JPS6361897B2 - - Google Patents

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JPS6361897B2
JPS6361897B2 JP8714381A JP8714381A JPS6361897B2 JP S6361897 B2 JPS6361897 B2 JP S6361897B2 JP 8714381 A JP8714381 A JP 8714381A JP 8714381 A JP8714381 A JP 8714381A JP S6361897 B2 JPS6361897 B2 JP S6361897B2
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JP
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door
packer
binding
clutch
needle
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JP8714381A
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JPS57202218A (en
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  • Binders And Loading Units For Sheaves (AREA)
  • Threshing Machine Elements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 従来の穀稈結束方法は、連続的に供給される穀
稈を停滞させないようにパツカーの速い掻込作
動、例えば約200r.p.mで何回も結束部に掻込み、
結束部にて結束していた。
即ち、パツカーは紐張りした状態の結束部へ穀
稈を何回も掻き込むので結束紐が躍つて第1突起
から外れると共に穀稈の姿勢が乱れて結束ミスが
発生した。
また、紐掛した穀稈と後続の穀稈とが絡んでお
り、良く分離されていないので、放出時の束離れ
が悪るく、次に集束される穀稈を引き出して集束
穀稈の姿勢を著しく乱し、更にはニードルが穀稈
を引掛けて結節部に押し込み結節部が作動不良と
なる等の欠点があつた。
本発明は前述の諸欠点を改善することを目的と
するものであつて、結束部の上手側の集束部に穀
稈を集束し、その集束量が一束分に達した時、一
束分の穀稈を一挙に結束部に移行させて結束し放
出するようにしたことを特徴とするものである。
以下図面に示す実施例について説明すると、1
は走行装置を有するコンバインの機台上に搭載し
た自脱型の脱穀装置であつて、排塵室4の天板上
には排稈口から排出される排藁をフイードチエン
から受け継いで穂先側へ寄せ送る挾持搬送体5を
斜設し、この挾持搬送体5は搬送チエン5aの下
面にガイドレール5bを対設してなり、その後端
下部にはカツターAが装着してある。
6は略平行な3本の横杆7a,7b,7cを側
面視で三角形状をなすように配設し、それらの穂
側は三角枠の頂点部に熔接し、株元側は下位の2
本の横杆7a,7cを前後方向の杆で連結し、上
位の横杆は前記挾持搬送体5の上部でやゝ後方に
向けて折曲し、側端部は下方へ折曲してカツター
Aの送込口の後部と対応する位置で、前記前後方
向の杆に熔接してなる支持枠であつて、その前部
を連結金8…により脱穀装置の後部に連結してあ
る。
結束装置Bは移動経路の一側(この例では上
部)に移動経路方向に長い伝動ケース9を、また
他側にはニードル10を設けてなり、上記伝動ケ
ース9は前部を前記横杆7aに遊嵌したパイプ1
1に固定し、後部に突設した穂先抵抗杆12の下
端を後方の横杆7bに遊嵌して横移動固定可能と
なつており、上記穂先抵抗杆12は取付位置を稈
身方向に変更することにより藁束の放出姿勢を変
えることができる。
そして、前記伝動ケース9の中間部にはパツカ
ー13とドア14を設けてドア14の前方のカツ
ターA上を集稈部15とし、伝動ケース9の後部
に設けたホルダー16及びビル17からなる結節
部とその下方の切換板18との間を結束部19に
なしてあり、結節部の後部には放出アーム20が
設けてある。
次に結束装置Bの伝動機構について説明する
と、伝動ケース9の前部に設けた入力スプロケツ
ト21はカツターAの刃物軸(又は脱穀装置1の
適宜の軸)により駆動される入力軸22に横移動
可能にスプライン嵌合しており、パツカー軸23
はスプロケツト23′を有する定位置停止クラツ
チ24及びチエン25を介して駆動され、結節軸
26はドア14の感知作動により作動する一回転
クラツチ27を介して前記パツカー軸23により
間欠回転する。
また、前記パイプ11に支持したニードル軸2
8の穂先側端部に設けたクランクアーム28aは
前記結節軸26の穂先端部のクランクアーム26
aによりロツド29を介して駆動され、前記クラ
ンクアーム26aのボス部は締付ボルト26bを
