーム、25……ポテ
ンシヨメータ操作部材、27……補助カバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 相対揺動可能に枢支した一対のアーム構成部材
    7,8間の回転角度を、前記一対のアーム構成部
    材7,8同士を連結する枢支ピン16の軸端に配
    置したポテンシヨメータ21を介して検出する土
    工作業用アームの揺動角検出装置において、前記
    一方のアーム構成部材7の枢支基部に、ポテンシ
    ヨメータ21の取付部を備えたカバー17,26
    を設け、そのカバー17,26内に、前記ポテン
    シヨメータ21を、その被回転操作軸21aが、
    前記枢支ピン16側に向かう状態で、且つ、前記
    アーム構成部材7,8の揺動軸芯Xと同芯状に位
    置する状態で設け、そのポテンシヨメータ21の
    被回転操作軸21aに、前記カバー17,26か
    ら半径方向での外方に突出する揺動アーム23を
    付設し、前記他方のアーム構成部材8に、前記ポ
    テンシヨメータ21の被回転操作軸21aに付設
    した揺動アーム23に対して直交する方向から係
    合連結するポテンシヨメータ操作部材25を設
    け、さらに、前記ポテンシヨメータ21のカバー
    17,26に、前記ポテンシヨメータ操作部材2
    5と前記揺動アーム23との係合連結部を覆う補
    助カバー27を突設してあることを特徴とする土
    工作業用アームの揺動角検出装置。
JP10610182U 1982-07-13 1982-07-13 土工作業用ア−ムの揺動角検出装置 Granted JPS5910354U (ja)

Priority Applications (1)

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JP10610182U JPS5910354U (ja) 1982-07-13 1982-07-13 土工作業用ア−ムの揺動角検出装置

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JP10610182U JPS5910354U (ja) 1982-07-13 1982-07-13 土工作業用ア−ムの揺動角検出装置

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Publication Number Publication Date
JPS5910354U JPS5910354U (ja) 1984-01-23
JPS6326440Y2 true JPS6326440Y2 (ja) 1988-07-18

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ID=30248435

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JP10610182U Granted JPS5910354U (ja) 1982-07-13 1982-07-13 土工作業用ア−ムの揺動角検出装置

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2521252Y2 (ja) * 1990-04-18 1996-12-25 株式会社タダノ 角度検出器
JP5453205B2 (ja) * 2010-09-14 2014-03-26 日立建機株式会社 作業機械
JP6979887B2 (ja) * 2018-01-18 2021-12-15 三菱マヒンドラ農機株式会社 コンバイン

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JPS5910354U (ja) 1984-01-23

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