JPS636255B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS636255B2
JPS636255B2 JP2453580A JP2453580A JPS636255B2 JP S636255 B2 JPS636255 B2 JP S636255B2 JP 2453580 A JP2453580 A JP 2453580A JP 2453580 A JP2453580 A JP 2453580A JP S636255 B2 JPS636255 B2 JP S636255B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slag
container
fluidized bed
rotating target
molten slag
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP2453580A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56121622A (en
Inventor
Shoji Furuya
Toshuki Kagawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Nippon Steel Corp
Original Assignee
IHI Corp
Sumitomo Metal Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by IHI Corp, Sumitomo Metal Industries Ltd filed Critical IHI Corp
Priority to JP2453580A priority Critical patent/JPS56121622A/ja
Publication of JPS56121622A publication Critical patent/JPS56121622A/ja
Publication of JPS636255B2 publication Critical patent/JPS636255B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Glanulating (AREA)
  • Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
  • Manufacture Of Iron (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、冶金スラグ、廃棄物溶融スラグなど
を造粒して人工砂やコンクリート骨材などに利用
し、併せて造粒の際、溶融スラグの保有する顕熱
を有効に回収するようにした溶融スラグの造粒捕
集装置に関するものである。
従来から使用されている溶融スラグ造粒捕集装
置の一例を第1図について説明すると、hは円筒
状の容器であつて、その頂面上方の中心にはタン
デイツシユbが取り付けられている。タンデイツ
シユbの上方にはスラグ樋aが設けてあつて、タ
ンデイツシユb内に溶融スラグcを供給するよう
になつており、タンデイツシユbの底面中心には
ノズルdが取り付けてあつて、タンデイツシユb
内の溶融スラグcを容器h内に落下させるように
なつている。
容器hの内部下方には、流動層gが形成される
ようになつている。この流動層gは、流動媒体と
して例えばスラグ粉等を容器h内にあらかじめ投
入し、また適時投入追加し、散気板jの下部に設
けられている風箱kから空気またはガスを導入し
て流動化することにより、形成される。
容器h内の流動層gの上面レベルlより高い位
置の容器h中心には、回転ターゲツトeが設けら
れており、容器hにはさらに、排気口m、スラグ
粒排出口nが形成されている。
この第1図に示す従来の装置において、スラグ
樋aからタンデイツシユbに供給された溶融スラ
グcは、ノズルdから容器h内に落下し、回転タ
ーゲツトeに衝突してその衝突エネルギーにより
周囲にスラグ液滴fとなつて飛散する。回転ター
ゲツトeから周囲に飛散した液滴fが流動層gに
直接投入されるように、回転ターゲツトeの上面
は流動層gの上面レベルlよりも十分高く配置さ
れており、これによつて流動媒体が回転ターゲツ
トeの上面を洗つてスラグの液滴化を阻害しない
ようになつている。回転ターゲツトeより周囲に
飛散したスラグ液滴fは流動層gの中に入り、相
互に付着することなく冷却固化して粒状化し、ス
ラグ粒排出口nに落下して捕集されると共に、排
ガスiは排気口mから排出される。
上述した従来の装置においては、スラグ液滴f
を十分球状化するため容器hの高さ寸法を大きく
する必要があり、また回転ターゲツトeから周囲
に飛散したスラグ液滴fが容器hの周壁に直接衝
突して周壁に付着しないようにするため、容器h
の周壁を回転ターゲツトeから十分な距離をおい
た大きな直径寸法にしなければならない。このた
め容器hの高さ、直径共大きくなつて設置上の制
約を受けるようになり、風箱kからの流動化風量
が増大して運転動力費がかさみ、また排ガスiの
温度も低下して熱回収効率低下の原因となつてい
た。
本発明は上述の欠点を除去し、装置を小型化し
て流動層の流動化に要する空気量を減少させ、回
収ガスの高温化をはかると共に必要動力を低減で
きるようにしたもので、上部に排気口を下部にス
ラグ粒排出口をそれぞれ有し内部下半部に流動媒
体が充填された容器と、前記容器の流動媒体によ
つて形成される流動層内に設けられた造粒機と、
上部に溶融スラグを供給するノズルとガスを供給
する送気管とが接続され下端と前記造粒機との間
に飛散溶融スラグおよびガスを流出させる間隙が
存するようにされ前記容器に垂直に取り付けられ
た筒体とを備えたことを特徴とする溶融スラグの
造粒捕集装置と要旨とするものである。
次に本発明の一実施例を第2図について説明す
ると、容器10の中心上方にはタンデイツシユ2
が設けてあつて、溶融スラグ樋1から溶融スラグ
が供給されるようになつている。タンデイツシユ
2の底面中央には、下方に垂直に延びている筒体
6が固着されていて、その上端中央にはタンデイ
ツシユ2の底面に取り付けられているノズル3が
位置しており、そのやや下方の外周には送気管1
4が取り付けられている。
容器10の内部下半部には、流動層7が形成さ
れている。流動層7は、流動媒体として例えばス
ラグ粉等を容器10内にあらかじめ投入し、また
適時投入追加し、散気板9の下部に設けられてい
る風箱8から空気またはガスを導入して流動化す
ることによつて形成されるようになつている。
