JPS6361403A - 磁気ヘツドの製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野］ この発明は、フコソピイディスク装置（ＦＤＤ’）など
の磁気記録媒体に対する磁気記録およびその再生を行う
バルク型Ｃ〃気ヘッドなどの磁気ヘッドの製造方法に係
り、特に、リードライトコアとイレーズコアとのギャッ
プ間隔の制御に関する。

〔従来の技術〕

従来、ＦＤＤに対応するたとえばバルク型ルホ気ヘッド
を構成するコアは、リードライトコアとイレーズコアと
の間に一定の厚さを持つスペーサを介在させて有機接着
剤またはガラスなどを流し込んでボンディングする方法
が採られている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

このような磁気ヘッドの製造方法では、各コアおよびス
ペーサの三点を合成してギャップ間隔を設定するため、
寸法誤差が大きく、ギャップ間隔の設定精度が低下する
とともに、接合部の強度が低く、接合作業が困難である
などの欠点がある。

そこで、この発明は、ギヤツブ間隔の精度や接合部分の
強度を高めるとともに、作業を容易にした磁気ヘッドの
製造方法を提供しようとするものである。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明の磁気ヘッドの製造方法は、第１図の（Ａ）に
示すように、ギヤツブ２を形成したり一ドライトコアブ
ロック４およびイレーズコアブロック６のそれぞれにト
ラック溝加工を施し、第１図の（Ｂ）に示すように、こ
のトラック溝加工によって得られた溝部８．１０から、
リードライトコアブロック４またはイレーズコアブロン
クロのセンタコアブロック１２．１４側に形成した凹部
１６に対して非磁性体１８を流し込んでリードライトコ
アブロック４とイレーズコアブロック６とを接合するこ
とを内容とする。

〔作　　　用〕

この発明の磁気ヘッドの製造方法では、接着剤としての
非磁性体１８がリードライトコアブロック４またはイレ
ーズコアブロック６に形成された凹部１６に流し込まれ
るので、ギヤツブ間隔りは、リードライトコアブロック
４側のセンタコアブロック１２の厚さａとイレーズコア
ブロック６例のセンタコアブロック１４の厚さｂとの加
算値（Ｄ＝ａ＋ｂ）で与えられる。このような方法によ
れば、コア間の接合作業が容易になり、高い固着強度と
ともに、ギャップ間隔りの設定精度が高められる。

凹部１６は、第１図の（Ｂ）に示すように、イレーズコ
アブロック６例のセンタコアブロック１４に形成してい
るが、また、第１図の（Ａ）に二点鎖線で示すように、
センタコアブロック１２．１４の双方に形成してもよい
。

〔実　施　例〕

以下、この発明の実施例を図面を参照して説明する。

第２図は、この発明の磁気ヘッドの製造方法の具体的な
実施例を示す。

第２図の（Ａ）に示すように、磁性フェライトによって
形成されたリードライトコアブロック・１に、配線窓を
形成するために設けられた凹部２０を寒くように、板状
のセンタコアブロック１２をガラスポンディングなどの
固着手段によって接合する。この実施例の場合、センタ
コアブロック１２の表面部に接着剤としての非磁性体を
流し込むための凹部１６を形成して置く。

次に、第２図の（Ｂ）に示すように、リードライトコア
ブロック４と同様に、磁性フェライトによって形成され
たイレーズコアブロック６に、配線窓用の凹部２２を塞
ぐように、板状のセンタコアブロック１４をガラスポン
ディングなどの固着手段によって接合する。この実施例
の場合、イレーズコアブロック６のセンタコアブロック
１４の表面はフラットに形成されている。

次に、第２図の（Ｃ）に示すように、第２図の（Ａ）に
示す工程および第２図の（Ｂ）に示す工程でセンタコア
ブロック１２．１４との接合によってギヤツブ２が形成
されたリードライト側コア２４とイレーズ側コア２６に
対して、第２図の（Ｄ）に示すように、トラック溝加工
を施し、リードライト側コア２４に複数の溝部２８を形
成するとともに、イレーズ側コア２６に複数の溝部３０
を形成する。

次に、第２図の（Ｅ）に示すように、各リードライト側
コア２４とイレーズ側コア２６とをセンタコアブロック
１２．１４側で対向させて接合するとともに、溝部２８
．３０側に接着剤としてのガラスなどの非磁性体３２を
置き、それを溶融させて溝部２８．３０からセンタコア
ブロック１２．１４の間における凹部１６に流し込む。

このとき、リードライト側コア２４とイレーズ側コア２
６の各トラック幅の位置合わせを行って溝部２８．３０
に対する非磁性体３２の埋込みを行い、第２図の（Ｆ）
に示すコアブロック３４を得る。

次に、このコアブロック３４に対して、第２図のＣＧ＞
に示すように、ギャップディプス加工を施し、この場合
、コアブロック３４の後端面部３６　（磁気記録媒体と
の対向面３８の反対側の面）の切り落としを行う。

次に、このコアブロック３４をトラック幅Ｔを中央に挟
んで一定の幅で切り出し、第２図の（Ｈ）に示すような
コアチップ４０を得た後、図示しないが、スライダを接
合し、巻線を巻回して磁気ヘッドを完成する。

したがって、このような磁気ヘッドの製造方法では、リ
ードライト側コア２４とイレーズミリコア２６との結合
に、従来のようにスペーサを介在させないため、ギャッ
プ間隔りの精度を決定する部品がリードライト側コア２
４とイレーズ側コア２６の２点のみになり、寸法誤差が
低く、ギャップ間隔りの精度が高くなる。また、スペー
サの設置作業がなく、非磁性体３２の流し込みを行うこ
とにより、リードライト側コア２４とイレーズ側コア２
６とを結合させ、その結合とは無関係にセンタコアブロ
ック１２．１４の厚みのみでギャップ間隔りが規制され
る。

そして、凹部１６に流し込まれる非磁性体３２によって
リードライト側コア２４とイレーズ側コア２６とが強固
に接合され、両者の接合強度が高められる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、この発明によれば、ギヤツブ間隔
の精度を高めることができるとともに、固着部分の強度
を高め、スペーサを設置することがないので、作業が容
易になるなどの効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の磁気ヘッドの製造方法を示す図、第
２図はこの発明の磁気へノドの製造方法の実施例を示す
図である。 ２・・・ギャップ、４・・・リードライトコアブロック
、６・・・イレーズコアブロック、８．１０・・・溝部
、１２．１４・・・センタコアブロック、１６・・・凹
部、３２・・・非磁性体。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ギャップを形成したリードライトコアブロックおよびイ
   レーズコアブロックのそれぞれにトラック溝加工を施し
   、このトラック溝加工によって得られた溝部から、リー
   ドライトコアブロックまたはイレーズコアブロックのセ
   ンタコアブロック側に形成した凹部に対して非磁性体を
   流し込んでリードライトコアブロックとイレーズコアブ
   ロックとを接合することを特徴とする磁気ヘッドの製造
   方法。