JP2930878B2 - バックホウ - Google Patents

バックホウ

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好洋 加藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ブームとアームとの連
結部近傍にリンク機構を形成して、前記ブームに対する
前記アームの揺動に伴って、前記リンク機構のリンク部
材が揺動力を受けて前記リンク部材の枢支点周りに揺動
するように構成し、前記リンク部材の揺動量に基づいて
前記ブームに対する前記アームの揺動角を検出する揺動
角検出センサを前記リンク機構に設けてあるバックホウ
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記のバックホウでは、アームの
基端部側に突設したアームシリンダ連結用の左右一対の
ブラケット間に、前記リンク機構を、側面視でその一部
分がはみ出した状態で配置してあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成によれ
ば、アームの基端部側に突設したアームシリンダ連結用
の左右一対のブラケット間に、前記リンク機構を、側面
視でその一部分がはみ出した状態で配置してあったため
に、作業中にリンク機構が他物に衝突して破損したり揺
動角検出センサの精度が低下したりしやすかった。
【0004】リンク機構が他物に衝突しないように、左
右一対のブラケットにカバーを取付けることも考えられ
るが、そのように構成すると、ブームとアームとの連結
部周りの部品点数が多くなって外観を損ねるとともに製
作コストも高くなるという問題がある。
【0005】本発明の目的は、ブームとアームとの連結
部周りの外観が損なわれることや製作コストが高くなる
ことを防止できながら、作業中にリンク機構が他物に衝
突することに起因するリンク機構等の破損や精度の低下
を防止できるバックホウを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴構成は、ア
ームの基端部側に突設したアームシリンダ連結用の左右
一対のブラケット間に前記リンク機構と揺動角検出セン
サとを配置して、前記ブームに対する前記アームの全揺
動範囲内で、前記リンク機構と揺動角検出センサとが側
面視で前記左右一対のブラケットによって覆われるよう
に、前記左右一対のブラケットを形成してあることにあ
る。
【0007】
【作用】上記の構成によれば、アームの基端部側に突設
したアームシリンダ連結用の左右一対のブラケットに、
リンク機構と揺動角検出センサとを覆うためのカバー等
の別部材を取り付けなくても、前記左右一対のブラケッ
トによってリンク機構と揺動角検出センサとを、ブーム
に対する前記アームの全揺動範囲内で保護することがで
きて、作業中にリンク機構等が他物に衝突することを防
止することができる。
【0008】
【発明の効果】従って、前記左右一対のブラケットに、
リンク機構と揺動角検出センサとを覆うためのカバー等
の別部材を取り付けないから、ブームとアームとの連結
部周りの外観が損なわれることや、製作コストが高くな
るのを防止することができながら、作業中にリンク機構
等が他物に衝突することを防止できるから、その衝突に
起因するリンク機構等の破損や精度の低下を防止するこ
とができるバックホウを提供することができた。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1はバックホウの全体側面を示しており、ゴム
クローラ形式の走行装置1に機体としての旋回台2が支
持され、旋回台2の前部にバックホウ装置3が備えられ
ている。このバックホウ装置3は、ブームシリンダ11
により上下に揺動駆動されるブーム4、アームシリンダ
リンダ12により前後に揺動駆動されるアーム5、及び
バケットシリンダ13により掻き込み揺動駆動されるバ
ケット6を備えて構成されている。
【0010】前記バックホウ装置3におけるブーム4
は、図1及び図2に示すように、上下に揺動駆動される
第1ブーム部分4aと、この第1ブーム部分4aの前端
の軸芯P1周りに揺動自在に連結された第2ブーム部分
4bと、この第2ブーム部分4bの前端の軸芯P2周り
に揺動自在に連結された支持ブラケット4cとで構成さ
れており、この支持ブラケット4cに軸芯P3周りに揺
動自在にアーム5が連結されている。そして、第1ブー
ム部分4aと支持ブラケット4cに亘り連係リンク8が
架設されて平行四連リンクが構成されており、油圧シリ
ンダ7により第2ブーム部分4bを揺動操作することに
よって、アーム5及びバケット6を平行に左右移動させ
ることができるように構成している。
【0011】図1に示すように、ブーム4(第1ブーム
部分4a)の上下角度を検出する第1角度検出装置9、
第2ブーム部分4bの左右角度を検出する第2角度検出
装置10、及び、アーム5の前後角度を検出する第3角
度検出装置14が設けられており、この各角度検出装置
9,10,14からの検出信号が、制御装置(図示せ
ず)に入力されている。制御装置においては、第1,第
2,第3角度検出装置9,10,14からの信号による
ブーム4(第1ブーム部分4a)の上下角度、第2ブー
ム部分4bの左右角度及びアーム5の前後角度と、第1
