JPS636158Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS636158Y2 JPS636158Y2 JP1979180959U JP18095979U JPS636158Y2 JP S636158 Y2 JPS636158 Y2 JP S636158Y2 JP 1979180959 U JP1979180959 U JP 1979180959U JP 18095979 U JP18095979 U JP 18095979U JP S636158 Y2 JPS636158 Y2 JP S636158Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- hydraulic circuit
- side chamber
- pipes
- arms
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、一対の同一径シリンダにより、一対
のクランプアームを開閉方向に移動できる開閉油
圧回路と、一対のクランプアームを平行移動（サ
イドシフト）できるサイドシフト油圧回路とを有
するクランプ装置における前記サイドシフト油圧
回路に関するもので、扱物をクランプ状態でシリ
ンダのストロークエンドまでサイドシフトさせる
と扱物が落下するという従来の欠点を解消したも
のである。
のクランプアームを開閉方向に移動できる開閉油
圧回路と、一対のクランプアームを平行移動（サ
イドシフト）できるサイドシフト油圧回路とを有
するクランプ装置における前記サイドシフト油圧
回路に関するもので、扱物をクランプ状態でシリ
ンダのストロークエンドまでサイドシフトさせる
と扱物が落下するという従来の欠点を解消したも
のである。
以下、本考案の詳細を図面に基いて説明する。
まず第１図について説明すると、この例のクラン
プ装置は次の如く構成されている。即ち、一対の
クランプアームA1，A2に連結された同一径ピス
トンロツドB1，B2を移動させるための各アーム
毎の同一径シリンダC1，C2と、前記各アームA1，
A2を互の開閉方向へ移動するために各シリンダ
C1，C2を同時に作動させる開閉油圧回路Ｄと、
各アームA1，A2を同一方向へ平行移動するため
に各シリンダC1，C2を同時に作動させるサイド
シフト油圧回路Ｅとが設けられている。そしてこ
のサイドシフト油圧回路Ｅは、給排油切換弁４
と、該弁４のポートと一方のシリンダC1のヘツ
ド側室H1とを結ぶ第２管路２と、該弁のポート
と他方のシリンダC2のヘツド側室H2とを結ぶ第
３管路３と、一方のシリンダC1のロツド側室L1
と他方のシリンダC2のロツド側室L2とを結ぶ第
１管路１とを具えて構成されている。また開閉油
圧回路Ｄは、前記第１，２，３管路１，２，３の
それぞれと給排油切換弁８とを結ぶ管路９，１
０，１１に介装されたパイロツト付チエツク弁
J1，J2，J3を具えて構成されている。また、各シ
リンダのヘツド側室同志を接続しロツド側室を切
換弁に接続してもよい。なお、上記までの構成は
従来公知のものと同一であり、その作用は次の通
りである。まず切換弁８を開位置に入れると、圧
油はチエツク弁J2を通つてシリンダC1のヘツド側
室H1へ流入しアームA1を左方へ移動し、かつま
た圧油はチエツク弁J3を通つてシリンダC2のヘツ
ド側室H2へ流入しアームA2を右方へ移動し、ア
ームA1，A2は相対的に開く。またこのとき管路
１２の内圧が高まるからチエツク弁J1はパイロツ
ト作動して開き各シリンダC1，C2のロツド側室
L1，L2の油は排出される。また切換弁８を閉位
置に入れるとアームA1，A2は相対的に閉じて扱
物をクランプすることは容易に理解されるので詳
しい説明は省く。
まず第１図について説明すると、この例のクラン
プ装置は次の如く構成されている。即ち、一対の
クランプアームA1，A2に連結された同一径ピス
トンロツドB1，B2を移動させるための各アーム
毎の同一径シリンダC1，C2と、前記各アームA1，
A2を互の開閉方向へ移動するために各シリンダ
C1，C2を同時に作動させる開閉油圧回路Ｄと、
各アームA1，A2を同一方向へ平行移動するため
に各シリンダC1，C2を同時に作動させるサイド
シフト油圧回路Ｅとが設けられている。そしてこ
のサイドシフト油圧回路Ｅは、給排油切換弁４
と、該弁４のポートと一方のシリンダC1のヘツ
ド側室H1とを結ぶ第２管路２と、該弁のポート
と他方のシリンダC2のヘツド側室H2とを結ぶ第
３管路３と、一方のシリンダC1のロツド側室L1
と他方のシリンダC2のロツド側室L2とを結ぶ第
１管路１とを具えて構成されている。また開閉油
圧回路Ｄは、前記第１，２，３管路１，２，３の
それぞれと給排油切換弁８とを結ぶ管路９，１