有し、結節軸26の端部周面には平行な受面が形
成してあるので、上記クランクアーム26aと
180°回動して締付固定することによりニードル1
0を結束部19の下方に臨ませた紐供給待期姿勢
と、上方へ引き上げて結束部19内は引き込んだ
退避姿勢とになすことができる。
なお、ニードル10の前記退避操作に代えてC
ピン10′の係脱によりニードル10をニードル軸
28から取りはずしても良い。
そして、パツカー軸23にはクランクアーム3
0とテーパー突起31aを有するクラツチ板31
とを間隔をおいてキー止めし、それらの間に、リ
ング32を外周に遊嵌した偏芯カム33と側面に
テーパー孔34aを有するニードル作動板34と
を回動自在に嵌装し、該偏芯カム33の板面の孔
33aには両端がテーパー状となつたピン33b
を摺動自在に挿通してあり、偏芯カム33とクラ
ツチ作動板34とは捻りスプリング35により前
記ピン33bのテーパー部がテーパー孔34aか
ら押し出されるように連繋してある。
また、リング32と一体になつているパツカー
ピン36の一端はパツカー13に回動自在に連繋
し、他端に固定したアーム37は前記クランクア
ーム30にピン37′により回動自在に連結して
ある。
従つてd、挾持搬送体5から排出される排藁を
結束する際、初期はドア14が所定圧を感知して
いないのでストツプアーム38はクラツチ作動板
34から離れており、ピン33は一端がクラツチ
作動板34の板面に摺接し、他端がクラツチ板3
1のテーパー突起31aに当接した状態となつて
いるので、クラツチ作動板34、偏芯カム33は
クランクアーム30及びクラツチ板31と一体的
にパツカー軸23と共に回転しており、パツカー
ピン36はパツカー軸23を中心として円軌跡(ア)
で回動し、パツカーの先端は(ウ)軌跡で挾持搬送体
5が搬送した排藁を挾持が解かれる直前又は直後
に搬送チエン5aの側面にラツプしながら掻落し
てドア14の前面へ掻込む。
このようにしてドア14の前方の切換板42上
に所定量の排藁が集束されると、それをドア14
が感知し、これによりリンク39を介してストツ
プアーム38が傾動し、クラツチ作動板34の段
部に係合してクラツチ作動板の回転を止めるので
ピン33bはテーパー孔34aに対向するとテー
パー突起31aによつて押し出されてテーパー孔
34aに嵌入して偏芯カム33は後方へ突出した
姿勢で停止し、パツカーピン36はリング32と
共に偏芯カム33の外周に案内されて円軌跡(イ)を
画き、パツカー13は(エ)軌跡で集束部15に集束
された排藁を結束部19に一挙に掻き込む。
また、結節軸26の一回転クラツチ27は前記
ストツプアーム38の作動よりやゝおくれて入り
となるのでニードル10は紐掛け作動を行い、次
いでビル17が作動して結節すると放出アーム2
0が従来のものと同様結節軸26の回転とリンク
の規制により藁束を放出する。
更に集束された藁をパツカー13が結束部19
に押し出すとドア圧がなくなりストツプアーム3
8がクラツチ作動板34の段部から離れると捻り
スプリング35はクラツチ作動板34と偏芯カム
33とを相対回動するように付勢犯しているので
ピン33bは押し出され、クラツチ板31が回転
してテーパー突起31aがピン33bに係合する
と、パツカー13は排藁をドア14の前面に掻き
込む(ウ)軌跡の掻込作動を反復する。
また、排藁を結束せずに集束して圃場に放出す
る場合は前述のようにニードル10を結束部19
内へ引上げて収納し、ドア14の取付ナツトを弛
めて後方へ退避させて仮止めし、切換板18を下
降回動させてカツターAの後面に重合させ、クラ
ツチレバー24aにより定位置停止クラツチ24
を切ると、パツカー13はドア14の基部近傍ま
で上昇して停止し、挾持搬送体5が排藁を排出通
路40へ送り出す。また定位置停止クラツチ24
を切らない場合、パツカー13は排藁を後方へ掻
出し続け、排藁は排出通路40へ掻き込まれ、い
ずれにしてもドロツパー41上に集束され、集束
量が一定になるごとにドロツパー41が下降傾動
して放出される。
更に軌跡を細断する場合、クラツチレバー24
aを切り作動すると、定位置停止クラツチ24が
切れてパツカー13は上昇してドア14の基部に
接近した位置で停止する。
しかる後カツターAの送入口に設けた開閉板4
2を開くと、挾持搬送体5の後端から排出される
排藁はカツターAにより細断され圃場に散布され
る。
なお、この例ではカツターAの左右両側板に支
柱a…を突設し、これを支持枠6に連結した。
次に他の実施例を第7〜9図について説明する
と、50は扱胴軸51により駆動される横軸であ
つて、その動力はギヤケース52と挾持搬送体5
とに分配され、結束装置B′は前記ギヤケース5
2から上方へ突出させた軸を中心として水平方向
に旋回すると共に保持筒53aに内装され前後方
向の駆動軸53により駆動される。
そして、前記結束装置B′は伝動ケース9の中
間下部にドア14を有し、その前方の伝動ケース
9とカツターAとの間を集束部15となし、伝動
ケース9から掻込パツカー54が垂下させてあ