ブーム部分4a、第2ブーム部分4b及びアーム5の各
長さとにより、バケットピン6aの作業位置を常時算出
している。
【0012】次に、ブーム4等の揺動角度を検出する第
1,第2,第3角度検出装置9,10,14としてのう
ち、アーム5の前後角度を検出する第3角度検出装置1
4を代表例としてその取り付け構造について説明する。
【0013】図3,図4に示すように、前記ブーム4と
アーム5との連結部近傍にリンク機構15を形成して、
ブーム4に対するアーム5の揺動に伴って、リンク機構
15の第1リンク部材15aが揺動力を受けて第1リン
ク部材15aの枢支点周りに揺動するように構成し、第
1リンク部材15aの揺動量に基づいてブーム4に対す
るアーム5の揺動角を検出する揺動角検出センサSを第
1リンク部材15aの基端部に設けてある。
【0014】前記リンク機構15と揺動角検出センサS
は、アーム5の基端部に突設したアームシリンダ連結用
の左右一対のブラケット16間に配置してある。詳しく
は、アーム5とブーム4との枢支点である前記軸芯P3
よりも後方で一方のブラケット16の側面より支持ボス
17を横内方向きに突設し、揺動角検出センサSをその
入力軸が横内方側に向かうように支持ボス17に取り付
け固定して、前記入力軸を前記第1リンク部材15aの
基端部に固定してある。他方、アームシリンダ12の先
端部から、そのアームシリンダ12と左右一対のブラケ
ット16との枢支点よりも前方に突設した突出部18
に、第2リンク部材15bを枢支連結し、第1リンク部
材15aと第2リンク部材15bと端部同士を枢支連結
してある。
【0015】上記の構成によれば、アームシリンダ12
が伸縮駆動して、ブーム4に対してアーム5が相対揺動
すると、それに伴って第1リンク部材15aが第2リン
ク部材15bを介して、アームシリンダ12に押引きさ
れて揺動し、その揺動量を揺動角検出センサSが検出し
て、ブーム4に対するアーム5の揺動角度を検出するこ
とができる。
【0016】図3に示すように、前記左右一対のブラケ
ット16は、ブーム4に対するアーム5の全揺動範囲内
で、リンク機構15を側面視で覆うように形成してあ
る。また前記左右一対のブラケット16の間には上カバ
ー19を設けて、他物が上方側から左右一対のブラケッ
ト16間に入り込んでリンク機構15や揺動角検出セン
サSに衝突するのを防止してある。リンク機構15の下
方には、左右一対のブラケット16間にわたって、
「く」の字形の下カバー20を設けて、他物が下方側か
ら左右一対のブラケット16間に入り込んでリンク機構
15や揺動角検出センサSに衝突するのを防止してあ
る。前記上カバー19と下カバー20は左右一対のブラ
ケット16の補強部材の役割も果している。
【0017】前記左右一対のブラケット16を上記のよ
うに形成してあるから、左右一対のブラケット16に、
リンク機構15と揺動角検出センサSとを覆うためのカ
バー等の別部材を取り付けなくても、前記左右一対のブ
ラケット16によってリンク機構15と揺動角検出セン
サSとを、ブーム4に対する前記アーム5の全揺動範囲
内で保護することができて、作業中にリンク機構15等
が他物に衝突することを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】バックホウの全体側面図
【図2】バックホウ装置の上面図
【図3】ブームとアームとの連結部周りの構造を示す縦
断側面図
【図4】ブームとアームとの連結部周りの構造を示す上
面図
【符号の説明】
4 ブーム 5 アーム 15 リンク機構 15a リンク部材 16 ブラケット S 揺動角検出センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平6−63666(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E02F 9/26 E02F 9/00 E02F 9/24 E02F 3/32

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブーム(4)とアーム(5)との連結部
    近傍にリンク機構(15)を形成して、前記ブーム
    (4)に対する前記アーム(5)の揺動に伴って、前記
    リンク機構(15)のリンク部材(15a)が揺動力を
    受けて前記リンク部材(15a)の枢支点周りに揺動す
    るように構成し、前記リンク部材(15a)の揺動量に
    基づいて前記ブーム(4)に対する前記アーム(5)の
    揺動角を検出する揺動角検出センサ(S)を前記リンク
    機構(15)に設けてあるバックホウであって、 前記アーム(5)の基端部に突設したアームシリンダ連
    結用の左右一対のブラケット(16)間に前記リンク機
    構(15)と揺動角検出センサ(S)とを配置して、前
    記ブーム(4)に対する前記アーム(5)の全揺動範囲
    内で、前記リンク機構(15)と揺動角角検出センサ
    (S)とが側面視で前記左右一対のブラケット(16)
    によって覆われるように、前記左右一対のブラケット
    (16)を形成してあるバックホウ。
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