０，１１に介装されたパイロツト付チエツク弁
J1，J2，J3を具えて構成されている。また、各シ
リンダのヘツド側室同志を接続しロツド側室を切
換弁に接続してもよい。なお、上記までの構成は
従来公知のものと同一であり、その作用は次の通
りである。まず切換弁８を開位置に入れると、圧
油はチエツク弁J2を通つてシリンダC1のヘツド側
室H1へ流入しアームA1を左方へ移動し、かつま
た圧油はチエツク弁J3を通つてシリンダC2のヘツ
ド側室H2へ流入しアームA2を右方へ移動し、ア
ームA1，A2は相対的に開く。またこのとき管路
１２の内圧が高まるからチエツク弁J1はパイロツ
ト作動して開き各シリンダC1，C2のロツド側室
L1，L2の油は排出される。また切換弁８を閉位
置に入れるとアームA1，A2は相対的に閉じて扱
物をクランプすることは容易に理解されるので詳
しい説明は省く。
次に切換弁４を右位置へ入れてアームA1，A2
を右方へ移動させようとすると、圧油は第３管路
３よりシリンダC2のヘツド側室H2へ流入しピス
トンロツドB2は右動し、その分だけロツド側室
L2から押出された油は第１管路１を通りシリン
ダC1のロツド側室L1へ流入しピストンロツドB1
はロツドB2と同寸法だけ右動し、ヘツド側室H1
の油は第２管路２を通り排出される。しかしこの
とき、ピストンロツドB1が右方のストロークエ
ンドまで来ているにもかかわらずピストンロツド
B2が右方のストロークエンドまで来ていない場
合は、ヘツド側室H2へ流入し高圧となつた圧油
の力で押出されたロツド側室L2の排油はロツド
側室L1へ押込まれるがロツドB1はもう右動でき
ないのでロツド側室L1の内圧が異常に高まりシ
リンダC1は膨れるためロツド側室L1の容積が一
時的に増加し、その分だけロツド側室L2の油が
押出されるのでロツドB2は少し右動し、アーム
A1，A2間の間隔が広がつて扱物を落下すること
が生ずる。勿論、この現象はアームA1，A2を左
動させる場合も同様に生ずる。
を右方へ移動させようとすると、圧油は第３管路
３よりシリンダC2のヘツド側室H2へ流入しピス
トンロツドB2は右動し、その分だけロツド側室
L2から押出された油は第１管路１を通りシリン
ダC1のロツド側室L1へ流入しピストンロツドB1
はロツドB2と同寸法だけ右動し、ヘツド側室H1
の油は第２管路２を通り排出される。しかしこの
とき、ピストンロツドB1が右方のストロークエ
ンドまで来ているにもかかわらずピストンロツド
B2が右方のストロークエンドまで来ていない場
合は、ヘツド側室H2へ流入し高圧となつた圧油
の力で押出されたロツド側室L2の排油はロツド
側室L1へ押込まれるがロツドB1はもう右動でき
ないのでロツド側室L1の内圧が異常に高まりシ
リンダC1は膨れるためロツド側室L1の容積が一
時的に増加し、その分だけロツド側室L2の油が
押出されるのでロツドB2は少し右動し、アーム
A1，A2間の間隔が広がつて扱物を落下すること
が生ずる。勿論、この現象はアームA1，A2を左
動させる場合も同様に生ずる。
そこで、本考案は、上記問題を解消するため
に、前記第２管路２及び第３管路３に、各管路内
圧を一定高圧値以下に制御する制御弁Ｆを設けた
もので、第１図の例ではこの制御弁Ｆを、第２管
路２と第３管路３を結ぶバイパス路５に設けた絞
り弁６から構成している。このように絞り弁６を
設けることにより、サイドシフト時に一方のピス
トンロツドB1又はB2がストロークエンドに達し
た時にヘツド側室及び管路H2，３又はH1，２の
油圧が一定値以上に高まろうとしてもその圧力は
絞り弁６を通して低い側の管路２又は３へ逃げる
ためロツド側室L1又はL2が膨れてアームA1，A2
が扱物を落下させるようなことを防止できる。
に、前記第２管路２及び第３管路３に、各管路内
圧を一定高圧値以下に制御する制御弁Ｆを設けた
もので、第１図の例ではこの制御弁Ｆを、第２管
路２と第３管路３を結ぶバイパス路５に設けた絞
り弁６から構成している。このように絞り弁６を
設けることにより、サイドシフト時に一方のピス
トンロツドB1又はB2がストロークエンドに達し
た時にヘツド側室及び管路H2，３又はH1，２の
油圧が一定値以上に高まろうとしてもその圧力は
絞り弁６を通して低い側の管路２又は３へ逃げる
ためロツド側室L1又はL2が膨れてアームA1，A2
が扱物を落下させるようなことを防止できる。
なお、第２図は本考案の他の例を示しており、
これにおいては、第２管路２と第３管路３のそれ
ぞれにリリーフ弁７ａ，７ｂを設けたもので、こ
のリリーフ弁７ａ，７ｂの作用により管路２，３
の内圧は一定値以下に制御される。
これにおいては、第２管路２と第３管路３のそれ
ぞれにリリーフ弁７ａ，７ｂを設けたもので、こ
のリリーフ弁７ａ，７ｂの作用により管路２，３
の内圧は一定値以下に制御される。
