JPS6361865B2 - - Google Patents

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JPS6361865B2
JPS6361865B2 JP58184441A JP18444183A JPS6361865B2 JP S6361865 B2 JPS6361865 B2 JP S6361865B2 JP 58184441 A JP58184441 A JP 58184441A JP 18444183 A JP18444183 A JP 18444183A JP S6361865 B2 JPS6361865 B2 JP S6361865B2
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axis
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JP58184441A
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  • Remote Monitoring And Control Of Power-Distribution Networks (AREA)
  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
  • Safety Devices In Control Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は、上位の計算機から伝送路を介して下
位の制御用計算機である複数の軸コントローラに
指令を与え、複合形発電プラントの各発電軸を制
御する複合形発電プラント制御装置に関する。
[発明の技術的背景] 第1図にガスタービンと蒸気タービンを結合し
た発電軸を複数軸備えた複合形発電プラント制御
装置の一例を示す。
自動化コンソール1の軸自動運転スイツチを選
択することにより、制御指令が上位の計算機2よ
りデータウエイ等の伝送路3を介して下位の制御
用計算機である軸コントローラ4へ伝送される。
軸コントローラ4はこの制御指令に基づき、更に
下位の制御用計算機であるローカル制御装置50
に個々の具体的制御指令を与える。ローカル制御
装置50はこの制御指令に基づきガスタービン、
蒸気タービン、発電機を一機上に結合して成る発
電軸60を制御すると共に、その結果をコントロ
ーラ4に返す。また、軸コントローラ4は直接発
電軸60におけるプラント状態を監視してその結
果を伝送路3を介して計算機2に送り返す。計算
機2は各軸コントローラ4から送られる各発電軸
60のプラント状態を監視し、必要な指令を軸コ
ントローラ4に与えると共に、適宜自動化コンソ
ール1に表示出力する。また、このような計算機
による自動運転を除外し、発電軸60を手動運転
するため、ローカル制御室にはローカル制御装置
50に付属してローカル制御盤70が設けられて
いる。
[背景技術の問題点] このように上位の計算機2と下位の計算機であ
る複数の軸コントローラ4を伝送路3で接続して
階層構造をなす複合形発電プラントの制御装置に
おいては、上位の計算機2と下位の軸コントロー
ラ4が伝送路3で分断されるため、上位の計算機
2は下位の軸コントローラ4の異常を具体的に把
握することができず、一方、下位の軸コントロー
ラ4は上位の計算機2に生じた異常をえることが
できない。特に、伝送路3の一部に異常が生じた
場合、計算機2ではどの軸コントローラ4を自動
運転除外したら良か分らず、また、軸コントロー
ラ4はローカル制御装置50に勝手に指令を出し
続け、発電軸60が暴走するおそれがある。従つ
て、運転員を自動化コンソール1が設置される中
央操作室側と、ローカル制御室側とに配置し、計
算機2、伝送路3、軸コントローラ4に異常が生
じたとき、中央操作室側の運転員とローカル制御
室側の運転員が連絡を取り合つて、該当する発電
軸60の自動運転を除外する操作を行なわなけれ
ばならず、運転員を多く必要とし、負担をかける
問題があつた。
[発明の目的] 本発明は複合形発電プラントを自動運転する計
算機、伝送路、軸コントローラに異常が発生した
とき、計算機または軸コントローラのいずれかに
てそれを検出し、該当する軸の自動運転のみを除
外し、他の軸の自動運転を継続することにより、
運転員の負担を軽減し、少人数で複数発電軸の運
転を可能とする複合形発電プラントの制御装置を
提供することを目的とする。
[発明の概要] このため、本発明は計算機、伝送路、軸コント
ローラのいずれかに自動運転を除外すべき要因が
発生したとき、その異常を計算機側で軸毎に検出
する系列異常監視手段と、前記要因を各コントロ
ーラ側で検出する軸異常監視手段とを設け、これ
らの監視手段により異常を検出したとき、それら
の異常信号を伝送路と別に布設した信号路により
それぞれ計算機側あるいは軸コントローラ側に伝
送し、前記除外要因発生時に該当する発電軸のみ
を自動運転より除外し、他の発電軸の自動運転を
継続し得るようにしたことを特徴としている。