流動層7内の容器10中心にあたる位置には、
造粒機として回転ターゲツト4が配置されてい
る。前述した筒体6は容器10の中心部を通つて
流動層7の上面レベル15より下方、すなわち、
流動層7の内部まで延びており、筒体6の下端は
回転ターゲツト4に近接して開口させてある。そ
して筒体6の下端と回転ターゲツト4の上面との
間には、僅かな間隙16が設けられている。
タンデイツシユ2内の溶融スラグはノズル3よ
り筒体6内を落下スラグ流5となつて流下し、回
転ターゲツト4に衝突するようになつている。回
転ターゲツト4に対する落下スラグ流5の衝突点
は円板状または凸円板状になつており、表面はス
ラグに対する濡れ防止処理が行なわれている。回
転ターゲツト4の外周部はスラグと直接接触しな
いように傾斜させて多孔板により構成している。
回転ターゲツト4の下面は強制冷却するようにな
つており、下面外周には気密装置13が設けられ
ている。なお容器10の上部には排気口12が設
けられており、下部にはスラグ粒排出口11が設
けられている。
上述した装置において、タンデイツシユ2のノ
ズル3から落下した落下スラグ流5は筒体6内を
通つて回転ターゲツト4に落下衝突して回転ター
ゲツト4上で外周に拡散し、スラグ液滴となつて
間隙16を通つて飛散し、流動層7の内部に直接
投入される。回転ターゲツト4の直上に垂直に配
設された筒体6と、その中を流れる送気管14か
らの気流とによつて、落下スラグ流5は回転ター
ゲツト4に衝突するまでは流動層7から隔離され
ていて、流動媒体の流れ込みによるスラグ造粒阻
止作用を防ぐようになつている。
回転ターゲツト4に衝突し、間隙16を通つて
飛散したスラグ液滴は、流動媒体により表面をコ
ーテイングされると同時に散気板9から噴出する
気流と熱交換して冷却固化する。回転ターゲツト
4から飛散するスラグ液滴は直接流動層7内に投
入されるため、スラグ液滴相互の付着による大塊
の発生が防止され、さらに容器10の周壁への付
着も防止される。流動層7内で冷却固化したスラ
グ粒は流動層7内で沈降し、スラグ粒排出口11
から外部に排出される。流動層7内で熱交換して
高温となつたガスは排気口12から排出され、熱
回収装置に導入されて熱回収が行なわれる。
回転ターゲツト4はドラム形状、球形状のもの
を使用することもでき、さらに造粒機として落下
流の落差を利用したターゲツトのみでなく、回転
力による造粒機構とすることもでき、回転ターゲ
ツト4を回転タンデイツシユとして遠心力によつ
て造粒させてもよい。
本発明は、流動層内で直ちに造粒を行なうの
で、従来の装置よりも全体の高さを低くすること
ができ、造粒化された液滴は空中に飛散すること
なく直接流動層内に投入捕集されるので、早期に
液滴表面が非付着性となり、粒同志の相互付着に
よる塊の発生が防止され、またスラグ液滴が装置
の周壁に直接当ることがないので装置への付着
と、それに伴なう付着物の増大や脱落による装置
内での詰りなどが防止でき、また周壁の直径を従
来よりも小さくして装置を小型化することができ
る。
また装置を小型化できるので流動化面積を必要
最小限に設計して流動化風量を少なくして運転費
を低減させることができ、流動化風量が少なくな
るので高温のスラグ液滴との熱交換によつて得ら
れた排ガスは高温となつて熱回収効率が向上し、
高温流動層内でのスラグ液滴の冷却固化はスラグ
粒の結晶化を促進し、得られたスラグ粒は強度の
高い緻密な人工砂として利用できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来装置の縦断面図、第2図は本発明
の一実施例の縦断面図である。 3……ノズル、4……回転ターゲツト、6……
筒体、7……流動層、10……容器、11……ス
ラグ粒排出口、12……排気口、14……送気
管、16……間隙。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 上部に排気口を下部にスラグ粒排出口をそれ
    ぞれ有し内部下半部に流動媒体が充填された容器
    と、前記容器の流動媒体によつて形成される流動
    層内に設けられた造粒機と、上部に溶融スラグを
    供給するノズルとガスを供給する送気管とが接続
    され下端と前記造粒機との間に飛散溶融スラグお
    よびガスを流出させる間隙が存するようにされ前
    記容器に垂直に取り付けられた筒体とを備えたこ
    とを特徴とする溶融スラグの造粒捕集装置。
JP2453580A 1980-02-28 1980-02-28 Granulating and collecting device for molten slag Granted JPS56121622A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2453580A JPS56121622A (en) 1980-02-28 1980-02-28 Granulating and collecting device for molten slag

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2453580A JPS56121622A (en) 1980-02-28 1980-02-28 Granulating and collecting device for molten slag

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56121622A JPS56121622A (en) 1981-09-24
JPS636255B2 true JPS636255B2 (ja) 1988-02-09

Family

ID=12140840

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2453580A Granted JPS56121622A (en) 1980-02-28 1980-02-28 Granulating and collecting device for molten slag

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111074021A (zh) * 2019-12-04 2020-04-28 西安交通大学 一种液态熔渣干式离心粒化系统用均匀流场出风结构

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JPS56121622A (en) 1981-09-24

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