以上の説明から明らかな通り、本考案は、一対
の各シリンダのヘツド側室又はロツド側室とサイ
ドシフト切換弁とを結ぶ第２管路及び第３管路の
それぞれにまたはこれら第２及び第３管路を結ぶ
バイパス路に前記第２及び第３管路の内圧を一定
高圧値以下に制御する制御弁を設けたので、本考
案によると、管路内圧及びシリンダ内圧が一定値
以上に高圧になることに起因していたサイドシフ
ト時の扱物落下を防止できるという優れた効果が
期待できる。
の各シリンダのヘツド側室又はロツド側室とサイ
ドシフト切換弁とを結ぶ第２管路及び第３管路の
それぞれにまたはこれら第２及び第３管路を結ぶ
バイパス路に前記第２及び第３管路の内圧を一定
高圧値以下に制御する制御弁を設けたので、本考
案によると、管路内圧及びシリンダ内圧が一定値
以上に高圧になることに起因していたサイドシフ
ト時の扱物落下を防止できるという優れた効果が
期待できる。
第１図は本考案実施例を具えたクランプ装置の
油圧回路図、第２図は本考案の別の実施例におけ
る要部油圧回路図である。 A1，A2：クランプアーム、B1，B2：ピストン
ロツド、C1，C2：シリンダ、Ｄ：開閉油圧回路、
Ｅ：サイドシフト油圧回路、Ｆ：制御弁、H1，
H2：ヘツド側室、L1，L2：ロツド側室、１，２，
３：第１，２，３管路、４：サイドシフト切換
弁、５：バイパス路、６：絞り弁、７ａ，７ｂ：
リリーフ弁。
油圧回路図、第２図は本考案の別の実施例におけ
る要部油圧回路図である。 A1，A2：クランプアーム、B1，B2：ピストン
ロツド、C1，C2：シリンダ、Ｄ：開閉油圧回路、
Ｅ：サイドシフト油圧回路、Ｆ：制御弁、H1，
H2：ヘツド側室、L1，L2：ロツド側室、１，２，
３：第１，２，３管路、４：サイドシフト切換
弁、５：バイパス路、６：絞り弁、７ａ，７ｂ：
リリーフ弁。
Claims (1)
- 一対のクランプアームA1，A2に連結されたピ
ストンロツドB1，B2を移動するための各アーム
毎の同一径シリンダC1，C2と、前記各アームA1，
A2を互の開閉方向へ移動するために各シリンダ
C1，C2を同時に作動させる開閉油圧回路Ｄと、
前記各アームA1，A2を同一方向へ平行移動する
ために各シリンダC1，C2の一方の室同志を第１
管路１で接続すると共に各シリンダを同時に作動
させるサイドシフト油圧回路Ｅとが設けられたク
ランプ装置において、前記各シリンダC1，C2の
他方の室とサイドシフト切換弁４を結ぶ第２管路
２及び第３管路３のそれぞれにまたはこれら第２
及び第３管路２，３を結ぶバイパス路５に前記第
２及び第３管路２，３の内圧を一定高圧値以下に
制御する制御弁Ｆが設けられたことを特徴とする
前記サイドシフト油圧回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979180959U JPS636158Y2 (ja) | 1979-12-25 | 1979-12-25 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979180959U JPS636158Y2 (ja) | 1979-12-25 | 1979-12-25 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5696100U JPS5696100U (ja) | 1981-07-30 |
| JPS636158Y2 true JPS636158Y2 (ja) | 1988-02-20 |
Family
ID=29691359
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1979180959U Expired JPS636158Y2 (ja) | 1979-12-25 | 1979-12-25 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS636158Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8091467B2 (en) * | 2008-04-30 | 2012-01-10 | Cascade Corporation | Hydraulic valve circuit with damage-control override |
-
1979
- 1979-12-25 JP JP1979180959U patent/JPS636158Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5696100U (ja) | 1981-07-30 |
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