る。
また、前記伝動ケース9のドア14より後部に
はホルダー16とビル17を設け、下方にはニー
ドル10を設けて結束部19に形成されており、
ドア14の上方に設けた長い移送パツカー56は
前記集束部15内に集束部された一束分の排藁を
集束部19に移行させる。
更に前記保持筒53aの後寄り部分は横支持杆
57に支持されており、それを旋回させてボルト
58を締付けると結束装置B′は左右に横移動調
節される。
次に伝動装置について説明すると、前記駆動軸
53は中間軸59を駆動し、中間軸59は一方で
掻込パツカー54を常時駆動し、他方では一回転
クラツチ60を介して移送パツカー56と結節軸
61と、ニードル軸62とを間欠駆動する。
而して挾持搬送体5で後送された排藁は掻込パ
ツカー54によりドア14の前方の集束室15内
へ掻き込まれ、ドア14が一束分集束されたこと
を感知すると一回転クラツチ60が入り、移送パ
ツカー56は一束分の集束藁を結束部19内に移
行させ、ニードル10、ホルダー16、ビル17
が作動して結節すると放出アーム20が受体63
を押し倒しながら藁束を後方へ放出し、ドア14
は移送パツカー56が通過した直後に元の垂下姿
勢に戻りそれ以後掻込パツカー54が掻き受け止
めて集束する。
本発明は前述のように結束部の上手側の集束部
に穀稈を集束し、その集束量が一束分に達した
時、一束分の穀稈を一挙に結束部に移行させて結
束し放出するので、穀稈な集束部に集束している
間は結束部にパツカーによる掻込圧は全く加わら
ないのでニードルとホルダーとの間に張られた結
束紐に間欠的な掻込み圧が加わつて紐張り位置が
ずれて結束ミスを起すことが全くなく、かつ集束
部に集束された穀稈を一挙に結束部に移行させて
から結束するので、後続の穀稈と明確に分れ、結
節後藁束を放出する時束離れが良く、集束され
つゝある穀稈を藁束と共に引き出して穀稈の集束
姿勢を乱すことがない。
また、前記のように穀稈を集束部と結束部とに
分けてから結束するのでニードルの先端が穀稈を
引掛けて結節部に押し込むことがなく、結節ミス
を起すこともない。
なお、第2番目の実施例のようにパツカーを掻
込パツカー54と移送パツカー56とに分ける
と、結節部及びニードル10の作動を、掻込パツ
カー54の回転速度より遅くすることができるの
で、結束性能を安定させると共にそれらの起動ト
ルクを小さくでき、かつニードルの速度低下によ
り紐切れを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施に用いる装置の一例を示す
ものであつて、第1図は側面図、第2図は平面
図、第3図は伝動装置の展開断面図、第4図はパ
ツカーの駆動装置の断面図、第5図は同上分解斜
視図、第6図はパツカーの作用図、第7図は他の
実施例の側面図、第8図は同上平面図、第9図は
同上伝動装置の断面図である。 A……カツター、B,B′……結束装置、9…
…伝動ケース、10……ニードル、13……パツ
カー、14……ドア、15……集束部、16……
ホルダー、17……ビル、19……結束部、20
……放出アーム、54……掻込パツカー、56…
…移送パツカー。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 結束部の上手側の集束部に穀稈を集束し、そ
    の集束量が一束分に達した時、一束分の穀稈を一
    挙に結束部に移行させて結束し放出することを特
    徴とする穀稈結束方法。
JP8714381A 1981-06-06 1981-06-06 Bundling of grain straw Granted JPS57202218A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8714381A JPS57202218A (en) 1981-06-06 1981-06-06 Bundling of grain straw

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8714381A JPS57202218A (en) 1981-06-06 1981-06-06 Bundling of grain straw

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57202218A JPS57202218A (en) 1982-12-11
JPS6361897B2 true JPS6361897B2 (ja) 1988-11-30

Family

ID=13906751

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8714381A Granted JPS57202218A (en) 1981-06-06 1981-06-06 Bundling of grain straw

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