[発明の実施例] 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。
第2図は本発明の一実施例に係る複合形発電プ
ラント制御装置の全体回路図を示したものであ
り、第3図はその1軸分について示したものであ
る。図中、第1図と同一符号は同一または相当部
分を示し、更に、5は計算機2側に設けられる系
列異常監視手段、6は軸コントローラ4側に設け
られる軸異常監視手段、7は軸自動化選択回路、
8は軸自動化使用回路、9は操作回路である。
2つの監視手段5,6は後に第4図および第5
図を参照して詳しく説明するが、系列異常監視手
段5は計算機2において、計算機2、伝送路3、
軸コントローラ4に生じる異常を各軸毎に検出す
るものであり、軸異常監視手段6は軸コントロー
ラ4において同様にその異常を検出するものであ
る。
軸自動化選択回路7は、計算機正常信号aと軸
伝送正常信号bと自動化コンソール1に設けられ
る軸自動使用PB(押釦)信号cを条件とする論理
積回路であり、軸自動化選択信号dを出力する。
計算機正常信号aは計算機2のハードウエアお
よびソフトウエア動作が正常のとき成立し、計算
機2の異常により不成立となる。
軸伝送正常信号bは計算機2の系列異常監視手
段5により、伝送路3を介して計算機2が該当軸
コントローラ4と相互に伝送を正常に行なえたと
き成立し、伝送路3の全体および1部の故障また
は該当軸コントローラ4故障等の要因により、伝
送異常を検出したとき不成立となる。
軸自動使用PB信号cは、自動化コンソール1
上にあり運転員が該当発電軸の自動運転を押釦に
より選択したとき成立し、手動運転を選択したと
き不成立となる。
軸自動化使用回路8は軸コントローラ4側にお
かれ、計算機2の前記軸自動化選択信号dと軸コ
ントローラ正常信号eと軸コントローラ伝送正常
信号fと軸運転中信号gを条件とする論理積回路
であり、軸自動化使用信号hを出力する。
軸コントローラ正常信号eは軸コントローラ4
のハードウエアおよびソフトウエア動作が正常の
とき成立し、軸コントローラ4の異常により不成
立となる。
軸コントローラ伝送正常信号fは軸コントロー
ラ4の軸異常監視手段6により伝送路3を介して
軸コントローラ4が計算機2と相互に伝送を正常
に行なえたとき成立し、伝送路の故障または計算
機2の故障等の要因により伝送異常を検出したと
き不成立となる。
軸運転中信号gは該当発電軸が無人化で自動運
転中は常に成立するように構成しており、点検・
試運転で保守員がローカル監視機器を軸コントロ
ーラ4に接続したとき不成立となる。軸運転中信
号gが不成立のとき該当発電軸は定検プラントと
みなされ自動運転から除外される。
今、計算機2から伝送路3を介して制御指令が
軸コントローラ4に伝達されると、軸コントロー
ラ4はこの指令に基づき制御信号iを出力する。
この制御信号iは軸自動化使用信号hが成立して
いるときのみ操作回路9を経て操作信号jとな
り、ローカル制御装置50に伝わり、発電軸60
の各プラント機器を制御する。このように、制御
信号は軸自動化使用信号hが成立するときのみロ
ーカル制御装置50に伝わり、計算機2、伝送路
3、軸コントローラ4のいずれかで異常が検出さ
れれば、直ちに遮断される。
また、軸自動化使用信号hは計算機2に伝達さ
れると共に自動化コンソール1にも伝達され、該
当する軸自動選択ランプ1Aを点灯する。
上記軸自動化選択信号dと軸自動化使用信号h
は、伝送路3とは別に布設される信号路により、
計算機2側および軸コントローラ4側に伝達され
るが、この点は本実施例におけるポイントの1つ
になつている。
次に、第4図と第5図とを参照して系列異常監
視手段5と軸異常監視手段6について説明する。
先ず、第4図に計算機2と軸コントローラ4と
の関連での制御の流れを示す。計算機2は系列伝
送手段2A、プラント監視手段2B、プラント制
御手段2c、系列表示手段2Dおよび系列異常監
視手段5から成る。一方、軸コントローラ4は軸
伝送手段4A、軸プロセス入力4B、軸プロセス
出力4Cおよび軸異常監視手段6から成る。
前記系列伝送手段2Aは伝送路3を介して各軸
コントローラ4毎に対応する回線により該当渓軸
伝送手段4Aとの間で相互に伝送を行なう。計算
機2が系列伝送手段2Aにより軸コントローラ4
との間で送信または受信する信号のデータには、
軸番号が付されており、計算機2で前記データを
取扱う場合に発電軸を区別できるようになつてい
る。
計算機2は、軸プロセス入力4Bに入力し、軸
コントローラ4により伝送路3を通して送られて
くるプラント監視信号kを、プラント監視手段2
Bで処理し、必要に応じて系列表示手段2Dによ
り、プリンタ20、CRT21または音声通報装
置22にプラントの状態を表示する。プラント制
御手段2Cは前記プラント監視手段2Bが処理し
たプラント状態量と、自動化コンソール1からの
運転員の計算機2への軸自動使用PB信号cに基
づき予め記憶している運転スケジユールを選択し
制御信号lを出力する。この制御信号lは伝送路
3を介して軸コントローラ4に伝送され、軸プロ
セス出力4Cよりプロセス出力される。
系列異常監視手段5は系列伝送手段2Aに接続
され、軸伝送正常信号bを生成すると共に、軸自
