JPS636267B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS636267B2
JPS636267B2 JP57233013A JP23301382A JPS636267B2 JP S636267 B2 JPS636267 B2 JP S636267B2 JP 57233013 A JP57233013 A JP 57233013A JP 23301382 A JP23301382 A JP 23301382A JP S636267 B2 JPS636267 B2 JP S636267B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
catalyst
platinum group
metal
carrier
platinum
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP57233013A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59123535A (ja
Inventor
Hironobu Yamamoto
Yasuhisa Chiba
Hajime Yoshida
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokuriki Honten Co Ltd
Original Assignee
Tokuriki Honten Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokuriki Honten Co Ltd filed Critical Tokuriki Honten Co Ltd
Priority to JP57233013A priority Critical patent/JPS59123535A/ja
Publication of JPS59123535A publication Critical patent/JPS59123535A/ja
Publication of JPS636267B2 publication Critical patent/JPS636267B2/ja
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  • Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)
  • Catalysts (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、金属やセラミツク等の担体に白金族
を担体させて触媒体とする触媒体の担持方法に関
する。 白金族の触媒体は各種の酸化反応について高い
性能を有するので、従来、諸工業設備から排出さ
れる排出物中に含まれる一酸化炭素や炭化水素等
の公害汚染物質の浄化用触媒や自動車排ガスや家
庭用石油燃焼暖房器の排ガスおよび防食剤として
ヒドラジンを含有させたボイラー保管水の排水の
浄化、さらにはエナメル線焼付電線製造時の除臭
やアンモニアの酸化による硝酸の製造およびアル
コール類の酸化等に利用されている。 従来よりこの白金族の触媒体は、金属やセラミ
ツクの担体に白金族を担持させて用いられてお
り、その担持法としては、塩化白金酸、塩化パラ
ジウム等を水や酸またはアルコールに溶解させ、
白金等の白金族元素がイオンとして存在する溶液
を担体に塗布した後、加熱・分解したり化学的な
還元によつて金属析出させるイオン法と、白金族
金属粉を接着剤と共に多孔性担体に付着後焼成す
る固体法とに大別できる。 上記の方法のうちイオン法では、担体との密着
性にすぐれた触媒体を作りやすいが、担持白金族
の粒子は面成長を起して粗大化し、有効表面積が
少なくなりやすく触媒活性に乏しい傾向がある。 他方、固体法では最初から目的に適合した粒
径、幾何学的形状を有する粉体を選択して用いる
ことができるので、イオン法に比べて有効表面積
がとりやすく触媒活性にすぐれたものを作りやす
いが、反応密着性に劣るので耐久性に乏しい欠点
を有する。 本発明は、上記の両方法の欠点を解決すること
を目的とし、有機溶剤中に白金族を固体およびイ
オンとして共存させて有機バインダーを加えた混
合液を担体に付着させた後に加熱・焼成処理して
密着性にすぐれると共に触媒活性にもすぐれる触
媒体とすることを特徴とする。 以下に本発明を説明する。 白金族元素を予め金属微粉末としたものと、同
種元素をイオンの状態で含有させた混合液を用い
るもので、この混合液には、上記固体とイオンの
分散をよくするための有機バインダーと有機溶剤
とが混合されている。 また白金族元素としてはPtまたはPdを主体と
するが、その他Ru、Rh、Osを添加することは差
し支えない。 本願方法で、担持工程において用いる金属粉末
については、特にその状態を限定するものではな
いが、それは担持後に主触媒として機能するもの
であるから、なるべく細く活性に富むことが望ま
しく、例えば化学還元法によつて得られた黒色粉
末や熱分解によつて得られる微粒子のものが効果
的である。 また、主に結合剤として機能するイオンとして
は、用いる有機溶剤に可溶な白金族元素の化合物
であればよく、例えば〔Pt(NH322+や(Pd
(NH322+のような錯イオンが用いられる。 次に本発明の第1の実施例を説明する。 パラジウム分で0.1重量部になるPd(NH32