動使用信号hの状態の入力を行ない、状態変化の
あつたときプラント制御手段2Cに伝達し、必要
な場合は系列表示手段2Dに変化を伝達する。
軸異常監視手段6は軸伝送手段4Aに接続さ
れ、軸コントローラ伝送正常信号fを生成する。
次に、第5図で前記系列異常監視手段5と軸異
常監視手段6の機能について説明する。系列伝送
手段2Aと軸伝送手段4Aは、プラントからのプ
ラント監視信号kと、計算機2から伝送される軸
コントローラ4のプロセス出力である制御装置l
となる信号を伝送するだでなく、軸監視信号発生
機能5Aより発生する軸監視信号mと、軸コント
ローラ監視信号発生機能6Aより発生する軸コン
トローラ監視信号nを、計算機2または伝送路3
または軸コントローラ4の立上り時に生成し、以
降各軸毎に定周期診断を行ない、所望のデータを
所望の個所へ正常に伝送できるか否かを監視す
る。
軸伝送正常信号bは計算機2より伝送し、軸コ
ントローラ4により正常に折り返したときに成立
する軸監視信号mと、軸コントローラ4により正
常に受信して成立するコントローラ監視信号nと
の論理積により成立する。
同様に軸コントローラ正常信号fは軸コントロ
ーラ4より伝送し、計算機2より正常に折り返し
たとき成立する軸コントローラ監視信号nと計算
機2より正常に受信して成立する軸監視信号mと
の論理積により成立する。これら軸伝送正常信号
bと軸コントローラ伝送正常信号fは何らかの要
因により伝送が阻害されたとき、阻害要因を検出
した側で不成立となる。
このように、伝送システムの異常を軸監視信号
m、軸コントローラ監視信号nにて監視すること
により、伝送システムの異常を確実かつ即時に検
出できるようになる。
尚、上記実施例では、軸自動化使用信号hによ
つてローカル制御装置50に加える制御信号iを
許可、遮断する例について説明したが、制御装置
iの代りに発電軸60に加える操作信号を軸自動
化使用信号hにより直接導通、遮断するようにし
てもよい。
[発明の効果] 以上のように発明によれば、計算機、伝送路、
軸コントローラに一部でも異常が生じれば、これ
を直ちに検出し、異常の及ぶ範囲の発電軸のみを
自動運転から遮断し、他の発電軸を自動運転継続
できるようにしたので、電力系統に及ぼす影響を
最少限に止めることができると共に、運転員の負
担を軽減して少人数で複合形発電プラントを安全
に運転できるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は複合形発電プラントの一般的なシステ
ム構成図、第2図は本発明の一実施例に係る複合
形発電プラント制御装置の全体構成図、第3図は
第2図の1軸分の構成図、第4図は第3図の計算
機と軸コントローラの詳細構成図、第5図は第4
図の系列異常監視手段と軸異常監視手段の詳細構
成図である。 2……計算機、3……伝送路、4……軸コント
ローラ、5……系列異常監視手段、6……軸異常
監視手段。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 上位の計算機から伝送路を介して複数の軸コ
    ントローラに指令を与え複合形発電プラントの各
    発電軸を自動運転制御する複合形発電プラント制
    御装置において、 前記計算機より出力し、前記伝送路を経て前記
    軸コントローラで折り返し、再び前記伝送路を経
    て前記計算機に入力する軸監視信号と、前記軸コ
    ントローラより出力し、前記伝送路を径て前記計
    算機に入力する軸コントローラ監視信号とに基づ
    き、前記計算機、伝送路、軸コントローラのいず
    れかに前記発電軸の自動運転を除外すべき異常が
    発生したとき、その異常を前記計算機で検出する
    系列異常監視手段と、 前記軸コントローラより出力し、前記伝送路を
    経て前記計算機で折り返し、再び前記伝送路を経
    て前記軸コントローラに入力する軸コントローラ
    監視信号と、前記計算機より出力し、前記伝送路
    を経て前記軸コントローラに入力する軸監視信号
    とに基づき、前記計算機、伝送路、軸コントロー
    ラのいずれかに前記発電軸の自動運転を除外すべ
    き異常が発生したとき、その異常を前記軸コント
    ローラで検出する軸異常監視手段とを設けると共
    に、 これらの各監視手段で検出した異常信号を前記
    計算機側および軸コントローラ側に伝送するため
    の信号路を前記伝送路とは別に敷設し、前記異常
    信号により該当する発電軸の自動運転を除外し、
    残り発電軸で自動運転を継続することを特徴とす
    る複合形発電プラント制御装置。
JP58184441A 1983-10-04 1983-10-04 複合形発電プラント制御装置 Granted JPS6077634A (ja)

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JPS6077634A JPS6077634A (ja) 1985-05-02
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