(NO22をモノエタノールアミンに溶解させた溶
液に、パラジウムの黒粉末(200メツシユ以下)
1重量部を加え、さらにエチルセルロースのカル
ビトール溶液で粘度を調整した混合液をよく撹拌
し、液中に固体分をよく分散させる。 この混合液をアルミナ製ハニカムの担体にデイ
ツピングによつて付着させ、乾燥後650℃で1時
間加熱した。触媒金属の付着量はアルミナ製ハニ
カムの担体の0.2重量%であつた。調整した触媒
を反応管に組込み、一酸化炭素CO100PPmに調
合した空気を空間速度(S・V)100000〔h-1〕で
通し、50℃におけるCO2への転換率を測定した。
その結果、転換率は70%であつた。 比較として、従来法により、塩化パラジウムを
0.1重量部を規定の塩酸に溶かした溶液中にアル
ミナ製ハニカムの担体を浸漬し、乾燥後水素気流
中300℃で還元し、同量の触媒付着量とした。 この転換率を測定したときの63%であつた。 この結果本発明による転換率は約10%増加した
ことになる。 なお、担体が金属メツシユの場合にはハケ塗り
によつて混合液を担体に付着させてもよい。 次に第2の実施例を説明する。 200メツシユ以下のパラジウム黒粉末1重量部
に対し、100メツシユ以下の白金粉末1重量部を
白金分で0.2重量部になるジニトロジアンミノ白
金Pt(NH32(NO22のエチレンジアミンに添加
し、それにエチルセルロースのカルビトール溶液
を加えて固体の分散状態を調整して混合液を作
る。 この混合液を用いてアルミナ製ハニカム担体に
前例と同様に触媒を担体させ、CO2への転換率を
測定したところ78%であつた。 次に、上記の各実施例および比較例の3つにつ
いてCH4の酸化反応について比較した、空気中メ
タンガス濃度が30000PPmになるよう調合したガ
スを空間速度100000〔h-1〕で通し、100℃におけ
る残留CH4濃度を測定し浄化率を求めた。その結
果を第1表に示す。
【表】 また、担体への触媒成分の密着強度を比較する
ため第2の実施例の組成から白金イオン溶液の添
加を除いた混合液を調整し、同様に触媒を担体さ
せ、振動機による耐振動試験を30分間行ない触媒
成分減量を測定した。その結果を第2表に示す。
【表】 以上述べた本発明によると、焼成後に触媒とし
て主に機能する白金族元素を予め粉体等の金属状
態で与え、かつ焼成時に担体と上記固体との結合
を主として機能するものとして同種元素をイオン
の状態で含有させた混合液を用いたことにより、
有効表面積が大きく触媒活性にすぐれ、担体に白
金属粒子が強固に付着した担持強度の強い耐久性
のある触媒体とすることができる効果を有する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 金属またはセラミツクの担体に白金族を担持
    させる触媒体の担持方法において、有機溶剤中に
    白金族の金属微粉末およびイオンを共存させて有
    機バインダーを加えた混合液を担体に付着させた
    後、加熱、焼成処理することを特徴とする白金族
    の触媒体の担持方法。
JP57233013A 1982-12-28 1982-12-28 白金族の触媒体の担持方法 Granted JPS59123535A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57233013A JPS59123535A (ja) 1982-12-28 1982-12-28 白金族の触媒体の担持方法

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57233013A JPS59123535A (ja) 1982-12-28 1982-12-28 白金族の触媒体の担持方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59123535A JPS59123535A (ja) 1984-07-17
JPS636267B2 true JPS636267B2 (ja) 1988-02-09

Family

ID=16948443

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57233013A Granted JPS59123535A (ja) 1982-12-28 1982-12-28 白金族の触媒体の担持方法

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JP (1) JPS59123535A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0658389A (ja) * 1990-05-17 1994-03-01 Tornos Sa Fab De Mach Moutier プーリー

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0658389A (ja) * 1990-05-17 1994-03-01 Tornos Sa Fab De Mach Moutier プーリー

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JPS59123535A (ja) 1984-07-17

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